ボクとセンセイの秘密

七町 優

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第9章 文化祭(後編)

70.星雲祭(2)

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ついに始まりやがったな……

三日間頑張ろかい!!

「蒼希~お前ちょっと最初ホールに入っといて~」

「えっ!?早速俺メイド服着るん??」

「なんなよ、お前が一番似合うと思うんやけど……」

「それは無い!!」

「かっこいいやつこそ似合うんやで?こういうのって」

「だって俺かっこよくないもん(笑)」

「まじか(笑)俺はかっこいいと思ってるんやけどな~」

「なんなよ~面と向かってそう言われたら照れるやんか(笑)」

「照れるなよ、気持ち悪い(笑)」

「お前が褒めるからやろ??(笑)」

「まぁそうやけど。とにかく一発目頼んだで!!」

「しゃーねーな~いつもなら断るけど今回お前には助けられてるしな~」

「やろ??感謝しなよ??」

「かずっちはメイド服着やんの??」

「一応オーナーって設定やからねぇ……着ないよね~」

「マジかよ~着ろよ~」

「まぁ気が向いたら着てやるよ(笑)」

「それは期待しとかな……」

「こんな話してるうちに並び出してるぞ~」

そう、このカフェは男女逆転なんです。そして男装してる女子を指名するか、女装してる男子を指名するかはあなた次第……














開店

「「ワーワー」」

「「キャー可愛い~」」

まぁこうなることは想定済みよ、ここからいかにお客さんの回転量を上げるかよね~

一応キッチンの方を様子見に行くと、仕込みがバッチリだっただけに余裕そうだ。

俺がするのは基本的にレジと裏方の仕事、先生は見回りがあるから中々こっちには来れないからほぼ生徒の力で頑張らな……!!

「那須くん…?私のこと忘れてるよな??」

「いや、忘れてはないですぅ~」

「絶対に忘れてたね……」

そう、すっかり副担任の堀先生のことを忘れていたのは言うまでもない、だって用意すら手伝ってもらうように言ってなかったし……

「基本的に私と岸本先生が入れ替わりでここにはいるつもりだから……ちょっとは頼りなさい!」

「分かりました」

この人可愛いのにもったいないんだよな~気が強いっていうか、少し残念なんだよな~俺からすれば……

お前の意見なんてどうでもいいわ!!って思う人もいるよね(笑)

「那須くん!!ちょっとホールへ来て!!」

「どうしたん?」

「一応連絡先を交換するとかそういう目的できたらあかんよな??」

「そらな?そういうやつがおるんやな??そこ様子やと……」

俺はゆっくりとホールへ出ていった。

「お客さま、連絡先の交換はお互いの同意があって成立するものだと思うのですが、どうかされましたか??」

「いや、特には……」

「あ、そうですか、ではごゆっくりどうぞ。」






パチパチパチ

「あのオーナー的な人かっこよすぎ!!」

「あの人ホールに出てこやんのかな??」

なんて言われてるなんて俺は知らなかった。














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