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11お前だな②
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「おい!」
「・・・ハイ。」
またまた妹の声が固い。
「お前だな。」
「・・・ハイ。」
「また、王様には聞こえないようにした。さあ、何があったのか言ってみろ。」
「・・・王太子ルートに進むために会いに行ってました。」
「ほほう。」
「だってしょうがないよ。ランディーは1番人気のキャラ・・・攻略したくなってもおかしくないと思わない?
そのためには話しかけにいかなきゃストーリーが進まないんだよ。」
「ほほう。」
「大体! ステキな人とのドキドキを擬似体験するために乙女ゲームをやっているんだよ。私はごく普通にゲームを楽しんでいただけなんだから、私は悪くない!
悪くないっていったら、悪くないんだから!」
妹が言っていることは正しいと思う。
ただ・・・
「そのせいで王国崩壊の危機になっているんだけどな?」
「うぐぅだよ!」
妹は心に10000のダメージを受けた!
やれやれ
「ちなみに王太子の居場所はどうやって知ったんだ?」
「そんなのマップ上に王太子のアイコンが出ているよ。」
「・・・どうやって移動するんだ?」
「クリックしたらその場所だよ。」
現実で考えると、とんでもない能力だな・・・
「・・・ハイ。」
またまた妹の声が固い。
「お前だな。」
「・・・ハイ。」
「また、王様には聞こえないようにした。さあ、何があったのか言ってみろ。」
「・・・王太子ルートに進むために会いに行ってました。」
「ほほう。」
「だってしょうがないよ。ランディーは1番人気のキャラ・・・攻略したくなってもおかしくないと思わない?
そのためには話しかけにいかなきゃストーリーが進まないんだよ。」
「ほほう。」
「大体! ステキな人とのドキドキを擬似体験するために乙女ゲームをやっているんだよ。私はごく普通にゲームを楽しんでいただけなんだから、私は悪くない!
悪くないっていったら、悪くないんだから!」
妹が言っていることは正しいと思う。
ただ・・・
「そのせいで王国崩壊の危機になっているんだけどな?」
「うぐぅだよ!」
妹は心に10000のダメージを受けた!
やれやれ
「ちなみに王太子の居場所はどうやって知ったんだ?」
「そんなのマップ上に王太子のアイコンが出ているよ。」
「・・・どうやって移動するんだ?」
「クリックしたらその場所だよ。」
現実で考えると、とんでもない能力だな・・・
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