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迷子のペン子ちゃん その2
しおりを挟むズバ~ン! ストライク!
コントロールは抜群なんだけど~!
と、自画自賛してみる。
もぐもぐ…ごっくん!
「今度は食べてくれたわ、カイル!」
「…でも、あれって、超栄養食物と言われてる『ヨク伸ビ~ル』じゃない?」
あらっ?
大魚がさらに巨大化してるわ!
さすが、『良く伸び~る』ね。
4mくらいだった大魚は15mくらいになって、パワーアップしちゃったわ!
そして、大魚が『ヨク伸ビ~ル』を食べたり、成長してる間に、少しでも遠くへ逃げればよかったのに、つい、じっくり至近距離で見ちゃったわ!
なんてうっかり者なのかしら!
ウォォォォォォ!!
巨大化した異世界の巨大魚は怪獣のような雄叫びをあげ、パワーを漲らせた筋肉ムキムキの肉体美を見せつけている。
『ヨク伸ビ~ル』には、体力増強効果もあったのね!
「カイル! こうなったら、瞬間移動しましょう!」
「あっ、瞬間移動できることを忘れてた!」
私もよ~♪
眼前に迫り来る巨大魚の大きな口に飲み込まれる寸前、私たちはなんとか瞬間移動で逃げ切った!
「カイルくん、ルカちゃん。おうちまで送ってくれて、ありがとう~♪」
「本当に、ありがとうございました」
ペン子ちゃんと、ペン子ちゃんのママは、とても喜んでくれた。
「ねぇ、ママ。私、カイルくんやルカちゃんと一緒に夕食を食べたいの」
「そうね。ママもそう思ってたのよ。 あっ、パパ! おかえりなさ~い!」
ペン子ちゃんのパパが帰ってきたみたい。何か引きずってるわ。
「今日は大漁だぞ!」
ペン子ちゃんのパパが獲ってきたのは、あの巨大魚!
「パパ、すご~い!」
嬉しそうにパパのところへ走ってゆくペン子ちゃん。
一体どうやって、1mのペンギンさんが、15mの巨大魚を捕まえたの?
可愛いペン子ちゃんのパパは、凄い技をお持ちのようです。
「もし、よろしければ、3枚おろしにしますが!」
さっと手を上げると、
「きゃ~! 助かるぅ♪」
ペン子ちゃんママは大喜び。
早速、巨大魚を空中に浮かせると、風の刀で巨大魚の3枚おろし!
なんだなんだと集まってきた近所のペンギンさんたちと、獲れたて巨大魚のお刺身と天ぷらと煮付けで宴会が始まったのでした♪
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