至高なる者の物語 大いなる旅の終着点

天魔真

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第一章 至高天郷

第2話 12の種族と謎

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〈固有結界 闇の中は我が領域ロード・オブ・ダークネス
俺は固有結界を出す。久しぶりに使う結界術式の奥義・・・・・
「ようこそ・・・我が領域世界へ・・・ここなら安全だ。」
「さあ・・・始めよう」
コォーーーーー
吹雪が舞う
〈変化 変幻自在の夜エバー・チェンジ・ナイト
俺の夜・・・漆黒の闇は我の意のまま
俺はの姿を模した姿になる
そして・・・
至高なる神々の槍グラズヘイム・ロンギヌス
そう唱え槍を俺の目の前にいる存在に突き付ける
「問おう・・・貴様は何者だ? 返答次第では敵と判断しここで殺すぞ?」
殺気を飛ばしながら聞く
「降参だ。初めまして。ゆふむ殿」
「私は「星槍守護天団 第2位 副首領 戦乙女ヴァルキリーのヴェンデッタ」です。」
・・・なぜ俺の名を?
「用件はただ一つ。我ら「」と共に四大戦争を止めてほしい。そのために我らの首領になってほしいのです。」
・・・・どうするかねぇ。
「・・・それは・・・」
俺が伝えようとした時
パリンッ
(は?!俺の闇の中は我が領域ロード・オブ・ダークネスにひびが?!・・・この気配・・・あいつらか)
シュン
「久しぶりだな。ヴェンデッタ」
俺の領域に入ってきたディーが言う
「ええお久しぶりです。ディー殿」
(喧嘩が始まりそうだあ)パチン
領域を閉じる
「君ら知り合い?!」
(喧嘩するなら他でやれや)
「ええでも腐れ縁ですがね。・・・・なあヴェンデッタよ。なぜマスターを首領にしたいんだ?」
ディーは睨みながら聞く
「機密事項なんで詳しくは言えませんが、この世界で動くときに首領であれば何かと自由なんでね。まあ個人的にもほしいのもあるけど」
ヴェンデッタは答える
「それはそれとして。そろそろ近くの都市に行きません?」
ガルトが提案する
「それ採用!・・ここから北に一キロ町があるな。そこに行くk」
ギャオオオオオオ
「うるせえ・・ただの近代龍ワイヴァーン・・か・・お前らは下がれ。一手で終わらせる」
そう・・・一撃で終わらせる。少し前の異名は「神速の剣士」・・・あれから年をとったがワイヴァーンごときに本気になるきはない
 静まれ・・・雷のように素早く、重く・・・水のように静かに・・・
〈柊流 壱の型 碧眼の神雷〉
ザァァン
「この程度か・・・」
ドーン
一撃でワイヴァーンの首を切り落とす
「では、行こうか君たち」




三十分後・・・・俺らはある町の前にいた
その町の名は
「「フォレスト」・・か」
ふぅん・・・まあ見た感じ「長寿種エルフ」の町・・・だな
「早く宿探して休みたいから移動するぞ」
普通に寝みぃ・・だから寝たい
 「待て」
「???」
俺らは止められる
「この町に入る前に身分証を出せ」
門番に止められる・・・・そりゃそうだな、
でもけっこうヤバい。だって身分証になるものがないんだ・・・あれ?これって
「詰んだ?」
その時
「エルフの長である「長寿種エルフ・ロード」レインの名においてその方々を招待します。通しなさい」
そう女性・・・エルフロードがいうと門が開く
「初めまして召還主呼びだし手様。話しは私の城でしましょう。」
空間移動ディメンション・ワープ



数分後
王城の謁見の間?で俺達は対面する
「・・・だから俺達に四大戦争を止めてほしい・・と?」
「ええそうです。本来我々エルフ・・・七大種族達は今回の戦争に介入する義理はないのです。ですが自然に存在する「精霊族スピリット」と「天羅族(いわゆる八百万の神々)」に被害が出るなら話しは別。介入するしかない。七大種族は世界の均衡を保つ役割がありますから」
七大種族・・・確かこの世界は12の種族があり、天使、悪魔は裏の世界に住んだり神界に住んだりしていて出張ることはない。そうヴェンデッタに聞いたが
「なぜ天使族奴らが出張る必要があるのかが分からねぇ」
妖魔、魔族、人間はわかる。いにしえから領土争いが絶えないらしいからそこはわかる。だが神の使徒の天使が出張る必要はないハズだが
「・・・理由がどうであれ動くしかない。俺を含めディーとガルトでに接触をする。・・・ヴェンデッタは天使の内情を探ってくれ、レインはこのまま待機。他種族で不穏な動きがあれば俺達に報告を頼む。」
 早く宿で寝たい。・・・状況整理したいし・・・
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