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1話 追放されし捕食者
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「アビス・プレデター。お前は今日を持ってこのギルドを退団してもらう」
俺に追放を突き付けてきたのはギルド長。
突然ギルド長室に呼び出されたかと思えばこの仕打ちだ。
退団してもらう?
何でこんなことになっちまったんだろうな……。
「ギルド長。何で俺がギルドを抜けなきゃいけないんですか?」
「胸に手を当てて考えてみろ」
胸に手を当てて考えろ……か。
特に思い浮かばないんだよな~。
これでもギルドのメンバーとはそれなりにやってきたと思うし、仕事だってキチンとこなしてたつもりなんだ。
そりゃあ英雄みたいに語り継がれる活躍をしたわけじゃないけど、そもそもそんなすごい奴なんて滅多にいないし。
頭を悩ませながらギルド長の顔を見つめてみる。
相変わらず厳つい顔だ。
その迫力ある顔からは心境を捉えることはできない。
「すいません。思いつかないです」
「そうか……。なら俺が教えてやろう。お前の素行が悪い噂を呼んでるんだよ。お前のことについてギルドに山ほど問い合わせが来てる」
「素行……ですか?」
「ああ」
ギルド長は淡々とものを言う。
その口調からは感情など読み取ることもできない。
仕事は真面目にやってきたつもりだったんだけど、どこが悪かったんだ?
素行って普段からやってることだよな。
食事前に手洗いうがいをしないとかかな?
子供の教育に悪いとか言う親でも現れたのか?
それとも顔つきと態度かな?
確かに顔が怖いとはよく言われるけど、これは生まれつきだし……。
少し口が悪いところもあるらしいけど、これくらいは許容範囲だろうし……。
「あの、これからは食事前に手洗いうがいするんで、退団は勘弁してくれないですかね」
「誰がそんな下らないことが原因だって言ったんだよ」
「いや、俺の悪いところってそれくらいかな~なんて」
「はぁ……。いいか、よく聞けよ、アビス。お前の悪いところはな、魔物を捕食するところだよ!!」
☆☆☆
とある女性の体験談。
「あれは寒い冬のことです……。私は暖炉に使う薪を集めるために近くの林へと赴きました。魔物が出ることもあるので、なるべく手早く、そして奥地に行かないように気を付けながら作業を進めました。薪も集め終えて家に帰ろう、そう思ったときです。近くの藪の裏側から、グシャッ、ボキッ、というようなおぞましい音が聞こえてきました。あの時帰っていれば良かったのですが、どうしても音の正体を確認したくなったのです。恐る恐る藪を掻き分けて進んで行くと、そこには死んだ魔物を食らう少年がいたのです。体中を血にまみれさせ、形容するとすればあれは悪魔です。私は死に物狂いで逃げました。急いであの場を離れないと食われてしまうと思ったのです。それ以降、私は林に近づくことができなくなりました……」
☆☆☆
俺は物心がついたころからこのギルドで暮らすようになってた。
何でも俺が赤ん坊のころに、ギルドの入り口前に捨てられてたらしい。
それから十数年間まるで家族みたいにみんなが接してくれた。
こんな日常がずっと続くと思ってたのになぁ。
「俺だってお前を追放するような真似はしたくねえんだ。だがな、お前が依頼で魔物を倒す度に、その魔物をムシャムシャと貪るからいろんな噂が流れてる。あのギルドは悪魔を飼ってるとか、あいつは人間も食ってるらしいぞとかな」
「人間なんて食わねえですよ!」
「そんなことは分かってる。お前が素直で良い子なこともな。だが、そんな下らねえ噂一つでもギルド全体に悪影響が出るもんなんだよ。実際に依頼は減ってきてるしな」
そう告げるギルド長の表情は暗く沈んだものだった。
こんな顔は滅多に見れるものじゃないぞ。
それに、いつもは豪快で笑顔を絶やさないギルド長にこんな顔させちまうのは心が痛い。
「すいません……」
「素直に謝らないでくれ。心が痛いから」
「じゃあ、これからは人目に着かないところで魔物を食べるんで、このままギルドに置いてくださいよ」
「……悪いがそれはできねえ。お前が魔物を食うことが有名になりすぎてるんだよ。このままじゃあギルドにとってもお前にとっても不利益にしかならんだろう」
俺の提案にギルド長は首を縦に振ってはくれなかった。
俺の追放は決定事項。
取り付く島も無しか。
魔物を食う。
これは俺が初めて魔物を討伐した時から湧き起こり続ける衝動だ。
自分でもおかしいとは思う。
他の奴は魔物なんて食わないし、そもそも魔物なんて食べられないらしい。
俺だけが特別なんだって。
食うのを止めようと思ったこともある。
だけど、もはや禁断症状みたいになっていて、魔物を目の前にすると食いたくてたまらなくなっちまうんだ。
確かに魔物を食う姿なんて普通の市民からしたら恐怖でしかないのかもな……。
悪いことしたなあ。
俺のせいでこのギルドに迷惑かけちまってるのなら、潔く退団した方が良いのかもしれない。
ギルド長を含めて、ギルドのみんなには返しても返しきれないくらいの恩があるから。
ギルド長の顔を見続けるのもなんだか心苦しくなったからギルド長室を見渡してみる。
意外に整理整頓されていて綺麗だ。
ギルド長は厳ついおっさんなのに、そういう几帳面なところがギャップを感じさせる。
そんなギルド長が座っている椅子の背後の壁にはでかでかと紋章が取り付けられている。
剣と盾をモチーフにした紋章だ。
この紋章はギルドを示す大切なもの。
俺が加入しているギルドは「セイクリッド・クルセイダー」という名のギルドだ。
その昔、人類と魔物が雌雄を決する古の大戦があった。
魔物を率いていたのは最恐の魔王だ。
人類は誰も太刀打ちできず、世界は魔王に支配されつつあった。
しかし、人類に光をもたらし魔王を倒した存在がいる。
伝説の勇者だ。
そんな世界の英雄が、志を共にした者たちと共同で創設したのが「セイクリッド・クルセイダー」というギルドらしい。
だから長年に渡って人々から信頼を集めているとかなんとか。
そんな由緒正しいギルドが依頼減少に嘆くとなれば相当な影響が出ているということだろう……。
むしろ今日という日まで俺を残してくれたのはギルド長の優しさなんだな。
「分かりました。俺はセイクリッド・クルセイダーを退団します」
「すまねえな。こんな形でギルドから追い出しちまって……」
「今までお世話になりました」
退団が決まったんだ、さっさとギルドから立ち去ろう。
ここに長居したら寂しさで泣いちまうかもしれないからな。
そそくさとギルド長室を立ち去ろうとした俺にギルド長が声をかけてきた。
「待て、アビス! これを持ってけ」
ギルド長から渡されたのはドッシリとした袋。
中には何かがぎゅうぎゅうに詰められているみたいだ。
「なんですか?」
「金だ。それだけあれば遠くの地方まで行ってしばらくは生活できる。ここら辺じゃあお前の顔も知れ渡ってるから仕事に困るはずだ。だから遠くに行ってそこで新しい生活を始めてみろ」
遠くの地方か……。
俺は生まれてこの方、冒険者ギルド「セイクリッド・クルセイダー」があるこの街から出たことがない。
俺は一人で生きて行けるのか?
「お前なら大丈夫だ、アビス。人目に着くところで魔物さえ食わなければお前は素直な良い子なんだから。くれぐれも人目に着くところで魔物は食うなよ、居場所がなくなっちまうからな。それから腹出して寝るなよ、風邪ひくからな。それから……」
エスパーかよギルド長は。
俺が不安に思ってたことをフォローしてくれた。
ただ、最後の方はギルド長が目頭を押さえて俯いてしまったためよく聞き取れなかったのだけど。
何はともあれ、さっさとここを出よう。
俺も辛くなってきた。
目頭が熱い。
「本当にお世話になりました……」
別れの挨拶もそこそこに俺は退室した。
ギルド長室を出てギルドの出口へと向かう途中、たくさんのメンバーとすれ違った。
みんなは既に俺の追放を知っていたみたいで、「元気でな」とか、「たまには手紙くれよ」とか口々に言ってくれた。
そんなこと言われたら出ていき辛くなる。
でも、俺が出て行かないとみんなが苦しむことになるんだ。
由緒あるギルドにも泥を塗ることにもなってしまう。
男なら最後はカッコつけて出ていきたいところだな。
泣き顔じゃだめだ、笑って出て行くんだ。
「俺は、お前らよりも強くなって必ず見返してやるからな!!」
こうして俺はギルドから飛び出して新しい旅をスタートさせることになった。
俺に追放を突き付けてきたのはギルド長。
突然ギルド長室に呼び出されたかと思えばこの仕打ちだ。
退団してもらう?
何でこんなことになっちまったんだろうな……。
「ギルド長。何で俺がギルドを抜けなきゃいけないんですか?」
「胸に手を当てて考えてみろ」
胸に手を当てて考えろ……か。
特に思い浮かばないんだよな~。
これでもギルドのメンバーとはそれなりにやってきたと思うし、仕事だってキチンとこなしてたつもりなんだ。
そりゃあ英雄みたいに語り継がれる活躍をしたわけじゃないけど、そもそもそんなすごい奴なんて滅多にいないし。
頭を悩ませながらギルド長の顔を見つめてみる。
相変わらず厳つい顔だ。
その迫力ある顔からは心境を捉えることはできない。
「すいません。思いつかないです」
「そうか……。なら俺が教えてやろう。お前の素行が悪い噂を呼んでるんだよ。お前のことについてギルドに山ほど問い合わせが来てる」
「素行……ですか?」
「ああ」
ギルド長は淡々とものを言う。
その口調からは感情など読み取ることもできない。
仕事は真面目にやってきたつもりだったんだけど、どこが悪かったんだ?
素行って普段からやってることだよな。
食事前に手洗いうがいをしないとかかな?
子供の教育に悪いとか言う親でも現れたのか?
それとも顔つきと態度かな?
確かに顔が怖いとはよく言われるけど、これは生まれつきだし……。
少し口が悪いところもあるらしいけど、これくらいは許容範囲だろうし……。
「あの、これからは食事前に手洗いうがいするんで、退団は勘弁してくれないですかね」
「誰がそんな下らないことが原因だって言ったんだよ」
「いや、俺の悪いところってそれくらいかな~なんて」
「はぁ……。いいか、よく聞けよ、アビス。お前の悪いところはな、魔物を捕食するところだよ!!」
☆☆☆
とある女性の体験談。
「あれは寒い冬のことです……。私は暖炉に使う薪を集めるために近くの林へと赴きました。魔物が出ることもあるので、なるべく手早く、そして奥地に行かないように気を付けながら作業を進めました。薪も集め終えて家に帰ろう、そう思ったときです。近くの藪の裏側から、グシャッ、ボキッ、というようなおぞましい音が聞こえてきました。あの時帰っていれば良かったのですが、どうしても音の正体を確認したくなったのです。恐る恐る藪を掻き分けて進んで行くと、そこには死んだ魔物を食らう少年がいたのです。体中を血にまみれさせ、形容するとすればあれは悪魔です。私は死に物狂いで逃げました。急いであの場を離れないと食われてしまうと思ったのです。それ以降、私は林に近づくことができなくなりました……」
☆☆☆
俺は物心がついたころからこのギルドで暮らすようになってた。
何でも俺が赤ん坊のころに、ギルドの入り口前に捨てられてたらしい。
それから十数年間まるで家族みたいにみんなが接してくれた。
こんな日常がずっと続くと思ってたのになぁ。
「俺だってお前を追放するような真似はしたくねえんだ。だがな、お前が依頼で魔物を倒す度に、その魔物をムシャムシャと貪るからいろんな噂が流れてる。あのギルドは悪魔を飼ってるとか、あいつは人間も食ってるらしいぞとかな」
「人間なんて食わねえですよ!」
「そんなことは分かってる。お前が素直で良い子なこともな。だが、そんな下らねえ噂一つでもギルド全体に悪影響が出るもんなんだよ。実際に依頼は減ってきてるしな」
そう告げるギルド長の表情は暗く沈んだものだった。
こんな顔は滅多に見れるものじゃないぞ。
それに、いつもは豪快で笑顔を絶やさないギルド長にこんな顔させちまうのは心が痛い。
「すいません……」
「素直に謝らないでくれ。心が痛いから」
「じゃあ、これからは人目に着かないところで魔物を食べるんで、このままギルドに置いてくださいよ」
「……悪いがそれはできねえ。お前が魔物を食うことが有名になりすぎてるんだよ。このままじゃあギルドにとってもお前にとっても不利益にしかならんだろう」
俺の提案にギルド長は首を縦に振ってはくれなかった。
俺の追放は決定事項。
取り付く島も無しか。
魔物を食う。
これは俺が初めて魔物を討伐した時から湧き起こり続ける衝動だ。
自分でもおかしいとは思う。
他の奴は魔物なんて食わないし、そもそも魔物なんて食べられないらしい。
俺だけが特別なんだって。
食うのを止めようと思ったこともある。
だけど、もはや禁断症状みたいになっていて、魔物を目の前にすると食いたくてたまらなくなっちまうんだ。
確かに魔物を食う姿なんて普通の市民からしたら恐怖でしかないのかもな……。
悪いことしたなあ。
俺のせいでこのギルドに迷惑かけちまってるのなら、潔く退団した方が良いのかもしれない。
ギルド長を含めて、ギルドのみんなには返しても返しきれないくらいの恩があるから。
ギルド長の顔を見続けるのもなんだか心苦しくなったからギルド長室を見渡してみる。
意外に整理整頓されていて綺麗だ。
ギルド長は厳ついおっさんなのに、そういう几帳面なところがギャップを感じさせる。
そんなギルド長が座っている椅子の背後の壁にはでかでかと紋章が取り付けられている。
剣と盾をモチーフにした紋章だ。
この紋章はギルドを示す大切なもの。
俺が加入しているギルドは「セイクリッド・クルセイダー」という名のギルドだ。
その昔、人類と魔物が雌雄を決する古の大戦があった。
魔物を率いていたのは最恐の魔王だ。
人類は誰も太刀打ちできず、世界は魔王に支配されつつあった。
しかし、人類に光をもたらし魔王を倒した存在がいる。
伝説の勇者だ。
そんな世界の英雄が、志を共にした者たちと共同で創設したのが「セイクリッド・クルセイダー」というギルドらしい。
だから長年に渡って人々から信頼を集めているとかなんとか。
そんな由緒正しいギルドが依頼減少に嘆くとなれば相当な影響が出ているということだろう……。
むしろ今日という日まで俺を残してくれたのはギルド長の優しさなんだな。
「分かりました。俺はセイクリッド・クルセイダーを退団します」
「すまねえな。こんな形でギルドから追い出しちまって……」
「今までお世話になりました」
退団が決まったんだ、さっさとギルドから立ち去ろう。
ここに長居したら寂しさで泣いちまうかもしれないからな。
そそくさとギルド長室を立ち去ろうとした俺にギルド長が声をかけてきた。
「待て、アビス! これを持ってけ」
ギルド長から渡されたのはドッシリとした袋。
中には何かがぎゅうぎゅうに詰められているみたいだ。
「なんですか?」
「金だ。それだけあれば遠くの地方まで行ってしばらくは生活できる。ここら辺じゃあお前の顔も知れ渡ってるから仕事に困るはずだ。だから遠くに行ってそこで新しい生活を始めてみろ」
遠くの地方か……。
俺は生まれてこの方、冒険者ギルド「セイクリッド・クルセイダー」があるこの街から出たことがない。
俺は一人で生きて行けるのか?
「お前なら大丈夫だ、アビス。人目に着くところで魔物さえ食わなければお前は素直な良い子なんだから。くれぐれも人目に着くところで魔物は食うなよ、居場所がなくなっちまうからな。それから腹出して寝るなよ、風邪ひくからな。それから……」
エスパーかよギルド長は。
俺が不安に思ってたことをフォローしてくれた。
ただ、最後の方はギルド長が目頭を押さえて俯いてしまったためよく聞き取れなかったのだけど。
何はともあれ、さっさとここを出よう。
俺も辛くなってきた。
目頭が熱い。
「本当にお世話になりました……」
別れの挨拶もそこそこに俺は退室した。
ギルド長室を出てギルドの出口へと向かう途中、たくさんのメンバーとすれ違った。
みんなは既に俺の追放を知っていたみたいで、「元気でな」とか、「たまには手紙くれよ」とか口々に言ってくれた。
そんなこと言われたら出ていき辛くなる。
でも、俺が出て行かないとみんなが苦しむことになるんだ。
由緒あるギルドにも泥を塗ることにもなってしまう。
男なら最後はカッコつけて出ていきたいところだな。
泣き顔じゃだめだ、笑って出て行くんだ。
「俺は、お前らよりも強くなって必ず見返してやるからな!!」
こうして俺はギルドから飛び出して新しい旅をスタートさせることになった。
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