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10章「狩人たちの見る夢」
奇妙で不気味な墓地街
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――――狩人の夢に戻る。助言者の家の扉を開けると、車椅子の狩人は何事か思案にふけっていた。人形は相変わらず壁際の椅子でカタカタ動いている。
ヒビキは取り合えず手に入れた《小さな髪飾り》を壁際でカタカタ動いている人形さんに渡してみる。すると、髪飾りを受け取った人形さんは何かアイテムをくれた。ほんのり暖かい、霧を内包する綺麗な石だ。
涙石
使用すると《涙の血晶石》に変化する、白銀の石
人形に涙も血もあろうはずはなく
故に、得体は知れぬもの
「……そういや、《金のペンダント》持ってたっけ」
そういえば、と思い出した教区長エミーリアからドロップした《金のペンダント》もこの際使っておく。すると、それぞれ《涙の血晶石》と《黄金の血晶石》に変化した。涙の方は雫の形、黄金の方は金平糖みたいな放射型だ。クロノの月光の聖剣の方に涙の血晶石を、自分の暗殺者の弓剣の方に黄金の血晶石を捩じり込む。
血晶石は自由に着脱可能で外してもなくならないため、安心してできる。一方、家の端にあった記憶の祭壇なる祭壇では、”手に入れたカレル文字を脳裏に焼くことでその恩恵を得る”ことができるらしい。しかし、物思いから我に返った車椅子の狩人/助言者曰く《秘文字の工房道具》が必須だそうだが。まだ手に入れていないので、使うことはできない。
ふと人形さんの方を見ると、渡した《小さな髪飾り》をさっそくつけているようだ。血の遺志がかなり溜まってしまったのである程度レベルアップをしてから、ヒビキは血に渇いた獣から入手した聖杯の使い道を聞きに、クロノは水盆の使者と洞の使者の元へ行く。
鈍い金色に光る、靄を薄く纏った《トゥメルの聖杯》を見た助言者はこんなことを言った。
「これは、地下に広がる遺跡の領域のうち一番浅い領域へ入るための聖杯だな。外に5つある祭壇で行ける」
指さした方には、窓から3つほど見える規則正しく並んだ深い青色の祭壇がある。祭壇は薄く白い霧を纏っており、どこか異質な雰囲気を放っていた。
「……………………(まさか地下まで制覇しないと戻れないとかないよな?まあもしそうだったとしても別にいいんだけどな……)」「?」「いや、何でもない」
「………次は墓地街か?」「……そのつもりですが」
「獣狩りの夜の狂気にあてられた墓女どもに注意することだな。あの女どもは隙あらば突き落とそうとしてくる」
「……はぁ…」
当惑気味に軽く目を見開く。
その後、ヘムウィックの墓地街に出現する敵についていくつか教えてもらった。その後、アイテムボックスを整理してからクロノを呼んで連れ立って大聖堂の灯りへ転移する。その眼は随分と冷め切り、血の色が渦巻いていた。
…
――――大聖堂の正面から左に曲がって進む。暫く進むと暗い洞窟があり、それを抜けると脇に木々が生い茂る林道へと変わる。木々の間を埋め尽くすように早くも墓石が見受けられ、その奥に黒く古びた木製の門が待ち構えていた。
―ギィィィイイイ………
扉を開けると、その先にすぐ灯りの黒ランタンが見えた。
≪ログ≫
灯り「ヘムウィックの墓地街」が解放されました。狩人の夢の「辺境の墓石」とこの灯りとの転移ができるようになります。
周囲は地表が全く見えないほど乱立する墓石で覆いつくされ、まれにその中に廃墟と化した家屋や枯れ木、まだ形をとどめている家屋がある。墓石には何か狩人文字で刻まれているのだが、もう風化して掠れてしまっていて読むことは全くできない。
灯りをつけた場所からアイテムを拾いながら先へ進むと、擦り切れた赤いローブと深緑の服を纏った、しわがれた顔の女たちがうろついているのが見える。その手には槌だの焼きごてだの鉈だの、多様な武器が握られていた。
イヒヒヒヒ、イヒヒヒヒと、怖気を誘う甲高く不気味な笑い声がここまで聞こえてくる。
「どうする?」
「…………」
何の策もなしにただ愚直に突っ込めば、数の暴力でリンチされるのは目に見えている。幸いというか墓女たちがうろついている道には、墓石などの遮蔽物が多い。身を隠しながら行くこともできるだろう。しかし助言者の話曰く、墓女たちの攻撃性は非常に高いらしい。どういうことかというと、一度見つかればすぐ反応し、しつこく追いかけてくるのだ。
暫く考え込んだ後、ヒビキはうろつく墓女たちの前に姿を現した。無論、墓女たちはすぐ反応し、各々の手に持つ武器を振り上げて襲い掛かってくる。
「食らいやがれ、イカレ女どもっ!」
―――バシュッ!!
