34 / 37
5章【終わりは始まり、始まりは終わり】
殲滅、大勢(たいせい)の決着
しおりを挟む
「禁断の荒野」、「致命の地」全体に渡って漂い始めた、乳白色の濃密な霧。
冷気と、微かな銀木犀の花の香りを伴うその霧は、人、モンスター関係なく大地と近い空気を濡らしていく。
その不思議な霧の出どころは、1人の、白銀の鎧を纏った若い騎士の持つ剣だった。
白い水晶金属でできた幅10センチ程度の両刃の刀身に、鍔から剣脊の半ばまで銀木犀の象嵌が施されている。隣で戦闘中だった彼の仲間が、驚いた様に言った。
「クレイ、【銀木犀の剣】の武器固有能力まで使わなくてもよかったんじゃないか?」
現界に存在する一定以上のランクの武器には、「武器固有能力」が1つずつ備わっている。
武器ごとに全く違い、使い方によっては戦局をひっくり返せることも十分可能なまでの威力を持つため、各国の騎士団では軽々しく使う事は禁じられているほどである。
【銀木犀の剣】の固有能力は…――――――
「仕方ないだろこんな状況なんだから。…ッ、《タイム・フリーズ》解放!」
瞬間。
濃密な霧の中から極太の氷の蔓が伸びあがり、それは半ばで細く無数に分かれると、的確にモンスターだけに絡みつき、徐々にその体を凍り付かせていく。
ぱっと見、氷でできた投網のようだ。
結果、拘束されたモンスターたちは全てそれぞれの時間を凍り付かせた。
「ファルガ、あれ頼むっ!」
【銀木犀の剣】を片手で天に突き上げたまま、若い白銀騎士――クレイは近くにいた同僚のファルガに向かって叫ぶ。
「おい、勘弁してくれよなぁ…俺のは強い代わりに耐久度の消費がハンパねぇんだよ」
応えたのはクレイとよく似た白銀基調の鎧を纏う、声からして年上の騎士。
両手で構えているのは【銀木犀の剣】と同じランクの長槍、【聖翼の戦槍】。
直径数センチの細く白い、優に1メートルは超える長さの柄の先には銀色の刃が輝く。
刃と柄の継ぎ目には翼を象った飾りがついており、中心には四角すいの形の赤い宝玉が嵌っている。
真っ白な飾り布が、柄から解けてばたばたと風にはためいた。
「仕方ねぇなぁ…まあ上手くいけば全滅させることができるかもしんねぇけどよ」
そういいながらも、右手に持った戦槍を空高く突き上げ、武器固有能力の起句を唱える。
「《セイント・ガルーダ》召喚、解放!」
――――次の瞬間。穂先の刃が眩い光を放ち、灰色を帯びた雲で覆われていた空が裂けた。
その裂けた雲の奥には無限の蒼穹が広がっており、その更に奥から、ピィィィ―…と甲高い風切り音をたてながら何かが飛んでくる。
それは、地球に生きる種類と比べれば二回りほどは大きい、黄金色の鷹であった。体表の羽毛が全て黄金色の、神獣に分類される特殊召喚モンスター、
――――――《聖翼の霊鷹》。
ガルーダは弧を描きながら地上近くまで降りてくると、いきなりバサバサと大きく羽撃いた。
すると、はばたきによって生じた風がそのまま鋭い風の刃と化して周囲に飛んでいく。
ザシュッっという斬撃音と、ブシュゥという噴出音が立て続けにあちらこちらで鳴り響く。
ファルガはその間ずっと、槍を突き上げたままの体勢で立ち続けている。
戦槍の銀色に光っている刃にビキビキと音を立てて細かな亀裂が走る。
―――ファルガの持つ【聖翼の戦槍】の武器固有能力は。
神獣を召喚する。ガルーダはファルガが敵と認識したモノ全てを狩りつくすまでは何をしようが止めることはできないという強力なものだが、召喚した後、ガルーダが敵を全て狩りつくすまで槍を空へ突き上げた体勢のままでおらねばならず、そしてこの能力の何よりの欠点が武器の耐久度を著しく下げてしまう事だ。
