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第1章 グランフの守り人
第3話 伝説の守り人3
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「……ぐッ、はっ」
伝説の守り人と語り継がれてきたエイスはとある鍛冶屋の玄関で床に膝とおでこを着き、その痛みに耐えていた。先程までの蹂躙劇とは一体なんだったのか、その秘密を知っている、エイスの後頭部を踏みつけているフリルの付いたエプロンを身に着けた見た目幼女の鍛冶子人は楽しそうに口角を上げていた。
「ねぇエイスさん。私思うです、なんでもかんでもやり過ぎはいけないんじゃないかなぁって」
「そ、そうだな。シュシュ」
「敵兵が攻めてきたから私の所に来るのを中断して南の門へと向かった、それは仕方ないです。でもエイスさん。調子に乗って皆殺しはいけないと思うですよ」
「す、すまん」
今の彼を、誰もが憧れた伝説の守り人と思う人は居ないだろう。おっさんが幼女に踏まれ説教されている姿はなんとも、なんとも見たくない姿であった。
因みにおっさんが百数十歳で、幼女が今年で二十三歳になる。森人は長寿ということで成長が遅く、鍛冶子人は十歳頃に身体の成長が止まる種族だ。
そんな見た目詐欺な二人を苦笑交じりに眺めているのは、シュシュの鍛冶屋で従業員として働いているクレアという人間だった。
「もうシュシュさん。エイスさんが可哀想ですよ?」
「いいです。これくらいが馬鹿には丁度いいです。中央から零一小隊に通達された任務は蹂躙では無く、適度に敵を倒して捕虜から情報を引き出すことです。そんな簡単なことを忘れた馬鹿にはお灸を据えなければならないです」
シュシュが言う通り、エイスがリーダーを務める零一小隊に下された命令は蹂躙だけでは無かった。しかし街を守ると決めたエイスはそのことを忘れてしまい、危うく敵を全滅させる所だったのだ。
何故シュシュが任務のことを知っているのか。それは偏に、彼女も零一小隊に所属しているからだ。
「でもシュシュさん、エイスさんが心配で全然作業が進んでませんでしたよね」
「……クレア、後でお給料引いておくです」
「なんでですか!? 私悪くないですよ!!」
エイスのことを大切に想っている主人をからかったクレアは、涙目でシュシュに詰め寄った。それによってシュシュがエイスの頭から足を離し、結果エイスが自由になったのは喜ばしいことだ。だが次の給料で新しい服を買おうと楽しみにしていたクレアとしては死活問題である。
「ごめんなさいシュシュさん! お願いしますからお給料だけは!」
「……つーん、です」
「うわぁあん! エイスさん助けてください!」
声に出して拗ねましたとアピールするシュシュに対し、クレアはお手上げだとエイスの胸元を掴んで懇願する。エイスの方が身長が高いことからシャツの広い首元から谷間が見えているが、相変わらず孫を見る目のエイスには何ともない。
「そうは言ってもな……俺が悪かったシュシュ」
エイスの言葉にも耳を貸さないシュシュに、彼もお手上げのポーズを取った。そこで策士な従業員の手腕が光る。エイスに腰を落とすようお願いして耳元で何かを囁いた。
クレアから聞かされた内容に首を傾げたが、絶対に大丈夫とまで言われれば試す他無い。今からシュシュとは大事な話があるのだ、機嫌を損ねたままだと話が進まないだろうと思った彼はシュシュに一歩近付いてこう言った。
「すまないシュシュ。これからは何かあったらまずお前に相談するよ」
「……本当ですか?」
「あぁ。勿論だ」
「……仕方ないですね、許してあげます。……クレアもついでに」
「やった! ありがとうエイスさん!」
満面の笑みになったクレアと、まだ完全に許してませんよといった雰囲気を出しながらも頬が緩んでしまっているシュシュを見て、エイスはなんとかなったと心の中で溜め息を吐いた。
どうしてあの言葉でシュシュが機嫌を取り戻したのか、それを理解できていなかったが。百年童貞は決して枯れている訳では無いのだが、周りの女性は幼馴染以外何十歳も年下である為子が孫にしか見えない。エイスを好いているシュシュにとっては、前途多難な道のりであった。
「シュシュ、あの剣はできているか?」
「できてるです。クレア、持って来るです」
「はーい!」
クレアが奥の部屋に剣を取りに行き、シュシュとエイスは鍛冶屋の受付に置いてあるソファに座った。対面して座った二人は真剣な表情になって話を始める。
