僕は異世界でハーレムを築けない

ナオ

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苦しい心臓を撃ち抜かれたかのように痛む心。
あの力強く活発な姿を目にすればもう目を話すことは出来ない。
大輔のハートにはリーナによって火がくべられ恋の炎が大輔の心を包み込む。

『………はっ』

『やっと起きた。大輔お前な女の子にコテンパンにやられるなんて恥ずかしくねぇのかよ(笑)』

『そうよそうよ!このへっぽこ大魔王』

『へ?あ、あれは違う!魔法なんてズルだろ!』

『ズルな訳があるか。魔法は女が男と戦うための技常識だろ?』

『え、そうなのか。じゃあ俺の完全敗北、、なのか』

表面上は女に負けたことを悔しがりつつ、内心リーナと普通に話せることにガッツポーズを決める大輔。

『くそ!なんでだよ!』

『ふん!修行が足りないのよ修行が!』

リーナは大輔を嘲笑う。

『あのよう。悔しがってるとこ悪りぃが一つ報告があるんだ』

バンが緊張した面持ちで大輔に声をかける。

『ん?なんだよあらたまって気持ち悪りぃ。』

『あのな…俺たち付き合う事になったんだ』

『おー付き合う事に…って誰と誰が?』

『俺とリーナ』

『バンと…リーナが…?』

『私とバンがよ』

『えぇぇぇぇ!!!!』

突然の報告に腰が抜け立てなくなる大輔。
(嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ、、そんなの嘘だ)

『まあ、いいたかないけどあんたのおかげよ。あんたが突っかかってきてくれたから私達は出会えたの。ねぇ~ダーリン♡』

『そうだな。大輔には感謝しないとな~ハニー♡』

『ら、ラブラブじゃん二人共、じゃあお、俺は邪魔しちゃ悪いから俺行くな』

足早にその場を離れる大輔。
その夜、大輔が枕を濡らしたのは言うまでもない。
しかし、たった一度の失敗でハーレムを諦める大輔ではない。
今度こそは…そんな決意とハーレムの夢を胸に大輔は今日も街を掛けるのである。
ハーレムができるその日まで大輔の挑戦は終わらない。
頑張れ大輔!ハーレムを作るその日まで……


(おしまい)






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