ボクとセンセイの秘密

七町 優

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第5章 夏休み(前編)

27.キス

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少し遡って……

ちょっと眠たくなってきたなぁ、まぁ家に着くまで時間もありそうやし寝ててもいいかなぁ~

そこから少しの間は寝てしまっていた。

もう少しで着きそう、寝たふりでもしとこっとって思っていたのですが…まさかまさかの

チュッ 

えっ、先生!? 

俺は寝たふりをしていたが、大パニック。いきなり起きて慌てるのもあれだし、今、先生の顔を見ることが出来ない。

「那須くん起きて!着いたよ?」

起きれるかい!あんなことされて起きれるはずがない!まだ頬には先生の唇の……///


で、今に至る

「ねぇ~起きてよ!!起きないとキスしちゃうよ?」

もうしたやろ!!ツッコミどころ満載な状況……

「仕方ないなぁ~キスしちゃうぞ!!」

先生の吐息が近くなってくる、う、ウソだろ!?

俺の鼓動は早くなっていく。

「なんて、バーカ!もう起きてるでしょ?」

「なんでバレてるんですか?」

「当たり前じゃない、一回目に揺らした時に起きたのが分かったもん。」

「あ、そうだったんですか(こんなの先生がキスした時に起きてたなんか言えないよね……)」

「てか、先生にキスして欲しかったん?」

「ブフっ!?」

「だってキスするで?って言っても起きなかったじゃん。」

「いや、ちょっとからかっただけですよ?」

「ふーん、そっか」

「早く寝て明日の補習に備えないと……」

俺はさっきのこともあり、変に意識してしまいまともに先生と話せる気がしなかった。だって今でさえも先生の顔を見ることが出来ない。

「あ、そうだね~じゃあおやすみ!!このあと先生ちょっと買い物に行ってくるから、どうぞ降りてくださーい(笑)」

「はーい」

俺は先生の車から降りると、小走りで自分の部屋に戻って行った。

「変なの……」

私がキスしたのバレてる?いや、バレてはないでしょ!!にしてもなんでキスなんか……多分弟みたいな感情で守りたくなってキスしたのだと言い聞かせても、あの時の鼓動の早さは言い表すことが出来ない。

「とにかく切り替えて買い物買い物!!」

私はそう独り言を言って車を発車させた。












一方一真は……

やばいだろ、キスされたとか……余計に意識してまうやろ。気になってる人って……そんなこと言えないしな~これ以上意識してしまったら、先生と話することさえも、何故か恥ずかしくなって顔から火が出そうだ……明日の補習も嫌だぁ~先生の顔を見ることが出来へん…

一人で布団に突っ伏して、混乱していた。
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