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One Summer day⑩
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「空、履けたか?」
「わっ、ひよしさん待って…!」
僕の制止を聞かずにひよしさんは部屋のドアを開けた。
僕は慌ててTシャツの裾を伸ばして、この恥ずかしすぎる海パンを隠した。
「空、何隠してんだよ。見せろよ」
「や、ひよしさん、顔…っ、興奮しすぎ…!」
ひよしさんはわかりやすく興奮してギラギラした目付きで近付いてきたので、僕は恐ろしくて後退りする。
「ふっ、逃げ場はないぞ」
「それ悪者のセリフ!」
「つーか履いたんだったら大人しく見せろよ」
「やだ。履いてみたら思ってた以上に恥ずかしかったから絶対やだ」
僕はシャツの裾を引っ張りながら部屋の隅っこまで逃げる。
「パンツ隠すのに必死なんだろうけど、なんか一生懸命シャツの裾ひっぱってんの逆にエロいって自覚してるか?」
「え…?」
「シャツの裾から覗いてる白くて綺麗な足とかマジでエロすぎるぜ。なんか全裸とかよりこっちの方がエロいよなぁ」
「…っ、そんな事言って、隙を見て脱がせる気でしょ…!?」
「んーなんかこのままでもいいかなぁ。その柔らかそうな太ももとか、全く毛の生えてないつるつるの脚とか、恥ずかしそうな顔とか、すげー可愛い。なぁ、ずっと見ててもいい?」
「…や、やだ…」
さっきまでこの恥ずかしすぎるパンツを隠すのに必死だったけど、そんな僕の姿を改めて説明されて、いやらしい目でじっと凝視されて、僕は急に恥ずかしくなった。
かといって、このシャツの裾を引っ張った体勢から動く事ができず、僕は固まった状態だった。
「わっ、ひよしさん待って…!」
僕の制止を聞かずにひよしさんは部屋のドアを開けた。
僕は慌ててTシャツの裾を伸ばして、この恥ずかしすぎる海パンを隠した。
「空、何隠してんだよ。見せろよ」
「や、ひよしさん、顔…っ、興奮しすぎ…!」
ひよしさんはわかりやすく興奮してギラギラした目付きで近付いてきたので、僕は恐ろしくて後退りする。
「ふっ、逃げ場はないぞ」
「それ悪者のセリフ!」
「つーか履いたんだったら大人しく見せろよ」
「やだ。履いてみたら思ってた以上に恥ずかしかったから絶対やだ」
僕はシャツの裾を引っ張りながら部屋の隅っこまで逃げる。
「パンツ隠すのに必死なんだろうけど、なんか一生懸命シャツの裾ひっぱってんの逆にエロいって自覚してるか?」
「え…?」
「シャツの裾から覗いてる白くて綺麗な足とかマジでエロすぎるぜ。なんか全裸とかよりこっちの方がエロいよなぁ」
「…っ、そんな事言って、隙を見て脱がせる気でしょ…!?」
「んーなんかこのままでもいいかなぁ。その柔らかそうな太ももとか、全く毛の生えてないつるつるの脚とか、恥ずかしそうな顔とか、すげー可愛い。なぁ、ずっと見ててもいい?」
「…や、やだ…」
さっきまでこの恥ずかしすぎるパンツを隠すのに必死だったけど、そんな僕の姿を改めて説明されて、いやらしい目でじっと凝視されて、僕は急に恥ずかしくなった。
かといって、このシャツの裾を引っ張った体勢から動く事ができず、僕は固まった状態だった。
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