大体固有能力を使うと武器の耐久度が下がるが、この戦槍はその中でも群を抜いている。
要するに、通常は「最後の切り札」として扱うべきものなのだ。
「ガルーダがなるべく早く殲滅しきる事を祈るばかりだな…このままじゃ武器耐久度が尽きるのが先になる」
少々焦りを滲ませた表情で歯噛みしながら、槍を天に突き上げ続ける。
ガルーダが召喚されてから、おおよそ10分ほど経った。
すると今度は、後方にいた神官や治癒師たちと一緒にいた一部の国の「神殿騎士」の中の一人が、突然天幕を飛び出し全速力で駆けだした。
周りにいた女性神官たちやた治癒師たちは突然のことに数秒呆然としていた。
金属鎧を纏いながらも驚異的なスピードで駆けるそのランスロットと呼ばれる青年神殿騎士長は、ある一定の距離を走ったところで宙へ跳び上がった。
「グラァァァム!!」
思い切り叫びながら、一見何の変哲もない加工された宝玉を宙へ放る。
すると宝玉は音もなく自壊しながら赤い光粒を放ち始め、それはランスロットの背に集まって巨大な蝶々の様な2対4枚の翼を創りだした。
全体としては赤いが、部分によって色の薄さが違う。まるで炎の様な色合いの翼。
しかもそれから延びるように、赤い光でできた線状の翼が光っている。
空に浮遊したままの彼の右手には、翼と同じくらい鮮烈な赤さの長剣が握られていた。
それは飛翔できる特性を持った魔法武器である「天翼」の中で最高級の代物。
――――――――――【神剣】グラム。
滞空している彼に気づいたか、神剣グラムの美しさに見とれたか、戦場が一瞬だけ、止まる。
そう。ほんの一瞬だけ。その間隙に。
「《ルミナスジャッジメント》ッ!」
神剣グラムの、固有能力が発動する。
勇ましく天へ掲げられた真紅の剣から純白の光柱が撃ち上がり、ある程度までいったところで、パァァァ…―――ン!!と音高く弾けた。
弾けた光は羽根の形となって、ひらひら、ふわふわと舞い落ちてくる。
まるで天使の羽根の様に清らかなそれが、人、モンスターの両方に触れた瞬間。
再び無数の微細な光粒となって弾けた。が、しかし結果は両極端だった。
味方には奇跡的なまでの回復を、敵には無慈悲なまでの裁きを。
それが神剣グラムの固有能力《ルミナスジャッジメント》。
ランスロットが見下ろす先には、裁きの餌食にかかったモンスターたちの血で塗りつぶされた大地が広がっていた。
実を言うと、ランスロットは戦闘開戦前の夜に、戦女神アテナから神剣グラムを封じ込めた宝玉を貰っていたのだ。トールやオーディンの目の届かない、神殿騎士たちの天幕の近くで。
これがとどめとなり、レイによって闇のポータルを既に破壊され無限湧出が止まっていた闇のモンスターたちは1匹残らず死に絶えた。
……………これで大勢は決した、と言ってもよい。
が、まだ敵の最重要格たる宵闇王が残っている。
対峙の時は、もう間もなく迫っていた。
冷気と、微かな銀木犀の花の香りを伴うその霧は、人、モンスター関係なく大地と近い空気を濡らしていく。
その不思議な霧の出どころは、1人の、白銀の鎧を纏った若い騎士の持つ剣だった。
白い水晶金属でできた幅10センチ程度の両刃の刀身に、鍔から剣脊の半ばまで銀木犀の象嵌が施されている。隣で戦闘中だった彼の仲間が、驚いた様に言った。
「クレイ、【銀木犀の剣】の武器固有能力まで使わなくてもよかったんじゃないか?」
現界に存在する一定以上のランクの武器には、「武器固有能力」が1つずつ備わっている。
