推しのAV俳優が隣に引っ越してきました 2

さくら優

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4.もっと⋯

隆斗さんは、それから会う度に声をかけてくれるようになった。康生とのことも気にかけてくれてるけど、思った通り、康生からは連絡すらない。

だけど、今の俺は、そんなこと全く気にならなかった。

「ぅ、ん⋯、はぁ⋯」

隆斗さんの部屋の大半を占める大きなベッドの上。呼吸を奪うようなキスに息が上がる。すでに上半身の服は脱がされている。腕を上げるように言われて、慣れた手つきで両手を拘束された。

「痛くないか?」
「は、い⋯」

こういうプレイに興味なんてなかったはずなのに、相手が隆斗さんだと、期待するかのように心臓がドキドキしてくる。

「今日は、あとこれな」
「ぁ⋯」

隆斗さんは手にアイマスクを持っていた。装着されると視界も完全に奪われて、緊張で身体が硬くなった。

下も脱がされて全身を晒されてしまう。隠すように足を閉じて膝を折るが、特に何も言われなかった。

見えないので、何も言われず触られもしないと、だんだん不安になってくる。

「隆斗、さん⋯?」

つい名前を呼んでしまうと、大きな手がぽんぽんと頭を撫でてきた。

「大丈夫だ。ちゃんといるよ」
「ん⋯」

ほっとして少し力が抜けた。その瞬間に乳首をぴんっと弾かれて、ビクッと身体が震える。

「ひゃっ」

思わず変な声が漏れて、羞恥に顔が熱くなった。

「ここ、何もしてないのにもう尖ってるぞ」
「あ、あっ⋯」

反対側の突起の周りをそっと撫でられる。強請るように胸を反らすと、しかしすぐに指が離れていった。

隆斗さんは、その後もいたずらに肌に触れてくる。少し撫でてはすぐに離しての繰り返し。視界を奪われて敏感になっているところにそんなことをされては、ひとたまりもなかった。

「んあっ、⋯ぁ、やあっ」

焦れったい刺激に涙が溢れてアイマスクを濡らす。すると、大きな手の平がそっと頰に触れた。

「潤貴」
「ん⋯、ぁ⋯」
「嫌か?」

甘く囁く声に脳が溶ける。俺は首を横に振った。耳許で隆斗さんが、ふっと笑う気配がする。

再び指が乳首に触れた。親指で突起を押し潰すようにしながら、他の指が顕にされた腋下に入り込んでくる。

「っは、あっ、ぁんん⋯っ!」

ぞわっと鳥肌が立つ。くすぐったいはずの刺激もなぜか快感の方が強くて、つい声を上げてしまうと、こちょこちょと優しくくすぐられた。

「はああっ、あっ、⋯もちい、」
「いいか? もっと、うんと気持ちよくしてやるからな」
「んっ、ふ⋯、うぅんんっ」

その言葉だけで、期待で肌が粟立った。吐く息が熱く湿って、隆斗さんの指先が触れる度に、甘い喘ぎを漏らしてしまう。

「あぁ⋯、りゅ、とさ⋯、もっと⋯、っ、んぁあ!」
「潤貴、足開いてみな」

じっとしていられずに内腿を擦り合わせると、促すように太腿を撫でられた。言われた通りゆっくり足を開くと、指の腹が何度も内腿を往復する。

「あっ、あっ、や、早く⋯っ」
「可愛いな」

見えなくても、そこがどうなっているかは自分でわかった。隆斗さんには全部見られているのに、足の付け根や下腹なんかをいたずらに触られ焦らされて、恥ずかしいと思う余裕もなくなっていた。

隆斗さんの手が自身に絡みつき、根本をぎゅっと握られて、そのまま熱く濡れた何かに包みこまれた。

「――っあ! あぁあっ!」

舐められてるとわかったのは、最初の衝撃が去った後。濡れた舌が裏筋を辿り、先端をチロチロとくすぐってくる。

強烈な快感に身体がビクビクと震えるものの、性器の根本を押さえられているので達くことは出来ず、悲鳴のような声を上げる。

「やああっ! もっ、イク、イきたっ、んぁあ!」

縛られたままの両手でシーツを握る。感覚を逃がすように首を振ると、アイマスクがズレて視界が戻った。

涙で濡れた目で下を見ると、ふっと意地悪く微笑む隆斗さんと目が合った。

「ぁ⋯」

ぞくっ、と腰の奥に甘い痺れが走る。

性器の戒めが緩み、ちゅくっ、と先端を吸われる。

「ッ――! っあああ!」

目の前が真っ白になるような感覚がして、俺は隆斗さんの口の中に精を放った。
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