君と会う日はいつも雨だった

k.poko

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マッチングアプリ

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 マッチングアプリとは、一昔前で言えば「出会い系サイト」とほぼ同じであろう。出会い系と言えばいかがわしい感じがするが、マッチングアプリと言えば、健全な感じがする。モノは言いようだ。
 マッチングアプリをインストールすると、名前や生年月日、血液型など基礎的な情報を入力した。登録を進めていくと、画像の登録を要求された。これには少し躊躇したが、画像がないとマッチング率が低いらしいので仕方なく、半年ほど前にカフェで友達に撮られた写真を選んだ。
 一通り登録が終わると早速利用可能となった。画面に女の子の画像やプロフィールが現れ、自分がいいなぁと思ったら「いいね!」、微妙だなぁと思ったら「イマイチ」を押すという何ともシンプルなものだった。そして、僕が「いいね!」を押した子に僕の画像やプロフィールが表示され、相手も「いいね!」を押すとメッセージのやり取りができる、というシステムだった。ただし、メッセージのやり取りは女の子は無料だが男は課金が必要というよく聞くシステムだった。
 「まぁ、最初は課金せずにとりあえずマッチングできるか試してみよう。」
そう思ってとりあえず、「いいね!」と「イマイチ」を押しまくった。すると、しばらくして、「ポイントが足りません」という表示が出てきた。どうやら、「いいね!」と「イマイチ」を押すのにもポイントが必要らしい。このポイントは1日ごとに20ポイント追加されるらしい。つまり、1日に20人との出会いの可能性があるということだ。
 「一見、少ないように見えるけど、合コンとかお見合いに比べると遥かに効率的だよなぁ。」
そう思いながら、僕はアプリを閉じた。
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