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第3章 遠足
10.遠足前日の夜(2)
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お風呂から上がって洗濯物をしてから隣の先生の部屋のチャイムを鳴らした。
ピーンポーン
「はーい」
「あ、今日はすみません、お願いします。」
「気にしない気にしない!」
家に上がると、綺麗に整頓された部屋にベットと、その横に少し大きめの四角の机・そしてテレビが置かれてあった。
「那須くん、ご飯どれくらいいる?どんぶりだからどれくらいか分からないや~」
「少し多めに入れてもらえばいいんで、あんまり気にしないでいいですよ。」
「わかった。」
先生は二つどんぶりを持ってきた。
「はーい!先生特製のスタミナ丼!!」
食欲をそそるような匂いがしている。
「「いただきまーす!」」
「美味しいです!!味付けも完璧ですね!」
「ありがとう!!そう言ってもらえて嬉しい!」
「でね、さっきの話の続きなんだけど。」
「先生も不安って話ですか?」
「最初の方なんて、緊張して仕方がなかったんだから!」
「そうですか??めっちゃテキパキしてたように見えたんですけどね~」
「…ね、先生のこと好き?」
口の中にあったスタミナ丼を吹き出しそうになった。
ゴホッ
「あ、今のは恋愛感情的なやつじゃないからね?」
(ですよね~笑)
「わかってますよ!けど最初の言い方は誤解を招く言い方ですよ(笑)」
「ごめんごめん。」
「少なくとも、蒼希は好きでしょ(笑)」
「矢田くんね~あの子面白いよね、よく一緒に那須くんも先生に怒られてるけれど(笑)」
「あいつのせいですぐ怒られるんですよ……」
「けど仲のいい友達がいるっていいやん!」
「確かにそうですね、あいつに救われてる部分もありますよ。」
「友達は大切にしたほうがいいからね?」
「はーい!」
そうこうしている間に食べ終わった。
「ごちそうさまでした。とても美味しかったです。」
「それなら良かった!!口に合わなかったらどうしようかと思ってたから」
「そんなに心配しなくても……あ、食器洗いますよ!」
「そんなに気を使わなくていいで?」
「いやいや、ごちそうになっといてさすがに何もしないのは…」
「充分先生も助かったよ?」
「どうしてですか?」
「こうして家で誰かと食べるのって久しぶりだったからね~一人で食べるのって寂しいから」
「それなら良かったんですけど…とにかく食器は洗います。」
「ありがとう~」
「けどまさか那須くんが隣の部屋だとは思わなかったよ。」
「俺もびっくりしました、あの日はいろいろな意味で(笑)」
「なんで?」
「だって隣の部屋で悲鳴が聞こえたんですもん。」
「あ、そうだっけ?」
「先生ゴキブリに腰を抜かしてたのに……」
「うるさい~」
「で、俺と話してる間にゴキブリが手の近くにおって俺に抱きついたんですよ?」
「その話は恥ずかしいから誰にもせんといてな…//」
「なんで照れてるんですか(笑)」
「うるさい~もう、先生からかうんもそこそこにしときや?」
「先生って話すの慣れてくると関西弁バリバリできますね~学校では丁寧に話してるのに…(笑)」
「そんなん那須くんもやで?」
「まぁ俺の場合外で人とそんなに話をするタイプじゃないんであまり外では馴れ馴れしく話しないんですよね。」
「じゃあ少なくとも先生には慣れてきたってこと?」
「まぁ……ボチボチでんなぁ」
「何言うてんの(笑)」
「「笑笑」」
「そろそろ帰りますね?」
「もう帰ってまうん?(笑)」
「何彼女みたいなこと言うてるんですか、しかも半笑いですし(笑)」
「ちょっと言ってみたかっただけやん!(笑)」
「そうだったんですね(笑)」
「今日はありがとうございました。おやすみなさい。」
「はーい!こっちこそありがとう!おやすみ~」
俺は自分の部屋に戻り、すぐに寝てしまった。
そのころ先生は
「あ~なんであんなこと言ってもたんやろ?恥ずかしい恥ずかしい!」
「那須くんは生徒やし、あかんあかん!!」
「しかも好きじゃないし…//」
「けどなんか照れてるんですけど~!!!」
一人で先生は葛藤をしていたようです。
ピーンポーン
「はーい」
「あ、今日はすみません、お願いします。」
「気にしない気にしない!」
家に上がると、綺麗に整頓された部屋にベットと、その横に少し大きめの四角の机・そしてテレビが置かれてあった。
「那須くん、ご飯どれくらいいる?どんぶりだからどれくらいか分からないや~」
「少し多めに入れてもらえばいいんで、あんまり気にしないでいいですよ。」
「わかった。」
先生は二つどんぶりを持ってきた。
「はーい!先生特製のスタミナ丼!!」
食欲をそそるような匂いがしている。
「「いただきまーす!」」
「美味しいです!!味付けも完璧ですね!」
「ありがとう!!そう言ってもらえて嬉しい!」
「でね、さっきの話の続きなんだけど。」
「先生も不安って話ですか?」
「最初の方なんて、緊張して仕方がなかったんだから!」
「そうですか??めっちゃテキパキしてたように見えたんですけどね~」
「…ね、先生のこと好き?」
口の中にあったスタミナ丼を吹き出しそうになった。
ゴホッ
「あ、今のは恋愛感情的なやつじゃないからね?」
(ですよね~笑)
「わかってますよ!けど最初の言い方は誤解を招く言い方ですよ(笑)」
「ごめんごめん。」
「少なくとも、蒼希は好きでしょ(笑)」
「矢田くんね~あの子面白いよね、よく一緒に那須くんも先生に怒られてるけれど(笑)」
「あいつのせいですぐ怒られるんですよ……」
「けど仲のいい友達がいるっていいやん!」
「確かにそうですね、あいつに救われてる部分もありますよ。」
「友達は大切にしたほうがいいからね?」
「はーい!」
そうこうしている間に食べ終わった。
「ごちそうさまでした。とても美味しかったです。」
「それなら良かった!!口に合わなかったらどうしようかと思ってたから」
「そんなに心配しなくても……あ、食器洗いますよ!」
「そんなに気を使わなくていいで?」
「いやいや、ごちそうになっといてさすがに何もしないのは…」
「充分先生も助かったよ?」
「どうしてですか?」
「こうして家で誰かと食べるのって久しぶりだったからね~一人で食べるのって寂しいから」
「それなら良かったんですけど…とにかく食器は洗います。」
「ありがとう~」
「けどまさか那須くんが隣の部屋だとは思わなかったよ。」
「俺もびっくりしました、あの日はいろいろな意味で(笑)」
「なんで?」
「だって隣の部屋で悲鳴が聞こえたんですもん。」
「あ、そうだっけ?」
「先生ゴキブリに腰を抜かしてたのに……」
「うるさい~」
「で、俺と話してる間にゴキブリが手の近くにおって俺に抱きついたんですよ?」
「その話は恥ずかしいから誰にもせんといてな…//」
「なんで照れてるんですか(笑)」
「うるさい~もう、先生からかうんもそこそこにしときや?」
「先生って話すの慣れてくると関西弁バリバリできますね~学校では丁寧に話してるのに…(笑)」
「そんなん那須くんもやで?」
「まぁ俺の場合外で人とそんなに話をするタイプじゃないんであまり外では馴れ馴れしく話しないんですよね。」
「じゃあ少なくとも先生には慣れてきたってこと?」
「まぁ……ボチボチでんなぁ」
「何言うてんの(笑)」
「「笑笑」」
「そろそろ帰りますね?」
「もう帰ってまうん?(笑)」
「何彼女みたいなこと言うてるんですか、しかも半笑いですし(笑)」
「ちょっと言ってみたかっただけやん!(笑)」
「そうだったんですね(笑)」
「今日はありがとうございました。おやすみなさい。」
「はーい!こっちこそありがとう!おやすみ~」
俺は自分の部屋に戻り、すぐに寝てしまった。
そのころ先生は
「あ~なんであんなこと言ってもたんやろ?恥ずかしい恥ずかしい!」
「那須くんは生徒やし、あかんあかん!!」
「しかも好きじゃないし…//」
「けどなんか照れてるんですけど~!!!」
一人で先生は葛藤をしていたようです。
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