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ちゃ
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「勘京は学校楽しい?」
神戸原秋代(かんどばらあきよ)は、学校からの帰り道で不意に聞いてきた。
「楽しくないよ。学校なんて100日行って1日でも楽しい日があればいい方だと思ってる」
僕の名前は重松勘京(じゅうまつかんきょう)、歳は17の高校2年生。
僕の発言を聞いて、神戸原秋代は笑顔を見せた。
「私も勘京がいなかったら退屈かも」
「僕がいてもいなくても関係ないよ」
「関係なくなんかないよ!また明日も一緒に帰ろうね」
「うん」
秋代は左に曲がり、僕は真っ直ぐと歩いた。
それから3分くらい経った時、よく聞く廃品業者や灯油や選挙のアナウンスに似たアナウンスを耳にした。
ただ、その内容は僕の知ってるアナウンスのどれでもなかった。
「今からご町内の皆様には殺し合いをして頂きます。ご町内の外には決して出ないで下さい」
このアナウンスを繰り返し流しながら走る車が僕の横を通り過ぎた。
更に、先の方でも同じアナウンスが聞こえる。
2台目の車を見た時に、不吉な予感がした。
さっきの車もそうだったけど、運転手がいなかった。
自動運転で走っている。
その時、電話が来た。
神戸原秋代からだ。
「もしもし」
僕が電話を受けると、電話の先からも同じアナウンスが聞こえた。
「勘京、変な車があちこちに走ってるんだけど」
「こっちでも見かけたよ」
「なんか、怖い」
声が少し怯えていた。
「今からそっちに向かうよ」
僕はそう言って電話を切った。
その時、アナウンスがピタッと止まった。
「時間が来ました。殺し合いを始めて下さい。」
神戸原秋代(かんどばらあきよ)は、学校からの帰り道で不意に聞いてきた。
「楽しくないよ。学校なんて100日行って1日でも楽しい日があればいい方だと思ってる」
僕の名前は重松勘京(じゅうまつかんきょう)、歳は17の高校2年生。
僕の発言を聞いて、神戸原秋代は笑顔を見せた。
「私も勘京がいなかったら退屈かも」
「僕がいてもいなくても関係ないよ」
「関係なくなんかないよ!また明日も一緒に帰ろうね」
「うん」
秋代は左に曲がり、僕は真っ直ぐと歩いた。
それから3分くらい経った時、よく聞く廃品業者や灯油や選挙のアナウンスに似たアナウンスを耳にした。
ただ、その内容は僕の知ってるアナウンスのどれでもなかった。
「今からご町内の皆様には殺し合いをして頂きます。ご町内の外には決して出ないで下さい」
このアナウンスを繰り返し流しながら走る車が僕の横を通り過ぎた。
更に、先の方でも同じアナウンスが聞こえる。
2台目の車を見た時に、不吉な予感がした。
さっきの車もそうだったけど、運転手がいなかった。
自動運転で走っている。
その時、電話が来た。
神戸原秋代からだ。
「もしもし」
僕が電話を受けると、電話の先からも同じアナウンスが聞こえた。
「勘京、変な車があちこちに走ってるんだけど」
「こっちでも見かけたよ」
「なんか、怖い」
声が少し怯えていた。
「今からそっちに向かうよ」
僕はそう言って電話を切った。
その時、アナウンスがピタッと止まった。
「時間が来ました。殺し合いを始めて下さい。」
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