いろんな個性を持つ彼らの問題解決方法

やとまる。

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ある問題の解決策 その7

友達が転校する場合

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「会えるのなら、転校とかどうでもいいと思います」

 と、考える拓。

「忘れなければなんとかなるじゃん」

 “なんとかなる”を推すはる。

「どうでもいいかなぁ・・・そういう友達いないし」

 そういう友達がいないから分からない、と思うみく。

「・・・このご時世LINEあるしね」

 “ネットがあればいい”、とまた気楽そうに話すゆな。



────そんな彼らの考えについて。



【クール少年・拓の場合】



「転校しても時々会いに行きますね」

 で、いいのでしょうか。

「ん~、いんじゃない?」

 ゆなは気楽に肯定する。

「拓敬語好きだね~」

 と、はるは感心する。

「でもさ、そんなの所詮口約束だからねぇ・・・」

「「「・・・・・・」」」

 みくの“口約束”の破壊力はすごかった。



【思いやり少年・はるの場合】



「きっと忘れないからね!」

 ってどう?

「口約束」

 ははっ・・・それ言いすぎじゃん、みく。

 “口約束”をちゃんと守る人もいるからね?

「考えすぎですよ、みく」

 拓がみくの意見に少し反論すると、拗ねた。



【強がり少女・みくの場合】



「ストレス溜まらなくなるから幸せ?私がいなくて幸せ?」

 でいいでしょ。

「・・・みく、自分責めすぎ」

 はるが否定してみるが、みくは自分を責める。

「みくといたら、みんな元気になりますよ」

 拓は、“みくといると元気が出る”というのを主張した。



【天然少女・ゆなの場合】



「LINEするからね」

 なら、悲しくないでしょ~。

「いや、まぁ、うん・・・」

 はるは、少し言葉を濁して納得する。

「LINEとかのSNSなんかで済ますから、転校しても“悲しい”とか無いんでしょ?」

「「「・・・・・・」」」

 みくの過去も現在も考え方も、まだまだ怖かった。



さて、この4人がこの問題に直面した時、どうなるのでしょうか。
 まぁそれは、また別のお話。
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