【完結】救済版:ずっと好きだった

ユユ

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ライアン達の子

最初で最後と覚悟して

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【 ゼインの視点 】


なんだって構わない。君を犯した私をバトラーズ公爵は殺すなり僻地に追いやるなりするだろう。

だけど、リリアンは私の最愛で、“その気になれない” などという言葉で侮辱されていい女じゃない。
私は女としてリリアンを求めているってことを分かって欲しい。

他の女などには触れない。
いっそのこと舌を噛み切ってやる。

「ココも同じことを言うかな?」

指を少し挿れ腹側の膣壁を押し上げた。強めにトントンと刺激するとリリアンは暴れ出す。

「ソレっ! ソレっ!」

「好きな所だろう?さっき見つけたよ」

両手首を掴んで頭の上で押さえ、私側の脚を脚で絡めて押さえた。

そしてまた同じ場所をトントンと刺激する。

「ああっ!!駄目!!出るっ」

ピューっと放射状に潮を吹いた。

自分のより高く飛ぶなとバカなことを思いながら指を抜いた。

「挿れたくないなら仕方ない」

今度は頭を抱えると耳の中に舌を挿れた。

「きゃあっ!」

耳の中も感じるようだ。それもかなり敏感だ。

しばらく続けると、リリアンは降参した。

「無理っ…お願いっ」

「で、何て言うんだっけ?」

「え?」

「“ゼインの子が産みたい、孕ませて” だろう?」

「……」

「今度はさっきの所を刺激しながら耳の中を舐め尽くそうか? そうだな、一時間かけよう」

「ゼインの子が産みたいの……孕ませて」

「いいよ」

うつ伏せにして腰を引き上げて高く突き出させると後ろからジワジワと挿入した。

もどかしいのか くねらすリリアンの腰をしっかりと掴んだ。
陰茎を全て飲み込むと膣内は歓喜の絶頂を迎えた。

その間 ナカを撹拌し、リリアンの鳴き声を聞いていた。

締め付けが終わると臀部を掴み単調に抽送し続けたが、それでもリリアンのナカは喜んでくれた。

「そろそろ孕ますよ」

「はあっ」

「リリアン、何て言うのか忘れた?」

「っ……ナカに…注いで…孕ませてください」

「そうだね」

単調に突いている間に教えた台詞だ。
可愛いリリアン。
クリームの影響が切れて記憶があれば、恥ずかしさで心臓が止まるかもしれない。

腰を押し付けて注いだ後は、上に跨らせて腰を振らせた。ヘトヘトでふらつくリリアンの臀部を時々叩き、乳首をグリグリと摘み捏ねる。

バチン!バチン!

「イクっ!」

上に乗ったまま、快楽の渦にのまれるリリアンは唇を噛んでいた。

リリアンを後ろに倒して、一心不乱に突き続け、気が付けばリリアンは失神していた。

最後の吐精を終え、萎えるまで挿れたまま抱きしめた。


ようやく萎えて抜き、絞ると先から少し精液が出てきた。それを指で掬ってリリアンの口を開かせて舌に乗せた。

「くくっ」

すごい嫌そうな顔になった。不味いんだな。

だけどその顔が嬉しくて、口を開けさせると陰茎を口内に挿れた。

これがリリアンが正常なときに自ら咥えてくれたら、噛み千切られてもいいな、などと想像していると半勃ちになった。

どうせ死ぬのだろうと、リリアンの全てを奪うことにした。

乳首に陰茎を擦り付け、もう少し硬くなったところで挿入した。意識を失っていてもクリームのおかげかまだ反応する。

様々な角度でナカを擦り上げ、そろそろというところで四つん這いにさせ、そのまま腰を落とさせた。
脚が開いた正座のようになっていて少しだけ腰が浮いている。

そして後蕾がよく見える。
精液と愛液のヌルヌルで少し後蕾を解しておいた。

吐精のため、乱雑に腰を振り自分のいいところが当たる場所を探し当てると、そこで高めた。

限界まで高めると膣から抜き去り、後蕾に陰茎の先端を押し付けた。なかなか入らない。膣に比べてたいして解せていないからだ。

ゆっくり推し進め、亀頭の半分を無理矢理挿れたところで、それ以上は挿入せずに手で扱いた。

さっき叩いた手形が臀部に付いていた。
右手で陰茎を扱きながら左指で膣内を掻き回した。

「出る!」

指を引っ掛けながら抜いてしまったせいか、プシュッと音がして液体がかかった。そしてリリアンが動いてしまい、陰茎は亀頭の半分が後蕾に埋まっていた状態から、陰茎の7割ほど奥に飲み込まれた。

膣とは違う感触と締め付けと動きにそのまま吐精をしてしまった。

「くっ……気持ちいいっ」


吐精が終わるとシーツを寄せ集め、リリアンの上半身を起こして反らせ、ゆっくり陰茎を抜いた。
するとポタポタと白濁が流れ落ちた。

落ちてこなくなり、ゆっくりとリリアンを寝かせると慌ててタオルをあるだけ取りに行き、ベッドに敷き詰めてリリアンを寝かし直した。

シーツはゴミ箱へ入れた。

小さなタオルを濡らしてリリアンを拭いたが一枚では足りず、何枚も濡らした。

その後、自分も拭くと、扉の内側から護衛に話しかけた。

「ありがとう。このまま朝までそっとしておいてくれ。
父上には、“どんな罰も受ける、死罪でも構わない” と伝えてくれ」

「「かしこまりました」」


ベッドに戻り、リリアンを抱きしめて眠りについた。




明朝

リリアンはまだ起きない。

「ごめんな、リリアン。純潔を奪って」

クリームの塗り加減を知らなかった。アレは効き過ぎだ。他の男に塗られていたらと思うと苛立ってきた。

このままリリアンは口をきいてくれず、私は死ぬか左遷の身なのに嫉妬など図々しいな。

立ち上がると体はスッキリしているのに筋肉痛という不思議な感覚だった。

「あれだけ出せばな」


ガウンを着ると、首筋に冷たく硬いものが当たった。

「第四だな」

「合意は無いな?」

「そうだ。

リリアンが“嫌だ”とか“止めて”と言えば止めるつもりだった」

「……」

「私は殺されても構わない。
だが第四に決定権は無い。
先ずはリリアンが決める。その次は公爵、そして公爵夫人、最後は陛下だ。

処刑されようが、廃嫡されて僻地に送られようが構わない。

私はあの伯爵とは違ってリリアンを愛しているし、伯爵はその気にならないらしいが私はリリアンに欲情する。伯爵は豊かな胸の女が好みらしいが私はリリアン自身が好きなんだ。

リリアンを傷心させて旅に出させるような真似はしない。

父上には、先ずはリリアンの気持ちを確認してからにして欲しいと伝えて欲しい」

首に当てられた刃物は第四と共に消えた。




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