「それで、ルーセリアの連中が攻めてきた理由はなんだったんだ? 今回は雑魚ばかりだったが、噂に聞くと王族は強い筈だったが」
「まだ分からないです。騎士に他の都市へ連絡するように言ってるです」
「北の都市の政府から連絡は?」
「来ていないです。なので一度、クレアも連れて三人でハイトに向かうです」
首を横に振って応えるシュシュは、小さな手の人差し指を立ててそう提案した。クレアは従業員であり、シュシュの養子でもあるので連れて行きたいのだろうか。
エイスはその提案に対して二つの疑問を投げ掛ける。
「此処の守りはどうするんだ?」
「レレルルさんにお願いするよう騎士に伝えておいたです」
顔を出せとは言ったものの、レレルルが零一小隊の面々と会うのは大分先になりそうだ。彼が街の守りに入るなら問題無いと考え、もう一つの疑問を投げ掛ける。
「クレアを連れて行ってどうするんだ?」
「家族ですから。これから作戦を行う可能性もあるです。その時は店も開けらませんから、モルドレさんのお店にでも修行させに行くです」
「……そうか。スパルタに耐えられればいいな」
モルドレという人は国民投票で選ばれたこの国の代表の一人で、小人と呼ばれる種族である。特に頭が良い訳でも無く戦力としても無力に等しいのだが、彼は類い稀な才能を活かしてこの国の食文化を著しく発展させた天才だ。
現在は国の代表ながらも、北の都市ハイトにてレストランという料理店を営んでいる。拘りを持ちながらも高級な店では無く、沢山の人が食べに行ける比較的安めな料理店を作るという所も、彼の人気を生み出す一つの要素なのかもしれない。
「それじゃあ剣を受け取ったら向かうか」
「はいです。既に騎士さんに飛竜を準備するように言ってあるです」
「用意周到だな。分かった、操縦は俺が受け持とう」
「はーい、お預かりしていた剣をお持ち致しましたー」
今後の方針が決まり、これから従業員に関してはスパルタと有名な料理店に預けられるかもしれないクレアが鞘に収まった一振りの剣を抱えて帰ってきた。
「エイスさんの希望通り歪みの打ち直しと砥ぎ、それに持ち手に巻いていた紐も以前と同じ素材で付け直したです」
シュシュの言葉を聞きながら、エイスはクレアから受け取った剣を抜いた。いつも使う時と同じように握り、狭い店内ではあるが構えを取る。
彼は以前よりも持ち易くなり、そして真っ直ぐに尖った刃を見て満足そうに微笑んだ。
「流石だな、シュシュ。これ以上に無い出来栄えだ」
「当たり前です。その剣を作ったのは私ですから、誰よりも知り尽くしてるです」
ドンと胸を張ってドヤ顔を披露するシュシュだったが、意識を剣に集中しているエイスは見ておらず、また張る胸も虚しかった。その様子をクスクスと小さく笑って見ている従業員に一睨み効かせると、睨まれたクレアは慌てたように話題を変えた。
先程給料を減らされそうになったというのに随分と挑戦的な従業員である。
「え、えっと、今回の料金は剣を預けてくださった際に戴いていますので、そのままお持ち帰り下さい。それで、エイスさんはこれからどうするんですか?」
「あぁ。そのことをさっき話していたんだ」
敵国が攻めてきた、という情報を知っているクレアが落ち着いている理由は、主人とその主人が所属している零一小隊の隊長であるエイスが傍に居たからだ。だからこそエイスたちがこれからどうするのかは、彼女にとっても死活問題であった。
弱者にとって心強い者が近くに居るのと居ないのでは、心の持ちようが変わってくるのだから。
「あぁ。それなら俺たちでハイトに向かうことになった」
「ハイト、北の都市……ですか。あの、その。私は?」
子犬が飼い主を見るかのような目でクレアはエイスを見上げた。
その様子は父と娘のようで。庇護欲を掻き立てられたエイスは十代半ばの人間であるクレアの心配そうなその表情に、安心させるよう頭を撫でた。
「勿論クレアも一緒に行くぞ?」
「っ! はい! ありがとうございます!」
まるでおねだりに成功した子供ように喜ぶクレアを見るとエイスも嬉しくなってしまう。しかしそんな距離の近い二人をジト目で睨むロリも居た。
「私とエイスさんは飛竜の背に乗るです。クレアは足にでも掴まっていればいいです」
「死んじゃいますよぉッ!?」
「そうか?」
「エイスさんの目線で見ないで下さい! 普通のか弱い女の子は飛竜の足に掴まって飛ぶなんてできませんからね!!」
これまでの経験の中で、一度や二度足に掴まって飛行したことがあるエイスは首を傾げたが、クレアは必至になって背に乗せてもらえるよう交渉し始めた。
