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34話
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さて、ディーヴァンに乗って空を飛ぶこと20分ほどが経った頃、ついにヌミア山に到着しましたわ。
といっても、空の上からどこに着地するか様子を見ているので、まだ山に着いた、とは言えないかもしれませんけどね。
空を飛んで20分......結構かかりましたが前に遠征に向かったとき何日かかったんですっけ?
確か戻ってくるのも合わせて、数週間はかかったような気がしますわ。
今はディーヴァンに乗って移動するのが基本的になってしまったので、距離間隔がわからなくなってしまいましたわね。
なんて思っていると
[やっぱりあの場所が一番いいな]
という声が聞こえてきましたわね。
ディーヴァンがあの場所、と言っているのはヌミア山の中でも足場が良さそうな場所ですわ。
あそこだったら、ディーヴァンから飛び降りた時に転んだりもしないでしょうし、私も嬉しいですわね。
そう思た私は
「そうですわね。足元も安定して良そうですし良いと思いますわ」
と言ってリュックの紐をギュッと掴みました。
すると、ディーヴァンは自分からあの場所が良い、と言っていたにも関わらず
[ただ、頂上までは少し歩かないといけないぞ?]
と心配そうな声で聞いてくるのでつい
「えぇ!?自分であの場所が良いと言ったじゃありませんか!」
なんて可愛げのないことを言うところでしたわよ。
本当に喉まで出かかっていましたが、言葉をグッと飲み込んで
「仕方がありませんわ。足場の悪いところに降りるよりも良いと思いますわよ?」
私がそう言うと、一瞬は躊躇していたディーヴァンでしたが
[それもその通りだな]
と最終的には納得してくれましたわ。
まぁ、内心では最初からそこに着地して欲しい、という感じでしたが.......ディーヴァンなりに私に対して気を遣ってくれたんでしょう。
そう考えたら、さっきの言葉に対して何も言えなくなりましたわ。
頂上まで歩く、ですか。
この場所だと大体30分くらいで行けるでしょうか?
なんて思いながら久しぶりのヌミア山に懐かしさを感じました。
ゆっくりと下に降りたディーヴァンから飛び降りた私は
「久しぶりですわねぇ」
と言って大きく息を吸うと、リーファイ様が言っていた通り王都よりも空気が冷たいような気がしましたわ。
ジャケットを着ていなかったら確かに寒かったですわね。
なんて思っていると
「そうだな。相変わらず歩きにくい場所だ」
竜の姿から人の姿に変わったディーヴァンが、眉間に皺を寄せてそう言いましたわね。
これに関しては、こんな足場が悪い中、ディーヴァンとの契約の為に歩いて行ったんだ、という感じですわよね。
ただ、流石に私の意思でやったことですし、それを言われるのは違うのでは?と思った私は、
「そんな場所にディーヴァンはずっと居たんですのよ?」
とだけ言って苦笑すると
「む.......まぁ、それはそうなんだが.........」
私の正論に言い返すことが出来ず、難しそうな顔をして黙ってしまいましたわね。
ま、まぁ......とりあえず、あまり夜遅くならないよう、急いで山を登りましょうか。
といっても、空の上からどこに着地するか様子を見ているので、まだ山に着いた、とは言えないかもしれませんけどね。
空を飛んで20分......結構かかりましたが前に遠征に向かったとき何日かかったんですっけ?
確か戻ってくるのも合わせて、数週間はかかったような気がしますわ。
今はディーヴァンに乗って移動するのが基本的になってしまったので、距離間隔がわからなくなってしまいましたわね。
なんて思っていると
[やっぱりあの場所が一番いいな]
という声が聞こえてきましたわね。
ディーヴァンがあの場所、と言っているのはヌミア山の中でも足場が良さそうな場所ですわ。
あそこだったら、ディーヴァンから飛び降りた時に転んだりもしないでしょうし、私も嬉しいですわね。
そう思た私は
「そうですわね。足元も安定して良そうですし良いと思いますわ」
と言ってリュックの紐をギュッと掴みました。
すると、ディーヴァンは自分からあの場所が良い、と言っていたにも関わらず
[ただ、頂上までは少し歩かないといけないぞ?]
と心配そうな声で聞いてくるのでつい
「えぇ!?自分であの場所が良いと言ったじゃありませんか!」
なんて可愛げのないことを言うところでしたわよ。
本当に喉まで出かかっていましたが、言葉をグッと飲み込んで
「仕方がありませんわ。足場の悪いところに降りるよりも良いと思いますわよ?」
私がそう言うと、一瞬は躊躇していたディーヴァンでしたが
[それもその通りだな]
と最終的には納得してくれましたわ。
まぁ、内心では最初からそこに着地して欲しい、という感じでしたが.......ディーヴァンなりに私に対して気を遣ってくれたんでしょう。
そう考えたら、さっきの言葉に対して何も言えなくなりましたわ。
頂上まで歩く、ですか。
この場所だと大体30分くらいで行けるでしょうか?
なんて思いながら久しぶりのヌミア山に懐かしさを感じました。
ゆっくりと下に降りたディーヴァンから飛び降りた私は
「久しぶりですわねぇ」
と言って大きく息を吸うと、リーファイ様が言っていた通り王都よりも空気が冷たいような気がしましたわ。
ジャケットを着ていなかったら確かに寒かったですわね。
なんて思っていると
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これに関しては、こんな足場が悪い中、ディーヴァンとの契約の為に歩いて行ったんだ、という感じですわよね。
ただ、流石に私の意思でやったことですし、それを言われるのは違うのでは?と思った私は、
「そんな場所にディーヴァンはずっと居たんですのよ?」
とだけ言って苦笑すると
「む.......まぁ、それはそうなんだが.........」
私の正論に言い返すことが出来ず、難しそうな顔をして黙ってしまいましたわね。
ま、まぁ......とりあえず、あまり夜遅くならないよう、急いで山を登りましょうか。
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