8 / 24
第二章 ハンターとして
2ー2 王宮の動きとステータス
しおりを挟む
遅まきながら俺の住んでいる孤児院に、王宮の経理部門から調査の手が入ったぜ。
牢獄から脱走した俺を探すためではなくって、王宮から出されていた支援金の額の追跡調査だった。
マザー・アリシアがきちんと帳簿を付けていたおかげで、実際に孤児院に渡されていた額が確認できたようだね。
その調査から二か月後、宰相以下かなりの数の貴族が公職から更迭されたとの噂が王都を駆け巡った。
俺は、噂の方ではなくって、妖精sから正確な情報を受け取っていたけれどね。
少なくとも公金横領の罪に問われた者は、損害額を弁済したうえで、更なる罰金を科された上で蟄居させられている。
残念ながら、ワルの貴族家を潰すまでには至っておらず、爵位はそのまま嫡男等が継いでいるようだね。
でも経歴に瑕がついたわけだから、後継者が余程頑張らないとこのままでは爵位の降格処分になるらしいよ。
十年間の猶予の中で相応の功績を上げないと、侯爵は伯爵へ、伯爵は子爵へ、子爵は男爵へ、男爵は準男爵へと降格されることが王命として出され、後継者にその旨が伝えられているようだ。
特に男爵から準男爵への降格は、場合により貴族と見做されなくなることから、当人たちにとってはすごく大変なことらしい。
それから俺の身の回りの世話役となっていた者の処分だが、男性二人は罰金で金貨十枚の刑に処せられた上に解雇され、王都から追放処分を受けた。
俺を殺そうとまでしていたわけだから、処分が温んじゃないかとは思うけれど、俺の存在自体を公にすることができないのでこんな処分になったようだ。
因みにこの従者三人は、罰金刑を受けた上で追放処分となって、王都の外に出た途端、王宮所属の闇の手が彼らを処刑していた。
おそらく、彼らがやけになって俺の存在を外部に漏らすことを恐れたのだろう。
一方、メイドを務めていた女性三人は、情状酌量の上で𠮟責だけで済まされたようだ。
前世で言うなら公務員の懲戒免職処分と訓告処分ぐらいなんだろうな。
同時に、この女性三人からの事情聴取で第四王子に対する酷い扱いが王宮内の一部だけだけれど、表面化した。
流石にこの一件は、俺の存在とともに王宮内での恥部と見做されたので、王宮外に噂が出て行くことはないが、同時に両親である父と母が大いに反省し、悔やんでいたようだ。
しかしながら、一方で第四王子が生まれていたこと自体がそもそも公表されていないために、第四王子の失踪は、そのまま王家の秘密とされたままだった。
◇◇◇◇
俺がハンターになって半年後には満年齢で十歳になった。
でも、未だに下水道清掃の仕事は続けているんだぜ。
だって実入りがいいですもん。
一日1時間足らずの労働で大銀貨8枚ですからねぇ。
実は一度単価を半分に下げようと企てた者が居たのだけれど、俺が清掃活動から手を退くとすぐに元の報酬に復活したよ。
俺は必ずしも大銀貨のためだけで下水道の掃除をしているわけでは無いけれど、労働が正しく評価されないのは困るよね。
だから、ある意味でストライキをしたわけだ。
生活費ならば既に過剰なほど持っているからね。
あくせく働く必要はないんだよ。
マクギアスさんが焦りまくって、俺に何とか清掃を続けてくれないかと頼みに来たけれど、「報酬が元に戻らない限り復帰しません」と、ハッキリ宣言してやったぜ。
その結果、五日も経たずに元の大銀貨8枚に戻った。
その時、俺は9級になっていたから、それ以降、下水道の清掃は二日に一回のペースにして、二日に一度は王都外に出て魔物や害獣の狩猟をするようになったんだ。
これまで俺のレベルはほとんど上がらなかっただけど、魔物狩りを始めると一気に上昇に転じた。
ギルドに入ってから7か月目のスタータスは以下の通りだ。
名前:リック・バウマー(フレドリック・ブライトン・ヴァル・ハーゲン)
年齢:10歳(数えで11歳)
職業:ハンター
備考:孤児(ハーゲン王国第四王子、忌み子)
レベル:16
*基準スペック
HP(生命力) :78
MP(魔力) :21385
STR(筋力) :85
DEX(器用さ) :84
VIT(丈夫さ、持久力) :78
INT(知性) :64
MND(精神力) :52
LUK(運) :6(+2)
AGI(敏捷性) :57
CHA(魅力) :16
言語理解 :5(MAX)
注1) レベルは急激に上昇しています。
基準スペックは概ね向上しており、前回と同じく魔力の上がり方が極めて大きい。
LUCは6になり、更に上昇する可能性あり。
*スキル:
◆◇◆ 武術系 ◆◇◆
剣術 LV4
槍術 LV4
棒術 LV4
盾術 LV4
弓術 LV5
格闘術 LV4
投擲術 LV5
騎乗術 LV1
注2)時間がある際には種々の訓練を亜空間内で行っている。
ゴーレム馬を使った乗馬訓練もそれなりに継続しているが、騎馬術に伸びは認められない。
◆◇◆ 魔法系 ◆◇◆
火魔法 LV5
水魔法 LV6
風魔法 LV5
土魔法 LV5
氷魔法 LV5
闇魔法 LV3
回復魔法 LV2
空間魔法 LV8
光魔法 LV6
生活魔法 LV7
注3) 魔法系は、特に魔物狩りで使用することの多かった、水、土、闇、空間、光、生活魔法が伸びている。
◆◇◆ 技能系 ◆◇◆
魔物調教 LV0
創薬・調剤 LV2+
料理 LV2+
家事 LV4+
鑑定 LV5+
鍛冶 LV4
心眼 LV3
錬金術 LV5
索敵 LV4
注4) 依然として魔物調教は機会が無く、訓練そのものができていない。
魔物狩りで試しても良いのだけれど、調べてみると王都で従魔の登録をした者は居ないらしい。
辺境地域でこれまで一例だけが記録されているにすぎないらしいので、今のところは控えている状況だ。
仮に所謂テイムができたにしても、王都内には連れて入れない可能性が高いよな。
創薬・調剤、料理、家事については、相応に手掛けているので伸びが認められる。
衣服の新たな制作により家事能力(裁縫?)と錬金術能力が上がったようだ。
鑑定能力の上昇に伴い、心眼も上昇している。
索敵については、下水道清掃でも伸びたが、王都外に出るようになって特に上昇している。
◆◇◆ 身体系 ◆◇◆
身体強化 LV5
跳躍 LV5
夜目 LV4
闘気 LV3
強靭 LV4
注5) 身体系では、魔力や闘気を纏うことで身体強化の強度を上げることができるようになっている。
亜空間内での訓練の成果もあるし、王都外での活動で身体系の能力も向上している。
◆◇◆ ユニークスキル ◆◇◆:
精霊召喚 LV2
HP自動回復 LV4
MP自動回復 LV5
無詠唱 LV4
インベントリ LV7
注6) 精霊の召喚については引き続き試してはいない。
王都外での活動でも周囲に人目が多いことから、今のところ試す機会がない。
できれば夜間に王都外の遠く離れた山間部辺りで試そうかとも思っている。
HP自動回復LV4に上昇したことで、概ね一時間の休憩で肉体疲労は全回復できる。
MP自動回復のLV5は5時間の睡眠があれば、現在の魔力をほぼ空の状態から満タンにできる程度の回復力だ。
◆◇◆ 装備 ◆◇◆:
ショートソード 3
ショートランス 4
コンパウンドボウ 3
リカーブボウ 2
ベアボウ 3
矢 2500本
六角棒 2
小楯 3
大楯 2
トンファ 2
ヌンチャク 2
サイ 2
革製防具 2セット
革製衣類 4セット
麻擬き衣類 2セット
布製衣類 6セット
注7) 装備類は以前と変えていない。
防具屋等で装備を揃える必要性を今のところ感じていないんだ。
王都の外に出たので地中から有用鉱物を抽出して武器を製作することもできないわけじゃないが、9級と言う駆け出しのハンターが持てないような武器を周囲にひけらかすのは拙いだろうから敢えて控えている状態だ。
武器が無くても魔法で対応できるから、今のところは放置だな。
弓も不要ではあるんだが、念のため矢だけは一月に500本ずつ増やすことにしている。
服装については、自作品を追加、また、市販品の衣類も購入した上で付与魔法で強化を図っている。
◆◇◆ 加護 ◆◇◆:
精霊王の加護
炎の精霊の加護
異世界管理者の恩寵
◆◇◆ 称号 ◆◇◆:
忌み子
異世界管理者が頭を下げし者
注8)その他、加護、称号については変化が無い。
今の俺は、全般的なステータスから言うと、身体能力だけでおそらく五級から三級程度のハンターに匹敵するぐらいの戦闘力があるのじゃないかとみている。
経験値は未だ少ないんだが、魔法も使ってまともに戦えば二級ハンターにも楽々と勝てるだろうと思っているぜ。
従って、9級の受けられる魔物退治や害獣退治では物足りなくなっており、最近は夜にこっそりと王都を離れ、少し離れた山間部に分け入って、9級では受けられないような魔物討伐もしている。
但し、9級のハンターが本来制限されている狩猟を行って得た代物は、ギルドに納品出来ないし、申告しないのでギルドの実績にはつながらない。
自己鍛錬のためだけに、敢えてしているんだ。
◇◇◇◇
ところで、唐突だが、この世界の新年は夏場(?)に在る。
北半球と南半球とで違いがあるかどうかも定かじゃないんだが、とにかく何故か夏至にあたる日が1月1日の新年で、その日にみんな一歳年を取る。
そうして、おそらく俺のいる世界が地球と同じような惑星(何せファンタジー世界だから、丸い惑星じゃ無くって、平板な世界かもしれない?)だとしても、この世界の地軸の傾きが余りなくって、季節の変化が余り感じ取れない状況なんだ。
もちろん日によって暑かったり寒かったりするけれど、これまで一度も雪は降ったりしていないから、間違いなく春夏秋冬の季節の変わり目はほとんど無いと思えるし、俺が居るのは所謂生活のしやすい亜熱帯から温帯の地域だと思う。
そんな中でも、公転軌道が楕円の為に太陽に最も近い夏至と最も遠い冬至はあるんだ。
牢獄から脱走した俺を探すためではなくって、王宮から出されていた支援金の額の追跡調査だった。
マザー・アリシアがきちんと帳簿を付けていたおかげで、実際に孤児院に渡されていた額が確認できたようだね。
その調査から二か月後、宰相以下かなりの数の貴族が公職から更迭されたとの噂が王都を駆け巡った。
俺は、噂の方ではなくって、妖精sから正確な情報を受け取っていたけれどね。
少なくとも公金横領の罪に問われた者は、損害額を弁済したうえで、更なる罰金を科された上で蟄居させられている。
残念ながら、ワルの貴族家を潰すまでには至っておらず、爵位はそのまま嫡男等が継いでいるようだね。
でも経歴に瑕がついたわけだから、後継者が余程頑張らないとこのままでは爵位の降格処分になるらしいよ。
十年間の猶予の中で相応の功績を上げないと、侯爵は伯爵へ、伯爵は子爵へ、子爵は男爵へ、男爵は準男爵へと降格されることが王命として出され、後継者にその旨が伝えられているようだ。
特に男爵から準男爵への降格は、場合により貴族と見做されなくなることから、当人たちにとってはすごく大変なことらしい。
それから俺の身の回りの世話役となっていた者の処分だが、男性二人は罰金で金貨十枚の刑に処せられた上に解雇され、王都から追放処分を受けた。
俺を殺そうとまでしていたわけだから、処分が温んじゃないかとは思うけれど、俺の存在自体を公にすることができないのでこんな処分になったようだ。
因みにこの従者三人は、罰金刑を受けた上で追放処分となって、王都の外に出た途端、王宮所属の闇の手が彼らを処刑していた。
おそらく、彼らがやけになって俺の存在を外部に漏らすことを恐れたのだろう。
一方、メイドを務めていた女性三人は、情状酌量の上で𠮟責だけで済まされたようだ。
前世で言うなら公務員の懲戒免職処分と訓告処分ぐらいなんだろうな。
同時に、この女性三人からの事情聴取で第四王子に対する酷い扱いが王宮内の一部だけだけれど、表面化した。
流石にこの一件は、俺の存在とともに王宮内での恥部と見做されたので、王宮外に噂が出て行くことはないが、同時に両親である父と母が大いに反省し、悔やんでいたようだ。
しかしながら、一方で第四王子が生まれていたこと自体がそもそも公表されていないために、第四王子の失踪は、そのまま王家の秘密とされたままだった。
◇◇◇◇
俺がハンターになって半年後には満年齢で十歳になった。
でも、未だに下水道清掃の仕事は続けているんだぜ。
だって実入りがいいですもん。
一日1時間足らずの労働で大銀貨8枚ですからねぇ。
実は一度単価を半分に下げようと企てた者が居たのだけれど、俺が清掃活動から手を退くとすぐに元の報酬に復活したよ。
俺は必ずしも大銀貨のためだけで下水道の掃除をしているわけでは無いけれど、労働が正しく評価されないのは困るよね。
だから、ある意味でストライキをしたわけだ。
生活費ならば既に過剰なほど持っているからね。
あくせく働く必要はないんだよ。
マクギアスさんが焦りまくって、俺に何とか清掃を続けてくれないかと頼みに来たけれど、「報酬が元に戻らない限り復帰しません」と、ハッキリ宣言してやったぜ。
その結果、五日も経たずに元の大銀貨8枚に戻った。
その時、俺は9級になっていたから、それ以降、下水道の清掃は二日に一回のペースにして、二日に一度は王都外に出て魔物や害獣の狩猟をするようになったんだ。
これまで俺のレベルはほとんど上がらなかっただけど、魔物狩りを始めると一気に上昇に転じた。
ギルドに入ってから7か月目のスタータスは以下の通りだ。
名前:リック・バウマー(フレドリック・ブライトン・ヴァル・ハーゲン)
年齢:10歳(数えで11歳)
職業:ハンター
備考:孤児(ハーゲン王国第四王子、忌み子)
レベル:16
*基準スペック
HP(生命力) :78
MP(魔力) :21385
STR(筋力) :85
DEX(器用さ) :84
VIT(丈夫さ、持久力) :78
INT(知性) :64
MND(精神力) :52
LUK(運) :6(+2)
AGI(敏捷性) :57
CHA(魅力) :16
言語理解 :5(MAX)
注1) レベルは急激に上昇しています。
基準スペックは概ね向上しており、前回と同じく魔力の上がり方が極めて大きい。
LUCは6になり、更に上昇する可能性あり。
*スキル:
◆◇◆ 武術系 ◆◇◆
剣術 LV4
槍術 LV4
棒術 LV4
盾術 LV4
弓術 LV5
格闘術 LV4
投擲術 LV5
騎乗術 LV1
注2)時間がある際には種々の訓練を亜空間内で行っている。
ゴーレム馬を使った乗馬訓練もそれなりに継続しているが、騎馬術に伸びは認められない。
◆◇◆ 魔法系 ◆◇◆
火魔法 LV5
水魔法 LV6
風魔法 LV5
土魔法 LV5
氷魔法 LV5
闇魔法 LV3
回復魔法 LV2
空間魔法 LV8
光魔法 LV6
生活魔法 LV7
注3) 魔法系は、特に魔物狩りで使用することの多かった、水、土、闇、空間、光、生活魔法が伸びている。
◆◇◆ 技能系 ◆◇◆
魔物調教 LV0
創薬・調剤 LV2+
料理 LV2+
家事 LV4+
鑑定 LV5+
鍛冶 LV4
心眼 LV3
錬金術 LV5
索敵 LV4
注4) 依然として魔物調教は機会が無く、訓練そのものができていない。
魔物狩りで試しても良いのだけれど、調べてみると王都で従魔の登録をした者は居ないらしい。
辺境地域でこれまで一例だけが記録されているにすぎないらしいので、今のところは控えている状況だ。
仮に所謂テイムができたにしても、王都内には連れて入れない可能性が高いよな。
創薬・調剤、料理、家事については、相応に手掛けているので伸びが認められる。
衣服の新たな制作により家事能力(裁縫?)と錬金術能力が上がったようだ。
鑑定能力の上昇に伴い、心眼も上昇している。
索敵については、下水道清掃でも伸びたが、王都外に出るようになって特に上昇している。
◆◇◆ 身体系 ◆◇◆
身体強化 LV5
跳躍 LV5
夜目 LV4
闘気 LV3
強靭 LV4
注5) 身体系では、魔力や闘気を纏うことで身体強化の強度を上げることができるようになっている。
亜空間内での訓練の成果もあるし、王都外での活動で身体系の能力も向上している。
◆◇◆ ユニークスキル ◆◇◆:
精霊召喚 LV2
HP自動回復 LV4
MP自動回復 LV5
無詠唱 LV4
インベントリ LV7
注6) 精霊の召喚については引き続き試してはいない。
王都外での活動でも周囲に人目が多いことから、今のところ試す機会がない。
できれば夜間に王都外の遠く離れた山間部辺りで試そうかとも思っている。
HP自動回復LV4に上昇したことで、概ね一時間の休憩で肉体疲労は全回復できる。
MP自動回復のLV5は5時間の睡眠があれば、現在の魔力をほぼ空の状態から満タンにできる程度の回復力だ。
◆◇◆ 装備 ◆◇◆:
ショートソード 3
ショートランス 4
コンパウンドボウ 3
リカーブボウ 2
ベアボウ 3
矢 2500本
六角棒 2
小楯 3
大楯 2
トンファ 2
ヌンチャク 2
サイ 2
革製防具 2セット
革製衣類 4セット
麻擬き衣類 2セット
布製衣類 6セット
注7) 装備類は以前と変えていない。
防具屋等で装備を揃える必要性を今のところ感じていないんだ。
王都の外に出たので地中から有用鉱物を抽出して武器を製作することもできないわけじゃないが、9級と言う駆け出しのハンターが持てないような武器を周囲にひけらかすのは拙いだろうから敢えて控えている状態だ。
武器が無くても魔法で対応できるから、今のところは放置だな。
弓も不要ではあるんだが、念のため矢だけは一月に500本ずつ増やすことにしている。
服装については、自作品を追加、また、市販品の衣類も購入した上で付与魔法で強化を図っている。
◆◇◆ 加護 ◆◇◆:
精霊王の加護
炎の精霊の加護
異世界管理者の恩寵
◆◇◆ 称号 ◆◇◆:
忌み子
異世界管理者が頭を下げし者
注8)その他、加護、称号については変化が無い。
今の俺は、全般的なステータスから言うと、身体能力だけでおそらく五級から三級程度のハンターに匹敵するぐらいの戦闘力があるのじゃないかとみている。
経験値は未だ少ないんだが、魔法も使ってまともに戦えば二級ハンターにも楽々と勝てるだろうと思っているぜ。
従って、9級の受けられる魔物退治や害獣退治では物足りなくなっており、最近は夜にこっそりと王都を離れ、少し離れた山間部に分け入って、9級では受けられないような魔物討伐もしている。
但し、9級のハンターが本来制限されている狩猟を行って得た代物は、ギルドに納品出来ないし、申告しないのでギルドの実績にはつながらない。
自己鍛錬のためだけに、敢えてしているんだ。
◇◇◇◇
ところで、唐突だが、この世界の新年は夏場(?)に在る。
北半球と南半球とで違いがあるかどうかも定かじゃないんだが、とにかく何故か夏至にあたる日が1月1日の新年で、その日にみんな一歳年を取る。
そうして、おそらく俺のいる世界が地球と同じような惑星(何せファンタジー世界だから、丸い惑星じゃ無くって、平板な世界かもしれない?)だとしても、この世界の地軸の傾きが余りなくって、季節の変化が余り感じ取れない状況なんだ。
もちろん日によって暑かったり寒かったりするけれど、これまで一度も雪は降ったりしていないから、間違いなく春夏秋冬の季節の変わり目はほとんど無いと思えるし、俺が居るのは所謂生活のしやすい亜熱帯から温帯の地域だと思う。
そんな中でも、公転軌道が楕円の為に太陽に最も近い夏至と最も遠い冬至はあるんだ。
56
あなたにおすすめの小説
悪役令嬢は鏡映しの夢を見る
重田いの
ファンタジー
とあるファンタジー小説の悪役令嬢の身体の中に入った日本人の社畜の魂である「私」。
とうの悪役令嬢は断罪イベントの衝撃で死んでしまったあと。
このままいけば修道院に押し込められ、暗殺されてしまう!