武器ごとに全く違い、使い方によっては戦局をひっくり返せることも十分可能なまでの威力を持つため、各国の騎士団では軽々しく使う事は禁じられているほどである。
【銀木犀の剣】の固有能力は…――――――
「仕方ないだろこんな状況なんだから。…ッ、《タイム・フリーズ》解放!」
瞬間。
濃密な霧の中から極太の氷の蔓が伸びあがり、それは半ばで細く無数に分かれると、的確にモンスターだけに絡みつき、徐々にその体を凍り付かせていく。
ぱっと見、氷でできた投網のようだ。
結果、拘束されたモンスターたちは全てそれぞれの時間を凍り付かせた。
「ファルガ、あれ頼むっ!」
【銀木犀の剣】を片手で天に突き上げたまま、若い白銀騎士――クレイは近くにいた同僚のファルガに向かって叫ぶ。
「おい、勘弁してくれよなぁ…俺のは強い代わりに耐久度の消費がハンパねぇんだよ」
応えたのはクレイとよく似た白銀基調の鎧を纏う、声からして年上の騎士。
両手で構えているのは【銀木犀の剣】と同じランクの長槍、【聖翼の戦槍】。
直径数センチの細く白い、優に1メートルは超える長さの柄の先には銀色の刃が輝く。
刃と柄の継ぎ目には翼を象った飾りがついており、中心には四角すいの形の赤い宝玉が嵌っている。
真っ白な飾り布が、柄から解けてばたばたと風にはためいた。
「仕方ねぇなぁ…まあ上手くいけば全滅させることができるかもしんねぇけどよ」
そういいながらも、右手に持った戦槍を空高く突き上げ、武器固有能力の起句を唱える。
「《セイント・ガルーダ》召喚、解放!」
――――次の瞬間。穂先の刃が眩い光を放ち、灰色を帯びた雲で覆われていた空が裂けた。
その裂けた雲の奥には無限の蒼穹が広がっており、その更に奥から、ピィィィ―…と甲高い風切り音をたてながら何かが飛んでくる。
それは、地球に生きる種類と比べれば二回りほどは大きい、黄金色の鷹であった。体表の羽毛が全て黄金色の、神獣に分類される特殊召喚モンスター、
――――――《聖翼の霊鷹》。
ガルーダは弧を描きながら地上近くまで降りてくると、いきなりバサバサと大きく羽撃いた。
すると、はばたきによって生じた風がそのまま鋭い風の刃と化して周囲に飛んでいく。
ザシュッっという斬撃音と、ブシュゥという噴出音が立て続けにあちらこちらで鳴り響く。
ファルガはその間ずっと、槍を突き上げたままの体勢で立ち続けている。
戦槍の銀色に光っている刃にビキビキと音を立てて細かな亀裂が走る。
―――ファルガの持つ【聖翼の戦槍】の武器固有能力は。
神獣を召喚する。ガルーダはファルガが敵と認識したモノ全てを狩りつくすまでは何をしようが止めることはできないという強力なものだが、召喚した後、ガルーダが敵を全て狩りつくすまで槍を空へ突き上げた体勢のままでおらねばならず、そしてこの能力の何よりの欠点が武器の耐久度を著しく下げてしまう事だ。
大体固有能力を使うと武器の耐久度が下がるが、この戦槍はその中でも群を抜いている。
要するに、通常は「最後の切り札」として扱うべきものなのだ。
「ガルーダがなるべく早く殲滅しきる事を祈るばかりだな…このままじゃ武器耐久度が尽きるのが先になる」
少々焦りを滲ませた表情で歯噛みしながら、槍を天に突き上げ続ける。
ガルーダが召喚されてから、おおよそ10分ほど経った。
すると今度は、後方にいた神官や治癒師たちと一緒にいた一部の国の「神殿騎士」の中の一人が、突然天幕を飛び出し全速力で駆けだした。
周りにいた女性神官たちやた治癒師たちは突然のことに数秒呆然としていた。
