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2部 二刀流の魔剣士編
船上の仕事3
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魔物との一戦を終えると、何事もないように食事をする三人。空気が変わったお陰か、二人の喧嘩も起きなかった。
「その子、不思議だよね」
「そうか?」
食事を食べる三人のハーフエルフに、チョコを食べているヴェガ。
どうにも甘党主と同じ食を求めるようで、とにかく甘いものを寄越せと言う。
友人の連れている聖獣はリンゴを食べるだけに、この違いはなんなのかと思っていたこともある。
「チョコ食べる?」
「甘いものが好きらしいからな」
預かっているだけだからなんでかなんて知らないと言えば、シュレがチラリとグレンを見た。
「ふーん。甘いのかぁ。あたいは好きじゃないんだよね」
東の食文化として、あまり甘いものはない。エルフに傾いた文化だからかもしれないが、アイカはまた別問題だったりもする。
「辛党だもんな。俺には無理だ」
辛党のハーフエルフも珍しい。他の大陸から入るようになった食材で、だいぶ変わったものだとグレンは思う。
真っ赤な皿を見るとさすがにこれは理解できないなとも思うのだが、グレンは辛党に近い。
「辛党なら、ヴィルは北の出身だよね」
そう、北には辛い料理が多いからだ。自然とそうなっていく。
なっていくのだが、ここまで酷くはないと言いたい。
「どこが出身だっていいだろ」
「そうだけどさ。秘密主義なわけ」
シュレがこれ以上突っ込まないように言えば、ムッとしたようにアイカが見る。
また空気がやばくなってきたと思うが、シュレに喧嘩をしようという雰囲気がないのを見てグレンは触れるのをやめた。
それに、出身を突っ込まれるのはさすがに困る。今の北は自分がいた頃とは違うとわかっていたからだ。
「組むからって、なんでも話す必要はない。俺達はあくまでも仕事上の関係だ。ずっと一緒じゃないんだからな」
冷静にシュレが言えば、さすがにアイカも喧嘩へ持ち込むことはなかった。
「悪いな。俺にも話せないことぐらいあるんだ。北の出は間違ってないけど」
話せないと言うよりは、わからないが正確だとは言えない。
バルスデ王国のことは情報として仕入れているが、詳細はまったくわかっていないし、ウォルドだと誤魔化しているだけにそこの情報を聞かれると困る。
だからこそ、出身地に関しては問われてもほとんど濁してきた状態だ。
(少し、仕入れとくか…)
さすがになにも話せないと怪しい気もしてきた。以前とは状況が違うのだし。
(いや、昔の話し方は便利だったな……)
あの喋り方は意識していたことではない。そのせいか、今はやろうと思ってもできないのだ。
「第一、相手に話させるなら自分も話すべきだ」
シュレの一言に、そういえばアイカのことはなにも知らないとグレンも思う。
グレンもシュレも、基本的には自分から聞き出そうというタイプではない。だから気にしなかったのだ。
同じように、アイカも話したことはなかったと思いだす。食事を共にしたのは数えるほど。
喧嘩になることからシュレと二人で食事もしなければ、グレンも基本的には誘いを受けてはくれない。
仕事をするとき以外、一緒にいるのは手合わせをしているときぐらいだったのだ。
「あたいに隠すことなんてないよ」
「だろな。隠し事がありそうなタイプじゃない」
すぐさまシュレに返されれば、うるさいというように睨み付ける。
「いいんじゃないか。普通の生活送れてるんだろ」
隠し事をしなくてもいいほど、幸せな生活を送れているのではないか。そう思えばいいことのように思えた。
グレンは隠すという行為が、それだけ辛い記憶があるからだと思っていたのだ。
「普通が一番だと思うが」
「普通がよかったのか?」
彼を知っているシュレは、普通ではないことも知っている。
「俺は今がいい。楽しいからな」
笑いながら言えば、アイカだけが不思議そうに見ていた。
仕事中であり、さすがにアイカも酒を飲もうとは言わない。だからいいかと、グレンは付き合うように食事をしている。
シュレが付き合っているのは、おそらくグレンへ変なことを聞かないように見張るため。
それだけのことだとわかっているのだが、この雰囲気は嫌いではないとグレンは楽しんでいる。
すべては今の選択があってこそで、こう生まれてきたからだ。
「辛いことがあっても、いつかはよかったと思える日がくるさ」
「だといいがな…」
小さく呟かれた言葉に、グレンの表情が少しばかり曇った。
なんとなくだが、彼は抱えるものがあるのだと感じていたのだ。アイカと喧嘩をするのも、その辺りが理由だろうと。
「さて、俺は先に寝させてもらうぞ」
いい時間だとグレンが席を立てば、もうそんな時間かと二人も食堂に置かれている時計を確認する。
「解散だな」
シュレも立ち上がればアイカも頷き、それぞれの部屋へと戻っていった。
宛がわれた自室、そこで空を眺めるグレン。彼は異変を逃さないため、夜もほとんど起きていた。
『流れ星が気になるんだろ』
「まぁな」
外からの干渉は流れ星となって現れる可能性が高い。だからこそ、夜は二人といるわけにはいかないのだ。
なにかあったときに動けないから。
『俺が見ててやるから、寝ろよ。シオンがいない今、一番の戦力はお前なんだから』
戦えるならヴェガも戦いたい。けれど、主がいないヴェガは戦うだけの力がないのだ。
こればかりはどうすることもできない。だから、これぐらいなら自分でもできるから任せろと言いたいのだ。
「寝不足には慣れてるが、ここは任せるか」
『あぁ。つうか、寝不足に慣れてるなよ』
呆れたように言えば、ヴェガはどうしようもないなとぼやく。この辺りは昔の癖が抜けないのだろう。
王となっても変わらなかったらしいと聞いていただけに、いまさら変わるものではないとわかっている。
横になって目を閉じるグレンを見ながら、本当に寝ているのかとヴェガは思わなくもない。
(フォーランによく似てるぜ…)
同一人物ではないのに、よく似ている。グレンは生まれ変わりではないというのに不思議だと思わずにはいられない。
(リオン…)
月を眺めながら思うのは、主であるリオン・アルヴァースのことだ。
よくこうやって一緒に眺めていた。他にすることがなかったというのもあったが、人間見てるより景色がいいと思っていたのもある。
(それでも、結局はこの世界が好きだったよな)
多くの争いを見てきたが、最終的には嫌いになれなかった。
それもそうだろうと思う。大切な仲間と過ごしてきた思い出があるのだから。
(俺も、あいつの生活を壊したくねぇ…。俺を思いださなくても、消えてしまっても…)
今の生活なら不死にもならない。普通の人間として過ごせるのだ。過ごさせてやりたい。
ヴェガの偽りない気持ちだった。
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「その子、不思議だよね」
「そうか?」
食事を食べる三人のハーフエルフに、チョコを食べているヴェガ。
どうにも甘党主と同じ食を求めるようで、とにかく甘いものを寄越せと言う。
友人の連れている聖獣はリンゴを食べるだけに、この違いはなんなのかと思っていたこともある。
「チョコ食べる?」
「甘いものが好きらしいからな」
預かっているだけだからなんでかなんて知らないと言えば、シュレがチラリとグレンを見た。
「ふーん。甘いのかぁ。あたいは好きじゃないんだよね」
東の食文化として、あまり甘いものはない。エルフに傾いた文化だからかもしれないが、アイカはまた別問題だったりもする。
「辛党だもんな。俺には無理だ」
辛党のハーフエルフも珍しい。他の大陸から入るようになった食材で、だいぶ変わったものだとグレンは思う。
真っ赤な皿を見るとさすがにこれは理解できないなとも思うのだが、グレンは辛党に近い。
「辛党なら、ヴィルは北の出身だよね」
そう、北には辛い料理が多いからだ。自然とそうなっていく。
なっていくのだが、ここまで酷くはないと言いたい。
「どこが出身だっていいだろ」
「そうだけどさ。秘密主義なわけ」
シュレがこれ以上突っ込まないように言えば、ムッとしたようにアイカが見る。
また空気がやばくなってきたと思うが、シュレに喧嘩をしようという雰囲気がないのを見てグレンは触れるのをやめた。
それに、出身を突っ込まれるのはさすがに困る。今の北は自分がいた頃とは違うとわかっていたからだ。
「組むからって、なんでも話す必要はない。俺達はあくまでも仕事上の関係だ。ずっと一緒じゃないんだからな」
冷静にシュレが言えば、さすがにアイカも喧嘩へ持ち込むことはなかった。
「悪いな。俺にも話せないことぐらいあるんだ。北の出は間違ってないけど」
話せないと言うよりは、わからないが正確だとは言えない。
バルスデ王国のことは情報として仕入れているが、詳細はまったくわかっていないし、ウォルドだと誤魔化しているだけにそこの情報を聞かれると困る。
だからこそ、出身地に関しては問われてもほとんど濁してきた状態だ。
(少し、仕入れとくか…)
さすがになにも話せないと怪しい気もしてきた。以前とは状況が違うのだし。
(いや、昔の話し方は便利だったな……)
あの喋り方は意識していたことではない。そのせいか、今はやろうと思ってもできないのだ。
「第一、相手に話させるなら自分も話すべきだ」
シュレの一言に、そういえばアイカのことはなにも知らないとグレンも思う。
グレンもシュレも、基本的には自分から聞き出そうというタイプではない。だから気にしなかったのだ。
同じように、アイカも話したことはなかったと思いだす。食事を共にしたのは数えるほど。
喧嘩になることからシュレと二人で食事もしなければ、グレンも基本的には誘いを受けてはくれない。
仕事をするとき以外、一緒にいるのは手合わせをしているときぐらいだったのだ。
「あたいに隠すことなんてないよ」
「だろな。隠し事がありそうなタイプじゃない」
すぐさまシュレに返されれば、うるさいというように睨み付ける。
「いいんじゃないか。普通の生活送れてるんだろ」
隠し事をしなくてもいいほど、幸せな生活を送れているのではないか。そう思えばいいことのように思えた。
グレンは隠すという行為が、それだけ辛い記憶があるからだと思っていたのだ。
「普通が一番だと思うが」
「普通がよかったのか?」
彼を知っているシュレは、普通ではないことも知っている。
「俺は今がいい。楽しいからな」
笑いながら言えば、アイカだけが不思議そうに見ていた。
仕事中であり、さすがにアイカも酒を飲もうとは言わない。だからいいかと、グレンは付き合うように食事をしている。
シュレが付き合っているのは、おそらくグレンへ変なことを聞かないように見張るため。
それだけのことだとわかっているのだが、この雰囲気は嫌いではないとグレンは楽しんでいる。
すべては今の選択があってこそで、こう生まれてきたからだ。
「辛いことがあっても、いつかはよかったと思える日がくるさ」
「だといいがな…」
小さく呟かれた言葉に、グレンの表情が少しばかり曇った。
なんとなくだが、彼は抱えるものがあるのだと感じていたのだ。アイカと喧嘩をするのも、その辺りが理由だろうと。
「さて、俺は先に寝させてもらうぞ」
いい時間だとグレンが席を立てば、もうそんな時間かと二人も食堂に置かれている時計を確認する。
「解散だな」
シュレも立ち上がればアイカも頷き、それぞれの部屋へと戻っていった。
宛がわれた自室、そこで空を眺めるグレン。彼は異変を逃さないため、夜もほとんど起きていた。
『流れ星が気になるんだろ』
「まぁな」
外からの干渉は流れ星となって現れる可能性が高い。だからこそ、夜は二人といるわけにはいかないのだ。
なにかあったときに動けないから。
『俺が見ててやるから、寝ろよ。シオンがいない今、一番の戦力はお前なんだから』
戦えるならヴェガも戦いたい。けれど、主がいないヴェガは戦うだけの力がないのだ。
こればかりはどうすることもできない。だから、これぐらいなら自分でもできるから任せろと言いたいのだ。
「寝不足には慣れてるが、ここは任せるか」
『あぁ。つうか、寝不足に慣れてるなよ』
呆れたように言えば、ヴェガはどうしようもないなとぼやく。この辺りは昔の癖が抜けないのだろう。
王となっても変わらなかったらしいと聞いていただけに、いまさら変わるものではないとわかっている。
横になって目を閉じるグレンを見ながら、本当に寝ているのかとヴェガは思わなくもない。
(フォーランによく似てるぜ…)
同一人物ではないのに、よく似ている。グレンは生まれ変わりではないというのに不思議だと思わずにはいられない。
(リオン…)
月を眺めながら思うのは、主であるリオン・アルヴァースのことだ。
よくこうやって一緒に眺めていた。他にすることがなかったというのもあったが、人間見てるより景色がいいと思っていたのもある。
(それでも、結局はこの世界が好きだったよな)
多くの争いを見てきたが、最終的には嫌いになれなかった。
それもそうだろうと思う。大切な仲間と過ごしてきた思い出があるのだから。
(俺も、あいつの生活を壊したくねぇ…。俺を思いださなくても、消えてしまっても…)
今の生活なら不死にもならない。普通の人間として過ごせるのだ。過ごさせてやりたい。
ヴェガの偽りない気持ちだった。
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