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2:ロメオ・ブラウン
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「…………あー開けるから入れ」
俺は音声入力で玄関のドアロックを解錠すると。
「師匠また飲んだくれてんすか⁉ 料理人が飯作らないって……、ただのおっさんになるっすよ⁉」
なんて無礼なことを言いながら、若者一人が騒々しく部屋へと入ってきた。
ロメオ・ブラウン。
十七歳、専門職学校に通う男子学生だ。若え。
専門職を志す若者が集う学校で、まさかの料理人を選んだ超変わり者だ。
隠れマッチョでメガネを外せば顔も整っているし、女生徒を引っ掛けて遊んでりゃあいいものを……。
普通はスペアエデン到着後に需要のあるであろう仕事、なんかオートマトンの遠隔操縦とかでの精密作業だとか建築とか医学とかを先んじて学んだりするんもんだが……レッドオーシャンもレッドオーシャンな料理人を選ぶとは……。
専門職学校にはインターン制度のようなものがあり、その専門職に就く人間から仕事を学ぶことができる。
んで、そのインターン先にマザーが確定予測演算で俺んとこへと割り振った。
だからまあ……形式上俺の弟子ってことではある。
「いや俺はただのおっさんだろ……、流石にお兄さんを自称するのはそろそろ厳しい自覚はある」
俺は無礼な言葉に少し傷つきつつロメオへと返す。
まあ勿論お兄さんと呼ばれることに悪い気はしないので、他称はウェルカムだ。まだまだ若い人扱いされていたい。
「師匠がただのおっさんなわけないでしょう! 人類最高の料理人が……マジで何言ってんすか! 人類最高のおっさんなんすよ⁉」
「やっぱおっさんはおっさんなんじゃねーか……あんまおっさんおっさん言うなよ……」
ロメオの畳み掛ける若さに、俺は慄きながら返す。
そうだよなぁティーンエイジャーから見た四十代なんておっさんだよなぁ……むしろジジイと言わないのがロメオの優しさなのかもしれん。
しっかし、人類最高の料理人ねえ……。
そんなん言うのもうこいつくらいしかいねえんじゃねえか?
いや教科書にも載ったんだっけか……まあテスト範囲にも入らねえ余談程度のあれだと思うが。
俺はその昔、マザーの確定予測演算を超えた料理を作ったことがある。
二十そこそこくらいの頃か……食べた人間の脳波やら神経系を測定して、測定したデータからマザーが改良するみてえな。そんな感じのことをやってた時に。
マザーは俺の料理によって、移住計画の成功確率を0.02パーセント上向きに更新した。
もうブロッサム・ノアの量産以外に上方修正はあり得ないとされていたところでの上方修正にめちゃくちゃ世の中は大騒ぎだった。
いや本当に、マジでなんか地球に迫る巨大隕石を爆破して魔王でも倒したんじゃねーかってくらいによくわかんねー式典とかパレードとか呼ばれまくった。
エプロンに何がどれだか覚えらんねえくらい勲章やらを刺されまくったせいでエプロンがボロボロになった。結構気に入ってたんだが……。
勲章はなんか重てえし作業の邪魔だから適当にしまってある。多分まだある、どっかにはある。
さっさと仕事に戻りたかったが、色々と回らされて……しかもなんか反移住過激派組織にまで狙われてるとかでどちゃくそ面倒くさいことになった。
おかげで店も畳むことになって…………まあだからこそ安全なところでレシピの登録を行えたってのがあるし、わりととんでもねえ富を得たわけだが………………。
まあいいか、もう終わった話だ。
マザーの確定予測演算に関しては正直、俺の料理の評価に関しては懐疑的だがその演算を用いた再現性は凄まじい。人の好みに合わせた調整も完璧だ。
いい世の中になった。
俺の、俺たちの仕事はもう終わったんだ。
「何黄昏れてんすか? 酔ってんすか? 酔いしれてんすか? ぶん殴りますよ」