水銀弾を変質させた、血の霧を纏う矢を全力で接射する。狙いは勿論一撃死させられる頭部か心臓部。しかし、足元に広がるぬめる血を吸った土で体勢が僅かに崩れ、矢の着弾点が若干ズレた!そこから体勢を立て直し、矢が貫通してよろめく墓女に曲剣モードでの斬撃をお見舞いした。
返り血がヒビキの装束と肌の露出部分を濡らすが、それにいちいちかまってもいられない。
「…………!」
―――フォン……ザシュッ!!
クロノも月光の聖剣を振るって光波を放ち、襲い掛かってくる墓女の四肢を容赦なく斬り飛ばした後心臓部を一突きにして絶命させる。飛び散った赤い血が頬を濡らした。その調子で狂笑しながら襲い掛かる墓女たちを倒していき、最後の仕上げに一番奥にいた火炎瓶を投げてくる墓女の頭部を斬り飛ばす。
血を吸った大地を踏みしめ、転がる死骸を横目に、入り組んだ道の所々に散らばるアイテムを片っ端から拾い集めて進む。奥まった場所にショートカットと思しきリフトがあったので、それも一度乗って動くようにしておいた。
ちなみにアイテムだが、大体は消耗品であったもののある墓石の手前に黒いベールのようなものがついたサークレットが置かれていた。それが置かれていた墓石には精緻な文様が刻まれており、大きさも他よりやや大きい。
星将のベール
星界の奥に座すと言われる、黒き翼を持つ上位者を束ねる存在がつけている黒いベール。ベールには何かの星座を模した模様が黄金糸で刺繍されており、その美しい模様とサークレットに飾られた宝石が、強い神秘の力を与えている。被ると他人からは顔を隠し、それでいて装着者本人の視界は制限されない。このベールは、弓などの遠距離武器を得意としていた星将がつけていたもので、それ故に専用の調整が施されている。今はもう元の持ち主はどこにもいない、遺品だが…
特殊能力 神秘の加護・弓(弓による攻撃の際、クリティカル発生率とそのダメージを跳ね上げる) 闇夜のベール(他人からの解析妨害[大]) 狙い撃つ星の瞳(弓による攻撃の際のみエイム補助[極]) 盗み・破壊不可能 耐久値自動修復 星の加護(遠距離武器に属する武器の耐久値/威力/命中精度/特殊能力の効果を高める[大]) 黒天使の生命(1戦闘に1回のみHP満タンで即座に復活できる) 星劇:闇(自身と周囲の闇攻/闇防を大幅に跳ね上げる)
遠距離武器とは、全ての弓・全ての銃・クロスボウ・鞭・スネークソード・魔剣などなど、遠距離から物理攻撃が可能な武器全てのこと。物理属性を持つ遠距離攻撃ができることが最低条件らしく、杖や天翼は該当しないようだ。
(うん、これはエヴァンにやるもんだな)
この世界のアイテムを持ち帰れるかどうかはまだ分からないが、持ち帰れたらエヴァンに渡すだろう間違いなく。リコード世界の常識からみれば十分なイカレ性能なこのベールも、似たようなものを多数見てきたヒビキにとっては驚くほどでもない。ベールをアイテムボックスに放り込み、さらに先へ進もう、と思ったが通路の突き当りの門はこちらからでは開かないようだ。のため起動しておいた小型リフトに乗って下へ降りる。
