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第1章 教会編
終わりの始まり3
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『ここは…書庫か?』
『そうみたいだね。』
扉を開けるとそこには5つほどの本棚とそこに敷き詰められた古ぼけた本があった。
『なんだこれ。あんな罠まで仕掛けてたのにこんな部屋があるだけなのか。どう思うリュート。』
『分からない。でも今は脱出に使えそうなものを探そうよ。』
『そうだな。』
僕とギンはそれから部屋の中を探した。
何か脱出の手掛かりになるような物は無いかと…。
でも何も見つからないまま30分が過ぎようとしていた。そんな時、気まぐれに僕は本棚の本を手に取ろうとする。
カチ
『なんだ』
ゴゴゴゴゴ
『どうした!リュート何があったんだ。』
『分からない。ただこの本を取ろうとしただけなんだけど…』
『でかしたリュート!その本が隠し扉のスイッチだったんだよ!やるなさすがだぜ!』
ヒュ~
『風だ。風が吹いてる。外に繋がってるよ。』
『やったな!これで外に出られるな!』
ギンの表情が柔らかくなったのが分かった。
『じゃあ早く外に出ようよ。』
『いや、ちょっと待て。せっかくここまで来たんだからちょっとここの本読んでいこうぜ!』
『それもそうだね。せっかくだからね。』
ギンの提案に賛成し本を手に取る。
『【天使レポート1】なんだこれ。それにしても天使様の事を呼び捨てなんてなんて本だ!読んで作者に文句言ってやる。』
『…………』
!?
『ギン!ちょって来て!』
『なんだよリュート。そんなに慌ててどうしたんだよ』
『それが……これ見てみてよ』
ギンはリュートの様子に頭の中をクエスチョンマークが飛び交っているような表情で差し出された本に目を通す。
!?
『なんだこれ…。これが本当な』
ガチャ
ギィィィ
突然書庫の扉が開く。
『誰だ!』
『私だ。オリバーだよリュート、ギン。』
『オリバー神父』
オリバー神父の登場に僕等は固まってしまう。
『やれやれリュートダメじゃないか。こんなところに勝手に忍び込んだりしちゃ。』
オリバーは諭すように言う。
『ごめんなさい。』
『いや。もういいんだ。出来れば君でなくあって欲しかった。私はね。君のことを自分の本当の子供のように思っていたんだよ。』
オリバーの声の圧力が次第に強くなっていく。
『しかし、だ。ここに入り、なおかつその本を読んでしまった。残念だ本当に残念だよリュート。ここで死んでくれ。』
そこまで言い終わるとオリバーは静かに詠唱を始める。
『炎よ。我が願いに応え邪悪なるものに鉄槌を《ファイア》』
オリバーから放たれた大きな炎の球がリュートに向かってものすごいスピードで迫る。
『あぶねぇ!』
ドン!ズザザザザ!
『大丈夫か、リュート』
『うん大丈夫。ギンもだ…!?』
ギンの左手左足が焦げている。
『ちっヘマしちまったぜ。』
『そういえば君も居ましたねギン君。大丈夫今楽にしてあげますからね。』
『ギン!捕まって早く!逃げるよ!』
僕はギンの手を取る。しかし、ギンはその手を振り払い。
『リュートここは俺に任せてお前は先に逃げろ』
『何言ってんだよ!ギンを置いて行けないよ!』
『馬鹿野郎!』
ドカッ
ギンが僕を殴る
『2人一緒に死にてぇのか!どっちかが生きてあのことみんなに伝えなきゃなんないだろ!俺はこの足だもう走れねぇ!お前がいくしかないんだよ!』
『そんな…ギン。』
『大丈夫だ。知ってか?俺って悪運だけは強いんだぜ。』
『…うん….わかったよ。』
『これからどんな事があっても振り返るなよ!前だけ見てはしるんだ!わかったな!じゃあ行け!』
『うん!絶対助けを呼んで帰ってくるから!ギン死なないでね!』
僕は走り出す。後ろは振り返らず前だけを見てただひたすらに…
『最後の会話は終わったかい?』
オリバーが問いかける。
『ああ』
『そうかい。それは良かった。若者の最後の会話位は見届けてあげないとね…』
『あんたとの会話がな!』
そう言うとギンは残る片足に残りの力を全てを込めオリバー目掛けて一気に突っ込む!
『愚かな事を…。』
オリバーは突っ込むギンを華麗に避けるとそのまま壁に向かって投げつける。
ドンっ!ドサドサ!
『ぐはっここは遠さねぇ!絶対に…』
『しつこいな。君も。もう楽になりなさい。炎よ。我が願いに応え邪悪なるものに鉄槌を《ファイア》』
『ごめんな…リュート。俺…ここまでみたいだ。』
ドガーン!!!!!!
『そうみたいだね。』
扉を開けるとそこには5つほどの本棚とそこに敷き詰められた古ぼけた本があった。
『なんだこれ。あんな罠まで仕掛けてたのにこんな部屋があるだけなのか。どう思うリュート。』
『分からない。でも今は脱出に使えそうなものを探そうよ。』
『そうだな。』
僕とギンはそれから部屋の中を探した。
何か脱出の手掛かりになるような物は無いかと…。
でも何も見つからないまま30分が過ぎようとしていた。そんな時、気まぐれに僕は本棚の本を手に取ろうとする。
カチ
『なんだ』
ゴゴゴゴゴ
『どうした!リュート何があったんだ。』
『分からない。ただこの本を取ろうとしただけなんだけど…』
『でかしたリュート!その本が隠し扉のスイッチだったんだよ!やるなさすがだぜ!』
ヒュ~
『風だ。風が吹いてる。外に繋がってるよ。』
『やったな!これで外に出られるな!』
ギンの表情が柔らかくなったのが分かった。
『じゃあ早く外に出ようよ。』
『いや、ちょっと待て。せっかくここまで来たんだからちょっとここの本読んでいこうぜ!』
『それもそうだね。せっかくだからね。』
ギンの提案に賛成し本を手に取る。
『【天使レポート1】なんだこれ。それにしても天使様の事を呼び捨てなんてなんて本だ!読んで作者に文句言ってやる。』
『…………』
!?
『ギン!ちょって来て!』
『なんだよリュート。そんなに慌ててどうしたんだよ』
『それが……これ見てみてよ』
ギンはリュートの様子に頭の中をクエスチョンマークが飛び交っているような表情で差し出された本に目を通す。
!?
『なんだこれ…。これが本当な』
ガチャ
ギィィィ
突然書庫の扉が開く。
『誰だ!』
『私だ。オリバーだよリュート、ギン。』
『オリバー神父』
オリバー神父の登場に僕等は固まってしまう。
『やれやれリュートダメじゃないか。こんなところに勝手に忍び込んだりしちゃ。』
オリバーは諭すように言う。
『ごめんなさい。』
『いや。もういいんだ。出来れば君でなくあって欲しかった。私はね。君のことを自分の本当の子供のように思っていたんだよ。』
オリバーの声の圧力が次第に強くなっていく。
『しかし、だ。ここに入り、なおかつその本を読んでしまった。残念だ本当に残念だよリュート。ここで死んでくれ。』
そこまで言い終わるとオリバーは静かに詠唱を始める。
『炎よ。我が願いに応え邪悪なるものに鉄槌を《ファイア》』
オリバーから放たれた大きな炎の球がリュートに向かってものすごいスピードで迫る。
『あぶねぇ!』
ドン!ズザザザザ!
『大丈夫か、リュート』
『うん大丈夫。ギンもだ…!?』
ギンの左手左足が焦げている。
『ちっヘマしちまったぜ。』
『そういえば君も居ましたねギン君。大丈夫今楽にしてあげますからね。』
『ギン!捕まって早く!逃げるよ!』
僕はギンの手を取る。しかし、ギンはその手を振り払い。
『リュートここは俺に任せてお前は先に逃げろ』
『何言ってんだよ!ギンを置いて行けないよ!』
『馬鹿野郎!』
ドカッ
ギンが僕を殴る
『2人一緒に死にてぇのか!どっちかが生きてあのことみんなに伝えなきゃなんないだろ!俺はこの足だもう走れねぇ!お前がいくしかないんだよ!』
『そんな…ギン。』
『大丈夫だ。知ってか?俺って悪運だけは強いんだぜ。』
『…うん….わかったよ。』
『これからどんな事があっても振り返るなよ!前だけ見てはしるんだ!わかったな!じゃあ行け!』
『うん!絶対助けを呼んで帰ってくるから!ギン死なないでね!』
僕は走り出す。後ろは振り返らず前だけを見てただひたすらに…
『最後の会話は終わったかい?』
オリバーが問いかける。
『ああ』
『そうかい。それは良かった。若者の最後の会話位は見届けてあげないとね…』
『あんたとの会話がな!』
そう言うとギンは残る片足に残りの力を全てを込めオリバー目掛けて一気に突っ込む!
『愚かな事を…。』
オリバーは突っ込むギンを華麗に避けるとそのまま壁に向かって投げつける。
ドンっ!ドサドサ!
『ぐはっここは遠さねぇ!絶対に…』
『しつこいな。君も。もう楽になりなさい。炎よ。我が願いに応え邪悪なるものに鉄槌を《ファイア》』
『ごめんな…リュート。俺…ここまでみたいだ。』
ドガーン!!!!!!
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