物思いにふける俺をロメオは容赦なく問い詰める。
「ええ……? 殴るなよ……。二十世紀の料理人になりたいのか?」
俺は慄きつつシャンパングラスを置いてロメオに返す。
流石に俺の時代でも殴る料理人は根絶されていた。部下やら弟子を怒鳴るやつはまだ居たが、まあそういうやつは大体二流以下だ。
俺は厨房の中にあるものは全て大事にしろと言われ続けてきたし、魂は細部に宿るってのはマジだと思っている。
食材だけじゃなくて人材も上手く扱わないと厨房のパフォーマンスは落ちる。
つーかもう人間が厨房に立つんなら調理作業用オートマトンと同等に動けなきゃならねえから、そういう場面もなかなかねえんだけどな。
「まあマジな話、店に顔出さないんすか?」
眉をひそめ、マジっぽい空気を出しながらロメオは俺に問う。
「えー……出さねーよ別に、俺いなくても俺の味出せるし。おまえも厨房自由に使えていいだろ、設備だけなら宇宙で一番だぞ?」
俺はマジっぽい空気を受け入れずに適当に返す。
店……まあ俺はこの都市階層に店舗を与えられている。
店舗っていってもそんなキャパのある店じゃあない、今はテイクアウトやデリバリーの方が需要があるし。
というか基本的には俺が調理栄養管理担当として新しい調理方法だったりレシピだったりを考案し登録するための研究施設だ。
オートマトンだけで十二分に回っている。
俺が行く必要もない。
ティーンエイジャーに厨房を勝手に使わせるのは昔じゃあ考えられなかったが。
この都市階層の安全設備は完璧だ、ロメオが突然奇行に走って厨房で大暴れしたとて火は止まるし万が一火が出ても一瞬で消されるしアラートも鳴るし治安維持担当が駆けつける。
監督責任すら必要がない、だからほっとく。
「いや俺は、師匠に味を評価して欲しいんですよ! 俺はエリック・エルバンの味に憧れて料理人を目指したんすから‼」
適当な返しにロメオは力強く宣う。
やる気ぱんぱんだな……、若さだなぁ。
「はあ……、いやおまえの腕はかなり良いぞ。俺がおまえの歳頃の頃と技術的なところでの遜色はないし、味に関しても客に出してもいいくらいのもんだ。後は数こなしてたくさんの人に食わせて、色んな足し算と引き算を試してかたちにすりゃあいい」
俺はしっかりと過不足なく弟子への評価を述べて。
「だが……それは趣味としてやっていけ、何回か話したが……もう料理人って職業はそういう方向に向かっていく。店を持って自身の創作したものを客に振る舞うみたいな感じを目指すんなら、そろそろ別のコンテンツを学べ」
続けて、俺は現実を告げて。
「何かを作りたいというか、創作を職業にしたいんならデザイン系とか広告系とか……再現性や量産を求められない方向のもんに行ったほうがいい」
俺は若者に夢を捨てるように促す。
うわー我ながら……こんな大人が十七の時に現れたらぶん殴ってるな。
でも大事な話だ。
俺はロメオの人生に責任をとってやれるほど立派な人間じゃあねえからな、俺にできるのはこのくらいのことしかねえ。
客の腹と心を満たすのが料理人。
満たして足る、それが満足だ。
ああ、今日はこれにして良かった。適当なレーションとかで済ませなくて良かった、今日も一日嫌なことばっかだったけどこの晩御飯でチャラにできた。
それが俺の目指した料理だ。
そして料理なんてものは好みや体調や気分で味の評価なんて変わる。
アパートで一人真夜中に何回か見た古い映画でも見ながら食うカップ麺と、チャリンコでやっとこさたどり着いた海辺でクソ寒い中友達と啜るカップ麺じゃあ美味さは全然違う。
もっというなら初めて食うものと何度も食ったとんでも全然感じ方は違う。初めて食ったから感動したもんもあれば、何度も食ってるからこそ感動できるもんもある。そういう尺度でいうならフォアグラと母親のおにぎりの価値は等しい。
マザーが何をどう俺の作ったもんを評価したのかはしらねえが、その評価に俺は価値を感じない。
心から、心底どうでも良い。
でもそんな感動も、人によりけりの価値も、今やスイッチ一つでオートマトンが届けてくれる。
それは俺の中で、心から良いことだとしている。
俺は音声入力で玄関のドアロックを解錠すると。
「師匠また飲んだくれてんすか⁉ 料理人が飯作らないって……、ただのおっさんになるっすよ⁉」
なんて無礼なことを言いながら、若者一人が騒々しく部屋へと入ってきた。
ロメオ・ブラウン。
十七歳、専門職学校に通う男子学生だ。若え。
専門職を志す若者が集う学校で、まさかの料理人を選んだ超変わり者だ。
隠れマッチョでメガネを外せば顔も整っているし、女生徒を引っ掛けて遊んでりゃあいいものを……。
普通はスペアエデン到着後に需要のあるであろう仕事、なんかオートマトンの遠隔操縦とかでの精密作業だとか建築とか医学とかを先んじて学んだりするんもんだが……レッドオーシャンもレッドオーシャンな料理人を選ぶとは……。
専門職学校にはインターン制度のようなものがあり、その専門職に就く人間から仕事を学ぶことができる。
んで、そのインターン先にマザーが確定予測演算で俺んとこへと割り振った。
だからまあ……形式上俺の弟子ってことではある。
「いや俺はただのおっさんだろ……、流石にお兄さんを自称するのはそろそろ厳しい自覚はある」
俺は無礼な言葉に少し傷つきつつロメオへと返す。
まあ勿論お兄さんと呼ばれることに悪い気はしないので、他称はウェルカムだ。まだまだ若い人扱いされていたい。
「師匠がただのおっさんなわけないでしょう! 人類最高の料理人が……マジで何言ってんすか! 人類最高のおっさんなんすよ⁉」
「やっぱおっさんはおっさんなんじゃねーか……あんまおっさんおっさん言うなよ……」
ロメオの畳み掛ける若さに、俺は慄きながら返す。
そうだよなぁティーンエイジャーから見た四十代なんておっさんだよなぁ……むしろジジイと言わないのがロメオの優しさなのかもしれん。
しっかし、人類最高の料理人ねえ……。
そんなん言うのもうこいつくらいしかいねえんじゃねえか?
いや教科書にも載ったんだっけか……まあテスト範囲にも入らねえ余談程度のあれだと思うが。
俺はその昔、マザーの確定予測演算を超えた料理を作ったことがある。
二十そこそこくらいの頃か……食べた人間の脳波やら神経系を測定して、測定したデータからマザーが改良するみてえな。そんな感じのことをやってた時に。
マザーは俺の料理によって、移住計画の成功確率を0.02パーセント上向きに更新した。
もうブロッサム・ノアの量産以外に上方修正はあり得ないとされていたところでの上方修正にめちゃくちゃ世の中は大騒ぎだった。
いや本当に、マジでなんか地球に迫る巨大隕石を爆破して魔王でも倒したんじゃねーかってくらいによくわかんねー式典とかパレードとか呼ばれまくった。
エプロンに何がどれだか覚えらんねえくらい勲章やらを刺されまくったせいでエプロンがボロボロになった。結構気に入ってたんだが……。
勲章はなんか重てえし作業の邪魔だから適当にしまってある。多分まだある、どっかにはある。
さっさと仕事に戻りたかったが、色々と回らされて……しかもなんか反移住過激派組織にまで狙われてるとかでどちゃくそ面倒くさいことになった。
おかげで店も畳むことになって…………まあだからこそ安全なところでレシピの登録を行えたってのがあるし、わりととんでもねえ富を得たわけだが………………。
まあいいか、もう終わった話だ。
マザーの確定予測演算に関しては正直、俺の料理の評価に関しては懐疑的だがその演算を用いた再現性は凄まじい。人の好みに合わせた調整も完璧だ。
いい世の中になった。
俺の、俺たちの仕事はもう終わったんだ。
「何黄昏れてんすか? 酔ってんすか? 酔いしれてんすか? ぶん殴りますよ」
物思いにふける俺をロメオは容赦なく問い詰める。
「ええ……? 殴るなよ……。二十世紀の料理人になりたいのか?」
俺は慄きつつシャンパングラスを置いてロメオに返す。
流石に俺の時代でも殴る料理人は根絶されていた。部下やら弟子を怒鳴るやつはまだ居たが、まあそういうやつは大体二流以下だ。
俺は厨房の中にあるものは全て大事にしろと言われ続けてきたし、魂は細部に宿るってのはマジだと思っている。
食材だけじゃなくて人材も上手く扱わないと厨房のパフォーマンスは落ちる。
つーかもう人間が厨房に立つんなら調理作業用オートマトンと同等に動けなきゃならねえから、そういう場面もなかなかねえんだけどな。
「まあマジな話、店に顔出さないんすか?」
眉をひそめ、マジっぽい空気を出しながらロメオは俺に問う。
「えー……出さねーよ別に、俺いなくても俺の味出せるし。おまえも厨房自由に使えていいだろ、設備だけなら宇宙で一番だぞ?」
俺はマジっぽい空気を受け入れずに適当に返す。
店……まあ俺はこの都市階層に店舗を与えられている。
店舗っていってもそんなキャパのある店じゃあない、今はテイクアウトやデリバリーの方が需要があるし。
というか基本的には俺が調理栄養管理担当として新しい調理方法だったりレシピだったりを考案し登録するための研究施設だ。
オートマトンだけで十二分に回っている。
俺が行く必要もない。
ティーンエイジャーに厨房を勝手に使わせるのは昔じゃあ考えられなかったが。
この都市階層の安全設備は完璧だ、ロメオが突然奇行に走って厨房で大暴れしたとて火は止まるし万が一火が出ても一瞬で消されるしアラートも鳴るし治安維持担当が駆けつける。
監督責任すら必要がない、だからほっとく。
「いや俺は、師匠に味を評価して欲しいんですよ! 俺はエリック・エルバンの味に憧れて料理人を目指したんすから‼」
適当な返しにロメオは力強く宣う。
やる気ぱんぱんだな……、若さだなぁ。
「はあ……、いやおまえの腕はかなり良いぞ。俺がおまえの歳頃の頃と技術的なところでの遜色はないし、味に関しても客に出してもいいくらいのもんだ。後は数こなしてたくさんの人に食わせて、色んな足し算と引き算を試してかたちにすりゃあいい」
俺はしっかりと過不足なく弟子への評価を述べて。
「だが……それは趣味としてやっていけ、何回か話したが……もう料理人って職業はそういう方向に向かっていく。店を持って自身の創作したものを客に振る舞うみたいな感じを目指すんなら、そろそろ別のコンテンツを学べ」
続けて、俺は現実を告げて。
「何かを作りたいというか、創作を職業にしたいんならデザイン系とか広告系とか……再現性や量産を求められない方向のもんに行ったほうがいい」
俺は若者に夢を捨てるように促す。
うわー我ながら……こんな大人が十七の時に現れたらぶん殴ってるな。
でも大事な話だ。
俺はロメオの人生に責任をとってやれるほど立派な人間じゃあねえからな、俺にできるのはこのくらいのことしかねえ。
客の腹と心を満たすのが料理人。
満たして足る、それが満足だ。
ああ、今日はこれにして良かった。適当なレーションとかで済ませなくて良かった、今日も一日嫌なことばっかだったけどこの晩御飯でチャラにできた。
それが俺の目指した料理だ。
そして料理なんてものは好みや体調や気分で味の評価なんて変わる。
アパートで一人真夜中に何回か見た古い映画でも見ながら食うカップ麺と、チャリンコでやっとこさたどり着いた海辺でクソ寒い中友達と啜るカップ麺じゃあ美味さは全然違う。
もっというなら初めて食うものと何度も食ったとんでも全然感じ方は違う。初めて食ったから感動したもんもあれば、何度も食ってるからこそ感動できるもんもある。そういう尺度でいうならフォアグラと母親のおにぎりの価値は等しい。
マザーが何をどう俺の作ったもんを評価したのかはしらねえが、その評価に俺は価値を感じない。
心から、心底どうでも良い。
でもそんな感動も、人によりけりの価値も、今やスイッチ一つでオートマトンが届けてくれる。
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