24 / 34
第一章 第二十三話~決着~
しおりを挟む
「――ほう……青空とは……随分と久しく見てなかったな」
そこに広がっていたのは雲一つない青空だった。青空なんて十年ぶりやろうか? 綺麗……なんて美しいんやろう。ワイはそんな澄み切った青空を見ながら疑問に思う。なんで青空が? 空には分厚い紫色の雲が広がっているはずなのに……
「ふふふ……やはりお前達親子なのだな。お前の父親は私を殺そうと地殻変動を起こし、地盤ごと宇宙空間へと持っていこうとした。親子揃って高いところが好きなのだな」
「…………黙れ…………」
「お前の母親はこの星を見つけられないように、この星を他者から干渉されないよう分厚い紫の雲で覆おうとした」
「…………黙れ…………」
「だが結局は途中で成し遂げず儂の手で死んだ。全く中途半端な愚か共よ」
「黙れぇええええええ!!」
油の切れた歯車のような金切り声……鉄操の声は中世的な優しく綺麗な声質だったのに、もはや別人の声に変わってしまっている。そんな鉄操の声なんか聴きたくないと、ワイは耳を塞いでしまった。
続けて鉄操は空に手を伸ばし始めた。なんや? 空に何が――
「…………!!」
「ほう!」
赤い点が一個。ものすごい速さで降ってきている。かなり大きい……あれは――
「隕石とは……中々やりおる」
金属を操る。それは微量なものから地球外の鉱物までの事をさしているようで、鉄操がその能力を使って呼び寄せたもの。それは隕石だった。隕石は火を纏いながらどんどんと大きくなり、こちらをめがけて飛来してきた。
「仕方ない……社尽王よ。お前の事は忘れない。お前の能力は私の中で生き続ける」
「……は。光栄であります――がっ!」
「!?」
真王は腕を捲り、力を込め始めた。右腕が指先から肩まで真っ黒になったと思った矢先、傍らに横たわっていた社尽王の心臓に右手を突き刺し、引っこ抜いた。そのあまりにもグロテスクな光景に再び吐き気を催していると、更に真王は心臓を頭上に上げ、それを思い切り握りつぶした。はじける心臓から流れ出る血により、纏っていた純白の服は真っ赤に染めあがり、真王はシャワーのように降り注ぐ血を大口を開けて喉を鳴らしながら飲み始めた。数秒後、全ての血液を飲み干した真王は軽くゲップをし、枯れた心臓を地面に投げ捨て、体を光らせる。
「ふん!」
真王はその状態で空に手をかざし、力を込める。すると、上空に巨大な黒い渦が出現した。そんな!? あれは社尽王の能力やろ!? 何で真王が異次元の穴を!? そんな疑問を抱いているうちに隕石は異次元の穴に飲み込まれ、跡形もなく消え去った。こんな事を思うのもなんだけど、真王には感謝するしかなかった。だって奴がいなかったらワイら死んでいたのだから……
「ふふふ。両親と違ってお前は有能だな。どうだ? 私と一緒に組まないか? 私と組めば宇宙の覇者にだってなれるぞ?」
「がぁああああああ!!」
地面に散乱している金属物質が集結し、巨大な拳のようなものを形成。更には憲兵達の血液が集まり、巨大な槍のような形となり、もう一回空を見上げてみると、今度は三つの隕石がこちらに迫ってきている。
「はぁ……聞く耳もたぬか。ならばお前は私の野望の障害になりうる」
真王は目の前に異次元の穴を開き、その形状を槍のような形状に変えていった。
「死ぬがいい」
「…………!!」
真王の目、言動、金属では操れない能力の使用。それらが意味する事はここで鉄操を葬り去る気だという事や。そんな事はワイがさせない。でもワイの能力で真王に太刀打ちできるか……? いや、思い出せ。ワイが初めて鉄操と戦った時の事を。あの時無能力の鉄操はTREのワイに何をして来た?
「小娘。なんのつもりだ」
「………………」
「いっちょ前にこの小僧を守るつもりか?」
鉄操の前、真王と向かい合うよう立ったワイに真王は鼻で笑って小ばかにしてきた。だけどそれがどうした。ワイは鉄操を守るその事実だけあれば十分や!
