【完結】同性恋愛をしていたのに 異性との婚姻を命じられましたが溺愛されています

ユユ

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認めざるを得ない E

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【 エリアスの視点 】


分かってる。初夜だ。
薄着のシャルロットを何故膝の上に乗せてしまったのか。女を膝の上に乗せたことなどなくて その柔らかさと軽さにびっくりする。

だけど腰に手を回し 降りようとする彼女を阻止している。信じられないが反応してしまっている。
だがその前に気になっていることを聞かなくてはと、伯爵令嬢とのことやマティアス殿下のことを尋ねた。

婚姻式の数日前から引き篭っていたシャルロットに何があったのか夫人に聞いた。伯爵令嬢の調査報告書と合わせて判断するに、シャルロットは騙されていた。それをどう制裁しようか考えていたところにマティアス殿下との関係を知った。
シャルロットの話と昼間の殿下の様子から、殿下の気持ちは本物だということが分かった。

俺がシャルロットを抱けば、もう男との関係を受け入れられると証明したようなもの。親しさからいえば俺は大差をつけられている。


ナイトドレスのリボンを解くと白くて美しい身体が露わになった。咄嗟に抱きしめると潰してしまいそうなほど細くて柔らかい。

脱がせてベッドに寝かせ、灯りを弱め自分の着ているガウンを脱いだ。

硬く勃ち上がったモノは直ぐに入りたいと主張しているがそうはいかない。
仕事柄、女罪人や被害に遭った女の裸体などを見たときも、男女の情交を見たときも反応しなかったのに。

胸に触ると想像より柔らかく美しい。そしていい匂いがする。
大きさなど関係ない。手に収まるところがいいとさえ思えてきた。

秘部を舐め始めると身を捩り出す。
無事に快楽を得たようで安心した。

指を入れると凄く狭い。

2本入れるときは、指南のあった通りの場所をグイグイと指で上を押し擦りながら、陰核を口に含み舌で執拗に舐め上げ続けると痙攣が始まった。

内腿や腹にキスをして、シャルロットが落ち着くと、はち切れそうなモノを押し当て挿入しようとしたが強い抵抗があった。

まだ4分の1程度しか入っていないが かなり痛がるシャルロットをみて、止めようかとも思ったが、不成立を理由に殿下にとられるか、施設行きになるかもしれない。
どっちにしろ、俺以外の男に抱かれることになる。

『シャルロット、ずっと側にいてくれないか』

『え?』

『ずっと俺の側にいてくれ』

もう認めるしかない。

『シャルロット…好きだ』

『ああっ!!』

一気に行き止まりまで押し込み、処女の締め付けを堪能した。コレはシャルロットの痛みと引き換えにした 俺だけしか味わえない感触だ。

涙を浮かべて痛がる彼女が愛おしい。

同性との性交とは違う感触や感情に何故か戸惑いは無い。

これまで付き合ってきた男や、婚姻しようと思っていたダミアンよりも満たされると思うのは不誠実だろうか。

君への気持ちを告げながら身体を繋げているのに、他の男との影をチラつかせるのか。厄介な影を。

『夫との閨事の最中に他の男を褒めるとは怖いもの知らずだな』

『いっ』

手首をベッドに押さえ付けて少しずつ腰を動かした。少しは馴染んだようだが まだ痛がっている。
だけどもう待つのは止めた。

『ああ…狭いな』

『んっ』

痛みの他にも快楽を感じ始めたシャルロットの手首を離すと胸の頂を指で摘み、口に含んで吸い付きながら優しく奥を撫でるとナカから愛液が出てきた。

『あっ』

俺で感じてくれて嬉しい

『シャルロット、キスをしてくれ』

キスをしやすいように顔を近付けた。
してくれたら望みがある。お願いだからキスをしてくれと鼻同士を付けた。

シャルロットが俺の唇に可愛らしいキスをしたので頭を抑えて舌を侵入させて舌を追い回した。

通知が来た後は病気の検査を受け、その後は性交の禁止と言われたのでダミアンとしていなかった。
シャルロットのナカの気持ち良さと、俺のモノに反応する彼女の身体と漏れる声に、爆発寸前だ。

キスをしながら浅く擦り奥に突き立てて吐精した。

たくさん出たのは自覚してる。
破瓜の証を確認し流れ出る精液を見て、シャルロットを自分のものにできたと視覚でも感じ取った。なのに、

『もうお終いですか』

彼女の言葉に2回目を始めた。

また卑猥な音が響くと、ドアの外の人の気配が遠かった。
多分、見届け人の入室のタイミングを見計らっていたのだろう。

結局1時間かけて2度目の吐精を終えた後、呼び鈴を鳴らして事後確認をさせた。

『確認いたしました。おめでとうございます。
お部屋は移りますか?』

『妻とこのまま寝ます』

『では、何かあれば呼び鈴を。朝は呼び鈴が鳴りましたら朝食をお持ちします。その間に湯をお張ります。その後でご希望の出発時間をお伺いします。それでは失礼いたします』

見届け人が退室したのでベッドに戻り、シャルロットを抱きしめて寝た。



朝 起きるとシャルロットはまだ眠っていた。
呼び鈴を鳴らし、彼女を起こした。

「シャルロット、おはよう」

「おは…よう」

まだ寝ぼけている彼女にキスをした。

「!!」

時々 シャルロットが敬語を外す。
それが嬉しい。

「もうすぐ朝食が届くからガウンを羽織ろうか」

ガウンを羽織らせて水を渡した。

その後、ベッドの上に用意された朝食を食べ、風呂に入ろうと立ち上がろうとした彼女は崩れ落ちるようにペタンと絨毯に座り込んだ。

「シャルロット?」

「脚が…」

抱き上げて浴室内の椅子に座らせてガウンを脱がせ、自分も脱いで一緒にバスタブに浸かった。

「一時的なものだ。直ぐに元に戻るだろう」

恥ずかしそうにタオルで隠そうとする彼女の肩に掬った湯をかけた。
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