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第1章「冒険の始まり」
第3話「英雄たちの宴、そして新たなる仲間へ」
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「おお! 勇者ファブリスよ! よくぞ魔王ムレクを倒してくれた! そして……そちらの者は?」
城に戻るとすぐに王の間へと通された若矢たち一行。そこで彼らは魔王討伐の報告をしたのだった。
王と王妃はその報告に大いに喜んだあと、見慣れない若矢に視線を移した。
「彼が魔王を仕留めた者でございます。魔王に苦戦した我々と違い、彼はその拳のみで魔王を打ち倒しました。まさに彼は人類の救世主、彼こそが真の勇者です!」
「うむ、なるほど……。だが勇者ファブリスとその一行よ。そなたらの活躍あっての魔王討伐であることもまた間違いない。礼を言うぞ」
「はっ! ありがとうございます!」
王の言葉に、勇者たちは深く頭を下げた。王の視線が若矢に移る。
「そして魔王を仕留めた勇敢なる若者よ……。名を聞かせてはくれまいか? 褒美を取らせよう」
「は、はい! あ……俺は、牛方若矢といいます。あの……その……。俺、異世界から召喚されて来たんですけど……」
初めてみる本物の王様の威厳に緊張しながらも、正直に答える若矢。
「なんと!? 異世界と申すか? だが確かにそなたのその出で立ちは我々とは異なっているな」
王は驚いたような声を上げると、興味深そうに若矢を見つめる。
「ところで……。なぜそなたは、そんな変な恰好をしておるのだ?」
王が首を傾げるのも無理はない。若矢は学生服にシューズという出で立ちだったからである。
この世界に召喚された時、すでに彼の格好はこの状態であったのだ。自分の世界で学校に通っていたままの姿であり、そのまま転送されてしまったのである。
そんな事情を知らない王たちは、彼の出で立ちに疑問を抱いていたのだった。
「あ、えと……。俺、学生でして……。その、学校帰りだったんです。……あ、学校ってわかりますか?」
王様は興味津々といった感じに頷き、次の質問をしたかったようだが王妃に諫められる。
「まぁまぁ、そのお話は次の機会でもよろしいのでは? 長きに渡った魔王による圧政も終わったのですから、みな盛大な宴を待ちわびていますよ」
「おお、そうであったな。では皆の者よ。魔王討伐の宴を準備するぞ!」
王は王妃の言葉に頷くと、ごきげんな様子で兵士たちと共に城の中へ戻って行ったのだった。
若矢は、ほっと息を吐いた。そんな彼にラムルが声を掛ける。
「お疲れ様! 若矢くん! まさかいきなり魔王を倒すなんてね!」
そんな彼の態度に苦笑いしながら若矢は言った。
「ありがとうラムル……いやエルさんか」
「いいやラムルでいいよ。これからもよろしくね! 若矢くん!」
勇者たち一行と共に王城を後にすると、勇者のファブリスが若矢に声を掛けた。
「あらためて今回はありがとう。今夜は魔王討伐の宴がある。君にもぜひ参加してい欲しい。君はこの国の救世主だ。一緒に祝おう」
「はい、ありがとうございます!」
若矢は夜の宴会までの間、酒場で勇者一行と過ごすことになった。勇者たちの旅の体験談を聞いたり、また若矢の元の世界での体験談を話したり、と楽しく時間を過ごしていた。
「そういえば、ちゃんとした自己紹介がまだだったね。俺が勇者のファブリスだ」
「あたしは魔法使いのエレーナ。よろしくね」
「武闘家のカルロッテよ」
「私は僧侶のリズです。よろしくお願いします」
勇者たち一行は、各々に自己紹介をしていく。若矢もそれに倣って自己紹介をしたのだった。
「……ところでワカヤ。君はこれからどうするんだい?もしよかったら俺たちのパーティーに加わってくれないか? 旅をしながらこの世界を案内できると思うし」
突然の申し出に驚く若矢。
「え!? 俺が……勇者のパーティーに!?」
そんな彼をファブリスは笑顔で見つめていた。
「ああ、うちの女性連中も君の強さに興味津々みたいだしな」
ファブリスは3人の仲間たちを見て、愉快そうな笑みを浮かべる。
