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【エッセイ】この金木犀香水がすごい!
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突然ですが、私は香水が好きです。
香りからまだ見ぬ街の情景を思い浮かべたり、自分がかつて経験した懐かしさを思い出す瞬間が好きです。
ここ数年、現実で旅に出る機会が減ってからは特に、香りの力でイメージを膨らませ、小説を書く機会も増えました。
特に好きな香料は金木犀と百合とジャスミン。もちろん薔薇やスズラン、白檀やムスクやバニラも好きです。洋梨や桃やオレンジも最高!(つまり好きなものがたくさんある)
今日は、私が特に好んで使っている金木犀香水4つを紹介したいと思います。
1.セロファンの夜 Nuit de cellophane
セルジュ・ルタンス コレクションノワール
星が瞬く秋の夜空をセロファンに包んで花束にしたような、澄んだ空気の香りをイメージした香水です。
シュッと一吹きした瞬間、金木犀とジャスミン、そしてマンダリンの混ざった、星の光のようにキラキラとした香りが広がります。
それが落ち着くと、甘くまろやかな蜂蜜が顔を覗かせ、その奥には清潔なムスクがほのかに永く香ります。静かで透明な夜のイメージ。
セルジュ・ルタンス氏はかつて資生堂のグローバルイメージやビジュアルアイデンティティを担当されただけあり、香りのイメージも詩的で素敵です。
------
[セロファンの夜]
夜がひろがる。 星のまたたきと地面の間は、 甘く透明なかぐわしさで満ちている。 美しい夜行性の虫たちがリクエストする。 「もしもしお嬢さん。 このあたりの空気をぜんぶ包んでいただけますか?」 「贈り物ですか?」 「ええ、あなたへの」
[透明なホワイトフローラルの香り]
中国のキンモクセイ、マンダリン、ホワイトフラワー
---公式サイトより引用
セルジュ・ルタンスは数ある香水ブランドの中では尖ったイメージを持たれがちですが、ベースがどことなく資生堂の化粧品やヘアケア製品と共通しており、日常生活に馴染む点で使いやすいです。(香水だと気づかれにくいため、オフィスでも使いやすい)
* * *
2.ペラ グラニータ オーデトワレ
ゲラン アクアアレゴリア
さんさんと陽光が降り注ぐ昼間に、洋梨の樹の木陰でグラニータ(シャーベット)を楽しむひとときのような、明るく楽しい雰囲気の香水です。
まず最初に感じるのは、洋梨やレモン、グレープフルーツの弾けるような甘酸っぱさとフレッシュさ。
そしてその明るさを支えるのが、凛とした雰囲気の金木犀。
フルーティさとフローラル感がバランスよく調和して、爽やかで使いやすい印象の香水です。
------
ジューシーな洋ナシに、グレープフルーツとレモンの鮮烈なフレッシュさが加わった、グラニータの風味を思わせる香り。アプリコットのようになめらかなキンモクセイの香りが甘さを引き立てます。
---公式サイトより引用
こちらは弾けるようなフレッシュさが素晴らしく、休日や夜のひとときの、リラックスタイムに使っています。
* * *
3.サウザンドカラーズ M0900 トワイライト ロマンス オードパルファン
サウザンドカラーズ
吹き付けた瞬間、辺りがほんのり桜餅のような、杏仁豆腐のような甘さに包まれます。ベースに潜んだお香のような気配は、白檀でしょうか。
その穏やかさの中で個性をキラリと光らせるのが、金木犀と薔薇。
そしてそれらをベースで支えるのが、柔らかくパウダリーなムスクです。
秋の夕暮れ、沈みゆく太陽と暗くなっていく空を屋内からそっと眺めているときのような、静かで淡く、癒される香りです。
------
<雅>な白檀の穏やかさに寄り添う薄紅色の薔薇の花びら。<悲哀>の金木犀の涙があふれだしまわりを包み込む。秋の夕暮れに染まる空に描いたロマンスのように、淡く耽美な香り。
---公式サイトより引用
こちらはとにかく心を落ち着かせる効果があります。私はもっぱら寝香水として使用。ふわふわとした甘く穏やかな香りで、自然と眠りの世界へ落ちていきます。
* * *
4.オスマンサス オードトワレ
ロクシタン
金木犀と洋梨が香る、華やかでジューシーな香水。アプリコットとビターオレンジがアクセントになっており、個人的には、上で紹介したペラグラニータ(ゲラン)を、より軽やかに仕立てたような印象です。ベースのシダーやサンダルウッドはそれほど前面に出ず、明るいフルーティフローラルの香りが続きます。
こちらはオードトワレだけでなく、シャワージェルやボディミルク、ハンドクリームとラインで揃えられるのも魅力。好感度の高い香りなので、ギフトにも良さそうです。
ロクシタンのハンドクリームはサラサラしたタイプと保湿度の高いタイプ(シア)がありますが、こちらの香りはサラサラタイプで、春夏でも使いやすい点もいいな、と感じました。
* * *
以上、私が好きな4つの金木犀香水の紹介でした。
「秋に咲く金木犀の香水を5月に紹介するなんて、季節外れでは?」と思ったあなた! 鋭いです!
私も実際に金木犀の香水に手を伸ばすのは秋です。そして金木犀の香りを存分に楽しんで冬を越し「やはり金木犀はいいな」と思い至ったのが、日差しの強くなってきた5月。
「今、秋冬に気に入っていた金木犀香水について記録し、また秋が訪れる頃に役立てよう!」
そう思い立ち、こちらのエッセイにまとめることにしました。
(この分だと、寒くなる頃に今度は夏向け香水のエッセイを更新してしまいそう……)
香水が好きな皆様、もしオススメの金木犀香水がありましたら、情報をお寄せいただけると嬉しいです。
香りからまだ見ぬ街の情景を思い浮かべたり、自分がかつて経験した懐かしさを思い出す瞬間が好きです。
ここ数年、現実で旅に出る機会が減ってからは特に、香りの力でイメージを膨らませ、小説を書く機会も増えました。
特に好きな香料は金木犀と百合とジャスミン。もちろん薔薇やスズラン、白檀やムスクやバニラも好きです。洋梨や桃やオレンジも最高!(つまり好きなものがたくさんある)
今日は、私が特に好んで使っている金木犀香水4つを紹介したいと思います。
1.セロファンの夜 Nuit de cellophane
セルジュ・ルタンス コレクションノワール
星が瞬く秋の夜空をセロファンに包んで花束にしたような、澄んだ空気の香りをイメージした香水です。
シュッと一吹きした瞬間、金木犀とジャスミン、そしてマンダリンの混ざった、星の光のようにキラキラとした香りが広がります。
それが落ち着くと、甘くまろやかな蜂蜜が顔を覗かせ、その奥には清潔なムスクがほのかに永く香ります。静かで透明な夜のイメージ。
セルジュ・ルタンス氏はかつて資生堂のグローバルイメージやビジュアルアイデンティティを担当されただけあり、香りのイメージも詩的で素敵です。
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[セロファンの夜]
夜がひろがる。 星のまたたきと地面の間は、 甘く透明なかぐわしさで満ちている。 美しい夜行性の虫たちがリクエストする。 「もしもしお嬢さん。 このあたりの空気をぜんぶ包んでいただけますか?」 「贈り物ですか?」 「ええ、あなたへの」
[透明なホワイトフローラルの香り]
中国のキンモクセイ、マンダリン、ホワイトフラワー
---公式サイトより引用
セルジュ・ルタンスは数ある香水ブランドの中では尖ったイメージを持たれがちですが、ベースがどことなく資生堂の化粧品やヘアケア製品と共通しており、日常生活に馴染む点で使いやすいです。(香水だと気づかれにくいため、オフィスでも使いやすい)
* * *
2.ペラ グラニータ オーデトワレ
ゲラン アクアアレゴリア
さんさんと陽光が降り注ぐ昼間に、洋梨の樹の木陰でグラニータ(シャーベット)を楽しむひとときのような、明るく楽しい雰囲気の香水です。
まず最初に感じるのは、洋梨やレモン、グレープフルーツの弾けるような甘酸っぱさとフレッシュさ。
そしてその明るさを支えるのが、凛とした雰囲気の金木犀。
フルーティさとフローラル感がバランスよく調和して、爽やかで使いやすい印象の香水です。
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ジューシーな洋ナシに、グレープフルーツとレモンの鮮烈なフレッシュさが加わった、グラニータの風味を思わせる香り。アプリコットのようになめらかなキンモクセイの香りが甘さを引き立てます。
---公式サイトより引用
こちらは弾けるようなフレッシュさが素晴らしく、休日や夜のひとときの、リラックスタイムに使っています。
* * *
3.サウザンドカラーズ M0900 トワイライト ロマンス オードパルファン
サウザンドカラーズ
吹き付けた瞬間、辺りがほんのり桜餅のような、杏仁豆腐のような甘さに包まれます。ベースに潜んだお香のような気配は、白檀でしょうか。
その穏やかさの中で個性をキラリと光らせるのが、金木犀と薔薇。
そしてそれらをベースで支えるのが、柔らかくパウダリーなムスクです。
秋の夕暮れ、沈みゆく太陽と暗くなっていく空を屋内からそっと眺めているときのような、静かで淡く、癒される香りです。
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<雅>な白檀の穏やかさに寄り添う薄紅色の薔薇の花びら。<悲哀>の金木犀の涙があふれだしまわりを包み込む。秋の夕暮れに染まる空に描いたロマンスのように、淡く耽美な香り。
---公式サイトより引用
こちらはとにかく心を落ち着かせる効果があります。私はもっぱら寝香水として使用。ふわふわとした甘く穏やかな香りで、自然と眠りの世界へ落ちていきます。
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4.オスマンサス オードトワレ
ロクシタン
金木犀と洋梨が香る、華やかでジューシーな香水。アプリコットとビターオレンジがアクセントになっており、個人的には、上で紹介したペラグラニータ(ゲラン)を、より軽やかに仕立てたような印象です。ベースのシダーやサンダルウッドはそれほど前面に出ず、明るいフルーティフローラルの香りが続きます。
こちらはオードトワレだけでなく、シャワージェルやボディミルク、ハンドクリームとラインで揃えられるのも魅力。好感度の高い香りなので、ギフトにも良さそうです。
ロクシタンのハンドクリームはサラサラしたタイプと保湿度の高いタイプ(シア)がありますが、こちらの香りはサラサラタイプで、春夏でも使いやすい点もいいな、と感じました。
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以上、私が好きな4つの金木犀香水の紹介でした。
「秋に咲く金木犀の香水を5月に紹介するなんて、季節外れでは?」と思ったあなた! 鋭いです!
私も実際に金木犀の香水に手を伸ばすのは秋です。そして金木犀の香りを存分に楽しんで冬を越し「やはり金木犀はいいな」と思い至ったのが、日差しの強くなってきた5月。
「今、秋冬に気に入っていた金木犀香水について記録し、また秋が訪れる頃に役立てよう!」
そう思い立ち、こちらのエッセイにまとめることにしました。
(この分だと、寒くなる頃に今度は夏向け香水のエッセイを更新してしまいそう……)
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