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エリンの妬み
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【 エリンの視点 】
私とビビアンの差は開く一方。
叔父様達もすっかり厳しくなってしまった。
費用のかかる厳しい家庭教師を雇うことになってしまったので予算が減る一方。
早く終えて余計な出費を抑えようと 一生懸命頑張った。
一度避けられてしまっていたけど、少しずつ学園でも声をかけてくれる学生が現れて、茶会やパーティに参加できるようになった。
既製服を販売している店を持つ令息と仲良くなれたのは良かった。
ドレスの新作が入ると一番に教えてくれるからサイズが無くて余った物から選ぶなんてことをしなくて済んだ。
『エリン、もっとしっかり舐めて』
性欲処理の手伝いをすれば少し安くしてくれた。
少しだけ触らせて、後は手や口で奉仕した。
それでも月に一着買えるかどうか。
家庭教師の契約が終わって、少しゆとりができたけど、私の行きたいパーティにはオーダードレスでないと参加は難しいと助言をもらってしまった。
ついに純潔を売ってしまった。
既製服の店の令息の父親に声をかけられた。
『知っているよ。ジェイミーに奉仕して値引きさせてるんだよね?』
『……』
『処女を売るならオーダードレス二着用意してあげるよ。標準的な物だけど、高めのドレス一着だとすぐに次が必要になるからね。
どうする?』
太って腹の出た子爵に純潔を売った。
すごく嫌だった。キスも舐めまわされるのも。
とても痛くて涙が出たけど、子爵はニヤニヤしていた。
外に出して欲しかったのに、二度も注がれて、最後は舐めて綺麗にしろと言われた。
それをしないと終わらないと言われて、舐めて合格をもらった後、トイレで吐き戻した。
オーダードレスを着てパーティに参加すると褒められた。
“可愛いね” “似合っているね”と言われて嬉しかった。
だけど同じドレスを何度も着て行けない。
招待状をくれる相手が固定しているから出席者もあまり変わらない。
尚更同じドレスを着ては行けなかった。
あの二着は、それぞれ3回着てしまった。
会場で知り合った、別の家門の令息や令嬢から招待されることもあり、多いと休日に茶会2回 パーティ2回参加することもあった。
特に最初は肝心で、初めてのお誘いを断ると 次のお誘いは無いと忠告をもらった。
それでも誘いが来るのは高位貴族か有力な家門で、私は厳しいと。
交友を切らせたくないなら、最初は必ず参加して その後は断った次の誘いは出席するようにと。
チャンスを掴むためには無理してでも出席しなくてはならなかった。
もしかしたら、ビビアンよりも家格が上の令息に気に入られて、伯爵夫人や侯爵夫人になれるかもしれない。
前例はあるんだし、私はビビアンより可愛いんだもの。諦めたくない。
仕方なく既製ドレスを着て行った。
『ドレス、どうしちゃったんだい?』
やっぱりオーダーじゃないと駄目だった。
子爵に連絡を取った。
子爵の侍従宛に偽名で手紙を送れば、子爵と連絡が取れることになっていた。
夜は出かけられないから昼間に指定の場所まで来た。
郊外のお屋敷だった。
受付に“バーバラです”と答えると、部屋に案内してもらえた。
少し待つと子爵が部屋に入ってきた。
『オーダードレスが必要なんだね?』
『はい』
続いて2人おじさんが入ってきた。
『え?』
『あれは処女の対価だよ。
君はもう中古なんだから、普通にドレスが手に入ると思ってもらっては困るな』
『そんな!』
『初回でも、かなり色を付けた方だぞ?』
『……』
『止めるなら帰ってくれ』
でも、ドレスは必要だった。
『お願いします』
二時間、凌辱されて解放された。
『ドレスは屋敷に送るからね』
服店の持ち主の子爵が連れてきた知人は侯爵と 会長と呼ばれるかなり裕福な平民だった。
名前は知らない。
後日、送られてきたドレスはとても素敵だった。
メッセージカードには、
“君次第”
そう書かれていた。
月に二度、バーバラとして郊外の屋敷に向かい、男達の相手をした。
侯爵や会長が毎回来るとは限らなかった。
別のおじさん達もいたが、3人までというルールがあった。
“穴は三つしかないからね”
回を重ねるごとに飽きられてきたのか別の提案をされた。
『少しモノが大きい人の相手をするかい?
その代わり、ひとりで一着のドレスが手に入るよ』
『やります』
ひとりでいいなんて!ラッキーだと思った。
だけど…
とても大きくて長かった。
そして容赦が無かった。
暫く休んで、馬車に乗せられた。
扉を閉める時に子爵の姿が見えた。
『子爵様!』
『叫ばないでくれ』
『前のように子爵様だけでお願いします』
『……残念だけと、もう君にオーダードレスを買い与える価値は無いよ。
新しい子達がいるし、君はアレを受け入れたからガバガバだよ。
君を相手にできるのは今日の客か痛め付けるのが好きな客しかいないよ』
絶望感でいっぱいだった。
そして、ビビアンがダークロック公爵から求婚された話を聞いた。
どうしてビビアンばっかり!
ロバート様だって美男子の次期子爵なのに!
“新しい子”
子爵はそう言った。
そうだ。ビビアンを売ればいいんだわ!
先ずは睡眠薬を手に入れた。
ビビアンを馬車に乗せて眠らせればいいと思ったが、利き方を見たかった。
試しに飲み物に混ぜようと、お茶に誘ったが断られた。
お菓子も断られた。
壊れた形見のネックレスで貸しを作って、一緒に外出させてあの屋敷で睡眠薬入りのお茶を出させればいいと思っていた。
だけどネックレスを触れもしなかった。
私とビビアンの差は開く一方。
叔父様達もすっかり厳しくなってしまった。
費用のかかる厳しい家庭教師を雇うことになってしまったので予算が減る一方。
早く終えて余計な出費を抑えようと 一生懸命頑張った。
一度避けられてしまっていたけど、少しずつ学園でも声をかけてくれる学生が現れて、茶会やパーティに参加できるようになった。
既製服を販売している店を持つ令息と仲良くなれたのは良かった。
ドレスの新作が入ると一番に教えてくれるからサイズが無くて余った物から選ぶなんてことをしなくて済んだ。
『エリン、もっとしっかり舐めて』
性欲処理の手伝いをすれば少し安くしてくれた。
少しだけ触らせて、後は手や口で奉仕した。
それでも月に一着買えるかどうか。
家庭教師の契約が終わって、少しゆとりができたけど、私の行きたいパーティにはオーダードレスでないと参加は難しいと助言をもらってしまった。
ついに純潔を売ってしまった。
既製服の店の令息の父親に声をかけられた。
『知っているよ。ジェイミーに奉仕して値引きさせてるんだよね?』
『……』
『処女を売るならオーダードレス二着用意してあげるよ。標準的な物だけど、高めのドレス一着だとすぐに次が必要になるからね。
どうする?』
太って腹の出た子爵に純潔を売った。
すごく嫌だった。キスも舐めまわされるのも。
とても痛くて涙が出たけど、子爵はニヤニヤしていた。
外に出して欲しかったのに、二度も注がれて、最後は舐めて綺麗にしろと言われた。
それをしないと終わらないと言われて、舐めて合格をもらった後、トイレで吐き戻した。
オーダードレスを着てパーティに参加すると褒められた。
“可愛いね” “似合っているね”と言われて嬉しかった。
だけど同じドレスを何度も着て行けない。
招待状をくれる相手が固定しているから出席者もあまり変わらない。
尚更同じドレスを着ては行けなかった。
あの二着は、それぞれ3回着てしまった。
会場で知り合った、別の家門の令息や令嬢から招待されることもあり、多いと休日に茶会2回 パーティ2回参加することもあった。
特に最初は肝心で、初めてのお誘いを断ると 次のお誘いは無いと忠告をもらった。
それでも誘いが来るのは高位貴族か有力な家門で、私は厳しいと。
交友を切らせたくないなら、最初は必ず参加して その後は断った次の誘いは出席するようにと。
チャンスを掴むためには無理してでも出席しなくてはならなかった。
もしかしたら、ビビアンよりも家格が上の令息に気に入られて、伯爵夫人や侯爵夫人になれるかもしれない。
前例はあるんだし、私はビビアンより可愛いんだもの。諦めたくない。
仕方なく既製ドレスを着て行った。
『ドレス、どうしちゃったんだい?』
やっぱりオーダーじゃないと駄目だった。
子爵に連絡を取った。
子爵の侍従宛に偽名で手紙を送れば、子爵と連絡が取れることになっていた。
夜は出かけられないから昼間に指定の場所まで来た。
郊外のお屋敷だった。
受付に“バーバラです”と答えると、部屋に案内してもらえた。
少し待つと子爵が部屋に入ってきた。
『オーダードレスが必要なんだね?』
『はい』
続いて2人おじさんが入ってきた。
『え?』
『あれは処女の対価だよ。
君はもう中古なんだから、普通にドレスが手に入ると思ってもらっては困るな』
『そんな!』
『初回でも、かなり色を付けた方だぞ?』
『……』
『止めるなら帰ってくれ』
でも、ドレスは必要だった。
『お願いします』
二時間、凌辱されて解放された。
『ドレスは屋敷に送るからね』
服店の持ち主の子爵が連れてきた知人は侯爵と 会長と呼ばれるかなり裕福な平民だった。
名前は知らない。
後日、送られてきたドレスはとても素敵だった。
メッセージカードには、
“君次第”
そう書かれていた。
月に二度、バーバラとして郊外の屋敷に向かい、男達の相手をした。
侯爵や会長が毎回来るとは限らなかった。
別のおじさん達もいたが、3人までというルールがあった。
“穴は三つしかないからね”
回を重ねるごとに飽きられてきたのか別の提案をされた。
『少しモノが大きい人の相手をするかい?
その代わり、ひとりで一着のドレスが手に入るよ』
『やります』
ひとりでいいなんて!ラッキーだと思った。
だけど…
とても大きくて長かった。
そして容赦が無かった。
暫く休んで、馬車に乗せられた。
扉を閉める時に子爵の姿が見えた。
『子爵様!』
『叫ばないでくれ』
『前のように子爵様だけでお願いします』
『……残念だけと、もう君にオーダードレスを買い与える価値は無いよ。
新しい子達がいるし、君はアレを受け入れたからガバガバだよ。
君を相手にできるのは今日の客か痛め付けるのが好きな客しかいないよ』
絶望感でいっぱいだった。
そして、ビビアンがダークロック公爵から求婚された話を聞いた。
どうしてビビアンばっかり!
ロバート様だって美男子の次期子爵なのに!
“新しい子”
子爵はそう言った。
そうだ。ビビアンを売ればいいんだわ!
先ずは睡眠薬を手に入れた。
ビビアンを馬車に乗せて眠らせればいいと思ったが、利き方を見たかった。
試しに飲み物に混ぜようと、お茶に誘ったが断られた。
お菓子も断られた。
壊れた形見のネックレスで貸しを作って、一緒に外出させてあの屋敷で睡眠薬入りのお茶を出させればいいと思っていた。
だけどネックレスを触れもしなかった。
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