113 / 120
10章「狩人たちの見る夢」
かつて学び舎だったもの
しおりを挟む
******
≪ターミナルに新規レポートログが追加されています≫
[タングラム中枢システム002≪産道≫]
システム内には、[データ編集済]にも上る[データ消去済]が保存されています。その重要性から、中枢システム001‐005のセキュリティレベルは最高機密の6に設定されています。
≪産道≫はシステムナンバー003と連動して起動することで、24時間に1人の□□□□を生み出します。□□□□は、言語・技能・身体などは[データ編集済]と全く同一のものですが、記憶に重度の異常を来しています。それと”感応”の力までは引き継がれないようです。
その性質から、[データ破損]にこのシステムを利用する計画が現在検討中です。
現在製作されている□□□□のリスト
=【[データ編集済]】
記録AI名称【屋根裏の大宇宙】
******
※アカ&クロノ組視点です
――――――ビルゲンワース。そこはかつて、学問を学ぶ場でもあり狂おしいまでの神秘の研究所だった場所。
しかし今では半ばまで悪夢に呑み込まれ、現実とも悪夢ともつかぬ場所を漂っている廃墟と成り果てている。いまや学徒たちは変異し、学長ウィレームは月の映る湖を眺めながら安楽椅子に揺られている。
そこにやってきたアカとクロノはそこここに散らばる古びたメモを探しつつ、辺りを探索する。
「……………………」
「……………………」
凄く、無言で。そういえば普段比較的喋るヒビキといつも賑やかなルクスがペアで別行動中なので、こうなるのも当然の帰結というべきか。
「…………………そういえば貴方、その目の布、どうしたんですか?」
「?」
アカがクロノの目に巻かれた黒い布を一瞥して、ぼそりと訊く。別行動してから時々ふらふらと変な方向に歩いていくクロノを見て、盲目なのではないかとアカは気づきだしていた、今まで戦う姿があまりに違和感がなかったため、気づかなかったのだ。感じる血の気配から、同族だということは事実であるが。
「………………」
長い沈黙の後、クロノは不意にその目に巻かれた黒布を解いた。
露になったのは固く閉ざされ、縫われた両の目。鋭い傷跡が1条ずつ縦に走っている。
「成程、そういうことですか…………」
それで初期狩人の知識にも深いアカは、それである程度察したようだった。
「…私は”見えすぎた”から………………お前は”見なくていい”と言われて……………この有様、だ…」
ぼそりと呟くクロノ。彼はかつて嘘偽りなく全てを見通す色違いの重瞳を眼窩に宿していた。あと別に話せないわけではなく、本当に必要最低限しか話さないのである。
「はぁ、やはり悪習は消えてなかったのですね………あ、ここにメモがありました」
溜息をひとつつき、丁度視界の隅に入ったメモを手に取る。その古いメモには【3本の3本目】と走り書きされていた。クロノがその後に見つけたメモには【思索と祈りと共に。■■■■■(掠れて読めない)、星の子よ】と書かれてある。
他も探せば、よくわからない生き物の絵が描かれていたりカレル文字が描かれているメモがぱらぱらと見つかった。いくつかのカレル文字は連盟長ヴァルトールの左目に刻まれた【淀み】、血族狩りアルフレートの右目に刻まれた【輝き】など契約の文字である。こんな場所に何故と一瞬思ったが、そういえばカレル文字の製作者である筆記者カレルはビルゲンワースの学徒だった。つまりはそういうことだ。
