クラス転移でハズレ職を押し付けられた『ガチャテイマー』、実は異世界最強 〜俺だけ同じ魔物を合成して超進化できる〜

蒼月浩二

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第二章

第80話:飼料購入

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 ◇

「お昼までどうしましょうか」

 ギルドを出た直後、シーナが呟いた。

 片桐たちとの約束の時間までには、まだ二時間ほどの時間がある。

 一旦宿に戻って休むも良し、必要な物の買い出しに行くのも良しなのだが、実は俺にはお金が手に入ったら買っておきたいものがあった。

 ソラたち、俺が所有する三体の魔物の餌である。

 これまで餌を欲しがることがなかったので気にしていなかったのだが、今朝、気になって直接ソラたちに餌が必要なのか尋ねてみた。

 彼らによれば、食事は摂る必要ないが、栄養は吸収できるので餌はあった方が良いとのことだった。お金も入ったことだしこれからはちゃんと餌を与えていこうと思う。

「俺は商業エリアでソラたちの餌を買いに行ってくるよ。シーナとアリアは宿に戻ってくれても、俺と一緒に来ても——」

「行きます!」

「アリアもいく!」

 食い気味に詰め寄ってくる二人。

「お、おう……」

 特に何か楽しいことをしに行こうというわけではないのだが……まあ、賑やかになる分には別にいいか。

 たまには、久しぶりのボッチ時間もいいかなと思ったが、それはまた別の機会にということで。

 ◇

 ということで、商業エリアにやってきた。

 魔物が何を食べるのかよくわからないので、とりあえずペット用の飼料屋で相談してみることにした。

 飼料屋の中は様々な飼料の匂いが混じっており、動物園に来たような感覚になった。

 壁際に置かれた棚には種類も価格も様々な飼料が並べられており、素人的にはどれを食べさせればいいかサッパリわからない。

 髪の毛が一本もないツルツル頭の店主に俺が魔物を召喚するタイプのテイマーであることを伝え、おすすめの餌の紹介を求めた。

「……ということで、召喚獣に食べさせる用の餌が大量に欲しいんだ」

「なるほどな。予算は?」

「値段は気にしない。一番良いものが欲しい」

 俺の力の源泉は、ソラたち三体の魔物に他ならない。

 ここはケチるようなところではないだろう。幸い、今は金には困っていない。

「となると、これだな! 『ゴールデン・ニュートリション』!」

 店主は、高級そうな金色のパッケージを棚から取り出した。

「栄養たっぷり! これさえ食べさせればペットの健康は完璧ってもんよ」

 およそ500グラムほどのパッケージのお値段は、一万ジュエル。

 日本円感覚だと、約一万円。

 ……値段は気にしないと言ったが、これは予想以上に高いな。

 大量に買ってしまって失敗するのも嫌だし、どうするべきか。

「これって、試食とかできたりするのか?」
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