助けてくれる男はいないので魔物と手を組んでどうにかします!!
ほぼ一人で奴らをみなごろすタイプの悪役令嬢です。
転生して捨てられたけど日々是好日だね。【二章・完】
ぼん@ぼおやっじ
ファンタジー
おなじみ異世界に転生した主人公の物語。
転生はデフォです。
でもなぜか神様に見込まれて魔法とか魔力とか失ってしまったリウ君の物語。
リウ君は幼児ですが魔力がないので馬鹿にされます。でも周りの大人たちにもいい人はいて、愛されて成長していきます。
しかしリウ君の暮らす村の近くには『タタリ』という恐ろしいものを封じた祠があたのです。
この話は第一部ということでそこまでは完結しています。
第一部ではリウ君は自力で成長し、戦う力を得ます。
そして…
リウ君のかっこいい活躍を見てください。
【完結】竜騎士の私は竜の番になりました!
胡蝶花れん
ファンタジー
ここは、アルス・アーツ大陸。
主に5大国家から成り立つ大陸である。
この世界は、人間、亜人(獣に変身することができる。)、エルフ、ドワーフ、魔獣、魔女、魔人、竜などの、いろんな種族がおり、また魔法が当たり前のように使える世界でもあった。
この物語の舞台はその5大国家の内の一つ、竜騎士発祥の地となるフェリス王国から始まる、王国初の女竜騎士の物語となる。
かくして、竜に番(つがい)認定されてしまった『氷の人形』と呼ばれる初の女竜騎士と竜の恋模様はこれいかに?! 竜の番の意味とは?恋愛要素含むファンタジーモノです。
※毎日更新(平日)しています!(年末年始はお休みです!)
※1話当たり、1200~2000文字前後です。
事故に遭いました~俺って全身不随?でも異世界では元気ハツラツ?
サクラ近衛将監
ファンタジー
会社員の俺が交通事故に遭いました。二か月後、病院で目覚めた時、ほぼ全身不随。瞼と瞳が動かせるものの、手足も首も動かない。でも、病院で寝ると異世界の別人の身体で憑依し、五体満足で生活している。また、異世界で寝ると現代世界に目が覚めるが体の自由は利かない。
睡眠の度に異世界と現代世界を行ったり来たり、果たして、現代社会の俺は、元の身体に戻れる方法があるのだろうか?
そんな男の二重生活の冒険譚です。
毎週水曜日午後8時に投稿予定です。
僕に仕えるメイドは世界最強の英雄です1~またクビになったけど、親代わりのメイドが慰めてくれるので悲しくなんてない!!~
あきくん☆ひろくん
ファンタジー
仕事を失い、居場所をなくした青年。
彼に仕えるのは――世界を救った英雄たちだった。
剣も魔法も得意ではない主人公は、
最強のメイドたちに守られながら生きている。
だが彼自身は、
「守られるだけの存在」でいることを良しとしなかった。
自分にできることは何か。
この世界で、どう生きていくべきか。
最強の力を持つ者たちと、
何者でもない一人の青年。
その主従関係は、やがて世界の歪みと過去へと繋がっていく。
本作は、
圧倒的な安心感のある日常パートと、
必要なときには本格的に描かれる戦い、
そして「守られる側の成長」を軸にした
完結済み長編ファンタジーです。
シリーズ作品の一編ですが、本作単体でもお楽しみいただけます。
最後まで安心して、一気読みしていただければ幸いです。
精霊が俺の事を気に入ってくれているらしく過剰に尽くしてくれる!が、周囲には精霊が見えず俺の評価はよろしくない
よっしぃ
ファンタジー
俺には僅かながら魔力がある。この世界で魔力を持った人は少ないからそれだけで貴重な存在のはずなんだが、俺の場合そうじゃないらしい。
魔力があっても普通の魔法が使えない俺。
そんな俺が唯一使える魔法・・・・そんなのねーよ!
因みに俺の周囲には何故か精霊が頻繁にやってくる。
任意の精霊を召還するのは実はスキルなんだが、召喚した精霊をその場に留め使役するには魔力が必要だが、俺にスキルはないぞ。
極稀にスキルを所持している冒険者がいるが、引く手あまたでウラヤマ!
そうそう俺の総魔力量は少なく、精霊が俺の周囲で顕現化しても何かをさせる程の魔力がないから直ぐに姿が消えてしまう。
そんなある日転機が訪れる。
いつもの如く精霊が俺の魔力をねだって頂いちゃう訳だが、大抵俺はその場で気を失う。
昔ひょんな事から助けた精霊が俺の所に現れたんだが、この時俺はたまたまうつ伏せで倒れた。因みに顔面ダイブで鼻血が出たのは内緒だ。
そして当然ながら意識を失ったが、ふと目を覚ますと俺の周囲にはものすごい数の魔石やら素材があって驚いた。
精霊曰く御礼だってさ。
どうやら俺の魔力は非常に良いらしい。美味しいのか効果が高いのかは知らんが、精霊の好みらしい。
何故この日に限って精霊がずっと顕現化しているんだ?
どうやら俺がうつ伏せで地面に倒れたのが良かったらしい。
俺と地脈と繋がって、魔力が無限増殖状態だったようだ。
そしてこれが俺が冒険者として活動する時のスタイルになっていくんだが、理解しがたい体勢での活動に周囲の理解は得られなかった。
そんなある日、1人の女性が俺とパーティーを組みたいとやってきた。
ついでに精霊に彼女が呪われているのが分かったので解呪しておいた。
そんなある日、俺は所属しているパーティーから追放されてしまった。
そりゃあ戦闘中だろうがお構いなしに地面に寝そべってしまうんだから、あいつは一体何をしているんだ!となってしまうのは仕方がないが、これでも貢献していたんだぜ?
何せそうしている間は精霊達が勝手に魔物を仕留め、素材を集めてくれるし、俺の身をしっかり守ってくれているんだが、精霊が視えないメンバーには俺がただ寝ているだけにしか見えないらしい。
因みにダンジョンのボス部屋に1人放り込まれたんだが、俺と先にパーティーを組んでいたエレンは俺を助けにボス部屋へ突入してくれた。
流石にダンジョン中層でも深層のボス部屋、2人ではなあ。
俺はダンジョンの真っただ中に追放された訳だが、くしくも追放直後に俺の何かが変化した。
因みに寝そべっていなくてはいけない理由は顔面と心臓、そして掌を地面にくっつける事で地脈と繋がるらしい。地脈って何だ?
俺を凡の生産職だからと追放したS級パーティ、魔王が滅んで需要激減したけど大丈夫そ?〜誰でもダンジョン時代にクラフトスキルがバカ売れしてます~
風見 源一郎
ファンタジー
勇者が魔王を倒したことにより、強力な魔物が消滅。ダンジョン踏破の難易度が下がり、強力な武具さえあれば、誰でも魔石集めをしながら最奥のアイテムを取りに行けるようになった。かつてのS級パーティたちも護衛としての需要はあるもの、単価が高すぎて雇ってもらえず、値下げ合戦をせざるを得ない。そんな中、特殊能力や強い魔力を帯びた武具を作り出せる主人公のクラフトスキルは、誰からも求められるようになった。その後勇者がどうなったのかって? さぁ…
異世界転生 剣と魔術の世界
小沢アキラ
ファンタジー
普通の高校生《水樹和也》は、登山の最中に起きた不慮の事故に巻き込まれてしまい、崖から転落してしまった。
目を覚ますと、そこは自分がいた世界とは全く異なる世界だった。
人間と獣人族が暮らす世界《人界》へ降り立ってしまった和也は、元の世界に帰るために、人界の創造主とされる《創世神》が眠る中都へ旅立つ決意をする。
全三部構成の長編異世界転生物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる