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一章 異っ地 にぃ 参上
10話 人形参上
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<モッチャン>の住んでた所に来ていた
ハァー・・・ キマズイ ツライ シンドイ ヤルセナイ ニゲタイ キエタイ
何で
何故
どうして
何故コウナッタ ドウスリャイイ
する事は決まっているが・・・
<レイ>「マズハ・・・<モッチャン>を出してくれ」
<キュー>「ハイ・・・」
<モッチャン>を出してもらった
酷い状態だ
貫かれた所は浅黒くなっていた
<レイ>「<モッチャン>大丈夫か?」
返答は無く意識を失っているようだ
<ロク>「・・・・これでは・・・モウ 永くは無いでしょう
呪いの影響か自己再生が働かず貫かれた所は切り取れる場所では無いですし」
<キュー>「ソンナ・・・ 俺のせいで 俺なんかの為に・・・」
二人は涙を溢れさせながら<モッチャン>を見つめていた
<レイ>「そうか・・・<モッチャン>今までありがとう」
そう言ったら[皆無事で良かった]と<モッチャン>から伝わってきた
<レイ>「あぁ 皆無事だ」
<キュー>「俺なんかを 助けてくれて ありがとう」
<ロク>「皆無事なのは お主の お陰だ」
<モッチャン>「俺なんかなんて言うな お前は良い奴だ
こちらこそ・・
ありがとう最後にお前らの様な・・・・看取られて死ねるのだから・・・最後に頼みを聞いてくれるか主よ
一緒にいられぬから・・・
我を殺してくれ主の糧としてくれ頼む」
<レイ>「アァ 分かった だがお前を殺すがお前を生かす」
<ロク>「チョッ えぇ"ー 何イッテンノッ」
<キュー>「ご主人様 生かせるの?」
<モッチャン>「あぁ よくわからんが主頼む」
俺は魔空間からデカイ斧を取りだし「またな」といい切り着けた
痛みは無さそうだが素早く迅速に貫かれた所を切り取り二本にした
<モッチャン>は死んだ
その行動を二人は固唾を飲むようにみていた
その切り取った所を燃やした
残った<モッチャン>からつかえそうな枝を5本切り取った
燃えて灰になった所へ水を撒いた
そこへ一本づつ魔力を込めながら念じるように挿していった
そう挿し木だ
<レイ>「ヨシッ これで上手くいけば<モッチャン>は生き返る
まぁ<モッチャン>自身では無いかもしれないが
分体というか子みたいなものかな」
<キュー>「そんな事 できるんですか?
良かった さすがご主人様です」
<ロク>「本当にっ 凄いですご主人様」
<レイ>「まぁ まだ挿し木が次いげたか
わからんがやらないよりは良いだろ
チョッと意識みたいなのが
来たから次げたと思うが」
一段落し飯を食いだした
あの時、主従契約していたんだな、あんな風に戦えたのは<モッチャン>のお陰だ
あの力がなければ、どうなっていたか
飯を食いおわり接ぎ木を見に行ってみると生気を感じた
主従の繋がりができていた、まだ自我はないようだ
良かった
皆に伝えると喜んでいた
名前は自我がでてきたら二人に教えると伝えた
接ぎ木を皆でみてから
<レイ>「思い出すから話すのは嫌だろうが・・・
<キュー>の母親は生きていた
どういうことなんだろうな?」
<キュー>「ソウデスネ・・・あの日の 事を 思い出して みます
母さんは一族の長でした
あの時 黒い小さなドラゴンに 襲われて一族の皆は 殺され食べられていました
母さんは俺を見つけ 抱きしめ立ち上がると 俺は眠くなり 眠ってしまいました
次の日の朝
気がつき外へ出てみると 辺り一面血が飛び散り 血の匂いがしていました
辺りを見回したが 母さんの姿もなく 生き残りは 俺だけだと思いました
血の匂いで 化物が寄ってくると思い 住処から出て行く事に しました
そこで ご主人様と出逢いました」
<レイ>「ソウカ ドラゴンが襲ってきたのか・・・
<キュー>が生き残っていて良かったが辛い事を思い出させてすまない」
<キュー>「襲われた時は辛かったですがご主人様に出逢えて良かったです
皆を守りながら 母さんを呪い解放してくれたんです」
<レイ>「そんなことはねぇよ
俺はお袋さんを救えなかった」
<キュー>「アノままではどうせいつか誰かに殺されていました
ご主人様に殺して貰って看取れてたから良かったんです
母さんも俺も救ってもらえたんです」
<レイ>「そっか ありがとな」
<レイ>「でもよー、お袋さんは<キュー>に逢いにきたんじゃねぇかな
自我を失ってでも逢いたくてお前を探してたんじゃねぇかな」
<ロク>「そうですね そして殺して欲しかったのではないでしょうか」
<キュー>「そうだったのかも知れません」
<レイ>「だから、あまり攻撃してこなかったのか」
<ロク>「推測デスガ、<キュー>を眠らせ住処へ連れていき
母上は呪力を使いドラゴンを倒そうとしたが一族を殺されていき自我を失ったのだと思います
それで、呪われたモノは食えませんから、ドラゴンは、母上だけ食えず戦ってもしょうがないと撤退したか、母上に殺されたかしたんだと思います
これだけ日数がかかっているので、追いかけていってが撒かれたのでしょう
何処かへ行くわけでも無く さ迷い続けたんでしょう
その後、自我を失いながらも、<キュー>を探していたのではないでしょうか
会った時は闘争本能のままで、だんだん殺してほしいとなったのだと思います」
<キュー>は涙を流しながら聞いていた
俺は抱きしめる事しかできなかった
<キュー>が落ち着いてから飯を食った
チョッとしてから
<レイ>「お袋さんの持ち物を出すぞ」
肉とか食い物意外を出した
<ロク>「何か思い出のモノとかないですか?」
<キュー>は一点を見つめていた
<キュー>「これは俺が母さんを模して 作った兎の人形だ・・・
マダモッテイテクレタンダ」
<レイ>「大事にしてくれていたんだな」
泣き笑顔で<キュー>は「はい」とうれしそうにうなずいた
その日の夜は<ロク>が見張り役で寝ずに起きていてくれた
俺は<キュー>を抱きしめ寝た
ハァー・・・ キマズイ ツライ シンドイ ヤルセナイ ニゲタイ キエタイ
何で
何故
どうして
何故コウナッタ ドウスリャイイ
する事は決まっているが・・・
<レイ>「マズハ・・・<モッチャン>を出してくれ」
<キュー>「ハイ・・・」
<モッチャン>を出してもらった
酷い状態だ
貫かれた所は浅黒くなっていた
<レイ>「<モッチャン>大丈夫か?」
返答は無く意識を失っているようだ
<ロク>「・・・・これでは・・・モウ 永くは無いでしょう
呪いの影響か自己再生が働かず貫かれた所は切り取れる場所では無いですし」
<キュー>「ソンナ・・・ 俺のせいで 俺なんかの為に・・・」
二人は涙を溢れさせながら<モッチャン>を見つめていた
<レイ>「そうか・・・<モッチャン>今までありがとう」
そう言ったら[皆無事で良かった]と<モッチャン>から伝わってきた
<レイ>「あぁ 皆無事だ」
<キュー>「俺なんかを 助けてくれて ありがとう」
<ロク>「皆無事なのは お主の お陰だ」
<モッチャン>「俺なんかなんて言うな お前は良い奴だ
こちらこそ・・
ありがとう最後にお前らの様な・・・・看取られて死ねるのだから・・・最後に頼みを聞いてくれるか主よ
一緒にいられぬから・・・
我を殺してくれ主の糧としてくれ頼む」
<レイ>「アァ 分かった だがお前を殺すがお前を生かす」
<ロク>「チョッ えぇ"ー 何イッテンノッ」
<キュー>「ご主人様 生かせるの?」
<モッチャン>「あぁ よくわからんが主頼む」
俺は魔空間からデカイ斧を取りだし「またな」といい切り着けた
痛みは無さそうだが素早く迅速に貫かれた所を切り取り二本にした
<モッチャン>は死んだ
その行動を二人は固唾を飲むようにみていた
その切り取った所を燃やした
残った<モッチャン>からつかえそうな枝を5本切り取った
燃えて灰になった所へ水を撒いた
そこへ一本づつ魔力を込めながら念じるように挿していった
そう挿し木だ
<レイ>「ヨシッ これで上手くいけば<モッチャン>は生き返る
まぁ<モッチャン>自身では無いかもしれないが
分体というか子みたいなものかな」
<キュー>「そんな事 できるんですか?
良かった さすがご主人様です」
<ロク>「本当にっ 凄いですご主人様」
<レイ>「まぁ まだ挿し木が次いげたか
わからんがやらないよりは良いだろ
チョッと意識みたいなのが
来たから次げたと思うが」
一段落し飯を食いだした
あの時、主従契約していたんだな、あんな風に戦えたのは<モッチャン>のお陰だ
あの力がなければ、どうなっていたか
飯を食いおわり接ぎ木を見に行ってみると生気を感じた
主従の繋がりができていた、まだ自我はないようだ
良かった
皆に伝えると喜んでいた
名前は自我がでてきたら二人に教えると伝えた
接ぎ木を皆でみてから
<レイ>「思い出すから話すのは嫌だろうが・・・
<キュー>の母親は生きていた
どういうことなんだろうな?」
<キュー>「ソウデスネ・・・あの日の 事を 思い出して みます
母さんは一族の長でした
あの時 黒い小さなドラゴンに 襲われて一族の皆は 殺され食べられていました
母さんは俺を見つけ 抱きしめ立ち上がると 俺は眠くなり 眠ってしまいました
次の日の朝
気がつき外へ出てみると 辺り一面血が飛び散り 血の匂いがしていました
辺りを見回したが 母さんの姿もなく 生き残りは 俺だけだと思いました
血の匂いで 化物が寄ってくると思い 住処から出て行く事に しました
そこで ご主人様と出逢いました」
<レイ>「ソウカ ドラゴンが襲ってきたのか・・・
<キュー>が生き残っていて良かったが辛い事を思い出させてすまない」
<キュー>「襲われた時は辛かったですがご主人様に出逢えて良かったです
皆を守りながら 母さんを呪い解放してくれたんです」
<レイ>「そんなことはねぇよ
俺はお袋さんを救えなかった」
<キュー>「アノままではどうせいつか誰かに殺されていました
ご主人様に殺して貰って看取れてたから良かったんです
母さんも俺も救ってもらえたんです」
<レイ>「そっか ありがとな」
<レイ>「でもよー、お袋さんは<キュー>に逢いにきたんじゃねぇかな
自我を失ってでも逢いたくてお前を探してたんじゃねぇかな」
<ロク>「そうですね そして殺して欲しかったのではないでしょうか」
<キュー>「そうだったのかも知れません」
<レイ>「だから、あまり攻撃してこなかったのか」
<ロク>「推測デスガ、<キュー>を眠らせ住処へ連れていき
母上は呪力を使いドラゴンを倒そうとしたが一族を殺されていき自我を失ったのだと思います
それで、呪われたモノは食えませんから、ドラゴンは、母上だけ食えず戦ってもしょうがないと撤退したか、母上に殺されたかしたんだと思います
これだけ日数がかかっているので、追いかけていってが撒かれたのでしょう
何処かへ行くわけでも無く さ迷い続けたんでしょう
その後、自我を失いながらも、<キュー>を探していたのではないでしょうか
会った時は闘争本能のままで、だんだん殺してほしいとなったのだと思います」
<キュー>は涙を流しながら聞いていた
俺は抱きしめる事しかできなかった
<キュー>が落ち着いてから飯を食った
チョッとしてから
<レイ>「お袋さんの持ち物を出すぞ」
肉とか食い物意外を出した
<ロク>「何か思い出のモノとかないですか?」
<キュー>は一点を見つめていた
<キュー>「これは俺が母さんを模して 作った兎の人形だ・・・
マダモッテイテクレタンダ」
<レイ>「大事にしてくれていたんだな」
泣き笑顔で<キュー>は「はい」とうれしそうにうなずいた
その日の夜は<ロク>が見張り役で寝ずに起きていてくれた
俺は<キュー>を抱きしめ寝た
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