今から君を守るのに理由が必要ですか・・？（仮）

最後の選択

どう向き合って行くのか

　自分に足りたいものを俺は理解している。

　白斗はくとの気持ち踏み滲むことはしたくない。出来れば、白斗の思い通りにさせたい。でも、それは、白斗の立場上出来ないこと。だから、俺は間違った選択をした。

　白斗のこと大事にしたいから。

　白斗を傷つけたくないから。

　傷つけていたのは俺の方だと言うことに気が付いてなかった。
　
　白斗が大好きだから。だから、俺は今度こそ、白斗と向き合って幸せになりたい。それが今の俺にできる精一杯の誠意。それぐらいしか俺にはもう出来ないから・・・。




　僕は、直也なおやに申し訳ないと思ってる。僕自身の力不足のせいで自由に動くことができない、それで直也の邪魔物になってしまってる。直也はイケメンだし、文武両道。学校には直也目当ての男が沢山いる。僕はこの学校の生徒じゃないから。直也は・・学校で僕のことなんって言っているのか少し気になってしまっていた。弥生やよいさんのように弟とか、親子とか。
　それなら、まだ番、パートナーと言った直也の顔にまだ泥は塗っていない。大丈夫だ。直也は僕のこと公表したりしない。して欲しくない。それで直也がいじめに遭ってしまったら僕は直也に合わせる顔をがない。
　直也を守れるならなんだってする。

　
　体を売って直也が守れるならいつでも売る。

　僕はその覚悟がもう出来た。

　もう、なにをされても泣かない。直也の前でしか泣かない。

　直也を守れるなら、僕はどうなってもいい。

　僕は直也が大好きだから