私の黒歴史倉庫

ネギヲ

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偽黒井

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「ふとあの頃を思い出した。夜中に池まで行って釣りをした日。」

数年前

「俺、釣りの経験なんて少ないぜ」

釣りなんて小学生の頃に川でしたことが数回、あとは釣り堀くらいしか経験のない俺だが、友達から釣りに誘われた。

「夜中の釣りは楽しいから来いよ!」

釣り道具も貸してくれるみたいだし、久々にやってみようかな、釣り。

そして数日後の夜中、俺達は車で池に向かった。

テキトーな場所に車を止めて、池まで歩いた。

「暗すぎて全然見えないな」

懐中電灯は持ってきてはいるが、本当に辺りは暗かった。

しばらく歩いて、目的の池に着いた。

ワクワクするけど、少し怖かった。

そして、俺達三人は釣りを始めた。

だけど、誰1人として、釣れることなく時間が過ぎていく。

「どこが釣れやすいとか、スポット的なのがあるかもしれない」

友達はスマホを手にして池についての情報を調べた。

「マジかよ」

「どうした?」

友人はスマホを見せてくれた。

「この池、心霊スポットらしい」


スマホの画面には心霊スポット的な情報が載っていた。

「まぁ気にせず自分達で探そうぜ!」

友達は何もビビることなく、スポットを探すことを始めた。

「俺も探してくる」

もう1人の友達もその場を離れてどこかに歩いていく。

3人がバラバラで釣りをすることになった。

1人でいると、心細くなってくる。

30分くらい過ぎたけど、誰も戻っては来ない。

少し不安になった俺は、友人の所に行くことにした。

友人の歩いて行った方向を歩いてみるが、中々見当たらない。

どこまで行ったんだ。

更に歩くが、全然見当たらない。

その時、遠くに明かりが見えた。

あんなところまでいたのか。

「おーーーい」

呼んでみるが返事がない。

近づいてまた呼んでみるが、やはり返事がない。

何かあったのかもしれない。

焦った俺は走りながら呼びかけた。


「おーーーい!!!返事しろーー!!」

人影が見えた。

「おい!!」

直ぐそばまで走って、気づいてしまった。


あ、この人全然知らんおっさんやん。


後で知ったが、友人はその少し先で釣りをしていた。

結局、小さなブルーギルを数匹釣って終わった。


こんな、中途半端なオチとか偽黒井かよ!!!
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