ボクとセンセイの秘密

七町 優

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第3章 遠足

8.LHR

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2年になって1ヶ月が経った頃のある日

「はーい、今日の1時間目はそのままLHRだからね~」

「「何するんですか?席替え???」」

みんなが口々に言った。

「今日は時間あったら席替えもしたいんだけど、遠足の班決めかな??」

「あー!遠足か~どこに行くんですか??」

「自分らで決めた所を自由散策みたいだよ?」

「あ、もちろん集合場所に時間内に戻れる場所に行かないとダメだからね。」

「ちなみに集合場所は、ポートタワーだからね~!」

「「てことは神戸かー」」

「そうだね!!じゃあ班を決めてね~!一人の子が出来ないように!」

「蒼希どうするんだよ?彼女と2人で回るか??」

「アホか~かずっちも一緒だよ!」

「マジで??」

「うん!この間カラオケに行ったメンバーだよ!!」

「あ、なるほど……」

「てことで決定~!」

「てか早波さんって同じクラスだったんだね」

「え、今更?今更?」

「うん、初めて知ったかも。」

「マジで興味無いんだな(笑)」

「まぁ悪い子ではないのは分かったけどね?」

「じゃあこの前の返信の仕方はなんだよ!」

「あ~ハイハイ」

「誤魔化すな~!!」

「ちゃんと決めたの??」

先生が話しかけてきた。

「まぁ一応ね?決まったかな?」

「そうなんだ~けどさっきからクラスのあちらこちらから那須くんと回れないかな?みたいな話をしてたよ?」

「いや~先約ありますし……」

小声で

「先生と一緒に回りなさいって言ったら?(笑)」

「それは休むかもしれないです(笑)」

「失礼なこと言うな~あのこと言うで?」

「それはセコいっすよ~」

と小声でやり取りをしていたら……それはいやでも注目を集めるよね。少なくとも蒼希たちのね、

「えらい、優衣ちゃんと仲良いみたいじゃん!」

「蒼希!私以外の女の人を下の名前で呼ぶなって言ったよね?」

「それは、殺生な(笑)」

「それは言いすぎたけど、あまり親しみのありすぎる呼び方では呼んで欲しくないな~」

「分かってるって~俺には遥しかおらんから!」

「それを大きい声で言われると恥ずかしい……//」

「朝からお熱いですね~」

と言って俺は部屋から出て行った。

「あー優衣ちゃんとの話聞きたーい!誤魔化された~」

パシッ!!

勢いよく遥の平手が蒼希の頭を捉えた。



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