381 / 436
【続編②】海①
しおりを挟む
空が目を覚ましたのは翌日の午後3時頃。
実に16時間くらい寝ていた事になる。
体を起こし、まだ夢見心地でぼーっとしながら辺りを見渡す。
いつもの自分の部屋だった。
「おはよう。」
「ぅわっ!?」
突然の声にビックリして見ると、クヌギが座っていた。
「そんなに驚くことは無いだろ。体は何ともないか?」
「は、はい…。あの、ずっと、いたんですか?」
「そうだよ。ずっと目を覚まさないから心配していた。勝手に部屋に入ってすまない。」
ずっと寝顔見られていたなんて恥ずかしいなぁなんてボーッとした頭で考えていたが、朦朧としていた意識がハッキリしてくるにつれもっと恥ずかしい事を思い出した。
全てを思い出した空は頭から布団を被った。
「空?どうした?」
「僕…あんな恥ずかしいこと…」
「あれは薬のせいだ。」
「でも、僕。自分からせがむ様なことを言った…」
「せがまれなくても俺はきっと手を出していた。俺のことを学習能力のない男だと思うだろうな。でも、あんなに可愛くてエロい存在が俺の膝の上にいたんだ、どうしようも…」
「や、恥ずかしいから言わないでください!思い出すのも禁止です!」
空は、布団の中でモゾモゾしながら言った。
その様子を見てクヌギは思わず笑う。
「…何笑ってるんですか…」
空は布団からひょこっと顔を出して言った。
「はは、すまん。本当に何から何まで可愛いなと思ってさ。」
クヌギは、空に近付いて、ベッドの端に座って言った。
「海に行かないか?」
実に16時間くらい寝ていた事になる。
体を起こし、まだ夢見心地でぼーっとしながら辺りを見渡す。
いつもの自分の部屋だった。
「おはよう。」
「ぅわっ!?」
突然の声にビックリして見ると、クヌギが座っていた。
「そんなに驚くことは無いだろ。体は何ともないか?」
「は、はい…。あの、ずっと、いたんですか?」
「そうだよ。ずっと目を覚まさないから心配していた。勝手に部屋に入ってすまない。」
ずっと寝顔見られていたなんて恥ずかしいなぁなんてボーッとした頭で考えていたが、朦朧としていた意識がハッキリしてくるにつれもっと恥ずかしい事を思い出した。
全てを思い出した空は頭から布団を被った。
「空?どうした?」
「僕…あんな恥ずかしいこと…」
「あれは薬のせいだ。」
「でも、僕。自分からせがむ様なことを言った…」
「せがまれなくても俺はきっと手を出していた。俺のことを学習能力のない男だと思うだろうな。でも、あんなに可愛くてエロい存在が俺の膝の上にいたんだ、どうしようも…」
「や、恥ずかしいから言わないでください!思い出すのも禁止です!」
空は、布団の中でモゾモゾしながら言った。
その様子を見てクヌギは思わず笑う。
「…何笑ってるんですか…」
空は布団からひょこっと顔を出して言った。
「はは、すまん。本当に何から何まで可愛いなと思ってさ。」
クヌギは、空に近付いて、ベッドの端に座って言った。
「海に行かないか?」
4
あなたにおすすめの小説
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
身体検査
RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、
選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる