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一章 異っ地 にぃ 参上
9話 ノロイ参上
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森を抜け草原に出てからしばらく無言の状態で進んでいた
<レイ>「街へついて地盤ができ暇ができたら・・また会いにこよう」
<キュー>「そですね また 会いに きましょ」
<ロク>「えぇ、そうですね」
それからはたわいの無い話しをしながら進んでいた
<キュー>が「何か 前方に います」といってきた
チャリから降り前方へ警戒しながら歩いていく、
<ロク>は飛びたち上空へと偵察へとでた、
<キュー>はピョンピョンと俺の横を並走していった
前方に黒いモヤがかった小さな丘のようなのが見えた時<ロク>が
「兎がいるけど・・・
なんかオカシイ」といってきた
その兎の前へとゆっくりと近づいていき
「えっ・・・何で・・母さん・・なの?」
と<キュー>が戸惑っていた
<キュー>の一族は滅ぼされたと聞いていたが生き残っていたのかと思ったが
<ロク>「近づいては駄目、早く戻って」
すぐに<キュー>は戻り出したが「何で?」と聞いた
<ロク>「呪われている・・・力に呑み込まれてますね」
(後から聞いた所
呪力(ジュリョク)と呼ばれる異能の一種で強くなれるが使うというか纏うらしいのだが
意識が保てないと呪いに呑み込まれ自我をドンドン失っていくらしい
呪力とは反対の寿力(ジュリョク)と呼ばれる力もあるらしい
こちらも寿(コトブキ)というのに呑み込まれると自我を失う症状があるとの事だ)
その時、兎が<キュー>へと襲いかかろうと迫っていた
「避けろ」といいながら、どうにか間にあい剣で角を弾いたがグラッと揺らめいた
直ぐ様体勢を立て直し構えた
<ロク>は反対側から牽制していた
「<キュー>戦わなくていい 離れていろ!」といった
しばらくどうにかできないかと防戦していたが
よろめいた瞬間フットバサレてしまって立ち上がると
<キュー>が俺の方へ向かっていた
そこへ、兎が襲いかかろうとしていた
「危ない 避けろ!」といいながら向かっていった
一瞬何が起きたのか
目の前の出来事が理解できず
数秒、一瞬のようだったが、数秒立ち止まってしまった
はっとし、その場まで駆けていった
そこには、先程まで寝泊まりさせてくれていた
木の人が角に串刺しにされて倒れていた
俺は名前なんかつけてないのに何故だか
「<モッチャン>・・<モッチャン>大丈夫か?」と叫んでいた
<モッチャン>からか{あぁ}と感じたような気がした
返事がきたからか叫んだ事によって少し落ち着いたのか思考が回り始めた
「<キュー> 魔空間へ<モッチャン>をいれてくれ」と頼んだ
その間<ロク>が威嚇していた
<レイ>「てめえ"ぇ よくもや"ってくれたな"ぁ"! このやろう!」
<キュー>「コロシて あげて クダサイ
・・楽に シテ あげて・・・」
<ロク>「・・・そうですね・・・あそこまで呪われていると・・・」
何もできない状況に怒りがコミアゲタ
それは何もできなかった自分への怒りだ
<レイ>「うわ"を"あ"ぁー <キュー>を" 悲しませてんじジャネ"エェ
<モッチャン>を" 傷つけんジャネエ"ェ」
自分へいっていたのだと思う
何もできず悲しませて傷つけた
自分への怒りをブツケルかのように<キュー>の母親への怒りと共に
兎へ駆け寄り切りかかって行くと角によって剣は壊されてしまった
直ぐ様新たな剣を出した
体を切り刻んでいったがすぐに切り傷が回復してしまい倒しきれずにいた
動きがいつもより鈍く思うように動けなかった
疲れがでてきていた
何やってんだ
また傷つけるのか
悲しませるのか
もう、嫌だ
気持ちが落ち着き思考が回りだした
その時、考えが浮かんできた
手を地面につき草を兎の足へと絡ませるように操り、地面事態で壁のように囲んだ
(何でこんなことできったんだ まぁいっか)
そこへイメージを強くするため
「下火(アコ)炎上(エンジョウ)」
と字に魔力を込めながら書き、
魔力を込めて中二のように大声で決めた
(無詠唱でイメージだけでもできるが、字に魔力を込めるのと声に魔力を込めて発したほうが威力があがる)
一気に燃え上がりセツナイ煙がたちのぼった
<キュー>の方を見ると<ロク>が寄り添っていた
燃え残った兎を魔空間へ入れて二人のところへいき抱きしめた
(辛かっただろう 悲しかっただろう 虚しかっただろう なんて言葉を・・・)
<キュー>「・・・アリガトウ
・・・ ゴザイマス・・・」
<レイ>「・・・いいんだ
・・・こんなときは・・・
無理しなくてもいいんだ」
<キュー>「・・・ソ”レ"デモ”
・・ ノ"ロ”イ" カ"ラ” ・・・・・カイ"ホウ" ジデグデダガダァ」
<ロク>「・・・そだね
・・あのままほっとくわけには
・・・イカダイモンネ”」
セキヲキッタように二人は泣き出した
(泣いていいんだ どうしていいかわからないときは・・・)
ただ ただ 抱きしめる事しかできない事が無性にセツナクなった
<レイ>「街へついて地盤ができ暇ができたら・・また会いにこよう」
<キュー>「そですね また 会いに きましょ」
<ロク>「えぇ、そうですね」
それからはたわいの無い話しをしながら進んでいた
<キュー>が「何か 前方に います」といってきた
チャリから降り前方へ警戒しながら歩いていく、
<ロク>は飛びたち上空へと偵察へとでた、
<キュー>はピョンピョンと俺の横を並走していった
前方に黒いモヤがかった小さな丘のようなのが見えた時<ロク>が
「兎がいるけど・・・
なんかオカシイ」といってきた
その兎の前へとゆっくりと近づいていき
「えっ・・・何で・・母さん・・なの?」
と<キュー>が戸惑っていた
<キュー>の一族は滅ぼされたと聞いていたが生き残っていたのかと思ったが
<ロク>「近づいては駄目、早く戻って」
すぐに<キュー>は戻り出したが「何で?」と聞いた
<ロク>「呪われている・・・力に呑み込まれてますね」
(後から聞いた所
呪力(ジュリョク)と呼ばれる異能の一種で強くなれるが使うというか纏うらしいのだが
意識が保てないと呪いに呑み込まれ自我をドンドン失っていくらしい
呪力とは反対の寿力(ジュリョク)と呼ばれる力もあるらしい
こちらも寿(コトブキ)というのに呑み込まれると自我を失う症状があるとの事だ)
その時、兎が<キュー>へと襲いかかろうと迫っていた
「避けろ」といいながら、どうにか間にあい剣で角を弾いたがグラッと揺らめいた
直ぐ様体勢を立て直し構えた
<ロク>は反対側から牽制していた
「<キュー>戦わなくていい 離れていろ!」といった
しばらくどうにかできないかと防戦していたが
よろめいた瞬間フットバサレてしまって立ち上がると
<キュー>が俺の方へ向かっていた
そこへ、兎が襲いかかろうとしていた
「危ない 避けろ!」といいながら向かっていった
一瞬何が起きたのか
目の前の出来事が理解できず
数秒、一瞬のようだったが、数秒立ち止まってしまった
はっとし、その場まで駆けていった
そこには、先程まで寝泊まりさせてくれていた
木の人が角に串刺しにされて倒れていた
俺は名前なんかつけてないのに何故だか
「<モッチャン>・・<モッチャン>大丈夫か?」と叫んでいた
<モッチャン>からか{あぁ}と感じたような気がした
返事がきたからか叫んだ事によって少し落ち着いたのか思考が回り始めた
「<キュー> 魔空間へ<モッチャン>をいれてくれ」と頼んだ
その間<ロク>が威嚇していた
<レイ>「てめえ"ぇ よくもや"ってくれたな"ぁ"! このやろう!」
<キュー>「コロシて あげて クダサイ
・・楽に シテ あげて・・・」
<ロク>「・・・そうですね・・・あそこまで呪われていると・・・」
何もできない状況に怒りがコミアゲタ
それは何もできなかった自分への怒りだ
<レイ>「うわ"を"あ"ぁー <キュー>を" 悲しませてんじジャネ"エェ
<モッチャン>を" 傷つけんジャネエ"ェ」
自分へいっていたのだと思う
何もできず悲しませて傷つけた
自分への怒りをブツケルかのように<キュー>の母親への怒りと共に
兎へ駆け寄り切りかかって行くと角によって剣は壊されてしまった
直ぐ様新たな剣を出した
体を切り刻んでいったがすぐに切り傷が回復してしまい倒しきれずにいた
動きがいつもより鈍く思うように動けなかった
疲れがでてきていた
何やってんだ
また傷つけるのか
悲しませるのか
もう、嫌だ
気持ちが落ち着き思考が回りだした
その時、考えが浮かんできた
手を地面につき草を兎の足へと絡ませるように操り、地面事態で壁のように囲んだ
(何でこんなことできったんだ まぁいっか)
そこへイメージを強くするため
「下火(アコ)炎上(エンジョウ)」
と字に魔力を込めながら書き、
魔力を込めて中二のように大声で決めた
(無詠唱でイメージだけでもできるが、字に魔力を込めるのと声に魔力を込めて発したほうが威力があがる)
一気に燃え上がりセツナイ煙がたちのぼった
<キュー>の方を見ると<ロク>が寄り添っていた
燃え残った兎を魔空間へ入れて二人のところへいき抱きしめた
(辛かっただろう 悲しかっただろう 虚しかっただろう なんて言葉を・・・)
<キュー>「・・・アリガトウ
・・・ ゴザイマス・・・」
<レイ>「・・・いいんだ
・・・こんなときは・・・
無理しなくてもいいんだ」
<キュー>「・・・ソ”レ"デモ”
・・ ノ"ロ”イ" カ"ラ” ・・・・・カイ"ホウ" ジデグデダガダァ」
<ロク>「・・・そだね
・・あのままほっとくわけには
・・・イカダイモンネ”」
セキヲキッタように二人は泣き出した
(泣いていいんだ どうしていいかわからないときは・・・)
ただ ただ 抱きしめる事しかできない事が無性にセツナクなった
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