その後クレアは、エイスの前にシュシュが乗れば抱き締められるかのような状態になりますよという助言をしたことによって乗船券ならぬ乗竜券を獲得するのだった。
伝説の守り人と語り継がれてきたエイスはとある鍛冶屋の玄関で床に膝とおでこを着き、その痛みに耐えていた。先程までの蹂躙劇とは一体なんだったのか、その秘密を知っている、エイスの後頭部を踏みつけているフリルの付いたエプロンを身に着けた見た目幼女の鍛冶子人は楽しそうに口角を上げていた。
「ねぇエイスさん。私思うです、なんでもかんでもやり過ぎはいけないんじゃないかなぁって」
「そ、そうだな。シュシュ」
「敵兵が攻めてきたから私の所に来るのを中断して南の門へと向かった、それは仕方ないです。でもエイスさん。調子に乗って皆殺しはいけないと思うですよ」
「す、すまん」
今の彼を、誰もが憧れた伝説の守り人と思う人は居ないだろう。おっさんが幼女に踏まれ説教されている姿はなんとも、なんとも見たくない姿であった。
因みにおっさんが百数十歳で、幼女が今年で二十三歳になる。森人は長寿ということで成長が遅く、鍛冶子人は十歳頃に身体の成長が止まる種族だ。
そんな見た目詐欺な二人を苦笑交じりに眺めているのは、シュシュの鍛冶屋で従業員として働いているクレアという人間だった。
「もうシュシュさん。エイスさんが可哀想ですよ?」
「いいです。これくらいが馬鹿には丁度いいです。中央から零一小隊に通達された任務は蹂躙では無く、適度に敵を倒して捕虜から情報を引き出すことです。そんな簡単なことを忘れた馬鹿にはお灸を据えなければならないです」
シュシュが言う通り、エイスがリーダーを務める零一小隊に下された命令は蹂躙だけでは無かった。しかし街を守ると決めたエイスはそのことを忘れてしまい、危うく敵を全滅させる所だったのだ。
何故シュシュが任務のことを知っているのか。それは偏に、彼女も零一小隊に所属しているからだ。
「でもシュシュさん、エイスさんが心配で全然作業が進んでませんでしたよね」
「……クレア、後でお給料引いておくです」
「なんでですか!? 私悪くないですよ!!」
エイスのことを大切に想っている主人をからかったクレアは、涙目でシュシュに詰め寄った。それによってシュシュがエイスの頭から足を離し、結果エイスが自由になったのは喜ばしいことだ。だが次の給料で新しい服を買おうと楽しみにしていたクレアとしては死活問題である。
「ごめんなさいシュシュさん! お願いしますからお給料だけは!」
「……つーん、です」
「うわぁあん! エイスさん助けてください!」
声に出して拗ねましたとアピールするシュシュに対し、クレアはお手上げだとエイスの胸元を掴んで懇願する。エイスの方が身長が高いことからシャツの広い首元から谷間が見えているが、相変わらず孫を見る目のエイスには何ともない。
「そうは言ってもな……俺が悪かったシュシュ」
エイスの言葉にも耳を貸さないシュシュに、彼もお手上げのポーズを取った。そこで策士な従業員の手腕が光る。エイスに腰を落とすようお願いして耳元で何かを囁いた。
クレアから聞かされた内容に首を傾げたが、絶対に大丈夫とまで言われれば試す他無い。今からシュシュとは大事な話があるのだ、機嫌を損ねたままだと話が進まないだろうと思った彼はシュシュに一歩近付いてこう言った。
「すまないシュシュ。これからは何かあったらまずお前に相談するよ」
「……本当ですか?」
「あぁ。勿論だ」
「……仕方ないですね、許してあげます。……クレアもついでに」
「やった! ありがとうエイスさん!」
満面の笑みになったクレアと、まだ完全に許してませんよといった雰囲気を出しながらも頬が緩んでしまっているシュシュを見て、エイスはなんとかなったと心の中で溜め息を吐いた。
どうしてあの言葉でシュシュが機嫌を取り戻したのか、それを理解できていなかったが。百年童貞は決して枯れている訳では無いのだが、周りの女性は幼馴染以外何十歳も年下である為子が孫にしか見えない。エイスを好いているシュシュにとっては、前途多難な道のりであった。
「シュシュ、あの剣はできているか?」
「できてるです。クレア、持って来るです」
「はーい!」
クレアが奥の部屋に剣を取りに行き、シュシュとエイスは鍛冶屋の受付に置いてあるソファに座った。対面して座った二人は真剣な表情になって話を始める。
「それで、ルーセリアの連中が攻めてきた理由はなんだったんだ? 今回は雑魚ばかりだったが、噂に聞くと王族は強い筈だったが」
「まだ分からないです。騎士に他の都市へ連絡するように言ってるです」
「北の都市の政府から連絡は?」
