僕は異世界でハーレムを築けない

ナオ

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誰かが言った。
喧嘩するほど仲がいい、喧嘩する=将来の彼女だと。
そんな誰が言ったかもわからない嘘に踊らされ大輔は意中の人と海辺で喧嘩中なのである。
『だからお前がぶつかってきたんだろ!』

『お前じゃないわ!私にはリーナって言う可愛い可愛い名前があるのよ!』

『おーおーリーナさーんそれはわるーござんしたー』

『ちょっと!その言い方悪いとおもってないでしょ!もう怒った! 』

それだけ言うとリーナは突然華麗なヒップホップダンスを踊り始める。

『突然なに踊り出してんだよ!』

『・・***』

リーナが何かを言った次の瞬間。
空中に無数の魔法陣が浮かび上がる。

『んな!?魔法!?そんなのなしだろ!』

『当たると痛いわよ!頑張って避けなさい!』

『クソっこの野郎』

次々と魔法陣から出た魔力の玉が大輔を襲う。
しかし、中高野球部の大輔も流石の反射神経である。
次々とせまりくる魔法を紙一重でかわし続ける。
だが、そんな神懸かり的な回避にも限界はあった。
次の瞬間、大輔は自らに迫る魔法を避けきれず当たってしまう。
一度当たってからは速かった次々と生み出される魔法は大輔を襲い大輔の体が宙を舞う。

『ぶべらっ!?』

『フッフーンどんなもんよ!』

大輔の身体は見事に三回転捻りを決め地面に突き刺さり、死にかけの蛙のようにピクピクと痙攣する。
大輔の見事な大敗であった。
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