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参考資料とあとがき
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参考資料とあとがき
◆参考資料
『英国における海底ケーブル百年史』
(西田健二郎監修・訳・編)国際電信電話株式会社 1971年
『海底線百年の歩み』(日本電信電話公社海底線施設事務所編)日本電信電話公社海底線施設事務所 1971年
『The Electrician』1897年1月15日号
https://atlantic-cable.com/CablePioneers/JBrett.htm
『図説 世界史を変えた50の機械』(エリック・シャリーン著、柴田譲治訳)原書房 2013年
『Great Western Railway』
『Riot in Bristol』
『Jacob Brett』
『John Watkins Brett』
『The Electrician』
それぞれのWikipedia(英文)
『The Moving Fire, a biography of John Watkins Brett』(英文)
https://www.scribd.com/document/97550953/Moving-Fire
◆あとがき
海底線(ケーブル)の始まりについて書きたいとずっと思っていました。どれぐらいでしょうか、24年前ぐらいだと思います。その年に停泊中の海底線敷設船『すばる』に乗る機会があったのが大きかったです。
ずっと書けなかったのは、資料が手に入らなかったからです。ブレット兄弟がドーバー海峡に海底ケーブルを敷設したのが最初だとたくさんの媒体で見ましたが、それより詳しいことは書いていませんでした。
今年ようやく、『英国における海底ケーブル百年史』が入手できましたが、それだけで書き進めるのも心許なく思っていたところ、『The Electrician』の記事を見つけたのです。その記事は主幹がわざわざ長い一文を付け足していて、私は英文をあまり解せないのですが、強い思いが底にあるように思いました。
その記事ひとつで、このお話を語るのは主幹ジェイムス・グレイ氏以外にいないと決めました。ですので記事がなかったら、このお話は書けなかっただろうと思います。
最終話のタイトルを副題と同様、『The Modern World Never Concerns』としました。これはThe Jamの曲『This is the modern world』からポンと派生したフレーズですが、ジェイムス・グレイの言わんとしたことに合致していると思います。なお、聞き役・まとめ役の部下トーマス・スミスは架空の人物です。
日本語の資料がわずかしかなく(50年前の本です)、英語の資料も探しきれず、読みきれませんでした。不十分な点もありますが、これまでこの国で書かれたことがないテーマと思われますので、ブレット兄弟、ひいては海底通信ケーブルの始まりを知っていただく参考になれば幸いです。
尾方佐羽
◆参考資料
『英国における海底ケーブル百年史』
(西田健二郎監修・訳・編)国際電信電話株式会社 1971年
『海底線百年の歩み』(日本電信電話公社海底線施設事務所編)日本電信電話公社海底線施設事務所 1971年
『The Electrician』1897年1月15日号
https://atlantic-cable.com/CablePioneers/JBrett.htm
『図説 世界史を変えた50の機械』(エリック・シャリーン著、柴田譲治訳)原書房 2013年
『Great Western Railway』
『Riot in Bristol』
『Jacob Brett』
『John Watkins Brett』
『The Electrician』
それぞれのWikipedia(英文)
『The Moving Fire, a biography of John Watkins Brett』(英文)
https://www.scribd.com/document/97550953/Moving-Fire
◆あとがき
海底線(ケーブル)の始まりについて書きたいとずっと思っていました。どれぐらいでしょうか、24年前ぐらいだと思います。その年に停泊中の海底線敷設船『すばる』に乗る機会があったのが大きかったです。
ずっと書けなかったのは、資料が手に入らなかったからです。ブレット兄弟がドーバー海峡に海底ケーブルを敷設したのが最初だとたくさんの媒体で見ましたが、それより詳しいことは書いていませんでした。
今年ようやく、『英国における海底ケーブル百年史』が入手できましたが、それだけで書き進めるのも心許なく思っていたところ、『The Electrician』の記事を見つけたのです。その記事は主幹がわざわざ長い一文を付け足していて、私は英文をあまり解せないのですが、強い思いが底にあるように思いました。
その記事ひとつで、このお話を語るのは主幹ジェイムス・グレイ氏以外にいないと決めました。ですので記事がなかったら、このお話は書けなかっただろうと思います。
最終話のタイトルを副題と同様、『The Modern World Never Concerns』としました。これはThe Jamの曲『This is the modern world』からポンと派生したフレーズですが、ジェイムス・グレイの言わんとしたことに合致していると思います。なお、聞き役・まとめ役の部下トーマス・スミスは架空の人物です。
日本語の資料がわずかしかなく(50年前の本です)、英語の資料も探しきれず、読みきれませんでした。不十分な点もありますが、これまでこの国で書かれたことがないテーマと思われますので、ブレット兄弟、ひいては海底通信ケーブルの始まりを知っていただく参考になれば幸いです。
尾方佐羽
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