「来ていないです。なので一度、クレアも連れて三人でハイトに向かうです」
首を横に振って応えるシュシュは、小さな手の人差し指を立ててそう提案した。クレアは従業員であり、シュシュの養子でもあるので連れて行きたいのだろうか。
エイスはその提案に対して二つの疑問を投げ掛ける。
「此処の守りはどうするんだ?」
「レレルルさんにお願いするよう騎士に伝えておいたです」
顔を出せとは言ったものの、レレルルが零一小隊の面々と会うのは大分先になりそうだ。彼が街の守りに入るなら問題無いと考え、もう一つの疑問を投げ掛ける。
「クレアを連れて行ってどうするんだ?」
「家族ですから。これから作戦を行う可能性もあるです。その時は店も開けらませんから、モルドレさんのお店にでも修行させに行くです」
「……そうか。スパルタに耐えられればいいな」
モルドレという人は国民投票で選ばれたこの国の代表の一人で、小人と呼ばれる種族である。特に頭が良い訳でも無く戦力としても無力に等しいのだが、彼は類い稀な才能を活かしてこの国の食文化を著しく発展させた天才だ。
現在は国の代表ながらも、北の都市ハイトにてレストランという料理店を営んでいる。拘りを持ちながらも高級な店では無く、沢山の人が食べに行ける比較的安めな料理店を作るという所も、彼の人気を生み出す一つの要素なのかもしれない。
「それじゃあ剣を受け取ったら向かうか」
「はいです。既に騎士さんに飛竜を準備するように言ってあるです」
「用意周到だな。分かった、操縦は俺が受け持とう」
「はーい、お預かりしていた剣をお持ち致しましたー」
今後の方針が決まり、これから従業員に関してはスパルタと有名な料理店に預けられるかもしれないクレアが鞘に収まった一振りの剣を抱えて帰ってきた。
「エイスさんの希望通り歪みの打ち直しと砥ぎ、それに持ち手に巻いていた紐も以前と同じ素材で付け直したです」
シュシュの言葉を聞きながら、エイスはクレアから受け取った剣を抜いた。いつも使う時と同じように握り、狭い店内ではあるが構えを取る。
彼は以前よりも持ち易くなり、そして真っ直ぐに尖った刃を見て満足そうに微笑んだ。
「流石だな、シュシュ。これ以上に無い出来栄えだ」
「当たり前です。その剣を作ったのは私ですから、誰よりも知り尽くしてるです」
ドンと胸を張ってドヤ顔を披露するシュシュだったが、意識を剣に集中しているエイスは見ておらず、また張る胸も虚しかった。その様子をクスクスと小さく笑って見ている従業員に一睨み効かせると、睨まれたクレアは慌てたように話題を変えた。
先程給料を減らされそうになったというのに随分と挑戦的な従業員である。
「え、えっと、今回の料金は剣を預けてくださった際に戴いていますので、そのままお持ち帰り下さい。それで、エイスさんはこれからどうするんですか?」
「あぁ。そのことをさっき話していたんだ」
敵国が攻めてきた、という情報を知っているクレアが落ち着いている理由は、主人とその主人が所属している零一小隊の隊長であるエイスが傍に居たからだ。だからこそエイスたちがこれからどうするのかは、彼女にとっても死活問題であった。
弱者にとって心強い者が近くに居るのと居ないのでは、心の持ちようが変わってくるのだから。
「あぁ。それなら俺たちでハイトに向かうことになった」
「ハイト、北の都市……ですか。あの、その。私は?」
子犬が飼い主を見るかのような目でクレアはエイスを見上げた。
その様子は父と娘のようで。庇護欲を掻き立てられたエイスは十代半ばの人間であるクレアの心配そうなその表情に、安心させるよう頭を撫でた。
「勿論クレアも一緒に行くぞ?」
「っ! はい! ありがとうございます!」
まるでおねだりに成功した子供ように喜ぶクレアを見るとエイスも嬉しくなってしまう。しかしそんな距離の近い二人をジト目で睨むロリも居た。
「私とエイスさんは飛竜の背に乗るです。クレアは足にでも掴まっていればいいです」
「死んじゃいますよぉッ!?」
「そうか?」
「エイスさんの目線で見ないで下さい! 普通のか弱い女の子は飛竜の足に掴まって飛ぶなんてできませんからね!!」
これまでの経験の中で、一度や二度足に掴まって飛行したことがあるエイスは首を傾げたが、クレアは必至になって背に乗せてもらえるよう交渉し始めた。
その後クレアは、エイスの前にシュシュが乗れば抱き締められるかのような状態になりますよという助言をしたことによって乗船券ならぬ乗竜券を獲得するのだった。
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