異っ地 にぃ 参上

三章 ギルド にぃ 参上

25話 メイド参上

メイドの待機休憩室前へ着いた

ノックをすると「はいどうぞ」と返事が返ってきたので扉を開けて室内へと入った
<ﾚｲ>「おはよう
    初めまして   しばらくノブタさんの家でお世話になるレイ=サンジョウ だ    よろしく」

<ﾒｲﾄﾞ>「おはようございます
    はい   存じております    
    お初に御目にかかります   レイ様
    ワタクシはメイドをしております
    シーナと申します
    よろしくお願いいたします」

<ﾒｲﾄﾞ>「おはようございます
     おは  おは」

<ｼｰﾅ>「ハンナさん」
<ﾊﾝﾅ>「はっ     はい    すいません」
<ｼｰﾅ>「怒ってはいないですよ
    まだ学生なんですからできなくて当たり前です
    それに真似をしなくても良いのですよ   自分らしくすれば良いのではないですか？」

<ﾊﾝﾅ>「はっ    はいそうです
     自分らしくいきます」
    
<ｼｰﾅ>「 レイ様すいませんがもう一度自己紹介させてあげて下さい」
<ﾊﾝﾅ>「お願いします」

<ﾚｲ>「頭なんか下げなくてもいいよ
    誰でも最初から上手くはできないだろうし最初じゃなくても失敗だってするだろ」

<ｼｰﾅ>「ありがとうございます」
<ﾊﾝﾅ>「ありがとうございます
   それでは
   おはようございます
   初めまして
   まだ学生なんですが
   職場体験でこちらの織田家でメイドとして働いています
    ハンナっていいます
    レイ様よろしくお願いいたします」

<ﾚｲ>「こちらこそよろしく   ハンナ
     やればできんだな
    それに良くできてたよ」
自然と頭を撫でた

<ﾊﾝﾅ>「あっ     ありがとうございます」

<ｼｰﾅ>「ハンナさん   良かったですよ」

<ﾊﾝﾅ>「ありがとうございます」

<ｼｰﾅ>「レイ様    ご足労とは思いますがついてきて頂けますでしょうか？」

<ﾚｲ>「アイヨー
     職場体験頑張ってな    ハンナ」

<ﾊﾝﾅ>「はい    頑張るます」

<ｼｰﾅ>「それでは行きます
    ハンナさん休憩していて下さい」

<ﾊﾝﾅ>「はい」

シーナの後をついて行った

    学生が体験学習もしてんだな
   それもこんなに朝早くっていうかまだ朝日すら出てないのに
    ハンナ頑張って

   ところでなんで存じてんだ
   念話で二人に聞いてみるか
<ﾚｲ>[なんで俺の事を存じてたのか分かるか？]
<ｷｭｰ>[昨日紹介してました]
<ﾚｲ>[昨日？   紹介されたか？]
<ﾛｸ>[ご主人様が寝ている時にノブタ殿がメイド殿達に紹介してました]
<ﾚｲ>[あぁねー   なるほどねー]
   寝ている時に紹介するって
   まぁ    寝ちゃってたしな
   これから一緒に住むのに紹介しないわけにはいかないよなぁ


<ｼｰﾅ>「レイ様をお連れしました」

    大勢いんなぁ

<ﾒｲﾄﾞ長>「おはようございます

    ご足労ありがとうございます
    お初に御目にかかります    レイ様

    ワタクシはメイド長をさせて頂いております
    名前を サチヤ=ナガト と申します
    よろしくお願いいたします

    それで昨日ご紹介できなかった現在織田家で働く者達を紹介させていただこうと思いましてご足労賜りました

    それとメイド長であるワタクシと執事長のイジュウイン以外皆兼業です
    なので毎日いるわけでは無いので御用のある際にはワタクシかイジュウインか待機休憩している者へとお願いいたします」

    それにしても多いな
    こんなに織田家で働いてんのか
    圧巻だな

<ﾚｲ>「おはよう
     初めまして   レイ=サンジョウだ
    こちらこそよろしく
    
    へー    そうなんだ
    でもなんで兼業なんだ？」

<ｻﾁﾔ>「それはですね
    メイドと執事の仕事は一つの季節である
   100日の内30日で住み込み分と暮らせる位の給与が貰えます
   多くの人を雇用するために暮らせる位の仕事だけにして休日に冒険者等で稼げるようになっております」

<ﾚｲ>「ほー
    だからこんなに多人数なんだな」

<ｻﾁﾔ>「はい
    それでは紹介させていただきます」


次々と矢継ぎ早に自己紹介をしていく執事とメイド

    自己紹介に返してくだけで全員覚えられないな

<ｻﾁﾔ>「レイ様これで紹介は終わります
     皆さんもありがとうございました
     戻ってもらって結構です
     ご苦労様でした
     
    それともう一人紹介させて頂きます」

<ﾚｲ>「ほい」

<？>「おはようございます
    初めまして    レイ様
    今はメイドを休業しているのですが挨拶に
参りました
    名前をホルマ=イジュウインと申します
    よろしくお願いいたします」

<ﾚｲ>「おはよう
    初めまして    こちらこそよろしく
    ところでイジュウインさんの娘さんか親族とかなのかな？」

<ﾎﾙﾏ>「娘では無いですが親族ですね
    デイヴィス=イジュウインは私ホルマの夫なんですよ」

<ﾚｲ>「ソオナノカア
    イジュウインさん名前デイヴィスかー

    それでイジュウインさんはいくつなの？
    それとホルマさんは若そうに見えるけどいくつなのかな？」

<ﾎﾙﾏ>「デイヴィスは49歳ですよ
    私はまぁ若いには若いですけど
    18歳ですよ」

<ｼｰﾅ>「ワタクシは16歳です
     結婚してませんです」

<ｻﾁﾔ>「ワタクシは45歳です
    ワタクシは子供が二人おりまして二人共すでに独立しております」

<ﾚｲ>「ソウデスカ」
    どしたー二人共にどしたー

   それにしてもホルマ若いな
   年の差30オーバーかー
   イジュウインさん50越えてなかったかー

<ﾎﾙﾏ>「そうなんです
    デイヴィスとは運命の出逢いでした
    あれは私が14歳の時でした」

    ホルマはホルマで語りだしちゃったよー
    食堂へ行くはずだったのに
    腹へってんですけどー