「あ、そちら学徒がいったんで気を付けてください」
「……ああ」
そういうや否や背後に迫っていた学徒を聖剣で抜き打ちざま斬る。向き直り、光波で頭部を斬り飛ばした。アカは遠距離でこちらに気づいていなさそうな、瞳が埋まった蜘蛛のような敵「瞳の苗床」を貫通銃を取り出してぶち抜いた。追加で【夜空の瞳】を撃ったものだからそいつがいた場所が若干抉れている。
見つかる前に殺せばこちらは被害を受けずに済む。4人は得意分野にかけてはステータスが高いので数撃で殺ることができるのだ。得意分野にかけては。
扉を開け、1階を2人で探索していると……
――――キィィィン……
「「…………!!」」
空気を震わせる甲高い音が耳に届く。眩い光がこちらに迫ってくる。
余りに弾速が速く、避けきれずに数発くらった。HPが大きく削れる。
「あそこですね」
星弾が飛んできた方向、階段の中辺りにアカと同じ聖歌隊装束を纏った女性狩人が立っていた。右手には仕込み杖、左手にロスマリヌスを握っている。
「俺が秘儀を撃つので、接近戦お願いします」
「……………ああ」
やや軋む床を蹴り、変形していない聖剣を振りかざして接敵する。それに反応して相手が仕込み杖を振ろうとして瞬間、左手の銃を撃った。女性狩人――――「最後の学び手、ユリエ」と呼ばれる彼女が大きく怯む。
無表情のまま右手の聖剣を突き刺し、内臓攻撃へと繋げた。多量の返り血が噴き出し、真正面にいたクロノに降りかかる。
直後に宇宙的な音が響いてきたのでバックステップでアカと位置を入れ替え、すでに【彼方への呼びかけ】を待機状態にしていたアカがそれを全弾発射する。10の弾の内4弾が命中したが、ユリエのHPはまだ半分以上残っている。
だが相手も仕込み杖を変形させており、その上【彼方への呼びかけ】を撃った直後のため少々隙が生じていた。
「………………」
続けてたたみかける。2人でたたみかけたせいか、十数分ほど【彼方への呼びかけ】を避ける→攻撃を繰り返すと彼女は倒れ、消えていった。
***
―――――階段を登り、見える位置のアイテムを拾い集めながら進んでいく。外のバルコニーにもアイテムやら敵もいた。チョウチンアンコウのような他の存在をおびき寄せるための神秘的に発光する触手を持ったムカデ「蛍花」やナメクジ人間「脳喰らい」、頭上などの死角にまた「瞳の苗床」が絶妙に潜んでおり心臓に悪い奇襲を受けること数回。
蛍花は強烈な火力の火の玉を撃ってきた。が、側面に回り込んで頭の触手を銃撃や秘儀で攻撃すれば弱点だったのか案外簡単に倒せた。
落ちていたアイテムの中に紛れていた月見台の鍵を手に入れ、慎重に隠密しつつ瞳の苗床を遠距離で仕留める。
そして一時間ほど後、3階の湖に突き出した月見台にたどりつく。
月見台の上で鐘を鳴らした。
そこには学長ウィレームと思われる老齢の人物が、安楽椅子に揺られたまま月を眺めていた。
「…………………■■■■■■あらゆる儀式を蜘蛛が隠す。露にすることなかれ。
啓蒙的真実は、誰に理解される必要もないものだ」
話しかけてもまともな会話にならない。やはりこちらには理解ができないものだった。
ただ分かったのは、何となく湖の方を指し示すような動きをしている。
「……?」
「…………??」
広い湖は細やかに揺れ動き、月夜の朧な光を反射している。
他を見回すが、道は見当たらない。
意を決した。
******
≪ターミナルが自動で起動し、カタカタとメッセージを表示し始める。≫
お元気ですか?
こちらはいつも通りです。暖かさが戻りつつあるそちら側が少々羨ましくも感じます。
お体にお気をつけて。ああ、もし彼に会ったならたまには戻ってきてとお伝えください。
ちょっと変わっていて、たまにふらふらとどこかに行っちゃったりするのだけど、根は優しくていい子です。
ぜひ、会ったらお話してみてください。
■■■より、愛を込めて
≪メッセージが終了し、モニターに一枚の写真が表示される。月夜に深々と雪が降りしきるどこかの街の十字路に、薄くたなびく霧を纏った外套姿の男性の後ろ姿が映っている≫
***
≪ターミナルに新規レポートログが追加されています≫
[タングラム中枢システム002≪産道≫]
システム内には、[データ編集済]にも上る[データ消去済]が保存されています。その重要性から、中枢システム001‐005のセキュリティレベルは最高機密の6に設定されています。
≪産道≫はシステムナンバー003と連動して起動することで、24時間に1人の□□□□を生み出します。□□□□は、言語・技能・身体などは[データ編集済]と全く同一のものですが、記憶に重度の異常を来しています。それと”感応”の力までは引き継がれないようです。
その性質から、[データ破損]にこのシステムを利用する計画が現在検討中です。
現在製作されている□□□□のリスト
=【[データ編集済]】
記録AI名称【屋根裏の大宇宙】
******
※アカ&クロノ組視点です
――――――ビルゲンワース。そこはかつて、学問を学ぶ場でもあり狂おしいまでの神秘の研究所だった場所。
しかし今では半ばまで悪夢に呑み込まれ、現実とも悪夢ともつかぬ場所を漂っている廃墟と成り果てている。いまや学徒たちは変異し、学長ウィレームは月の映る湖を眺めながら安楽椅子に揺られている。
そこにやってきたアカとクロノはそこここに散らばる古びたメモを探しつつ、辺りを探索する。
「……………………」
「……………………」
凄く、無言で。そういえば普段比較的喋るヒビキといつも賑やかなルクスがペアで別行動中なので、こうなるのも当然の帰結というべきか。
「…………………そういえば貴方、その目の布、どうしたんですか?」
「?」
アカがクロノの目に巻かれた黒い布を一瞥して、ぼそりと訊く。別行動してから時々ふらふらと変な方向に歩いていくクロノを見て、盲目なのではないかとアカは気づきだしていた、今まで戦う姿があまりに違和感がなかったため、気づかなかったのだ。感じる血の気配から、同族だということは事実であるが。
「………………」
長い沈黙の後、クロノは不意にその目に巻かれた黒布を解いた。
露になったのは固く閉ざされ、縫われた両の目。鋭い傷跡が1条ずつ縦に走っている。
「成程、そういうことですか…………」
それで初期狩人の知識にも深いアカは、それである程度察したようだった。
「…私は”見えすぎた”から………………お前は”見なくていい”と言われて……………この有様、だ…」
ぼそりと呟くクロノ。彼はかつて嘘偽りなく全てを見通す色違いの重瞳を眼窩に宿していた。あと別に話せないわけではなく、本当に必要最低限しか話さないのである。
「はぁ、やはり悪習は消えてなかったのですね………あ、ここにメモがありました」
溜息をひとつつき、丁度視界の隅に入ったメモを手に取る。その古いメモには【3本の3本目】と走り書きされていた。クロノがその後に見つけたメモには【思索と祈りと共に。■■■■■(掠れて読めない)、星の子よ】と書かれてある。
他も探せば、よくわからない生き物の絵が描かれていたりカレル文字が描かれているメモがぱらぱらと見つかった。いくつかのカレル文字は連盟長ヴァルトールの左目に刻まれた【淀み】、血族狩りアルフレートの右目に刻まれた【輝き】など契約の文字である。こんな場所に何故と一瞬思ったが、そういえばカレル文字の製作者である筆記者カレルはビルゲンワースの学徒だった。つまりはそういうことだ。
「あ、そちら学徒がいったんで気を付けてください」
「……ああ」
そういうや否や背後に迫っていた学徒を聖剣で抜き打ちざま斬る。向き直り、光波で頭部を斬り飛ばした。アカは遠距離でこちらに気づいていなさそうな、瞳が埋まった蜘蛛のような敵「瞳の苗床」を貫通銃を取り出してぶち抜いた。追加で【夜空の瞳】を撃ったものだからそいつがいた場所が若干抉れている。
見つかる前に殺せばこちらは被害を受けずに済む。4人は得意分野にかけてはステータスが高いので数撃で殺ることができるのだ。得意分野にかけては。
扉を開け、1階を2人で探索していると……
――――キィィィン……
「「…………!!」」
空気を震わせる甲高い音が耳に届く。眩い光がこちらに迫ってくる。
余りに弾速が速く、避けきれずに数発くらった。HPが大きく削れる。
