ボクとセンセイの秘密

七町 優

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第9章 文化祭(後編)

82.波乱の星雲祭(4)

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家の前で……

「優衣、しっかり話をしよう……」

「もう話することは無いと思う……」

「どうしてそう言えるんだ??」

「私は話すべきことはしたと思っているから。」

「俺はまだ納得していない、って言ったら気持ち悪いよな……けどな、あの別れ方は無いと……」

「も、もうやめて!!私はあなたのことを忘れたいの!!」

忘れたい……??俺は優衣の言ったことが引っかかった。

「忘れたいって、俺は何もしてないじゃないか!!」

「……」

「何か言ってくれよ。」

「他に好きな人が出来てしまったの……」

「そうだったのか、誰だ?」

「あなたの知らない人よ……」

「言えない……か……」

「うん……」

「なら仕方ない……とでも言うと思ったか??」

「えっ!?」

「そんな簡単に諦めるわけないだろうよ!!」

と言って優衣を引っ張って連れていこうとする。



「いやだ、いやだ!」

「うるさいな……言うことを聞いていればいいんだよ!!」

男は優衣の口を塞いだ。

「んぐっもごっ」

優衣は必死に抵抗をしようとしている。










だが、俺はどうしていいか分からなかった、正直怖かったし自分に自信もなかった。けど勝手に体は動いていた。

「何してるんだ、嫌がってるだろ。」

「なんだお前は、その格好を見ると高校生か??」

「んー!!だ……め。」

「うるさいお前は黙っとけ!!」

優衣に手をあげようとする。

「女の人に手を出すのは違うと思うんですが……」

「なんだよ、ガキんちょ何がわかるって言うんだよ!!」

「確かに、何もわかりません。けどな、女の子人が嫌がることをするのは間違ってるって言うんだよ!!」

「さっきから生意気だなぁ……まずお前からボコボコにしないといけないのか??」

と言って優衣から手を離し俺の方へ近づいてきた。

「いいよ、代わりにボコボコにされてやるよ。けどその女の人には手を出すんじゃねーぞ?」

「いい度胸してるじゃねーか!!」

と言って男は俺に右ストレートしてきた、俺はいとも簡単に躱した(かわした)。

さすがにあそこまで大振りに振ってくれたら躱すのは容易いよね。

「ちっ、ムカつくぜ!たかが高校生がヒーロー気取りか??」

男は鞄の中から、カッターナイフを取り出した。

「もういいよ、お前ら二人とも殺してやるよ。」

さっきまでの目とは違う、気の狂ったような目をしてやがる……

「まずこの女からだなぁ……どの道痛い目にあってもらうつもりだったからちょうどいいや……」

後ろに逃げていた、優衣に向かって走り出した。

「おい!!やめろっ!!」

俺も同じタイミングで走り出した。男は大きく振りかぶって優衣を刺した……はずだった。

うぐっ……

「ちっ、手間が省けたぜ。めんどくさい男の方が自ら刺さりに来てくれるなんてよ。」

地面は俺の腹部から出た血で染まっていた。

「一真くんっ!!」

「あ??なんで名前を知ってるんだ?もしかしててめぇの好きなやつってこいつか??」

「……違うっ!!」

「その様子はそうみたいだな……これはちょうどいいや。殺してやる!!俺の優衣の心を奪ったやつを八つ裂きにして殺してやるよ!!」

「ふっ、殺せるものなら殺してくれよ。俺はこんな傷じゃあくたばりはしないぜ……」

「まだ減らず口を叩けるくらいの元気はあるようだな~ふははははっ!!」

またカッターを振り下ろしてきた。違うっ、俺を狙ったんじゃないうしろの優衣だ……!!

グサッ……





















皆さま端末の調子が悪くご迷惑をお掛けしました。

よって今日は更新分はいつもより少し長くさせてもらってます。

楽しんでください……




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