狂宴〜接待させられる美少年〜

はる

文字の大きさ
27 / 436

初接待⑦

しおりを挟む
「いやぁっ!見ないで!」

空は顔を真っ赤にして叫んだ。

モニターはすぐさま空のペニスを映す。

会場は大きくどよめいた。

「おお!素晴らしい!」

「可愛らしいちんこ、いや子供おちんちんって感じだな!」

「少し勃ってきてるじゃないか。見られて感じたのか?」

「先端が顔を出してきたな。なんて綺麗なピンク色なんだ!使われていない感じがいいな!」

「なんて美しいペニス…もはや芸術だ。」

その時、客の一人がすごい勢いでステージに駆け上がろうとした。

「触らせてくれ!彼の身体を触らせてくれ!!」

そう叫びながら、男はステージをよじ登ろうとする。

「やっ、なに…こないで…っ」

空は怯えながら言った。

その男は、すぐさま数人のスタッフにより取り押さえられた。

「ルールを守っていただけないお客様は、ご退場頂きます。そして、この館への出入りは禁止させていただきます。連れていきなさい。」

オーナーは冷たく言い放ち、その男は「頼む、少しでいいから!」と狂ったように叫びながら、連れて行かれた。

「ぅっ、ひっく、うぅ…」

マイクを通してすすり泣く声が聞こえた。

空は、羞恥と恐怖に耐えかねて泣いてしまったり。

「ぅ、も、やだ…、なんで…っ、こんな、恥ずかしい想いさせるの…?こんなの、おかしい…っ、みんな異常だ!ひっく、もう、やめて…、もう僕の事、見ないで…」

空の悲痛な訴えに会場は打って変わって静まり返った。

それは空に同情したからではない。

恥ずかしさのあまり涙を流し、華奢な肩を震わせ、可愛い声で懇願する空に全員が欲情したからである。

オーナーですらも、その扇情的な空の姿にゴクリと生唾を飲んだ。

「空君、泣いてしまいましたね。泣き顔もとても可愛らしい。このように、本当に恥ずかしがり屋なので、ドS心を擽られることは間違いありません。では、初回のご紹介はこれまでと致します。今後につきましては、サイトにてご案内致します。因みに彼は、初めてのAAAランクとなりますので、少々お値段はお高くなりますのでご承知下さい。是非、彼をご贔屓に。」

オーナーはそう言ってその場を締めた。

島田達数名が空の拘束を解き、ステージの外へ連れて行く。

「おい、もう終わりか!」

「もっと彼を見せてくれ!」

「AAAランクなんて初めてじゃないか!さぞかし感度もいいんだろう!?」

「頼む、待ってくれよ!」

どよめく会場をよそに、その場はお開きとなった。
しおりを挟む
感想 58

あなたにおすすめの小説

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

身体検査

RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、 選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

4人の兄に溺愛されてます

まつも☆きらら
BL
中学1年生の梨夢は5人兄弟の末っ子。4人の兄にとにかく溺愛されている。兄たちが大好きな梨夢だが、心配性な兄たちは時に過保護になりすぎて。

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

水泳部合宿

RIKUTO
BL
とある田舎の高校にかよう目立たない男子高校生は、快活な水泳部員に半ば強引に合宿に参加する。

処理中です...