右方の谷間に細い橋が架かっており、そこを渡った前方の陰に墓女が1体スタンバっているのがクロノによってわかった。間違いなく渡ると突き落とされるので、先に弓で仕留めておく。細い橋を渡った先はどうやら2階建ての馬小屋で、内部は非常に薄暗い。視界が凄く制限されるので、ヒビキは片手に松明を、クロノは携帯ランタンを浮かべている。それでかなり明るくなった。
「……うぉっ!?」
「……………!?」
積まれた枯れ藁の陰や、棚などの調度品の陰などにかなり高確率で墓女が潜んでいたのだ。無論ここまでに墓女以外の敵も倒してきたものの、墓女たちのインパクトが強すぎてほぼ頭に残ってない。
1体ずつ丁寧に倒していきながら、馬小屋にしては比較的細長い中を進む。梯子を登り、2階の突き当りの扉を勢い良く開けるとそこは家々が立ち並ぶ場所で、しかも屋根が連なっていた。屋根の上を行けと言う事か…
二人は顔を見合わせ、ヒビキが軽く苦笑をたたえクロノは小さく首を傾げた。
≪拾ったアイテム≫
・星将のベール
・狩人の確かな徴×3
・骨髄の灰×17
・濃厚な死血【4】×3
・石ころ×8
・血石の二欠片×7
・血走った目玉×2
・狂人の智慧×2
・死血の雫【3】
・特化の血晶石【1】
≪要注意敵メモ(Byヒビキ)≫
【ヘムウィックの墓女】
緑の擦り切れた衣装に、赤いローブを被っている。火炎瓶・鎌・焼きごて・鉈・木槌を持ったタイプがおり、狂ったように笑いながら積極的に襲い掛かってくる。特に焼きごてと火炎瓶はリーチの長さに注意すること。ただ、ローリングで思いっきりぶつかれば必ずよろめく。クロノとの連携なら多分あまり苦労はしない。油断大敵。
そして正直不気味すぎる。
ヒビキは取り合えず手に入れた《小さな髪飾り》を壁際でカタカタ動いている人形さんに渡してみる。すると、髪飾りを受け取った人形さんは何かアイテムをくれた。ほんのり暖かい、霧を内包する綺麗な石だ。
涙石
使用すると《涙の血晶石》に変化する、白銀の石
人形に涙も血もあろうはずはなく
故に、得体は知れぬもの
「……そういや、《金のペンダント》持ってたっけ」
そういえば、と思い出した教区長エミーリアからドロップした《金のペンダント》もこの際使っておく。すると、それぞれ《涙の血晶石》と《黄金の血晶石》に変化した。涙の方は雫の形、黄金の方は金平糖みたいな放射型だ。クロノの月光の聖剣の方に涙の血晶石を、自分の暗殺者の弓剣の方に黄金の血晶石を捩じり込む。
血晶石は自由に着脱可能で外してもなくならないため、安心してできる。一方、家の端にあった記憶の祭壇なる祭壇では、”手に入れたカレル文字を脳裏に焼くことでその恩恵を得る”ことができるらしい。しかし、物思いから我に返った車椅子の狩人/助言者曰く《秘文字の工房道具》が必須だそうだが。まだ手に入れていないので、使うことはできない。
ふと人形さんの方を見ると、渡した《小さな髪飾り》をさっそくつけているようだ。血の遺志がかなり溜まってしまったのである程度レベルアップをしてから、ヒビキは血に渇いた獣から入手した聖杯の使い道を聞きに、クロノは水盆の使者と洞の使者の元へ行く。
鈍い金色に光る、靄を薄く纏った《トゥメルの聖杯》を見た助言者はこんなことを言った。
「これは、地下に広がる遺跡の領域のうち一番浅い領域へ入るための聖杯だな。外に5つある祭壇で行ける」
指さした方には、窓から3つほど見える規則正しく並んだ深い青色の祭壇がある。祭壇は薄く白い霧を纏っており、どこか異質な雰囲気を放っていた。
「……………………(まさか地下まで制覇しないと戻れないとかないよな?まあもしそうだったとしても別にいいんだけどな……)」「?」「いや、何でもない」
「………次は墓地街か?」「……そのつもりですが」
「獣狩りの夜の狂気にあてられた墓女どもに注意することだな。あの女どもは隙あらば突き落とそうとしてくる」
「……はぁ…」
当惑気味に軽く目を見開く。
その後、ヘムウィックの墓地街に出現する敵についていくつか教えてもらった。その後、アイテムボックスを整理してからクロノを呼んで連れ立って大聖堂の灯りへ転移する。その眼は随分と冷め切り、血の色が渦巻いていた。
…
――――大聖堂の正面から左に曲がって進む。暫く進むと暗い洞窟があり、それを抜けると脇に木々が生い茂る林道へと変わる。木々の間を埋め尽くすように早くも墓石が見受けられ、その奥に黒く古びた木製の門が待ち構えていた。
―ギィィィイイイ………
扉を開けると、その先にすぐ灯りの黒ランタンが見えた。
≪ログ≫
灯り「ヘムウィックの墓地街」が解放されました。狩人の夢の「辺境の墓石」とこの灯りとの転移ができるようになります。
周囲は地表が全く見えないほど乱立する墓石で覆いつくされ、まれにその中に廃墟と化した家屋や枯れ木、まだ形をとどめている家屋がある。墓石には何か狩人文字で刻まれているのだが、もう風化して掠れてしまっていて読むことは全くできない。
灯りをつけた場所からアイテムを拾いながら先へ進むと、擦り切れた赤いローブと深緑の服を纏った、しわがれた顔の女たちがうろついているのが見える。その手には槌だの焼きごてだの鉈だの、多様な武器が握られていた。
イヒヒヒヒ、イヒヒヒヒと、怖気を誘う甲高く不気味な笑い声がここまで聞こえてくる。
「どうする?」
「…………」
何の策もなしにただ愚直に突っ込めば、数の暴力でリンチされるのは目に見えている。幸いというか墓女たちがうろついている道には、墓石などの遮蔽物が多い。身を隠しながら行くこともできるだろう。しかし助言者の話曰く、墓女たちの攻撃性は非常に高いらしい。どういうことかというと、一度見つかればすぐ反応し、しつこく追いかけてくるのだ。
暫く考え込んだ後、ヒビキはうろつく墓女たちの前に姿を現した。無論、墓女たちはすぐ反応し、各々の手に持つ武器を振り上げて襲い掛かってくる。
「食らいやがれ、イカレ女どもっ!」
―――バシュッ!!
水銀弾を変質させた、血の霧を纏う矢を全力で接射する。狙いは勿論一撃死させられる頭部か心臓部。しかし、足元に広がるぬめる血を吸った土で体勢が僅かに崩れ、矢の着弾点が若干ズレた!そこから体勢を立て直し、矢が貫通してよろめく墓女に曲剣モードでの斬撃をお見舞いした。
返り血がヒビキの装束と肌の露出部分を濡らすが、それにいちいちかまってもいられない。
「…………!」
―――フォン……ザシュッ!!
