【完結】新皇帝の後宮に献上された姫は、皇帝の寵愛を望まない

ユユ

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初夜

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何故か少しだけ見覚えのある部屋に案内された。

「このお部屋は?」

「皇妃様のお部屋になります。では失礼します」

サイモン後宮長は退室してしまった。

「これから湯浴みをいたします」

メイド達が私の服を脱がそうとした。

「え?このままでいいのに」

「清潔が一番でございます」

帝国の医務室は入室するだけでも入浴しなくてはならないのね。

「お願いします」

湯浴みの後に飲み物を渡されて飲み干すと、マッサージを始めた。

マッサージは関係ないんじゃない?
でも気持ちいいし、ペルペナが楽になりそうだから黙って受けた。

「熱いわ」

身体が徐々に熱を帯びてきた。

「少し仰ぎます」

風を送ってもらい、マッサージを受け続けている。

「っ!」

肌が敏感になってきた。マッサージオイルに何か入れているのかしら…

「このオイルは何か特別なものが入っているのかしら」

「高級なものですが、特別な何かは入っておりません」

「…そう」

特に胸と秘部がおかしい。
初めての感覚に戸惑っていると、マッサージは終わりオイルを拭き取って薄化粧をされた。
ナイトドレスに薄化粧。一体何なの?

「服は?服を、あっ」

立ち上がると膝から崩れ落ちたが、側にいたメイド達が支えてくれた。

「私…」

頭もぼんやりする。
どうしちゃったの!?
こんなことでは頭痛の原因のことを話せない。
ペルペナ…は置いてきたんだった。

「ユピルピア様、座りましょう」

枕を積み上げて背もたれにして私をベッドの上に座らせた。
灯りが小さくなり部屋が薄暗くなった。

身体熱くピリピリとして、頭はふわふわする。


「ユピルピアは?」

「全ての準備が整いました。
湯浴みの後に“ディアナの約束”と“赤のシエル”を飲み干されました。後はマッサージをして身支度を終えております。
体質なのか 効き目が少しだけ強めに出ております。力が入り辛く、少しボーッとなさっております」

「分かった。全員外してくれ」

静かになった室内。だけど私の他にもう一人いる。

ギシッ

「ユピルピア…」

皇帝陛下が側に座り、手を掴んだ。

「チュッ」

何故手にキスなんか?

「陛下の、…頭痛…は」

「大丈夫だ。差し障りない」

そうじゃなくて、頭痛の原因を…

「あっ」

起きあがろうとすると さっきよりも力が入らなくなっていたようで、バランスを崩し彼にもたれかかってしまった。

「無理に動くな。よく効いているようだから大人しくしないと酔うぞ」

お酒なんか飲んでいないのに…

“ディアナの約束”と“赤のシエル”
メイドはそう言った。

「何…飲ませ…」

「教わっていないのか?プロプルには無いのか?
ディアナの約束は、純潔の痛みを消すものだ。赤のシエルはリラックスさせて初夜を手助けし、敏感にして良い思い出となるようにする媚薬だ。
ユピルピアにお願いされたからな」

「ち、」

違う!そういう意味じゃない!

「召してくださいと言われたとき、そのまま抱きたかった。だがユピルピアは初めてだから夜まで我慢した。
心配しなくていい。痛みは無い。
快楽を怖がるな。受け入れて楽しめばいい。
全部俺に任せてくれたらいい」

私…召してくださいって…そう言ったけど、こっちじゃない…だって白い献上品で、興味なんて無かったはずよ。

「まっ…」

待って…私は…

「ユピルピアを皇妃にしたら、後宮の女達は国に返す。
ユピルピアが好きなんだ。いずれ皇后になってくれ」

「んっ」

優しい口付けのようでしっかりと侵略してくる舌は柔らかい。何故 キスをしているだけなのに下腹部が反応するの!?

「キスも初めてか。
息は止めずに力を抜いて舌を絡めて」

キスをしながら肩紐をずらし、胸のリボンを解き、脚の間に入って何かを押し付けた。
太い棒のような何か…それを少し動かしながら あらわになった胸を彼の手が包んだ。

「あっ」

摘んだり舐めたり吸ったりされると身体がビリビリとした。

ヌルっ

「んあっ」

一本の指が秘部を捏ねたあと、膣内に侵入した。

「効き目が凄いな。早く入りたい」

「ああっ!!」

指で掻き回されながら愛芽を舐められ吸われ 強い刺激から逃れようとしても彼がそれを許さない。

その後の意識がほとんど無い。

意識が少し戻ると、馬鹿になりそうな快楽、壊れそうな圧迫感。重みを感じたり揺さぶられていたりしてまた意識が飛ぶ。

うつ伏せの時もあれば 向かい合わせになり膝の上に乗って上下に揺らさせている時もあった。

どんな時も私と目が合うと彼は言う。

「愛して欲しい」

「×××××××」

何て答えたのだろうか。彼が悲しそうな顔をした。
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