異っ地 にぃ 参上

雄MAN

文字の大きさ
47 / 50
三章  ギルド にぃ 参上

44話  宴参上

しおりを挟む
<デイヴ>「レイ様出られましたか
   個室のお風呂はどうでしたか?」

<レイ>「あぁ  良かったよ」

<デイヴ>「それは良かったです
    お茶をご用意しますので、こちらにお掛けになってお待ちください」

<レイ>「ありがとう」



<リアリズ>「レイ君
   お風呂空いたよ」
<キュー>「入ってきました」
<ロク>「いい湯でした」

<レイ>「みんな出てきたのか
    俺も個室の風呂に入ってきたんだよ」

<リアリズ>「そうだったのかぁ」
<キュー>「個室の風呂もあるんだぁ」
<ロク>「そうでしたか」

<レイ>「あぁ
   今、お茶をデイヴィスさんが持ってきて
くれるから、みんなもこっちに来て待ってれば」

<リアリズ>「そうだね
    喉も渇いたから、お茶を飲みたいよ」
<キュー>「渇いたねー」
<ロク>「そうですね
   お風呂上がりですし、お茶を飲んで少しゆっくりしたいですね」


<デイヴ>「皆様もお風呂からお出になられてましたか
    お風呂上がりで喉も渇いたでしょう、お茶をお持ちしたのでゆっくりしてください」


お茶を飲みながら今日の事等を話していた

<デイヴ>「皆様、おくつろぎ中すみません」

<レイ>「デイヴィスさん 、どうかした?」

<デイヴ>「はい    皆様
    ワタクシの後を着いて来て下さい」

<レイ>「なんだか分からんが   ほい」
<リアリズ>「はい」
<キュー>「ほい」
<ロク>「それは
    ワシ達従者もですかな?」

<デイヴ>「はい  従者の方達もです」
<ロク>「そうでしたか
    それでしたら着いて行きますとも」

<デイヴ>「それでは皆様着いて来て下さい」


レイ達はデイヴィスの後を着いて行った


<デイヴ>「こちらでございます」
部屋の扉をデイヴィスは開いた

パンッパンッ パッ パンッ パッ パンッ パンッ パンッ
炸裂音が鳴り響き煙が立ち込めた

<レイ>「何事だ?」
<リアリズ>「何?  何?」
<キュー>「耳がー」

<ロク>「キュー大丈夫ですか」
<キュー>「ビックリしたー
     うん  大丈夫だよ」
<レイ>「そうか  良かった」
<リアリズ>「そうだね
    でも煙だらけで何も見えないよ」

<デイヴ>「まだ動かないで下さい」

<レイ><リアリズ><キュー><ロク>「・・・」


煙が消えかけてきた


<ノブタ>「リアリズ君、レイ君   冒険者ギルド」
<ツネコ>「リアリズちゃんレイ君  合格おめでとう」
ツネコが二人に抱きついてきた
<レイ><リアリズ>「ありがとう」

<ツネコ>「ごめんなさいね
   キューちゃん  耳は大丈夫?」

<キュー>「うん  大丈夫だよ
   ビックリしたけどね」

<ツネコ>「それは良かった
   ビックリさせようとしたのはしたのだけれども、音も煙も思いの外に盛大になってしまったわね」

<リアリズ>「かなりビックリしました」
<ロク>「えぇ  本当にビックリしました」
<キュー>「ビックリしたよー」
<レイ>「あぁ
   合格祝いでのサプライズかー」

大きなテーブルが四隅にあった
それぞれに食べ物と飲み物が並んでいた

<ノブタ>「あぁ」
<ツネコ>「そうなのよ
    最初はレイ君達の歓迎会をしようとしてたのだけどね
    冒険者ギルドの実力テストを合格して初依頼も達成したとの事なのでね
    そちらのお祝いも同時にお祝いしようという事になったのよ」

<レイ><キュー>「ありがとう」
<リアリズ><ロク>「ありがとうございます」

<ノブタ>「喜んでくれて嬉しいよ」
<ツネコ>「えぇ
   それでは乾杯をしましょう
   みなさん、グラスを持って」


みんながグラスを持った


<ツネコ>「アナタ
    乾杯の言葉をよろしくお願いたします」

<ノブタ>「あぁ
    私の言葉を待っていたのか
    (またしてもツネコに全部、割って入ってもってかれたと思っていたが
    乾杯の言葉をくれるとは)

    それではリアリズ君、レイ君
    乾杯の」

<ノブシ>「カンパーイ」
<ノブタ以外>「カンパーイ」
<ノブタ>「カンパーイ
    (まだ言葉の途中だったんだがなぁ)
   今日は騒ごーかー」

<アコ>「リアリズちゃん、レイ君
    受け付けでは言えなかったけど」

<レイ>「仕事中だったから、だろ」

<アコ>「そうなんだけどね
   リアリズちゃん、レイ君、キューちゃん、ロクちゃん
   合格おめでとう と 初依頼達成おめでとう 
   それとレイ君、キューちゃん、ロクちゃん、わが家へようこそ」
<アユム>「おめでとうーとようこそー」

<レイ>「ありがとう」
<リアリズ>「ありがとうございます」
<キュー>「ありがとう」
<ロク>「ありがとうございます」

<アユム>「ほーら
   ネムちゃん   ツユちゃん
   何か言わないのー」

<ネム>「まあ
   おめでとう
   そしてようこそ
   冒険者の先輩としてわからない事があったら何でも聞いていいわよ」
<ツユ>「今度一緒に依頼受けよ」

<リアリズ>「ありがとう
   ぜひとも一緒に依頼受けましょう」
<レイ>「そうだな
   ネム  ツユ   ありがとう」
<キュー>「ありがとう」
<ロク>「ありがとうございます」

<ネム>「そうね
   一緒に依頼を」
<ノブシ>「リアリズ姉ちゃん   レイ
   おめでとう
   オレもすぐに冒険者になるよ」

<リアリズ>「ありがとう」
<レイ>「ありがとう
   そうだなすぐに冒険者になれるさ」

<ネム>「・・ノブシー
   今はネム姉ちゃんがお話ししていたところだったでしょー」
<ベアトリ>「そうよ
   ノブシ  今ネムちゃんがお話ししている途中だったでしょ」

<ノブシ>「ごめんなさい
    でも、オレもおめでとうって言いたかったんだよー」
<ベアトリ>「そうだったのね
   ネムちゃんごめんなさいね」
<ネム>「いいわよ
   ボクはノブシの姉ちゃんだからね」

<ノブシ>「ネムは姉ちゃんじゃないよ
   バちゃんだよ」
<ネム>「バちゃんて何よ」

<ツユ>「ネムはノブシのオバサンにあたる
    だからオバチャンからバちゃんに」
<ノブシ>「そうだよ」

<ネム>「あっ  なるほど
   ってなるかー」
ネムはノブシを捕まえようとした

<ノブシ>「何を怒ってんのー」
ノブシはネムから逃げ出した
<ネム>「マテー   ノブシー」

<ツユ>「おいかけっこー」
ツユはネムを追って行った

<リアリズ>「アハハ」
<レイ>「何ヤッテンダカ」
<キュー>「楽しそー」
<ロク>「キュー
    今日はお祝いしてもらってるんですよ」

<ベアトリ>「ごめんなさいね
   リアリズちゃんレイ君キューちゃんロクちゃんのお祝いなのに騒がしくなっちゃって」

<リアリズ>「いえ
   騒がしくても楽しいですよ」
<レイ>「あぁ
   祝いは騒がしくて楽しいモンだよ」
<キュー>「そうだよー」
<ロク>「そうですとも」

<ベアトリ>「そうね
   それとバタバタしちゃってまだだったわね

   リアリズちゃんレイ君キューちゃんロクちゃんおめでとう
   そしてようこそ」

<リアリズ>「ありがとうございます」
<レイ>「ありがとう」
<キュー>「ありがとう」
<ロク>「ありがとうございます」

レイにアユムが近づいてきた
<アユム>「そういえばさー
   レイ君ー」

<レイ>「なんだ?」

<アユム>「レイ君さー
   ツネコちゃんとベアトリーチェちゃんと一緒にお風呂に入ったんだってー?」
<キュー>「俺も一緒に入った事あるよ」
<ロク>「ワシも入った事あるぞ」

<レイ>「キューもロクも何を対抗してんだ
   まぁそうなんだが

   あぁ   昨日入ったな
   っていうか入ってたら入ってきたんだが」

<アユム>「そう
   今度アユムお姉さんも一緒に入って」
アユムはターンして右手指先を下からレイの顔の位置まで上げ「あ    げ    る    ぞ」

<レイ>「ソウデスカー」
<リアリズ>「レイ君は一緒に入りません」

リアリズの大声でシーンとなった

<リアリズ>「あっ」
リアリズの顔はみるみる真っ赤になった

<ノブタ>「ワアッハッハ
    リアリズ君のあんなに大きな声は初めて聞いたなぁ

    さぁ   騒ごー    宴はこれからだー」


宴は続いていった

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

最強無敗の少年は影を従え全てを制す

ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。 産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。 カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。 しかし彼の力は生まれながらにして最強。 そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。

45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました! 【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】 皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました! 本当に、本当にありがとうございます! 皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。 市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です! 【作品紹介】 欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。 だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。 彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。 【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc. その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。 欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。 気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる! 【書誌情報】 タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』 著者: よっしぃ イラスト: 市丸きすけ 先生 出版社: アルファポリス ご購入はこちらから: Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/ 楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/ 【作者より、感謝を込めて】 この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。 そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。 本当に、ありがとうございます。 【これまでの主な実績】 アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得 小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得 アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞 第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過 復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞 ファミ通文庫大賞 一次選考通過

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜

KeyBow
ファンタジー
 間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。  何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。  召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!  しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・  いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。  その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。  上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。  またぺったんこですか?・・・

最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした

新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。 「もうオマエはいらん」 勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。 ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。 転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。 勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)

ハズレスキル【地図化(マッピング)】で追放された俺、実は未踏破ダンジョンの隠し通路やギミックを全て見通せる世界で唯一の『攻略神』でした

夏見ナイ
ファンタジー
勇者パーティの荷物持ちだったユキナガは、戦闘に役立たない【地図化】スキルを理由に「無能」と罵られ、追放された。 しかし、孤独の中で己のスキルと向き合った彼は、その真価に覚醒する。彼の脳内に広がるのは、モンスター、トラップ、隠し通路に至るまで、ダンジョンの全てを完璧に映し出す三次元マップだった。これは最強の『攻略神』の眼だ――。 彼はその圧倒的な情報力を武器に、同じく不遇なスキルを持つ仲間たちの才能を見出し、不可能と言われたダンジョンを次々と制覇していく。知略と分析で全てを先読みし、完璧な指示で仲間を導く『指揮官』の成り上がり譚。 一方、彼を失った勇者パーティは迷走を始める……。爽快なダンジョン攻略とカタルシス溢れる英雄譚が、今、始まる!

スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活

昼寝部
ファンタジー
 この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。  しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。  そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。  しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。  そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。  これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。

処理中です...