「あそこですね」
星弾が飛んできた方向、階段の中辺りにアカと同じ聖歌隊装束を纏った女性狩人が立っていた。右手には仕込み杖、左手にロスマリヌスを握っている。
「俺が秘儀を撃つので、接近戦お願いします」
「……………ああ」
やや軋む床を蹴り、変形していない聖剣を振りかざして接敵する。それに反応して相手が仕込み杖を振ろうとして瞬間、左手の銃を撃った。女性狩人――――「最後の学び手、ユリエ」と呼ばれる彼女が大きく怯む。
無表情のまま右手の聖剣を突き刺し、内臓攻撃へと繋げた。多量の返り血が噴き出し、真正面にいたクロノに降りかかる。
直後に宇宙的な音が響いてきたのでバックステップでアカと位置を入れ替え、すでに【彼方への呼びかけ】を待機状態にしていたアカがそれを全弾発射する。10の弾の内4弾が命中したが、ユリエのHPはまだ半分以上残っている。
だが相手も仕込み杖を変形させており、その上【彼方への呼びかけ】を撃った直後のため少々隙が生じていた。
「………………」
続けてたたみかける。2人でたたみかけたせいか、十数分ほど【彼方への呼びかけ】を避ける→攻撃を繰り返すと彼女は倒れ、消えていった。
***
―――――階段を登り、見える位置のアイテムを拾い集めながら進んでいく。外のバルコニーにもアイテムやら敵もいた。チョウチンアンコウのような他の存在をおびき寄せるための神秘的に発光する触手を持ったムカデ「蛍花」やナメクジ人間「脳喰らい」、頭上などの死角にまた「瞳の苗床」が絶妙に潜んでおり心臓に悪い奇襲を受けること数回。
蛍花は強烈な火力の火の玉を撃ってきた。が、側面に回り込んで頭の触手を銃撃や秘儀で攻撃すれば弱点だったのか案外簡単に倒せた。
落ちていたアイテムの中に紛れていた月見台の鍵を手に入れ、慎重に隠密しつつ瞳の苗床を遠距離で仕留める。
そして一時間ほど後、3階の湖に突き出した月見台にたどりつく。
月見台の上で鐘を鳴らした。
そこには学長ウィレームと思われる老齢の人物が、安楽椅子に揺られたまま月を眺めていた。
「…………………■■■■■■あらゆる儀式を蜘蛛が隠す。露にすることなかれ。
啓蒙的真実は、誰に理解される必要もないものだ」
話しかけてもまともな会話にならない。やはりこちらには理解ができないものだった。
ただ分かったのは、何となく湖の方を指し示すような動きをしている。
「……?」
「…………??」
広い湖は細やかに揺れ動き、月夜の朧な光を反射している。
他を見回すが、道は見当たらない。
意を決した。
******
≪ターミナルが自動で起動し、カタカタとメッセージを表示し始める。≫
お元気ですか?
こちらはいつも通りです。暖かさが戻りつつあるそちら側が少々羨ましくも感じます。
お体にお気をつけて。ああ、もし彼に会ったならたまには戻ってきてとお伝えください。
ちょっと変わっていて、たまにふらふらとどこかに行っちゃったりするのだけど、根は優しくていい子です。
ぜひ、会ったらお話してみてください。
■■■より、愛を込めて
≪メッセージが終了し、モニターに一枚の写真が表示される。月夜に深々と雪が降りしきるどこかの街の十字路に、薄くたなびく霧を纏った外套姿の男性の後ろ姿が映っている≫
***
0
あなたにおすすめの小説
ミックスブラッドオンライン・リメイク
マルルン
ファンタジー
ある日、幼馴染の琴音に『大学進学資金』の獲得にと勧められたのは、何と懸賞金付きのVRMMOの限定サーバへの参加だった。名前は『ミックスブラッドオンライン』と言って、混血がテーマの一風変わったシステムのゲームらしい。賞金の額は3億円と破格だが、ゲーム内には癖の強い振るい落としイベント&エリアが満載らしい。
たかがゲームにそんな賞金を懸ける新社長も変わっているが、俺の目的はどちらかと言えば沸点の低い幼馴染のご機嫌取り。そんな俺たちを待ち構えるのは、架空世界で巻き起こる破天荒な冒険の数々だった――。
癒し目的で始めたVRMMO、なぜか最強になっていた。
branche_noir
SF
<カクヨムSFジャンル週間1位>
<カクヨム週間総合ランキング最高3位>
<小説家になろうVRゲーム日間・週間1位>
現実に疲れたサラリーマン・ユウが始めたのは、超自由度の高いVRMMO《Everdawn Online》。
目的は“癒し”ただそれだけ。焚き火をし、魚を焼き、草の上で昼寝する。
モンスター討伐? レベル上げ? 知らん。俺はキャンプがしたいんだ。
ところが偶然懐いた“仔竜ルゥ”との出会いが、運命を変える。
テイムスキルなし、戦闘ログ0。それでもルゥは俺から離れない。
そして気づけば、森で焚き火してただけの俺が――
「魔物の軍勢を率いた魔王」と呼ばれていた……!?
癒し系VRMMO生活、誤認されながら進行中!
本人その気なし、でも周囲は大騒ぎ!
▶モフモフと焚き火と、ちょっとの冒険。
▶のんびり系異色VRMMOファンタジー、ここに開幕!
カクヨムで先行配信してます!
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
もふもふと味わうVRグルメ冒険記 〜遅れて始めたけど、料理だけは最前線でした〜
きっこ
ファンタジー
五感完全再現のフルダイブVRMMO《リアルコード・アース》。
遅れてゲームを始めた童顔ちびっ子キャラの主人公・蓮は、戦うことより“料理”を選んだ。
作るたびに懐いてくるもふもふ、微笑むNPC、ほっこりする食卓――
今日も炊事場でクッキーを焼けば、なぜか神様にまで目をつけられて!?
ただ料理しているだけなのに、気づけば伝説級。
癒しと美味しさが詰まった、もふもふ×グルメなスローゲームライフ、ここに開幕!
親がうるさいのでVRMMOでソロ成長します
miigumi
ファンタジー
VRが当たり前になった時代。大学生の瑞希は、親の干渉に息苦しさを感じながらも、特にやりたいことも見つからずにいた。
そんなある日、友人に誘われた話題のVRMMO《ルーンスフィア・オンライン》で目にしたのは――「あなたが求める自由を」という言葉。
軽い気持ちでログインしたはずが、気づけば彼女は“ソロ”で世界を駆けることになる。
誰にも縛られない場所で、瑞希は自分の力で強くなることを選んだ。これは、自由を求める彼女のソロ成長物語。
毎日22時投稿します。
スキル【幸運】無双~そのシーフ、ユニークスキルを信じて微妙ステータス幸運に一点張りする~
榊与一
ファンタジー
幼い頃の鑑定によって、覚醒とユニークスキルが約束された少年——王道光(おうどうひかる)。
彼はその日から探索者――シーカーを目指した。
そして遂に訪れた覚醒の日。
「ユニークスキル【幸運】?聞いた事のないスキルだな?どんな効果だ?」
スキル効果を確認すると、それは幸運ステータスの効果を強化する物だと判明する。
「幸運の強化って……」
幸運ステータスは、シーカーにとって最も微妙と呼ばれているステータスである。
そのため、進んで幸運にステータスポイントを割く者はいなかった。
そんな効果を強化したからと、王道光はあからさまにがっかりする。
だが彼は知らない。
ユニークスキル【幸運】の効果が想像以上である事を。
しかもスキルレベルを上げる事で、更に効果が追加されることを。
これはハズレと思われたユニークスキル【幸運】で、王道光がシーカー界の頂点へと駆け上がる物語。
異世界帰りの少年は現実世界で冒険者になる
家高菜
ファンタジー
ある日突然、異世界に勇者として召喚された平凡な中学生の小鳥遊優人。
召喚者は優人を含めた5人の勇者に魔王討伐を依頼してきて、優人たちは魔王討伐を引き受ける。
多くの人々の助けを借り4年の月日を経て魔王討伐を成し遂げた優人たちは、なんとか元の世界に帰還を果たした。
しかし優人が帰還した世界には元々は無かったはずのダンジョンと、ダンジョンを探索するのを生業とする冒険者という職業が存在していた。
何故かダンジョンを探索する冒険者を育成する『冒険者育成学園』に入学することになった優人は、新たな仲間と共に冒険に身を投じるのであった。
【完結】デスペナのないVRMMOで一度も死ななかった生産職のボクは最強になりました。
鳥山正人
ファンタジー
デスペナのないフルダイブ型VRMMOゲームで一度も死ななかったボク、三上ハヤトがノーデスボーナスを授かり最強になる物語。
鍛冶スキルや錬金スキルを使っていく、まったり系生産職のお話です。
まったり更新でやっていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過しました。
────────
自筆です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる