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第七章 変革のために
7ー12 帰省 その二
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このアスレオール世界では、例えば徒弟制度方式の職業などで暇を出されたという経歴は、どうしても後々まで付いて回るもので、次の就職先では暇を出されたことが不利に働くことが多いのです。
魔晶石ギルドの働き場所は、原則として本部のみで、稀に支部勤務があるだけなのですから「暇を出す」という状態はあり得ません。
本人が死ぬことで家族の元へ死亡通知が来るか、或いは怪我などで採掘師を廃業して事務部に転職するかぐらいしかないのです。
こうしてみると余り潰しの効かない職業のようですが、借金が残っていない限り、ギルドに残った方が間違いなく収入は多いはずです。
また、採掘師の場合、その戦闘力でハンターギルドに所属して賞金稼ぎになるようなこともできますけれど、これまでのところ魔晶石ギルドから他のギルドへ転職した人は居ないようですね。
『餅は餅屋』という感じで、魔法師なら魔法師ギルド、魔道具作りなら魔法師ギルド若しくは錬金術ギルド、製薬なら薬師ギルド、治癒師なら治癒師ギルドという風に、専門職の加護を持った人の方が能力は高いんです。
魔物退治なら間違いなく採掘師が一番強力ですけれど、ホープランド以外での魔物は非常に非力ですからハンターギルドなり、それぞれの国の騎士団なりで十分対応できるのが普通なので、無駄に戦闘力の高い採掘師崩れを雇うところもあまりありません。
その意味では、魔法師ギルドで五指に入る魔法師を魔法能力で圧倒した私という存在は、とても稀有な存在なんです。
錬金術師や治癒師もまた私の特異な能力に気づいて監視を強めているようですが、生憎と魔晶石ギルドの中には潜り込めないですから公都辺りで情報収集をしているのが関の山ですね。
その意味では先日のグラシム・マリオスの接触に際しては少なくとも四人ぐらい外からの監視があったみたいですよ。
流石に、監視者は皆男性でしたから、殆ど女性ばかりの甘味処に入って来る勇気は無かったみたいですけれどね。
まぁ、治癒師ギルドはちゃんと正規の手続きを経て教えを請いに来ましたけれど、錬金術師ギルドなんかはどうなのでしょうね?
魔法師ギルドは誘拐に失敗したことで、力づくでは無理とわかっているはずです。
グラシム・マリオスを支部長に任命して、取り敢えずは情報収集と懐柔策に出てきたのかなとは思いますけれど、同様にこちらも警戒を続けながら様子見ですね。
そんなことはともかく、シェラの実家である店先で仕事の邪魔をしちゃいけないと思い、土産のお菓子だけを渡して帰ろうとすると、シェラが言いました。
「これからお昼なんだけれど、久しぶりにハイルシャーでお昼を食べない?」
ハイルシャーというのは、成人前に友人たちと良く一緒に行った近所の軽食屋さんです。
「仕事の方は良いの?」
「うん、今やってるのは急ぎじゃないから大丈夫。
シルヴィの話も聞きたいし、他の話もあるから・・・。
おかあさん、ちょっと早いけれどお昼を食べに行ってもいい?」
「あぁ、かまわないよ。
ゆっくりしといで。
二年ぶりだもの、積もる話もあるだろうさ。」
シェラは上に着ていた割烹着のような作業着を脱いでお出かけの準備です。
仕事の途中だったので化粧っ気なんかもほとんどありません。
普段着のままなんですけれど、これから行くハイルシャーはそんなに格式ばったところじゃないんです。
少ないお小遣いでも若い娘が連れ立って行けるようなところです。
ハイルシャーに着くと、お昼にまだ少し早い時間ということもあって、お客さんは少なかったのですぐに席が取れました。
お昼時には結構混雑する人気のお店なんですよ。
私とシェラは、店内の明り取りに近い席に座りました。
四人掛けの席に今は二人だけ、二年前までは仲良しだったアレッタやマルバレータがよく一緒でした。
アレッタは、美容師の職を得たので隣町のクインタブーブル美容師学校で修業中のはずですし、楽師の職を得たマルバレータは王都のモノブルグで楽師ギルドに入ったはずです。
軽食を食べながら、お互いに近況を諸々紹介した後で、その友達の話になりました。
シェラの話によれば、マルバレータが五日前にモノブルグから戻ってきているんだそうです。
私の様に帰省ではなくって病気療養のためだとか。
そこで不意にシェラが涙ぐみました。
「あのね、あのね・・・。
マルバレータの病気は、治癒師に見てもらっても原因が不明でもう治らないんだって。
だから治癒師ギルドにも見限られて、楽師ギルドも家に戻すようにしたみたいなの。
未だにギルドに籍はあるけれど、復帰は無理だろうって、マルバレータのお母さんが言っていた。
見舞いに行ったけれど、・・・。
身体のあちこちに紫色の斑点があって、歯ぐきからの出血や鼻血がなかなか止まらないみたい。
だから、寝ている傍に置いてあるタオルが赤く染まっていた。
顔色は悪いし、時々咳き込んでもいたし・・・。
ほんの僅かの間、話しただけなのにマルバレータは物凄く疲れたと言って寝ちゃった。
まるで死神に取り付かれちゃったたみたい・・・。
何とかならないのかしら。」
あらま、それは大変。
私の幼馴染のピンチだわ。
症状から言うと何だろうね。
何となく急性白血病をイメージしたけれど、ウィルス性出血熱の可能性もあるし、実際に診てみないと分からないわよね。
食事を食べ終わると、すぐに二人でマルバレータの家を訪ねました。
マルバレータのお父さんは石工なんです。
だから家の前の敷地にはいろんな石で造られた細工物が置かれています。
そこを通ってお宅にお邪魔しました。
マルバレータのお母さんが少し困惑していました。
かなり容態が悪いらしく、余り娘に会わせたくないみたいです。
でも、私に少しばかり治癒の能力もあるから、場合によっては、マルバレータの病気を癒せるかもしれないと言って強引に押し切りました。
マルバレータが寝ている部屋に行くと大変な状況でした。
ベッドのいたるところが本当に赤く染まっているんです。
すぐに私の脳内センサーで診断をすると、口内の出血もありますけれど生理の出血が止まらないみたいです。
応急的に出血個所を閉塞し、身体全体のスキャナーを掛けました。
結果として、ウィルス性出血熱ではありませんでした。
ウィルス性出血熱(エボラ出血熱やクリミア・コンゴ出血熱等)だと、流石にその場では私の手に負えなかった可能性もありますが、マルバレータの病名は急性白血病のようです。
血液中の白血球が異常に増殖しています
いえ、正常ではない白血病細胞が増殖し、正常な白血球、赤血球及び血小板の生成を邪魔していると言った方がいいのでしょうか。
白血球にもいろいろな種類があるようなんです。
細かい部分は端折って、召喚精霊のサルスとも相談して、最終的には急性リンパ性白血病と診断しました。
前世の治療法では確か化学療法があるはずですが、そんな特殊な薬品はありませんし、ここで作っている暇もありません。
本当にマルバレータの状況は危篤状態に近いんです。
すぐにも何とかしなければならない状況でした。
ですから、私の能力がばれるのも覚悟しつつ、直接マルバレータの身体に魔法で働きかけます。
白血病細胞を順次殲滅して行くのです。
体感的には結構長かったのですけれど、30分もかかってはいなかったみたい。
でも、シェラが後で話してくれたところでは、私とマルバレータの身体が金色に光っていて、とっても神々しく見えていたそうです。
白血病細胞を根絶し、肺炎を起こしていた肺と、若干脳内にも炎症を起こしていたのでその炎症を癒し、体内のあちらこちらに起きていた出血個所を治癒しました。
単純に言って皮下出血は、小さな切り傷みたいなものですから、場所さえわかれば普通の治癒師でも治癒できるんです。
但し、普通の治癒師の能力では小さな切り傷と言えども魔力を使うので、それが多数あると魔力が枯渇して追いつかなくなるのです。
これとて付随した症状に対しての対処療法であって、根源治療になりませんから、正常な血液に戻してやらなければイタチごっこなんです。
いずれにしろ白血病細胞の根絶で当面の危機は避けられました。
問題は再発の可能性が無きにしも非ずということです。
突然変異にしろ白血病細胞が生成されたなにがしかの原因があり、それが残ったままであれば再発もあり得るのです。
もし、私の介入が無ければ、おそらく一日と持たなかった可能性があります。
落ちた体力が回復するには一か月ぐらいかかるかもしれませんが、再発さえなければマルバレータは復帰できると思います。
今は呼吸も落ち着いて寝ているマルバレータを前にして、彼女のお母さんには、滋養のあるものを食べさせてくださいとお願いしておきました、
突然の話だったから、見舞いの品は何も持ってきていなかったのですけれど、後で届けてもらうことにしましょう。
果物と魔物の肉なんかが良いかもしれない。
インベントリの在庫に確かワイバーンの肉があったはず。
あれを、後刻送ることにしました。
魔物の肉は、精をつけるのに役立つんです。
そのままでも美味しいのですけれど、煮込んでスープにしたものと、ハンバーグにしたものをセットにして届けることにしました。
マルバレータの歯茎がかなり弱っていましたので食べやすいように気遣ったのです。
実家に戻って素早くスープとハンバーグを造り、果物屋さんで消化が良い果物を購入して、マルバレータの家に届けてもらいました。
その際に使うのは年少者のアルバイトなんです。
個別配達を請け負うアルバイトです。
私も数年前には経験したことがあります。
これも信用が第一ですから、アルバイトをする者は誠実な子が多いですね。
今回はアルバートという10歳の男の子を使いました。
私も顔見知りの近所の子なんですよ。
見舞いの品は無事にマルバレータの家に届けられたようです。
但し、後日、このマルバレータの治療の一件で面倒ごとが舞い込んできましたけれど、仕方がないですよね。
魔晶石ギルドの働き場所は、原則として本部のみで、稀に支部勤務があるだけなのですから「暇を出す」という状態はあり得ません。
本人が死ぬことで家族の元へ死亡通知が来るか、或いは怪我などで採掘師を廃業して事務部に転職するかぐらいしかないのです。
こうしてみると余り潰しの効かない職業のようですが、借金が残っていない限り、ギルドに残った方が間違いなく収入は多いはずです。
また、採掘師の場合、その戦闘力でハンターギルドに所属して賞金稼ぎになるようなこともできますけれど、これまでのところ魔晶石ギルドから他のギルドへ転職した人は居ないようですね。
『餅は餅屋』という感じで、魔法師なら魔法師ギルド、魔道具作りなら魔法師ギルド若しくは錬金術ギルド、製薬なら薬師ギルド、治癒師なら治癒師ギルドという風に、専門職の加護を持った人の方が能力は高いんです。
魔物退治なら間違いなく採掘師が一番強力ですけれど、ホープランド以外での魔物は非常に非力ですからハンターギルドなり、それぞれの国の騎士団なりで十分対応できるのが普通なので、無駄に戦闘力の高い採掘師崩れを雇うところもあまりありません。
その意味では、魔法師ギルドで五指に入る魔法師を魔法能力で圧倒した私という存在は、とても稀有な存在なんです。
錬金術師や治癒師もまた私の特異な能力に気づいて監視を強めているようですが、生憎と魔晶石ギルドの中には潜り込めないですから公都辺りで情報収集をしているのが関の山ですね。
その意味では先日のグラシム・マリオスの接触に際しては少なくとも四人ぐらい外からの監視があったみたいですよ。
流石に、監視者は皆男性でしたから、殆ど女性ばかりの甘味処に入って来る勇気は無かったみたいですけれどね。
まぁ、治癒師ギルドはちゃんと正規の手続きを経て教えを請いに来ましたけれど、錬金術師ギルドなんかはどうなのでしょうね?
魔法師ギルドは誘拐に失敗したことで、力づくでは無理とわかっているはずです。
グラシム・マリオスを支部長に任命して、取り敢えずは情報収集と懐柔策に出てきたのかなとは思いますけれど、同様にこちらも警戒を続けながら様子見ですね。
そんなことはともかく、シェラの実家である店先で仕事の邪魔をしちゃいけないと思い、土産のお菓子だけを渡して帰ろうとすると、シェラが言いました。
「これからお昼なんだけれど、久しぶりにハイルシャーでお昼を食べない?」
ハイルシャーというのは、成人前に友人たちと良く一緒に行った近所の軽食屋さんです。
「仕事の方は良いの?」
「うん、今やってるのは急ぎじゃないから大丈夫。
シルヴィの話も聞きたいし、他の話もあるから・・・。
おかあさん、ちょっと早いけれどお昼を食べに行ってもいい?」
「あぁ、かまわないよ。
ゆっくりしといで。
二年ぶりだもの、積もる話もあるだろうさ。」
シェラは上に着ていた割烹着のような作業着を脱いでお出かけの準備です。
仕事の途中だったので化粧っ気なんかもほとんどありません。
普段着のままなんですけれど、これから行くハイルシャーはそんなに格式ばったところじゃないんです。
少ないお小遣いでも若い娘が連れ立って行けるようなところです。
ハイルシャーに着くと、お昼にまだ少し早い時間ということもあって、お客さんは少なかったのですぐに席が取れました。
お昼時には結構混雑する人気のお店なんですよ。
私とシェラは、店内の明り取りに近い席に座りました。
四人掛けの席に今は二人だけ、二年前までは仲良しだったアレッタやマルバレータがよく一緒でした。
アレッタは、美容師の職を得たので隣町のクインタブーブル美容師学校で修業中のはずですし、楽師の職を得たマルバレータは王都のモノブルグで楽師ギルドに入ったはずです。
軽食を食べながら、お互いに近況を諸々紹介した後で、その友達の話になりました。
シェラの話によれば、マルバレータが五日前にモノブルグから戻ってきているんだそうです。
私の様に帰省ではなくって病気療養のためだとか。
そこで不意にシェラが涙ぐみました。
「あのね、あのね・・・。
マルバレータの病気は、治癒師に見てもらっても原因が不明でもう治らないんだって。
だから治癒師ギルドにも見限られて、楽師ギルドも家に戻すようにしたみたいなの。
未だにギルドに籍はあるけれど、復帰は無理だろうって、マルバレータのお母さんが言っていた。
見舞いに行ったけれど、・・・。
身体のあちこちに紫色の斑点があって、歯ぐきからの出血や鼻血がなかなか止まらないみたい。
だから、寝ている傍に置いてあるタオルが赤く染まっていた。
顔色は悪いし、時々咳き込んでもいたし・・・。
ほんの僅かの間、話しただけなのにマルバレータは物凄く疲れたと言って寝ちゃった。
まるで死神に取り付かれちゃったたみたい・・・。
何とかならないのかしら。」
あらま、それは大変。
私の幼馴染のピンチだわ。
症状から言うと何だろうね。
何となく急性白血病をイメージしたけれど、ウィルス性出血熱の可能性もあるし、実際に診てみないと分からないわよね。
食事を食べ終わると、すぐに二人でマルバレータの家を訪ねました。
マルバレータのお父さんは石工なんです。
だから家の前の敷地にはいろんな石で造られた細工物が置かれています。
そこを通ってお宅にお邪魔しました。
マルバレータのお母さんが少し困惑していました。
かなり容態が悪いらしく、余り娘に会わせたくないみたいです。
でも、私に少しばかり治癒の能力もあるから、場合によっては、マルバレータの病気を癒せるかもしれないと言って強引に押し切りました。
マルバレータが寝ている部屋に行くと大変な状況でした。
ベッドのいたるところが本当に赤く染まっているんです。
すぐに私の脳内センサーで診断をすると、口内の出血もありますけれど生理の出血が止まらないみたいです。
応急的に出血個所を閉塞し、身体全体のスキャナーを掛けました。
結果として、ウィルス性出血熱ではありませんでした。
ウィルス性出血熱(エボラ出血熱やクリミア・コンゴ出血熱等)だと、流石にその場では私の手に負えなかった可能性もありますが、マルバレータの病名は急性白血病のようです。
血液中の白血球が異常に増殖しています
いえ、正常ではない白血病細胞が増殖し、正常な白血球、赤血球及び血小板の生成を邪魔していると言った方がいいのでしょうか。
白血球にもいろいろな種類があるようなんです。
細かい部分は端折って、召喚精霊のサルスとも相談して、最終的には急性リンパ性白血病と診断しました。
前世の治療法では確か化学療法があるはずですが、そんな特殊な薬品はありませんし、ここで作っている暇もありません。
本当にマルバレータの状況は危篤状態に近いんです。
すぐにも何とかしなければならない状況でした。
ですから、私の能力がばれるのも覚悟しつつ、直接マルバレータの身体に魔法で働きかけます。
白血病細胞を順次殲滅して行くのです。
体感的には結構長かったのですけれど、30分もかかってはいなかったみたい。
でも、シェラが後で話してくれたところでは、私とマルバレータの身体が金色に光っていて、とっても神々しく見えていたそうです。
白血病細胞を根絶し、肺炎を起こしていた肺と、若干脳内にも炎症を起こしていたのでその炎症を癒し、体内のあちらこちらに起きていた出血個所を治癒しました。
単純に言って皮下出血は、小さな切り傷みたいなものですから、場所さえわかれば普通の治癒師でも治癒できるんです。
但し、普通の治癒師の能力では小さな切り傷と言えども魔力を使うので、それが多数あると魔力が枯渇して追いつかなくなるのです。
これとて付随した症状に対しての対処療法であって、根源治療になりませんから、正常な血液に戻してやらなければイタチごっこなんです。
いずれにしろ白血病細胞の根絶で当面の危機は避けられました。
問題は再発の可能性が無きにしも非ずということです。
突然変異にしろ白血病細胞が生成されたなにがしかの原因があり、それが残ったままであれば再発もあり得るのです。
もし、私の介入が無ければ、おそらく一日と持たなかった可能性があります。
落ちた体力が回復するには一か月ぐらいかかるかもしれませんが、再発さえなければマルバレータは復帰できると思います。
今は呼吸も落ち着いて寝ているマルバレータを前にして、彼女のお母さんには、滋養のあるものを食べさせてくださいとお願いしておきました、
突然の話だったから、見舞いの品は何も持ってきていなかったのですけれど、後で届けてもらうことにしましょう。
果物と魔物の肉なんかが良いかもしれない。
インベントリの在庫に確かワイバーンの肉があったはず。
あれを、後刻送ることにしました。
魔物の肉は、精をつけるのに役立つんです。
そのままでも美味しいのですけれど、煮込んでスープにしたものと、ハンバーグにしたものをセットにして届けることにしました。
マルバレータの歯茎がかなり弱っていましたので食べやすいように気遣ったのです。
実家に戻って素早くスープとハンバーグを造り、果物屋さんで消化が良い果物を購入して、マルバレータの家に届けてもらいました。
その際に使うのは年少者のアルバイトなんです。
個別配達を請け負うアルバイトです。
私も数年前には経験したことがあります。
これも信用が第一ですから、アルバイトをする者は誠実な子が多いですね。
今回はアルバートという10歳の男の子を使いました。
私も顔見知りの近所の子なんですよ。
見舞いの品は無事にマルバレータの家に届けられたようです。
但し、後日、このマルバレータの治療の一件で面倒ごとが舞い込んできましたけれど、仕方がないですよね。
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