ボクとセンセイの秘密

七町 優

文字の大きさ
13 / 98
第3章 遠足

12.遠足当日(2)

しおりを挟む
やっと先生から解放されると思ったのに……!!!!

なんで先生と自由行動しないといけないんだよ!!




少し時は遡る。

「はい、解散してるから遊んできなさい。」

「了解~」

と言って辺りを見回すが蒼希の姿はない。

携帯を確認すると、

(悪いけど他のグループと一緒に行動しちゃってて気づいたらほっていっちゃってた。てへっ?) 

あいつ許さねぇ…俺一人じゃねーかよ。

俺は一人でどこかいいラーメン屋がないか調べて、ここの最寄り駅から3駅ぐらいのところに美味しい店があるそうでそこに向かおうとして……

で、電車で盗撮だの言われたんだ……!

そして警察署まで連れていかれて事情聴取

結果的に周りの人が俺は触ってないと言ってくれて釈放されることになったが、先生が迎えに来ることになり……

で、警察署まで迎えに来て、そこから二人で行動することに……

なんでなんだよ~!!結果的に先生と二人かい!!

「那須くん…あれだけ一人で行動はダメって言ったのに。」

「だって蒼希らが先に行ってもたから仕方ないですよ。」

「でも実際一人で行動してトラブルを起こしてるでしょ!」

「何もしてないのに勝手に巻き込まれたんだよ!」

「はぁ……とにかく今回は何も無かったから良かったけど、心配したんだからね?」

「それはわかりましたよ……」

「てことで切り替えて一人でラーメンに……」

「先生も一緒に行きます。」

「ま、マジで来るんですか??」

「仕方ないでしょ、またトラブルに巻き込まれたら心配でこっちの心臓が持たないんだから。」

「もう心配…」

「なんと言おうとついて行くからね。」

「分かったよ。」

というわけで先生とラーメンを食べに行くことに。

風馬亭というラーメン屋についた。

今日は珍しく並んでいなかった。俺と先生は店内に入っていった。

「いらっしゃい!」

少し身体のゴツめの店主と思われる人物が笑顔で対応してくれた。

「二人なんですけど、」

「はいよ!カウンターでもテーブルでもお好きな方へ!」

「じゃあカウンターで。」

「注文は決まってるかい?」

「僕は豚骨醤油で!」

「私も同じのでお願いします。」

「真似しないでくださいよ~(笑)」

「だって何が美味しいか分からんから合わせてみたんやけど?」

「まぁ美味しいですから、楽しみにしといてくださいよ!」

数分後

「はい、お待ちどうさま!!豚骨醤油二つね!!」

「ありがとうございます。」

俺はとにかくお腹がすいていたので、早く食べようとすると。

「あちっ!」

「そら兄ちゃん熱いよ出来たでだもん。」

「ですね(笑)」

「で、二人は恋人かい?」

「えっ!?いえ、知り合いといったところです。」

(那須くん、否定しなくてもいいのに……)

「そうかいそうかい!えらい仲が良く感じたもんだから。」

「そうですか??」

「少し見ただけでわかるよ。君らが好き同士ってくらいね?」

「「はい!?」」

「ね、ハモった。」

そこから俺も先生も無言、ラーメンを食べ終わり店を出て集合場所に向かったが、時間がまだまだあった。

「先生あと2時間半もありますよ?」

「そうだね、どこか行く?」

「ここから、ちょっと行った所にショッピングモールみたいな所があるんで、そこ行きますか?」

「けど、周りに生徒がいっぱいいると思うよ?」

「じゃあどこがいいですか?」

「誰もが知らなさそうで、オシャレなカフェがあるからそこへ行こう!」

俺と先生はそのカフェに向かって歩き出した。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

二重のカーテン (スカートの下の黒い意志)

MisakiNonagase
青春
洗濯物の隙間に隠したのは、母としての祈りと、娘のプライド。 かつて、女子高生という生き物はもっと無防備で、自由だった。 44歳の主婦、愛子が朝のベランダで手にするのは、娘たちが毎日履き替える漆黒のオーバーパンツ、通称「黒パン」。それは、令和を生きる娘たちが自らの尊厳を守るために身に着ける、鉄壁の「鎧」だった。 小学校時代のママ友たちとのランチ会。そこで語られるのは、ブルセラショップに下着を売っていた奔放な50代、無防備なまま凛と歩くしかなかった40代、そして「見せないこと」に命を懸ける10代の、あまりに深い断絶。さらには、階段で石像のように固まる父、生徒の背後に立たないよう神経を削る教師……。 一枚の黒い布を通して浮き彫りになる、現代社会の歪さと、その根底にある不器用なまでの「優しさ」。 ベランダに干された黒いカーテンの向こう側に、あなたは何を見ますか?

同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。

ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。 真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。 引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。 偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。 ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。 優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。 大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。

還暦の性 若い彼との恋愛模様

MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。 そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。 その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。 全7話

清掃員と僕の密やかな情状

MisakiNonagase
恋愛
都心のオフィスビルで働く会社員の26歳・高城蓮(たかぎれん)。彼の無機質な日常に唯一の彩りを与えていたのは、夕方から現れる70歳の清掃員・山科和子だった。 青い作業服に身を包み、黙々と床を磨く彼女を、蓮は「気さくなおばあちゃん」だと思っていた。あの日、立ち飲み屋で私服姿の彼女と再会するまでは――。 肉じゃがの甘い湯気、溶けゆく氷の音、そして重ねた肌の温もり。 44歳の年齢差を超え、孤独を分かち合った二人が辿り着いた「愛の形」とは。これは、一人の青年が境界線の向こう側で教わった、残酷なまでに美しい人生の記録。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

処理中です...