「……旋笑……」
「!!」
後ろから聞こえた弱々しい声。急いで振り返ると鉄操の体から出ていた黒い光が徐々に弱まっている事に気付いた。
「……ありがとう……こんな化け物の僕を庇ってくれて……」
張り詰めた怒りが徐々に収まってきているのか、体から発せられている光が弱々しくなってきた。体全体を覆っていた黒い光は薄まり、鉄操のミイラのような酷く困憊した顔がこちらを見ていた。
「ほう。膨らみ噴火していた憎悪が収まったか。小娘……お前はこの小僧の恋人か何かか?」
「!!」
「ははは! 真っ赤な顔して否定するところを見ると一方的な恋心を抱いているようだな。まぁいい。子供の恋沙汰など興味はない。儂が興味を抱いたのはお前だ。お前という存在がいれば、小僧を上手くコントロールできるかもしれないな」
「!!」
「さてと。お前はわからないかもしれないが、小僧の能力が弱まり、この空間は落下し始めている。一分もしないうちに地面に叩きつけられるだろう」
真王は一旦言葉を区切り、ワイに告げてきた。
「取引をしよう。孫と『鉄の掟』結び、儂の仲間になれ。そうすればお前達の命は助けてやろう」
「………………」
そんな言葉を聞いてワイは一瞬考えたが、すぐに答えは決まった。けど、これはワイの意見であって、鉄操の意見ではない。どうしようか……なんて考えていると、鉄操がワイの肩を抱いて来た。
「…………?」
「……旋笑……ごめん……」
おぼつかない足を踏ん張り、疲れ切った顔を必死に堪えて笑顔を向けると……
「……僕と一緒に……死んでくれる……?」
「………………」
「……はは……ありがとう……旋笑……」
真王の仲間になる位なら死んだ方がマシ。意見の一致や。ワイの答えを聞いて安心したのか、鉄操の意識が途切れた。ふふふ……いいね。気持ちが昂ってきたわ。体は自然と発光し出し、落下速度を落とすかのように真下から巨大な竜巻が生み出され、この空間を包み込んだ。そしてワイは鉄操を抱きかかえながら首元のマフラーを下ろして、真王にベロを出しながら右手で中指を立てる。
「残念だよ。死ね――」
その様子を見た真王の顔から笑顔が消え、無数の異次元の槍を形成。ワイらに向けて高速で異次元の槍飛ばしてきた。
「やれやれ」
だがその槍はワイらに届く前に跡形もなく消えた。違う。ワイらの前に突如現れた男が消し去ったんや! それと同時に真王は見たことも無い驚きの表情を浮かべ、その男を凝視した。
「相変わらずだな真王よ……」
「ば、バカな……なぜお前がここにいる?」
目の前に現れた男は一九〇㎝くらいの長身に見たことのない服装をしていた。民族衣装かな? 手首にはブレスレットや首飾りなど、装飾品をたくさんつけており、耳が少し横に尖がっていた。ここに来て新手か? それとも真王の攻撃を防いでくれたから味方か?
「安心して僕は味方だよ」
そんな疑いの目を送っていると、それを見透かされたように目の前の男は真王に背を向けて笑顔を向けてきた。だが真王はその隙を見逃さず、完全に無防備な背中に異次元の槍を飛ばして来た。が、これも男に届く前に一瞬にして消え失せた。この男……あれだけの攻撃を表情一つ変えずに消し去るなんて、一体何もんや……?
「感動の再会も挨拶一つないとはつれないな」
「ふっ……勝手に去ったのはお前だろう? まぁ会いたかったのは事実だがな」
「ぼくも会いたかったよ真王」
一見和やかに話しているように見えるが、お互いわかりやすい作り笑顔と、わかりやすい殺気を放っている。この男が何もんかはわからんけど、真王との仲は超絶に悪いって言うことがよくわかる。
「それにしても相変わらず見事な能力よのぅ……。宇宙最強と比喩されていただけはあるな」
「『元』の話だ。今宇宙最強は『奴』だ」
「ふふふ……そうだったな」
宇宙最強? 『奴』? 全く話についていけず置いてけぼりのワイは黙って彼らの掛け合いを聞くしかなかった。変に動いてこの状態を崩すとこっちが劣勢になるかもしれないという考えからや。
「で、どうするつもりだ? 儂を殺すか?」
「いいや。今は殺さないさ。ぼくがここに来たのは鉄操君と旋笑ちゃん。そしてこの男性を助けるために来ただけだからね」
「そうか」
男はゆっくりとワイらの横に立つと再び真王を見つめる。
「……それにしてもあなたらしい能力を得たな。相手の能力を奪う能力……強欲なものだ」
相手の能力を奪う能力? そうか。だから社尽の異次元の穴を開く能力が使えたんか!
「ただし相手を殺し、一定の儀式を行わなければならいけど」
「ああ。いずれお前の能力を……そして『奴』の能力も得るとしよう」
「その前にお前はこの子達の手によって滅ぼされる」
そう言った直後。ワイの見ている景色が一変した。真王の姿は消え、禍々しい拷問器具や肉片と化した憲兵の死体も消え、見覚えのある部屋に変わった。ここは……ノンビーヌラのグアリーレちゃん達の隠れ家……?
「うお!? いきなり現れた!?」
「音破君の言った通りだ! 心臓に悪いなぁ!」
「旋笑ちゃん! それに鉄操さん!」
目の前に座っていた三人が驚きと同時に安堵と祝福の笑顔を浮かべながらワイと鉄操を抱きしめる。
「おかえり旋笑ちゃん!」
「………………」
ただいま……みんな……。そこでワイの保っていた意識は途切れた……
そこに広がっていたのは雲一つない青空だった。青空なんて十年ぶりやろうか? 綺麗……なんて美しいんやろう。ワイはそんな澄み切った青空を見ながら疑問に思う。なんで青空が? 空には分厚い紫色の雲が広がっているはずなのに……
「ふふふ……やはりお前達親子なのだな。お前の父親は私を殺そうと地殻変動を起こし、地盤ごと宇宙空間へと持っていこうとした。親子揃って高いところが好きなのだな」
「…………黙れ…………」
「お前の母親はこの星を見つけられないように、この星を他者から干渉されないよう分厚い紫の雲で覆おうとした」
「…………黙れ…………」
「だが結局は途中で成し遂げず儂の手で死んだ。全く中途半端な愚か共よ」
「黙れぇええええええ!!」
油の切れた歯車のような金切り声……鉄操の声は中世的な優しく綺麗な声質だったのに、もはや別人の声に変わってしまっている。そんな鉄操の声なんか聴きたくないと、ワイは耳を塞いでしまった。
続けて鉄操は空に手を伸ばし始めた。なんや? 空に何が――
「…………!!」
「ほう!」
赤い点が一個。ものすごい速さで降ってきている。かなり大きい……あれは――
「隕石とは……中々やりおる」
金属を操る。それは微量なものから地球外の鉱物までの事をさしているようで、鉄操がその能力を使って呼び寄せたもの。それは隕石だった。隕石は火を纏いながらどんどんと大きくなり、こちらをめがけて飛来してきた。
「仕方ない……社尽王よ。お前の事は忘れない。お前の能力は私の中で生き続ける」
「……は。光栄であります――がっ!」
「!?」
真王は腕を捲り、力を込め始めた。右腕が指先から肩まで真っ黒になったと思った矢先、傍らに横たわっていた社尽王の心臓に右手を突き刺し、引っこ抜いた。そのあまりにもグロテスクな光景に再び吐き気を催していると、更に真王は心臓を頭上に上げ、それを思い切り握りつぶした。はじける心臓から流れ出る血により、纏っていた純白の服は真っ赤に染めあがり、真王はシャワーのように降り注ぐ血を大口を開けて喉を鳴らしながら飲み始めた。数秒後、全ての血液を飲み干した真王は軽くゲップをし、枯れた心臓を地面に投げ捨て、体を光らせる。
「ふん!」
真王はその状態で空に手をかざし、力を込める。すると、上空に巨大な黒い渦が出現した。そんな!? あれは社尽王の能力やろ!? 何で真王が異次元の穴を!? そんな疑問を抱いているうちに隕石は異次元の穴に飲み込まれ、跡形もなく消え去った。こんな事を思うのもなんだけど、真王には感謝するしかなかった。だって奴がいなかったらワイら死んでいたのだから……
「ふふふ。両親と違ってお前は有能だな。どうだ? 私と一緒に組まないか? 私と組めば宇宙の覇者にだってなれるぞ?」
「がぁああああああ!!」
地面に散乱している金属物質が集結し、巨大な拳のようなものを形成。更には憲兵達の血液が集まり、巨大な槍のような形となり、もう一回空を見上げてみると、今度は三つの隕石がこちらに迫ってきている。
「はぁ……聞く耳もたぬか。ならばお前は私の野望の障害になりうる」
真王は目の前に異次元の穴を開き、その形状を槍のような形状に変えていった。
「死ぬがいい」
「…………!!」
真王の目、言動、金属では操れない能力の使用。それらが意味する事はここで鉄操を葬り去る気だという事や。そんな事はワイがさせない。でもワイの能力で真王に太刀打ちできるか……? いや、思い出せ。ワイが初めて鉄操と戦った時の事を。あの時無能力の鉄操はTREのワイに何をして来た?
「小娘。なんのつもりだ」
「………………」
「いっちょ前にこの小僧を守るつもりか?」
鉄操の前、真王と向かい合うよう立ったワイに真王は鼻で笑って小ばかにしてきた。だけどそれがどうした。ワイは鉄操を守るその事実だけあれば十分や!
「……旋笑……」
「!!」
後ろから聞こえた弱々しい声。急いで振り返ると鉄操の体から出ていた黒い光が徐々に弱まっている事に気付いた。
「……ありがとう……こんな化け物の僕を庇ってくれて……」
張り詰めた怒りが徐々に収まってきているのか、体から発せられている光が弱々しくなってきた。体全体を覆っていた黒い光は薄まり、鉄操のミイラのような酷く困憊した顔がこちらを見ていた。
「ほう。膨らみ噴火していた憎悪が収まったか。小娘……お前はこの小僧の恋人か何かか?」
「!!」
「ははは! 真っ赤な顔して否定するところを見ると一方的な恋心を抱いているようだな。まぁいい。子供の恋沙汰など興味はない。儂が興味を抱いたのはお前だ。お前という存在がいれば、小僧を上手くコントロールできるかもしれないな」
「!!」
「さてと。お前はわからないかもしれないが、小僧の能力が弱まり、この空間は落下し始めている。一分もしないうちに地面に叩きつけられるだろう」
真王は一旦言葉を区切り、ワイに告げてきた。
「取引をしよう。孫と『鉄の掟』結び、儂の仲間になれ。そうすればお前達の命は助けてやろう」
「………………」
そんな言葉を聞いてワイは一瞬考えたが、すぐに答えは決まった。けど、これはワイの意見であって、鉄操の意見ではない。どうしようか……なんて考えていると、鉄操がワイの肩を抱いて来た。
「…………?」
「……旋笑……ごめん……」
おぼつかない足を踏ん張り、疲れ切った顔を必死に堪えて笑顔を向けると……
「……僕と一緒に……死んでくれる……?」
「………………」
「……はは……ありがとう……旋笑……」
真王の仲間になる位なら死んだ方がマシ。意見の一致や。ワイの答えを聞いて安心したのか、鉄操の意識が途切れた。ふふふ……いいね。気持ちが昂ってきたわ。体は自然と発光し出し、落下速度を落とすかのように真下から巨大な竜巻が生み出され、この空間を包み込んだ。そしてワイは鉄操を抱きかかえながら首元のマフラーを下ろして、真王にベロを出しながら右手で中指を立てる。
「残念だよ。死ね――」
その様子を見た真王の顔から笑顔が消え、無数の異次元の槍を形成。ワイらに向けて高速で異次元の槍飛ばしてきた。
「やれやれ」
だがその槍はワイらに届く前に跡形もなく消えた。違う。ワイらの前に突如現れた男が消し去ったんや! それと同時に真王は見たことも無い驚きの表情を浮かべ、その男を凝視した。
「相変わらずだな真王よ……」
「ば、バカな……なぜお前がここにいる?」
目の前に現れた男は一九〇㎝くらいの長身に見たことのない服装をしていた。民族衣装かな? 手首にはブレスレットや首飾りなど、装飾品をたくさんつけており、耳が少し横に尖がっていた。ここに来て新手か? それとも真王の攻撃を防いでくれたから味方か?
「安心して僕は味方だよ」
そんな疑いの目を送っていると、それを見透かされたように目の前の男は真王に背を向けて笑顔を向けてきた。だが真王はその隙を見逃さず、完全に無防備な背中に異次元の槍を飛ばして来た。が、これも男に届く前に一瞬にして消え失せた。この男……あれだけの攻撃を表情一つ変えずに消し去るなんて、一体何もんや……?
「感動の再会も挨拶一つないとはつれないな」
「ふっ……勝手に去ったのはお前だろう? まぁ会いたかったのは事実だがな」
「ぼくも会いたかったよ真王」
一見和やかに話しているように見えるが、お互いわかりやすい作り笑顔と、わかりやすい殺気を放っている。この男が何もんかはわからんけど、真王との仲は超絶に悪いって言うことがよくわかる。
「それにしても相変わらず見事な能力よのぅ……。宇宙最強と比喩されていただけはあるな」
「『元』の話だ。今宇宙最強は『奴』だ」
「ふふふ……そうだったな」
宇宙最強? 『奴』? 全く話についていけず置いてけぼりのワイは黙って彼らの掛け合いを聞くしかなかった。変に動いてこの状態を崩すとこっちが劣勢になるかもしれないという考えからや。
「で、どうするつもりだ? 儂を殺すか?」
「いいや。今は殺さないさ。ぼくがここに来たのは鉄操君と旋笑ちゃん。そしてこの男性を助けるために来ただけだからね」
「そうか」
男はゆっくりとワイらの横に立つと再び真王を見つめる。
「……それにしてもあなたらしい能力を得たな。相手の能力を奪う能力……強欲なものだ」
相手の能力を奪う能力? そうか。だから社尽の異次元の穴を開く能力が使えたんか!
「ただし相手を殺し、一定の儀式を行わなければならいけど」
「ああ。いずれお前の能力を……そして『奴』の能力も得るとしよう」
「その前にお前はこの子達の手によって滅ぼされる」
そう言った直後。ワイの見ている景色が一変した。真王の姿は消え、禍々しい拷問器具や肉片と化した憲兵の死体も消え、見覚えのある部屋に変わった。ここは……ノンビーヌラのグアリーレちゃん達の隠れ家……?
「うお!? いきなり現れた!?」
「音破君の言った通りだ! 心臓に悪いなぁ!」
「旋笑ちゃん! それに鉄操さん!」
目の前に座っていた三人が驚きと同時に安堵と祝福の笑顔を浮かべながらワイと鉄操を抱きしめる。
「おかえり旋笑ちゃん!」
「………………」
ただいま……みんな……。そこでワイの保っていた意識は途切れた……
0
あなたにおすすめの小説
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
無能勇者の黙示録~勝手に召喚されて勝手に追放されたので勝手に旅に出ます~
枯井戸
ファンタジー
力も強くない、足も速くない、魔法も使えないし、頭も大してよくない、どこにでもいるちょっとオタク趣味の主人公・東雲真緒が白雉国に勇者として転生する。
同期の勇者はそれぞれ力が強かったり、魔法が使えたり、回復ができたりと各々の才能を開花させ頭角を現していくのだが、真緒に与えられた才能は異世界転生モノでよく見る〝ステータスオープン〟のみだった。
仲間には使えないと蔑まれ、ギルドには落第勇者の烙印を押され、現地人には殺害されかけ、挙句の果てに大事な人を亡くし、見ず知らずの土地の最底辺で生きていくことになった真緒だったが、彼女はまだ〝ステータスオープン〟の可能性に気づいていないだけだった。
─────────────
※投稿時間は多少前後しますが毎日投稿は続けていくつもりです。
※タイトルは予告なしにガラリと変わる場合があるのでご了承ください。
※表紙は現在の主人公のイメージ図です。もしまた別の国へ行く場合、彼女の装いも変化するかもしれません。
大学生活を謳歌しようとしたら、女神の勝手で異世界に転送させられたので、復讐したいと思います
