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そのごじゅうろく
敏感にも限度がある
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あまりのラスのデレデレっぷりを見て、流石にスティレンもリシェと何があったのかを疑ってしまう。
彼は制服から私服に着替え終わったリシェに「こいつと一体何があったのか言いな」と命じた。
「特に何も無いよ…」
ただ、ロシュと一悶着あった位で。
あとは自分では良く分からない内容だ。
だがスティレンはそれを信じられない様子で、へらへらしているラスを無視してリシェに食ってかかる。
「嘘だね、正直に言いな!でないとお前を避妊具無しで抱くよ!」
「内容が全く無いのに何を言えと言うんだ!」
避妊具無しって。
リシェは困り果てたようにスティレンを見上げた。側から見れば、相当ふざけたような発言なのだが彼は至って真剣にそう言っているらしい。
「スティレン!ゴム無しは絶対駄目だ!先輩が妊娠してしまう!」
これまた的外れな事を言い放つラスに、リシェは反射的に馬鹿か!と怒鳴っていた。こいつは自分を何だと思っているのだろうか。
普通に男なのだ。
馬鹿にするにも程がある。
「お前らと付き合っていると疲れてくる!」
苛々とリシェは吐き捨て、迫ってくるスティレンの腕を払いのけた。
「お前は俺といちゃいちゃしなきゃいけないんだよ!とりあえずベッドに横になりな!」
何かにつけてはいちゃつきたいらしいスティレンは、リシェにベッドに寝かせようと強引に動く。
結局、彼は理由はどうでもいいらしい。
「スティレン、駄目!」
ラスがそれに敏感に反応した。
ばふんとリシェの体を彼のベッドに沈ませながら「覚悟しな、リシェ」と軽く舌舐めずりをする。
内心慌てながら首を振るリシェ。
「だから何も無いんだってば!」
寝かされ、固定されたまま訴えた。
一方でラスは必死にスティレンを引っ張る。
「駄目なんだってば、駄目!!」
「邪魔しないでよ!」
止めようとするラスを無視し、スティレンは両手をわきわきさせながらリシェに迫っていく。そして始めた行為は。
突如部屋中に笑い声が響いた。
「やっ、やあっ!!あっあっ、あはははは!やめ、くすぐった…はあっ、あはっ、やっ…は!んんっ、スティレンやめっ」
普段笑い慣れないリシェの笑い声。
スティレンはリシェの腋やら腰やらをひたすらくすぐり始めていた。華奢な肢体をくねらせ、リシェはむず痒さに悶える。
「このっ、この!正直に言いな!」
「だからっ、何も…!んんっ、ああっ!あははは、だめだやめろ!はあっ、ああっ」
突然の拷問を受け、笑い声を放ち悶絶を繰り返すベッド上のリシェ。
ラスは何故かその光景がいやらしく見えた。
「あっ、あの」
ついラスはスティレンに声をかける。
「何さ?」
手が止まり、ようやくリシェは笑い声を止めて落ち着きを取り戻す。ベッドに横たわり頰を紅潮させてはあはあと呼吸を整えようとする様子は、やたら色気を感じさせ事後を思わせてしまう。
ラスはかあっと顔を真っ赤にしながらスティレンの服を引っ張りつつ呟いた。
「凄いいやらしく見えちゃうから、やめよ?」
くすぐる程度が何故いやらしく見えてしまうのか。何それ、と小馬鹿にしたように返す。
「こんな事でいやらしく見えたら本番どうすんのさ。ねえ、リシェ…」
そう言いながら彼は自分の下で横たわるリシェに視線を落とした。
ベッドの上でひくひくと身を震わせ、リシェはその余韻をに耐えている。元々感じやすい為か、その表情は官能的に見えた。それを見るなり、ついスティレンはぼそりと呟いてしまう。
口に出そうとは思わなかったが、つい。
「やらしい…」
何なのこいつ、変態なの?
スティレンはあまりにも反応が良く感じやすい従兄弟を、やや引いた目線で眺めていた。
彼は制服から私服に着替え終わったリシェに「こいつと一体何があったのか言いな」と命じた。
「特に何も無いよ…」
ただ、ロシュと一悶着あった位で。
あとは自分では良く分からない内容だ。
だがスティレンはそれを信じられない様子で、へらへらしているラスを無視してリシェに食ってかかる。
「嘘だね、正直に言いな!でないとお前を避妊具無しで抱くよ!」
「内容が全く無いのに何を言えと言うんだ!」
避妊具無しって。
リシェは困り果てたようにスティレンを見上げた。側から見れば、相当ふざけたような発言なのだが彼は至って真剣にそう言っているらしい。
「スティレン!ゴム無しは絶対駄目だ!先輩が妊娠してしまう!」
これまた的外れな事を言い放つラスに、リシェは反射的に馬鹿か!と怒鳴っていた。こいつは自分を何だと思っているのだろうか。
普通に男なのだ。
馬鹿にするにも程がある。
「お前らと付き合っていると疲れてくる!」
苛々とリシェは吐き捨て、迫ってくるスティレンの腕を払いのけた。
「お前は俺といちゃいちゃしなきゃいけないんだよ!とりあえずベッドに横になりな!」
何かにつけてはいちゃつきたいらしいスティレンは、リシェにベッドに寝かせようと強引に動く。
結局、彼は理由はどうでもいいらしい。
「スティレン、駄目!」
ラスがそれに敏感に反応した。
ばふんとリシェの体を彼のベッドに沈ませながら「覚悟しな、リシェ」と軽く舌舐めずりをする。
内心慌てながら首を振るリシェ。
「だから何も無いんだってば!」
寝かされ、固定されたまま訴えた。
一方でラスは必死にスティレンを引っ張る。
「駄目なんだってば、駄目!!」
「邪魔しないでよ!」
止めようとするラスを無視し、スティレンは両手をわきわきさせながらリシェに迫っていく。そして始めた行為は。
突如部屋中に笑い声が響いた。
「やっ、やあっ!!あっあっ、あはははは!やめ、くすぐった…はあっ、あはっ、やっ…は!んんっ、スティレンやめっ」
普段笑い慣れないリシェの笑い声。
スティレンはリシェの腋やら腰やらをひたすらくすぐり始めていた。華奢な肢体をくねらせ、リシェはむず痒さに悶える。
「このっ、この!正直に言いな!」
「だからっ、何も…!んんっ、ああっ!あははは、だめだやめろ!はあっ、ああっ」
突然の拷問を受け、笑い声を放ち悶絶を繰り返すベッド上のリシェ。
ラスは何故かその光景がいやらしく見えた。
「あっ、あの」
ついラスはスティレンに声をかける。
「何さ?」
手が止まり、ようやくリシェは笑い声を止めて落ち着きを取り戻す。ベッドに横たわり頰を紅潮させてはあはあと呼吸を整えようとする様子は、やたら色気を感じさせ事後を思わせてしまう。
ラスはかあっと顔を真っ赤にしながらスティレンの服を引っ張りつつ呟いた。
「凄いいやらしく見えちゃうから、やめよ?」
くすぐる程度が何故いやらしく見えてしまうのか。何それ、と小馬鹿にしたように返す。
「こんな事でいやらしく見えたら本番どうすんのさ。ねえ、リシェ…」
そう言いながら彼は自分の下で横たわるリシェに視線を落とした。
ベッドの上でひくひくと身を震わせ、リシェはその余韻をに耐えている。元々感じやすい為か、その表情は官能的に見えた。それを見るなり、ついスティレンはぼそりと呟いてしまう。
口に出そうとは思わなかったが、つい。
「やらしい…」
何なのこいつ、変態なの?
スティレンはあまりにも反応が良く感じやすい従兄弟を、やや引いた目線で眺めていた。
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