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出会いの茶会
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15歳の出会いの茶会に来た。
この茶会は王宮主催のもので、王子の婚約者を選ぶ場なのだと今は分かる。
あのベンチに座らなければ目を付けられることは無いはず。
かなり目立たない席を選んで座った。
「ここ、よろしいですか」
「どうぞ」
「ご令嬢も興味無しですか?」
「え?」
「私、イザベラ・シオーヌと申します」
巻き戻り前に同級生だった公爵令嬢だった。
立ち上がり丁寧な礼をした。
「セリーナ・カークファルドと申します。シオーヌ公爵令嬢」
「貴女は洗練されていらっしゃるのね。美しいカーテシーですわ」
「ありがとう存じます」
「座ってくださる?」
「はい。失礼いたします」
「王子妃に興味は無いのかしら」
「微塵もございません」
「狙っている方はいらっしゃるの?」
「いえ。貴族ですので婚姻は求められると思いますから、誠実で人の心の痛みが分かる方なら歳が離れていようと、裕福でなくても、男爵家でも構いません。
ただ、後継ぎを産めなくても構わないという方がいいです。
縁談に恵まれなかった場合は細々と働いて生きていこうと思っています」
「随分と具体的ですわね。
子を産みたくないのですか?」
「いえ。子に恵まれずに虐げられた方が知り合いにおりまして、他人事ではないと思いました」
「婚約者はいらっしゃらないのですね?」
「はい」
「いくつ迄歳上でも構わないのですか」
「第一希望は父より一つでも下なら。
第二希望は何歳でも構いません」
「まあ!」
「いくら若くても美しくても逞しくても裕福でも、大事にしてもらえなければ価値はありませんわ」
「セリーナと呼んでいいかしら。気楽に話してもいい?」
「はい」
「セリーナにも私をイザベラと呼んで欲しいわ。お友達になりましょう?畏まった話方をしなくていいから。ね?いいでしょう?」
「はい、よろしくお願いします、イザベラ」
「まだ固いわ」
王子殿下達が会場入りすると令嬢達は浮き足立った。
「若さって羨ましいわ」
「何をお婆さんみたいなことを言ってるのよ。セリーナは私と同じ15歳なのよ?」
「中身は年寄りなの」
「セリーナったら」
王子殿下が順にテーブルを回って私達のテーブルにやって来た。
「フレデリク殿下にご挨拶申し上げます」
「仲良く話をしていたようだけど、シオーヌ公爵家とカークファルド伯爵家は縁があったのかな?」
「私とセリーナは本日友人になりましたの」
「へえ。イザベラがねえ」
「どういう意味かしら」
「セリーナ嬢と呼んでいいかな?」
「はい、殿下」
「私のことはフレデリクでいいよ」
「それは遠慮いたします、殿下」
「なるほど。
私とイザベラは幼馴染なんだ。母同士が友人で、よくシオーヌ邸へも遊びに行ったんだ。
イザベラは気難しくて友達がなかなかできないから安心したよ。無理矢理じゃないよね?」
「失礼ね」
「王子殿下。イザベラは選んでいるだけですわ。できないのではなく、作らないのだと思います」
「よく分かったわね」
「同類ですから」
「怖いな。会わせちゃいけない二人だったようだ」
「ここはいいから、他のご令嬢のところへいったら?」
「セリーナ嬢もそう思う?」
「はい。その分、他のご令嬢と踏み込んだお話ができるかもしれませんわ」
「二人とも残ってくれ」
「はぁ!?」
「帰りたいです」
「これは命じているんだ」
「早く他の席に行ってよ」
「いいから残れよ」
王子殿下は機嫌良く席を移った。
「残らないと駄目?」
「帰ると屋敷に追いかけて来るわよ」
「じゃあ残ります」
「ふふっ。セリーナは茶会の後は王都に残るの?」
「入学があるのでこのまま王都の屋敷にいると思うわ」
しばらくして自由交流の時間になった。
「どうする?セリーナ」
「ケーキ持って来てここで食べるわ」
二人でケーキを取りに行っていた。
「ねえ、凄いわね、確かレイノルズ伯爵家よね」
「そうね」
一つの席に令嬢達が集まっていた。
「セリーナ、彼みたいな絵本から出てきたような美男子はどう?」
「私は無理。苦手よ。近寄りたくないわ」
「このケーキ美味しそうね」
「本当ね。それにするわ」
席に戻り楽しい時間を過ごしていると人影が掛かった。
「失礼します。レディ」
この声……
顔を上げるとレミ・レイノルズが座るところだった。
「シオーヌ公爵令嬢にカークファルド伯爵令嬢。珍しい組み合わせですね。
レミ・レイノルズと申します。お見知り置きください」
「珍しくはありませんわ。私達の出会いは必然ですのよ。ね、セリーナ」
「はい。イザベラ」
「レイノルズ伯爵令息は何故このテーブルに?」
「ここだけ別の雰囲気だったので楽しく過ごせるかなと思いました」
「でも他のご令嬢がソワソワなさっているわ。貴方と話がしたくて仕方がないのね」
「皆、容姿に幻想を被せて私に押し付けるだけですよ。お二人は婚約者はおられるのですか?」
「私もセリーナもお見合いの真っ最中ですわ」
え!?
「は?……知らなかった」
「艶めくワインレッドの髪に翡翠色の瞳。美しい顔立ち。この会場にいるような未熟な年齢の令息には手を伸ばせない高値の花」
そんなこと、初めて言われた。
視線はあるけど声はかけられないから、モテないと思っていた。
「イザベラ、私、令息に人気が無いのは分かっているわ」
「貴女と並ぶと自信を無くすのよ。劣ってると思わせてしまうの。少し損だけど、いい虫除けになるわ。
相手次第なのよ。実力のある自立した殿方ならセリーナをリードできるの。安心して、セリーナ」
「彼女の相手は大人の男?」
「そうですわ」
「でも契約したわけではないのですね」
「あら、終わったようですわ。
私達はお呼ばれしておりますので失礼しますわ、レイノルズ伯爵令息」
「失礼します」
「またお会いしましょう、レディ」
この茶会は王宮主催のもので、王子の婚約者を選ぶ場なのだと今は分かる。
あのベンチに座らなければ目を付けられることは無いはず。
かなり目立たない席を選んで座った。
「ここ、よろしいですか」
「どうぞ」
「ご令嬢も興味無しですか?」
「え?」
「私、イザベラ・シオーヌと申します」
巻き戻り前に同級生だった公爵令嬢だった。
立ち上がり丁寧な礼をした。
「セリーナ・カークファルドと申します。シオーヌ公爵令嬢」
「貴女は洗練されていらっしゃるのね。美しいカーテシーですわ」
「ありがとう存じます」
「座ってくださる?」
「はい。失礼いたします」
「王子妃に興味は無いのかしら」
「微塵もございません」
「狙っている方はいらっしゃるの?」
「いえ。貴族ですので婚姻は求められると思いますから、誠実で人の心の痛みが分かる方なら歳が離れていようと、裕福でなくても、男爵家でも構いません。
ただ、後継ぎを産めなくても構わないという方がいいです。
縁談に恵まれなかった場合は細々と働いて生きていこうと思っています」
「随分と具体的ですわね。
子を産みたくないのですか?」
「いえ。子に恵まれずに虐げられた方が知り合いにおりまして、他人事ではないと思いました」
「婚約者はいらっしゃらないのですね?」
「はい」
「いくつ迄歳上でも構わないのですか」
「第一希望は父より一つでも下なら。
第二希望は何歳でも構いません」
「まあ!」
「いくら若くても美しくても逞しくても裕福でも、大事にしてもらえなければ価値はありませんわ」
「セリーナと呼んでいいかしら。気楽に話してもいい?」
「はい」
「セリーナにも私をイザベラと呼んで欲しいわ。お友達になりましょう?畏まった話方をしなくていいから。ね?いいでしょう?」
「はい、よろしくお願いします、イザベラ」
「まだ固いわ」
王子殿下達が会場入りすると令嬢達は浮き足立った。
「若さって羨ましいわ」
「何をお婆さんみたいなことを言ってるのよ。セリーナは私と同じ15歳なのよ?」
「中身は年寄りなの」
「セリーナったら」
王子殿下が順にテーブルを回って私達のテーブルにやって来た。
「フレデリク殿下にご挨拶申し上げます」
「仲良く話をしていたようだけど、シオーヌ公爵家とカークファルド伯爵家は縁があったのかな?」
「私とセリーナは本日友人になりましたの」
「へえ。イザベラがねえ」
「どういう意味かしら」
「セリーナ嬢と呼んでいいかな?」
「はい、殿下」
「私のことはフレデリクでいいよ」
「それは遠慮いたします、殿下」
「なるほど。
私とイザベラは幼馴染なんだ。母同士が友人で、よくシオーヌ邸へも遊びに行ったんだ。
イザベラは気難しくて友達がなかなかできないから安心したよ。無理矢理じゃないよね?」
「失礼ね」
「王子殿下。イザベラは選んでいるだけですわ。できないのではなく、作らないのだと思います」
「よく分かったわね」
「同類ですから」
「怖いな。会わせちゃいけない二人だったようだ」
「ここはいいから、他のご令嬢のところへいったら?」
「セリーナ嬢もそう思う?」
「はい。その分、他のご令嬢と踏み込んだお話ができるかもしれませんわ」
「二人とも残ってくれ」
「はぁ!?」
「帰りたいです」
「これは命じているんだ」
「早く他の席に行ってよ」
「いいから残れよ」
王子殿下は機嫌良く席を移った。
「残らないと駄目?」
「帰ると屋敷に追いかけて来るわよ」
「じゃあ残ります」
「ふふっ。セリーナは茶会の後は王都に残るの?」
「入学があるのでこのまま王都の屋敷にいると思うわ」
しばらくして自由交流の時間になった。
「どうする?セリーナ」
「ケーキ持って来てここで食べるわ」
二人でケーキを取りに行っていた。
「ねえ、凄いわね、確かレイノルズ伯爵家よね」
「そうね」
一つの席に令嬢達が集まっていた。
「セリーナ、彼みたいな絵本から出てきたような美男子はどう?」
「私は無理。苦手よ。近寄りたくないわ」
「このケーキ美味しそうね」
「本当ね。それにするわ」
席に戻り楽しい時間を過ごしていると人影が掛かった。
「失礼します。レディ」
この声……
顔を上げるとレミ・レイノルズが座るところだった。
「シオーヌ公爵令嬢にカークファルド伯爵令嬢。珍しい組み合わせですね。
レミ・レイノルズと申します。お見知り置きください」
「珍しくはありませんわ。私達の出会いは必然ですのよ。ね、セリーナ」
「はい。イザベラ」
「レイノルズ伯爵令息は何故このテーブルに?」
「ここだけ別の雰囲気だったので楽しく過ごせるかなと思いました」
「でも他のご令嬢がソワソワなさっているわ。貴方と話がしたくて仕方がないのね」
「皆、容姿に幻想を被せて私に押し付けるだけですよ。お二人は婚約者はおられるのですか?」
「私もセリーナもお見合いの真っ最中ですわ」
え!?
「は?……知らなかった」
「艶めくワインレッドの髪に翡翠色の瞳。美しい顔立ち。この会場にいるような未熟な年齢の令息には手を伸ばせない高値の花」
そんなこと、初めて言われた。
視線はあるけど声はかけられないから、モテないと思っていた。
「イザベラ、私、令息に人気が無いのは分かっているわ」
「貴女と並ぶと自信を無くすのよ。劣ってると思わせてしまうの。少し損だけど、いい虫除けになるわ。
相手次第なのよ。実力のある自立した殿方ならセリーナをリードできるの。安心して、セリーナ」
「彼女の相手は大人の男?」
「そうですわ」
「でも契約したわけではないのですね」
「あら、終わったようですわ。
私達はお呼ばれしておりますので失礼しますわ、レイノルズ伯爵令息」
「失礼します」
「またお会いしましょう、レディ」
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