町島航太
ファンタジー
2022年2月20日。日本に住む善良な青年である泉幸助は大学合格と同時期に末期癌だという事が判明し、短い人生に幕を下ろした。死後、愛の女神アモーラに見初められた幸助は魔族と人間が争っている魔法の世界へと転生させられる事になる。命令が嫌いな幸助は使命そっちのけで魔法の世界を生きていたが、ひょんな事から自分の死因である末期癌はアモーラによるものであり、魔族討伐はアモーラの私情だという事が判明。自ら手を下すのは面倒だからという理由で夢のキャンパスライフを失った幸助はアモーラへの復讐を誓うのだった。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
異世界ビルメン~清掃スキルで召喚された俺、役立たずと蔑まれ投獄されたが、実は光の女神の使徒でした~
松永 恭
ファンタジー
三十三歳のビルメン、白石恭真(しらいし きょうま)。
異世界に召喚されたが、与えられたスキルは「清掃」。
「役立たず」と蔑まれ、牢獄に放り込まれる。
だがモップひと振りで汚れも瘴気も消す“浄化スキル”は規格外。
牢獄を光で満たした結果、強制釈放されることに。
やがて彼は知らされる。
その力は偶然ではなく、光の女神に選ばれし“使徒”の証だと――。
金髪エルフやクセ者たちと繰り広げる、
戦闘より掃除が多い異世界ライフ。
──これは、汚れと戦いながら世界を救う、
笑えて、ときにシリアスなおじさん清掃員の奮闘記である。
平凡なサラリーマンが異世界に行ったら魔術師になりました~科学者に投資したら異世界への扉が開発されたので、スローライフを満喫しようと思います~
金色のクレヨン@釣りするWeb作家
ファンタジー
夏井カナタはどこにでもいるような平凡なサラリーマン。
そんな彼が資金援助した研究者が異世界に通じる装置=扉の開発に成功して、援助の見返りとして異世界に行けることになった。
カナタは準備のために会社を辞めて、異世界の言語を学んだりして準備を進める。
やがて、扉を通過して異世界に着いたカナタは魔術学校に興味をもって入学する。
魔術の適性があったカナタはエルフに弟子入りして、魔術師として成長を遂げる。
これは文化も風習も違う異世界で戦ったり、旅をしたりする男の物語。
エルフやドワーフが出てきたり、国同士の争いやモンスターとの戦いがあったりします。
第二章からシリアスな展開、やや残酷な描写が増えていきます。
旅と冒険、バトル、成長などの要素がメインです。
ノベルピア、カクヨム、小説家になろうにも掲載
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
「え、俺なんかしました?」無自覚チート《概念編集》で石ころを魔石に、なまくらを聖剣に書き換えて、国を追われた聖女様と世界を救う
黒崎隼人
ファンタジー
「え、俺なんかしました?」
ごく普通の大学生、朝霧 海(あさぎり かい)が迷い込んだのは、剣と魔法が息づく異世界エーテルディア。右も左も分からぬままモンスターに襲われた彼を救ったのは、聖なる光を操る謎の美少女、ルミナだった。
彼女は言った。『あなた、一体何者なの?』と。
カイ自身も知らない、触れたモノの”理”を書き換えるチート能力《概念編集(リアライター)》。
「ただの石」が「爆ぜる魔石」に? 「なまくらの剣」が「伝説級の聖剣」に!?
無自覚に規格外の力を振るうカイは、やがて国を追われる訳ありの少女ルミナと共に、巨大な陰謀に立ち向かう運命に巻き込まれていく。
これは、一人の平凡な青年が、大切な人を守るために世界の理すら書き換えて最強へと至る、王道異世界ファンタジー!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる