【完結】もう愛しくないです

ユユ

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白く無くなった結婚

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【 このページは性描写があります。苦手な方は点線の下だけお読みください 】



アル様の両手を掴み私の胸に触れさせた。
私はアル様の首に手を回し唇を合わせた。

アル様の手は優しく優しく胸を包み込み形を変える。

「んんっ」

舌が入ってきて逃げる私の舌を追いかけ回す。

唇を離すと

「次は?」

アル様の左手を掴み秘部へ添え、私は左手でアル様を握った。

「うあっ」

「痛い!?」

「っ…気持ちいい。もっと触ってくれ」

今まで見たことのない顔で私を見つめるアル様に下腹部がキュッとした。

アル様が秘部を全体的に触れながら時折陰核を擦る。

その刺激で手に力が入るとアル様はより硬くなりビクビクさせる。

「次は?」

「…指を挿れて」

ツプッ

指を半分入れ馴染ませるとゆっくり抜き差ししながら奥へ進む。
その間、アル様の先端の膨らみを撫で回していた。

しばらくすると

「次は?」

「もう1本増やして」

指で円を描きながら膣口を伸ばしていき、1本増やした。

同時に私の手が止まる。
圧迫感が既にあって無理に広げられている感覚がある。

「止めるか?」

「ゆっくり優しくして」

アル様は抜き差しをせずそのまま口付けたり右手で胸の頂を捏ねたりした。

指を中で締め付けているのが分かる。
唇を離し右手を止めると腰に手を回して指先を中でバタつかせた。

「ひゃっ!」

「痛い?」

「痛く…ない…」

「じゃあ続けるね」

「んっ!んっ!」

段々と指全体をバタつかせグッと差し込まれ首筋を舐められると中以外の力が抜けていく。

「これ以上はここでは無理だな」

指を抜いて私ごと浴槽から出ると手早くタオルで拭き、抱き上げてベッドに移動した。

さっきと同じように私を跨らせ指を1本差し込み、少し馴染ますともう1本差し込んだ。

「ちゃんと反応してるね」

恥ずかしくて私はアル様を握って大きく扱いた。

先から透明な液体が出てきて触れると少しヌルッとしていた。
先端に塗りつけてクルクルと指を擦り回す。

気持ち良さそうなアル様の顔が見れて嬉しかった。

「力を抜いて」

そう言うとアル様は2本の指を抜き差しし始めた。

あれだけ圧迫感があったのに馴染んできた。
2本の指を撹拌させて少しずつ中を広げられていく。

クチュッ クチュッ

アル様もベタベタで皮膚が破れそうなほど膨らんでいた。

アル様はそんなに広がるものかというほど膣口が広がるようになると指を抜いてアル様の根本をグッと握った。

「腰を落として挿れて」

入るのかな?という疑問で止まっていると

「無理はしないでいいよ」

と手を離して言った。

私は腰を上げてアル様を掴み先端に膣口を当てた。

ゆっくり挿れようと頑張るけどすんなり入っていかない。

先端をグリグリ擦り付けている状態だ。

「エマ…」

苦しそうなアル様の両手を取り、私の腰に添えた。

「自分じゃ挿れられないから手伝って」

「…痛いらしいから、無理だったら言って」

アル様がしっかり腰を掴み入れようとするが滑ってしまう。片手で私の腰を掴み、片手でアル様の根元を握り、私の腰を引き寄せた。

「エマも力を抜いて体重を落として」

ズブズブっと一気に入っていった。

「いっ!」

裂けるようなヒリヒリとした痛みが走る。

「うっ!」

「あっ」

中でアル様がグッグッと暴れている。奥も圧迫感があった。

苦しそうに顔を歪めるアル様はブルッと震えたり押し付けたりしながら私を抱きしめていた。

しばらくして中のアル様が大人しくなると大きく息を吐いた。

アル様の鼓動がすごく早かったが、落ち着いてきた。

アル様は私と目を合わすと恥ずかしそうだった。

「出ちゃった」

「…はい」

「ごめん。挿れただけで出ちゃうとは。
散々エマに弄られて…初めてだったから…」

アル様は未経験だったんだ。
嬉しくてニヤついてしまった。

「今から挽回するよ」

「大丈夫です。今日はこの辺で」

「えっ?」

「出した?」

「うん」

「出したなら終わりにするね」

「ええっ!?」

アル様を抜くと中からポタポタと垂れてきたので慌てて横になった。
赤ちゃんの素が逃げていく!

「おやすみ」

「エマ、もう1度」

「無いです」

「エマ~」





翌日の夜。

「エマ」

脱がせようとするアル様の手を止めた。

「何をしているの」

「昨日の続きを…」

「昨日出したでしょう。おやすみ」

アル様は諦めずに触ってくる。

「アル様は私主導だって言った!」

「受け入れられたら私からも誘うよ」

「じゃあ1週間後に」

「無理だよ。1度エマを知ったら我慢できないよ」

「妊娠したら浮気するつもり?」

「違う!その時は我慢する」

「今できないのに?」

「エマ!お願いだ!蜜月って言葉があるだろう!」

「初めて聞いた」

「エマ~!!」

「昨日のヒリヒリしたばかりなの!」

「うっ、痛かったのか。ごめん」

アル様は背を向いて何かを数え出したので後ろからしがみついた。

「エマ、今落ち着かせようとしているところだから離れて」

「……」

股間を抑えるアル様の手を退けてアル様を握った。

ものすごく硬くなっていたので握ってゆっくり大きく上下に動かした。

「エマっ」

しばらくすると膨張が増してアル様の息が乱れた。

ふと、思った。

あれ?これで出しちゃうと子作りの時の分が減っちゃう。

パッと手を離して背中にチュッと唇を付けると距離をとった。

「エマ??」

「考えてみたら今出したら減っちゃうよね」

「は?」

「赤ちゃんの素が減っちゃう」

「……おしっこと同じで次々とすぐ作られるから大丈夫だ」

「本当?」

「本当だ」


続きをした。

手を洗い戻るとアル様がニコニコしていた。
私を引き寄せるとベッドに寝かせてショーツをずらして秘部を舐めだした。

「アル様、ダメ」

「妻を可愛がってるだけだ。挿れないから」

初めての刺激に粗相をするのかと不安になって逃れようとするけどしっかり掴まれていて逃げられない。

「受け入れた方が早く終わるよ。力抜いて」

言う通りにするとすぐに痺れるような熱い何かが込み上げてきた。

「アルっ!アルっ!…ああっ!」

天蓋を目に映しながら頭が真っ白になった。

アルはタオルを持ってきて、私の体から力が抜けると優しく拭いて額に口付けた。

「おやすみ」





………………………………………………………………

すぐに妊娠した。

宣言通りアル様は手を出さない。
ずっと側にいる。

そう言えば、妻の妊娠中は娼館に行く人もいるとご夫人方から聞いた。

「アル様は娼館に行くの?」

「行くわけないだろう!」

「男の人は我慢するのが大変なんでしょう」

「人による」

「アル様は?」

「大丈夫だ」

「無理してない?」

「浮気して欲しくないくせに」

「…ご夫人方が、妊娠中に愛人を作られるより一時的に娼館通いを黙認した方がマシだと話していたの」

「そんなに心配なら体調が良い時に手で癒して」

「分かったわ」



悪阻は軽かったので時々アル様を癒している。

アル様は優しく私のお腹を撫でる。

アル様はほぼ毎晩お腹の子に絵本を読んでいる。 

またネルの時のように、どちらが膝の上に乗せるのか争うのかな。

心がポカポカする。
巻き戻って良かった。















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