クロノも月光の聖剣を振るって光波を放ち、襲い掛かってくる墓女の四肢を容赦なく斬り飛ばした後心臓部を一突きにして絶命させる。飛び散った赤い血が頬を濡らした。その調子で狂笑しながら襲い掛かる墓女たちを倒していき、最後の仕上げに一番奥にいた火炎瓶を投げてくる墓女の頭部を斬り飛ばす。
血を吸った大地を踏みしめ、転がる死骸を横目に、入り組んだ道の所々に散らばるアイテムを片っ端から拾い集めて進む。奥まった場所にショートカットと思しきリフトがあったので、それも一度乗って動くようにしておいた。
ちなみにアイテムだが、大体は消耗品であったもののある墓石の手前に黒いベールのようなものがついたサークレットが置かれていた。それが置かれていた墓石には精緻な文様が刻まれており、大きさも他よりやや大きい。
星将のベール
星界の奥に座すと言われる、黒き翼を持つ上位者を束ねる存在がつけている黒いベール。ベールには何かの星座を模した模様が黄金糸で刺繍されており、その美しい模様とサークレットに飾られた宝石が、強い神秘の力を与えている。被ると他人からは顔を隠し、それでいて装着者本人の視界は制限されない。このベールは、弓などの遠距離武器を得意としていた星将がつけていたもので、それ故に専用の調整が施されている。今はもう元の持ち主はどこにもいない、遺品だが…
特殊能力 神秘の加護・弓(弓による攻撃の際、クリティカル発生率とそのダメージを跳ね上げる) 闇夜のベール(他人からの解析妨害[大]) 狙い撃つ星の瞳(弓による攻撃の際のみエイム補助[極]) 盗み・破壊不可能 耐久値自動修復 星の加護(遠距離武器に属する武器の耐久値/威力/命中精度/特殊能力の効果を高める[大]) 黒天使の生命(1戦闘に1回のみHP満タンで即座に復活できる) 星劇:闇(自身と周囲の闇攻/闇防を大幅に跳ね上げる)
遠距離武器とは、全ての弓・全ての銃・クロスボウ・鞭・スネークソード・魔剣などなど、遠距離から物理攻撃が可能な武器全てのこと。物理属性を持つ遠距離攻撃ができることが最低条件らしく、杖や天翼は該当しないようだ。
(うん、これはエヴァンにやるもんだな)
この世界のアイテムを持ち帰れるかどうかはまだ分からないが、持ち帰れたらエヴァンに渡すだろう間違いなく。リコード世界の常識からみれば十分なイカレ性能なこのベールも、似たようなものを多数見てきたヒビキにとっては驚くほどでもない。ベールをアイテムボックスに放り込み、さらに先へ進もう、と思ったが通路の突き当りの門はこちらからでは開かないようだ。のため起動しておいた小型リフトに乗って下へ降りる。
右方の谷間に細い橋が架かっており、そこを渡った前方の陰に墓女が1体スタンバっているのがクロノによってわかった。間違いなく渡ると突き落とされるので、先に弓で仕留めておく。細い橋を渡った先はどうやら2階建ての馬小屋で、内部は非常に薄暗い。視界が凄く制限されるので、ヒビキは片手に松明を、クロノは携帯ランタンを浮かべている。それでかなり明るくなった。
「……うぉっ!?」
「……………!?」
積まれた枯れ藁の陰や、棚などの調度品の陰などにかなり高確率で墓女が潜んでいたのだ。無論ここまでに墓女以外の敵も倒してきたものの、墓女たちのインパクトが強すぎてほぼ頭に残ってない。
1体ずつ丁寧に倒していきながら、馬小屋にしては比較的細長い中を進む。梯子を登り、2階の突き当りの扉を勢い良く開けるとそこは家々が立ち並ぶ場所で、しかも屋根が連なっていた。屋根の上を行けと言う事か…
二人は顔を見合わせ、ヒビキが軽く苦笑をたたえクロノは小さく首を傾げた。
≪拾ったアイテム≫
・星将のベール
・狩人の確かな徴×3
・骨髄の灰×17
・濃厚な死血【4】×3
・石ころ×8
・血石の二欠片×7
・血走った目玉×2
・狂人の智慧×2
・死血の雫【3】
・特化の血晶石【1】
≪要注意敵メモ(Byヒビキ)≫
【ヘムウィックの墓女】
緑の擦り切れた衣装に、赤いローブを被っている。火炎瓶・鎌・焼きごて・鉈・木槌を持ったタイプがおり、狂ったように笑いながら積極的に襲い掛かってくる。特に焼きごてと火炎瓶はリーチの長さに注意すること。ただ、ローリングで思いっきりぶつかれば必ずよろめく。クロノとの連携なら多分あまり苦労はしない。油断大敵。
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