「ワカヤさんが私たちのパーティーに入ってくれたら……えへへ……私、嬉しいです」
リズは両手を頬に当てて照れる仕草をする。エレーナは興味なさそうにしながらも、チラチラと若矢の方に視線を送っている。カルロッテは若矢の視線に気づくと、いたずらっぽくウィンクをした。
彼女たちは、若矢が仲間になることを期待しているようだった。
ファブリスや彼女たちからの視線を受け、若矢は笑顔を返した。
「はい! よろしくお願いします!」
若矢の答えを聞いて、ファブリスも嬉しそうに頷くのだった。
「そうか、ありがとう! よし、じゃあ今日は一緒に楽しもう!」
こうして若矢は勇者パーティーに参加することになったのである。
その後、酒場でしばらく過ごした後、彼らは宴の会場へと移動した。
そしてそこで盛大な歓迎を受けたのだった。魔王討伐を祝って国中がお祭り騒ぎであり、人々はみな笑顔で勇者たちを歓迎した。
宴の会場では様々な料理が振る舞われ、人々はお腹いっぱいになるまで飲み食いした。
「そういえばワカヤくん、さっきの酒場でもここでも全然飲んでないんじゃない?」
お茶を飲んでいた若矢のグラスを見て、カルロッテがそう聞いた。
「え? ええ、そうですね。俺のいた世界では、20歳になるまでお酒を飲むのは法律で禁止されていますし……」
若矢の言葉を聞いて、カルロッテは目を丸くした。
「え!? そうなの? 私たちの国だと15歳で成人扱いだから、みんな普通に飲んでるわよ!?」
そして、リズも彼女に続く。
「私の国でも16歳で成人ですね」
驚きを隠せない若矢に、ビールが入ったグラスを手渡すカルロッテ。
「せっかくだから飲んでみない? ここではあなたも立派な大人なんだから……ね?」
彼女の色気のある口調に勧められては、若矢も断ることができない。
「は、はい……」
若矢はグラスを受け取ると、恐る恐る口をつけ、中のビールを喉の奥に流し込む。
「う……うまい! うまいです!!」
若矢は歓喜の声を上げた。そんな彼を見てファブリスたちは嬉しそうに笑う。
「はは! いい飲みっぷりじゃないか! よし、もっと飲むぞ!」
そして彼らは宴が終わるまでの間、大いに飲み食いして楽しんだのだった。
宴が終わった後、初めての飲酒が最高に楽しかった若矢は酒場でファブリスたちと飲み直すことになった。
「若矢くん、僕はもう眠いから先に宿に戻るけどあんまり飲み過ぎちゃダメだよ?」
眠そうに目をこすりながら、ラムルは若矢にそう言った。
「ああ、わかったよ」
若矢が笑顔でうなずくと、ラムルは酒場を出てパタパタと翼をはためかせ、宿へと向かったのだった。
若矢たちは楽しくお酒を飲み続けた。彼にとっては、この世界での話、全てが新鮮でとても興味深いものばかりだった。
「よぉし! 今日は朝まで飲むわよ!」
カルロッテの掛け声と共に、再び宴が再開される。
若矢は自分が初めて酒を飲んだことを忘れ、浴びるように酒を飲んだ。それくらい、今日という日が楽しかったのである。
「それにしても、俺たちが苦戦しまくった魔王をたった1人で倒してしまうなんて……ワカヤは本当に強いよな! 頼もしい仲間が増えて、嬉しいぜ!」
ファブリスが若矢を褒め称えた。
ふと、エレーナを見ると彼女も同じように若矢を見つめていた。カルロッテもリズも同じだった。その瞳には羨望の色が宿っていた。
若矢はそんな仲間たちの視線を受けて、照れたように頭を掻く。
「い、いや……。あの時は夢中で……」
「謙遜しなくていいんだぜ。ほらほら、もっと飲もう!」
楽しい宴は夜遅くまで続くのだった。
「うーん……飲みすぎたのか……初めて飲んだのに調子に乗りすぎた……」
頭がズキズキと痛むのを感じながら、目を覚ました若矢は頭を押さえた。
ふと窓の外を見ると、まだ薄暗い空が広がっていた。
洋風の街並みとその奥に広がる草原を見ていると、異世界に来たことを実感する。
「少し歩こうかな……」
外に出ると空気が澄み渡っている。まだ早朝だからか人通りは少なく、静かな街だ。
若矢はそんな街並みを見ながら歩き出した。
早朝の街の空気は冷たく、吐く息も白い。だが、それが逆に心地よかった。
しばらく歩くと大きな広場に出た。噴水があり、その周りにベンチが置かれている。若矢はそこで一休みすることにした。ベンチに腰掛けると、改めて街を眺める。
(本当に綺麗な街だ……)
彼は異世界の街並みをしばらく見つめ続けるのだった。
城に戻るとすぐに王の間へと通された若矢たち一行。そこで彼らは魔王討伐の報告をしたのだった。
王と王妃はその報告に大いに喜んだあと、見慣れない若矢に視線を移した。
「彼が魔王を仕留めた者でございます。魔王に苦戦した我々と違い、彼はその拳のみで魔王を打ち倒しました。まさに彼は人類の救世主、彼こそが真の勇者です!」
「うむ、なるほど……。だが勇者ファブリスとその一行よ。そなたらの活躍あっての魔王討伐であることもまた間違いない。礼を言うぞ」
「はっ! ありがとうございます!」
王の言葉に、勇者たちは深く頭を下げた。王の視線が若矢に移る。
「そして魔王を仕留めた勇敢なる若者よ……。名を聞かせてはくれまいか? 褒美を取らせよう」
「は、はい! あ……俺は、牛方若矢といいます。あの……その……。俺、異世界から召喚されて来たんですけど……」
初めてみる本物の王様の威厳に緊張しながらも、正直に答える若矢。
「なんと!? 異世界と申すか? だが確かにそなたのその出で立ちは我々とは異なっているな」
王は驚いたような声を上げると、興味深そうに若矢を見つめる。
「ところで……。なぜそなたは、そんな変な恰好をしておるのだ?」
王が首を傾げるのも無理はない。若矢は学生服にシューズという出で立ちだったからである。
この世界に召喚された時、すでに彼の格好はこの状態であったのだ。自分の世界で学校に通っていたままの姿であり、そのまま転送されてしまったのである。
そんな事情を知らない王たちは、彼の出で立ちに疑問を抱いていたのだった。
「あ、えと……。俺、学生でして……。その、学校帰りだったんです。……あ、学校ってわかりますか?」
王様は興味津々といった感じに頷き、次の質問をしたかったようだが王妃に諫められる。
「まぁまぁ、そのお話は次の機会でもよろしいのでは? 長きに渡った魔王による圧政も終わったのですから、みな盛大な宴を待ちわびていますよ」
「おお、そうであったな。では皆の者よ。魔王討伐の宴を準備するぞ!」
王は王妃の言葉に頷くと、ごきげんな様子で兵士たちと共に城の中へ戻って行ったのだった。
若矢は、ほっと息を吐いた。そんな彼にラムルが声を掛ける。
「お疲れ様! 若矢くん! まさかいきなり魔王を倒すなんてね!」
そんな彼の態度に苦笑いしながら若矢は言った。
「ありがとうラムル……いやエルさんか」
「いいやラムルでいいよ。これからもよろしくね! 若矢くん!」
勇者たち一行と共に王城を後にすると、勇者のファブリスが若矢に声を掛けた。
「あらためて今回はありがとう。今夜は魔王討伐の宴がある。君にもぜひ参加してい欲しい。君はこの国の救世主だ。一緒に祝おう」
「はい、ありがとうございます!」
若矢は夜の宴会までの間、酒場で勇者一行と過ごすことになった。勇者たちの旅の体験談を聞いたり、また若矢の元の世界での体験談を話したり、と楽しく時間を過ごしていた。
「そういえば、ちゃんとした自己紹介がまだだったね。俺が勇者のファブリスだ」
「あたしは魔法使いのエレーナ。よろしくね」
「武闘家のカルロッテよ」
「私は僧侶のリズです。よろしくお願いします」
勇者たち一行は、各々に自己紹介をしていく。若矢もそれに倣って自己紹介をしたのだった。
「……ところでワカヤ。君はこれからどうするんだい?もしよかったら俺たちのパーティーに加わってくれないか? 旅をしながらこの世界を案内できると思うし」
突然の申し出に驚く若矢。
「え!? 俺が……勇者のパーティーに!?」
そんな彼をファブリスは笑顔で見つめていた。
「ああ、うちの女性連中も君の強さに興味津々みたいだしな」
ファブリスは3人の仲間たちを見て、愉快そうな笑みを浮かべる。
「ワカヤさんが私たちのパーティーに入ってくれたら……えへへ……私、嬉しいです」
リズは両手を頬に当てて照れる仕草をする。エレーナは興味なさそうにしながらも、チラチラと若矢の方に視線を送っている。カルロッテは若矢の視線に気づくと、いたずらっぽくウィンクをした。
彼女たちは、若矢が仲間になることを期待しているようだった。
ファブリスや彼女たちからの視線を受け、若矢は笑顔を返した。
「はい! よろしくお願いします!」
若矢の答えを聞いて、ファブリスも嬉しそうに頷くのだった。
「そうか、ありがとう! よし、じゃあ今日は一緒に楽しもう!」
こうして若矢は勇者パーティーに参加することになったのである。
その後、酒場でしばらく過ごした後、彼らは宴の会場へと移動した。
そしてそこで盛大な歓迎を受けたのだった。魔王討伐を祝って国中がお祭り騒ぎであり、人々はみな笑顔で勇者たちを歓迎した。
宴の会場では様々な料理が振る舞われ、人々はお腹いっぱいになるまで飲み食いした。
「そういえばワカヤくん、さっきの酒場でもここでも全然飲んでないんじゃない?」
お茶を飲んでいた若矢のグラスを見て、カルロッテがそう聞いた。
「え? ええ、そうですね。俺のいた世界では、20歳になるまでお酒を飲むのは法律で禁止されていますし……」
若矢の言葉を聞いて、カルロッテは目を丸くした。
「え!? そうなの? 私たちの国だと15歳で成人扱いだから、みんな普通に飲んでるわよ!?」
そして、リズも彼女に続く。
「私の国でも16歳で成人ですね」
驚きを隠せない若矢に、ビールが入ったグラスを手渡すカルロッテ。
「せっかくだから飲んでみない? ここではあなたも立派な大人なんだから……ね?」
彼女の色気のある口調に勧められては、若矢も断ることができない。
「は、はい……」
若矢はグラスを受け取ると、恐る恐る口をつけ、中のビールを喉の奥に流し込む。
「う……うまい! うまいです!!」
若矢は歓喜の声を上げた。そんな彼を見てファブリスたちは嬉しそうに笑う。
「はは! いい飲みっぷりじゃないか! よし、もっと飲むぞ!」
そして彼らは宴が終わるまでの間、大いに飲み食いして楽しんだのだった。
宴が終わった後、初めての飲酒が最高に楽しかった若矢は酒場でファブリスたちと飲み直すことになった。
「若矢くん、僕はもう眠いから先に宿に戻るけどあんまり飲み過ぎちゃダメだよ?」
眠そうに目をこすりながら、ラムルは若矢にそう言った。
「ああ、わかったよ」
若矢が笑顔でうなずくと、ラムルは酒場を出てパタパタと翼をはためかせ、宿へと向かったのだった。
若矢たちは楽しくお酒を飲み続けた。彼にとっては、この世界での話、全てが新鮮でとても興味深いものばかりだった。
「よぉし! 今日は朝まで飲むわよ!」
カルロッテの掛け声と共に、再び宴が再開される。
若矢は自分が初めて酒を飲んだことを忘れ、浴びるように酒を飲んだ。それくらい、今日という日が楽しかったのである。
「それにしても、俺たちが苦戦しまくった魔王をたった1人で倒してしまうなんて……ワカヤは本当に強いよな! 頼もしい仲間が増えて、嬉しいぜ!」
ファブリスが若矢を褒め称えた。
ふと、エレーナを見ると彼女も同じように若矢を見つめていた。カルロッテもリズも同じだった。その瞳には羨望の色が宿っていた。
若矢はそんな仲間たちの視線を受けて、照れたように頭を掻く。
「い、いや……。あの時は夢中で……」
「謙遜しなくていいんだぜ。ほらほら、もっと飲もう!」
楽しい宴は夜遅くまで続くのだった。
「うーん……飲みすぎたのか……初めて飲んだのに調子に乗りすぎた……」
頭がズキズキと痛むのを感じながら、目を覚ました若矢は頭を押さえた。
ふと窓の外を見ると、まだ薄暗い空が広がっていた。
洋風の街並みとその奥に広がる草原を見ていると、異世界に来たことを実感する。
「少し歩こうかな……」
外に出ると空気が澄み渡っている。まだ早朝だからか人通りは少なく、静かな街だ。
若矢はそんな街並みを見ながら歩き出した。
早朝の街の空気は冷たく、吐く息も白い。だが、それが逆に心地よかった。
しばらく歩くと大きな広場に出た。噴水があり、その周りにベンチが置かれている。若矢はそこで一休みすることにした。ベンチに腰掛けると、改めて街を眺める。
(本当に綺麗な街だ……)
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