金属鎧を纏いながらも驚異的なスピードで駆けるそのランスロットと呼ばれる青年神殿騎士長は、ある一定の距離を走ったところで宙へ跳び上がった。
「グラァァァム!!」
思い切り叫びながら、一見何の変哲もない加工された宝玉を宙へ放る。
すると宝玉は音もなく自壊しながら赤い光粒を放ち始め、それはランスロットの背に集まって巨大な蝶々の様な2対4枚の翼を創りだした。
全体としては赤いが、部分によって色の薄さが違う。まるで炎の様な色合いの翼。
しかもそれから延びるように、赤い光でできた線状の翼が光っている。
空に浮遊したままの彼の右手には、翼と同じくらい鮮烈な赤さの長剣が握られていた。
それは飛翔できる特性を持った魔法武器である「天翼」の中で最高級の代物。
――――――――――【神剣】グラム。
滞空している彼に気づいたか、神剣グラムの美しさに見とれたか、戦場が一瞬だけ、止まる。
そう。ほんの一瞬だけ。その間隙に。
「《ルミナスジャッジメント》ッ!」
神剣グラムの、固有能力が発動する。
勇ましく天へ掲げられた真紅の剣から純白の光柱が撃ち上がり、ある程度までいったところで、パァァァ…―――ン!!と音高く弾けた。
弾けた光は羽根の形となって、ひらひら、ふわふわと舞い落ちてくる。
まるで天使の羽根の様に清らかなそれが、人、モンスターの両方に触れた瞬間。
再び無数の微細な光粒となって弾けた。が、しかし結果は両極端だった。
味方には奇跡的なまでの回復を、敵には無慈悲なまでの裁きを。
それが神剣グラムの固有能力《ルミナスジャッジメント》。
ランスロットが見下ろす先には、裁きの餌食にかかったモンスターたちの血で塗りつぶされた大地が広がっていた。
実を言うと、ランスロットは戦闘開戦前の夜に、戦女神アテナから神剣グラムを封じ込めた宝玉を貰っていたのだ。トールやオーディンの目の届かない、神殿騎士たちの天幕の近くで。
これがとどめとなり、レイによって闇のポータルを既に破壊され無限湧出が止まっていた闇のモンスターたちは1匹残らず死に絶えた。
……………これで大勢は決した、と言ってもよい。
が、まだ敵の最重要格たる宵闇王が残っている。
対峙の時は、もう間もなく迫っていた。
0
あなたにおすすめの小説
三十年後に届いた白い手紙
RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。
彼は最後まで、何も語らなかった。
その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。
戴冠舞踏会の夜。
公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。
それは復讐でも、告発でもない。
三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、
「渡されなかった約束」のための手紙だった。
沈黙のまま命を捨てた男と、
三十年、ただ待ち続けた女。
そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。
これは、
遅れて届いた手紙が、
人生と運命を静かに書き換えていく物語。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
大根令嬢の雑学無双、王弟殿下を添えて。~ 前世を思い出したので、許婚をほったらかして人助けしまくります!!
古森真朝
恋愛
気弱な伯爵令嬢のカレンは、自分勝手な婚約者レナートに振り回されていた。耐え続けていたある日、舞踏会で何者かに突き飛ばされ、階段から落ちてしまう。
その傷が元で儚く……なるかと思いきや。衝撃で前世を思い出したカレンは一転、かの『ド根性大根』みたいな超・ポジティブ人間になっていた。
『モラハラ婚約者の思惑なんぞ知るか!! 今度こそ好きなことやって、目いっぱい幸せに長生きするんだから!!!』
昔ひたすら読書に耽って身に着けた『雑学』を武器に、うっかり採れ過ぎた作物や、開墾しようとすると不幸に見舞われる土地、不治の病にかかった王族、等々の問題をどんどん解決。
領地の内外で心強い友人が出来たり、いつの間にかものすごく有名になっていたり、何かと協力してくれる王弟ヴィクトルから好意を寄せられたり(注:気付いてない)する中、温かい家族と共に仕事に励んでいく。
一方、前世から因縁のある人々もまた、こちらに転生していて――
過労死して転生したので絶対に働かないと決めたのに、何をしても才能がバレる件
やんやんつけバー
ファンタジー
過労死して異世界転生。今度こそ絶対に働かないと決めたのに、何をやっても才能がバレてしまう——。農村で静かに暮らすはずが、魔力、農業、医療……気づけば誰も放っておかない。チートで穏やか系の異世界スローライフ。
【完結】辺境に飛ばされた子爵令嬢、前世の経営知識で大商会を作ったら王都がひれ伏したし、隣国のハイスペ王子とも結婚できました
いっぺいちゃん
ファンタジー
婚約破棄、そして辺境送り――。
子爵令嬢マリエールの運命は、結婚式直前に無惨にも断ち切られた。
「辺境の館で余生を送れ。もうお前は必要ない」
冷酷に告げた婚約者により、社交界から追放された彼女。
しかし、マリエールには秘密があった。
――前世の彼女は、一流企業で辣腕を振るった経営コンサルタント。
未開拓の農産物、眠る鉱山資源、誠実で働き者の人々。
「必要ない」と切り捨てられた辺境には、未来を切り拓く力があった。
物流網を整え、作物をブランド化し、やがて「大商会」を設立!
数年で辺境は“商業帝国”と呼ばれるまでに発展していく。
さらに隣国の完璧王子から熱烈な求婚を受け、愛も手に入れるマリエール。
一方で、税収激減に苦しむ王都は彼女に救いを求めて――
「必要ないとおっしゃったのは、そちらでしょう?」
これは、追放令嬢が“経営知識”で国を動かし、
ざまぁと恋と繁栄を手に入れる逆転サクセスストーリー!
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
転生してチートを手に入れました!!生まれた時から精霊王に囲まれてます…やだ
如月花恋
ファンタジー
…目の前がめっちゃ明るくなったと思ったら今度は…真っ白?
「え~…大丈夫?」
…大丈夫じゃないです
というかあなた誰?
「神。ごめんね~?合コンしてたら死んじゃってた~」
…合…コン
私の死因…神様の合コン…
…かない
「てことで…好きな所に転生していいよ!!」
好きな所…転生
じゃ異世界で
「異世界ってそんな子供みたいな…」
子供だし
小2
「まっいっか。分かった。知り合いのところ送るね」
よろです
魔法使えるところがいいな
「更に注文!?」
…神様のせいで死んだのに…
「あぁ!!分かりました!!」
やたね
「君…結構策士だな」
そう?
作戦とかは楽しいけど…
「う~ん…だったらあそこでも大丈夫かな。ちょうど人が足りないって言ってたし」
…あそこ?
「…うん。君ならやれるよ。頑張って」
…んな他人事みたいな…
「あ。爵位は結構高めだからね」
しゃくい…?
「じゃ!!」
え?
ちょ…しゃくいの説明ぃぃぃぃ!!
中身は80歳のおばあちゃんですが、異世界でイケオジ伯爵に溺愛されています
浅水シマ
ファンタジー
【完結しました】
ーー人生まさかの二週目。しかもお相手は年下イケオジ伯爵!?
激動の時代を生き、八十歳でその生涯を終えた早川百合子。
目を覚ますと、そこは異世界。しかも、彼女は公爵家令嬢“エマ”として新たな人生を歩むことに。
もう恋愛なんて……と思っていた矢先、彼女の前に現れたのは、渋くて穏やかなイケオジ伯爵・セイルだった。
セイルはエマに心から優しく、どこまでも真摯。
戸惑いながらも、エマは少しずつ彼に惹かれていく。
けれど、中身は人生80年分の知識と経験を持つ元おばあちゃん。
「乙女のときめき」にはとっくに卒業したはずなのに――どうしてこの人といると、胸がこんなに苦しいの?
これは、中身おばあちゃん×イケオジ伯爵の、
ちょっと不思議で切ない、恋と家族の物語。
※小説家になろうにも掲載中です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる