10 / 19
狼を諭すおばあさん
しおりを挟む
ルカとカイルが庭を歩いていると、空から桃色の小さな花が降ってきました。
ふわりふわりとゆっくり降りてくる小花は、八重桜のような形をした1㎝くらいの大きさ。
まるで、薄桃色の綿雪のように見えました。
庭を幻想的な雰囲気で包む美しい花たちは、ルカやカイルの髪や肩を飾ってゆきます。
「ルカ、可愛い」
カイルが優しい瞳でルカを見つめ、
「カイルは綺麗だね」
花の美しさが霞んでしまうほど、カイルは天使のように綺麗でした。
「あっ、小花たちが移動していく!」とルカが叫び、
「小花たちが何処へ行くのか追いかけてみようか」
「うん!」
ルカとカイルは空へ飛んでゆきました。
小花たちが降る中をロマンティックに飛行します。
やわらかくて、甘い香りのする小花の中を2人で飛んでいると、まるで夢の中にいるような素敵な気分です。
ふと下の景色を見てみると、赤い頭巾を被った少女がリンゴの入った籠を持って歩いていました。
「あの子…もしかして赤ず〇んちゃんかしら?たしか、おばあさんの家におつかいに行ったら、おばあさんが狼に食べられてたとかいう童話じゃなかったかしら」
心配になったルカは、赤ずき〇ちゃんを守ってあげようと思い着地することにしました。
「赤ずき〇ちゃん!」
「どうして私の名を?」
振り向いた赤ず〇んちゃんはカイルを見るなり、
「一目惚れしました!もしよかったら、この近くにある魔女の喫茶店でドクロジュースでも一緒に飲みませんか?」と言いました。
赤ずき〇ちゃんがナンパするとは~! カイルは何処へ行ってもモテまくりね! と、ルカは心の中で呟くのでした。
「そんなことしてる場合じゃないわ! おばあさんが狼に食べられてるかもしれないのよ!」
「えぇっ!?」
「急げば、おばあさんを助けられるかもしれないわ!案内して!」
「はいっ!」
赤ずき〇ちゃんとルカとカイルはおばあさんの家へと急ぎ、着くなり強引にドアを開け中に入りました。
「「「おばあさん、大丈夫?!」」」
「助けてくれ~~!」
居間では、おばあさんにウエスタンラリアットを食らった状態の狼が助けを求めていました。
「私を食べようなんて100年早いわっ!」
クロスチョップからの首投げ、コブラツイスト、三角絞め、ダイビングボディーアタック、地獄突き、アッパーブロー、エルボースマッシュ、延髄斬り、卍固め、ドロップキックなどの華麗な必殺技が次々と決まり、思わず最前列で正座して見入ってしまるルカたち。
狼の両肩が床についたのを見て、赤ずきんちゃんは立ち上がり傍へ行きました。
「ワン・ツー・スリー! おばあさんの勝利!」
カウントをとった後、おばあさんの右腕を高く掲げます。
思わずスタンディングオベーションを贈るルカとカイル。
「おばあさん、凄い!」
おばあさんはドヤ顔で得意げに言いました。
「魔法で狼を焼失させることは簡単だけど、最近運動不足だったし、いっちょ揉んでやったのさ」
狼は燃やされてたかもしれないと思うと真っ青になり、「おみそれしました~!」と、土下座したのでした。
「では、そろそろおいとまさせていただきます…」
ヘコへコしながら狼が逃げて行こうとすると、
「ちょっと、お待ち」
おばあさんが呼び止めました。
「私を食べようとしたのに手ぶらで帰れるとでも? あんたの持ってる物を出しな!」
「カツアゲするんですか?!」
「騎士団に通報してもいいんだよ」
「出します、出しますとも!」
狼はチョッキのポケットに入ってる物をテーブルの上へ並べてゆきました。
アイドル・ズンドコ48の握手券。乙女向け花占いの本。呪いの藁人形。
もはや、どこから突っ込んでいいのか分からない状況です。
おばあさんは、握手券と本は狼に返し、呪いの藁人形を没収しました。
「人を呪えば穴二つ。人を呪ったら、自分に呪いが返ってくるんだ。人を呪ったりしてはいけないよ」
カツアゲからの、説教?
狼は呆気にとられています。
ガチャ
その一瞬の間に、おばあさんに腕輪をはめられてしまいました。
「これは?」
「ふふふ…。それは、1日1回以上善行をしないと、所かまわず盆踊りしたくなってしまう腕輪だよ。もちろん、自分で外すことは出来ないし、悪行をしても盆踊りしてしまう腕輪なんだよ」
「そんなっ! 盆踊りなんて、もう時季外れ…いや、たとえ夏だったとしても、1人で踊るには恥ずかしい踊りじゃないか!」
「春夏秋冬、思う存分盆踊りするがいい!」
「えぇ~~っ! ツッパリ系イケメンの俺が年中1人で盆踊りなんて~っ! どんな罰ゲームだよ! あぁ~、なんてめんどくさいおばあさんを食べようとしてしまったんだ! 俺のバカバカ!」
「そんなに嘆くことはない。おまえが本当に善い狼になったら、その腕輪は自然に外れる。更生するんだよ」
「おばあさん…」
狼はおばあさんの慈愛のこもった眼差しに心を打たれ、更生しようと思い始めました。
「おばあさん、俺、この腕輪が外れた頃、また会いに来てもいいか? おばあさんは俺のお袋に似てるんだ。度胸があって、逞しくて…」
狼の瞳も、優しい輝きを放ち始めていました。
「いつでもおいで」
おばあさんがにこっと笑うと、狼は「よし! 腕輪が取れるように、いっぱい良い事をするぞ~!」と、意気揚々と家を出てゆきました。
「素敵!おばあさん!」
「感動しました!」
赤ずきんちゃんとルカとカイルがおばあさんに拍手を贈ると、おばあさんがカイルをじっと見ています。
「あの…何か?」
なにか粗相があっただろうかと心配になるカイル。
「…めっちゃタイプじゃ」
「「「はぁ?」」」
頬を赤らめ恥じらうおばあさんに驚くルカたち。
花、熊、少女、老婆まで、あらゆるジャンルと幅広い年齢層の女性を、今日も虜にしてしまうカイルなのでした。
ふわりふわりとゆっくり降りてくる小花は、八重桜のような形をした1㎝くらいの大きさ。
まるで、薄桃色の綿雪のように見えました。
庭を幻想的な雰囲気で包む美しい花たちは、ルカやカイルの髪や肩を飾ってゆきます。
「ルカ、可愛い」
カイルが優しい瞳でルカを見つめ、
「カイルは綺麗だね」
花の美しさが霞んでしまうほど、カイルは天使のように綺麗でした。
「あっ、小花たちが移動していく!」とルカが叫び、
「小花たちが何処へ行くのか追いかけてみようか」
「うん!」
ルカとカイルは空へ飛んでゆきました。
小花たちが降る中をロマンティックに飛行します。
やわらかくて、甘い香りのする小花の中を2人で飛んでいると、まるで夢の中にいるような素敵な気分です。
ふと下の景色を見てみると、赤い頭巾を被った少女がリンゴの入った籠を持って歩いていました。
「あの子…もしかして赤ず〇んちゃんかしら?たしか、おばあさんの家におつかいに行ったら、おばあさんが狼に食べられてたとかいう童話じゃなかったかしら」
心配になったルカは、赤ずき〇ちゃんを守ってあげようと思い着地することにしました。
「赤ずき〇ちゃん!」
「どうして私の名を?」
振り向いた赤ず〇んちゃんはカイルを見るなり、
「一目惚れしました!もしよかったら、この近くにある魔女の喫茶店でドクロジュースでも一緒に飲みませんか?」と言いました。
赤ずき〇ちゃんがナンパするとは~! カイルは何処へ行ってもモテまくりね! と、ルカは心の中で呟くのでした。
「そんなことしてる場合じゃないわ! おばあさんが狼に食べられてるかもしれないのよ!」
「えぇっ!?」
「急げば、おばあさんを助けられるかもしれないわ!案内して!」
「はいっ!」
赤ずき〇ちゃんとルカとカイルはおばあさんの家へと急ぎ、着くなり強引にドアを開け中に入りました。
「「「おばあさん、大丈夫?!」」」
「助けてくれ~~!」
居間では、おばあさんにウエスタンラリアットを食らった状態の狼が助けを求めていました。
「私を食べようなんて100年早いわっ!」
クロスチョップからの首投げ、コブラツイスト、三角絞め、ダイビングボディーアタック、地獄突き、アッパーブロー、エルボースマッシュ、延髄斬り、卍固め、ドロップキックなどの華麗な必殺技が次々と決まり、思わず最前列で正座して見入ってしまるルカたち。
狼の両肩が床についたのを見て、赤ずきんちゃんは立ち上がり傍へ行きました。
「ワン・ツー・スリー! おばあさんの勝利!」
カウントをとった後、おばあさんの右腕を高く掲げます。
思わずスタンディングオベーションを贈るルカとカイル。
「おばあさん、凄い!」
おばあさんはドヤ顔で得意げに言いました。
「魔法で狼を焼失させることは簡単だけど、最近運動不足だったし、いっちょ揉んでやったのさ」
狼は燃やされてたかもしれないと思うと真っ青になり、「おみそれしました~!」と、土下座したのでした。
「では、そろそろおいとまさせていただきます…」
ヘコへコしながら狼が逃げて行こうとすると、
「ちょっと、お待ち」
おばあさんが呼び止めました。
「私を食べようとしたのに手ぶらで帰れるとでも? あんたの持ってる物を出しな!」
「カツアゲするんですか?!」
「騎士団に通報してもいいんだよ」
「出します、出しますとも!」
狼はチョッキのポケットに入ってる物をテーブルの上へ並べてゆきました。
アイドル・ズンドコ48の握手券。乙女向け花占いの本。呪いの藁人形。
もはや、どこから突っ込んでいいのか分からない状況です。
おばあさんは、握手券と本は狼に返し、呪いの藁人形を没収しました。
「人を呪えば穴二つ。人を呪ったら、自分に呪いが返ってくるんだ。人を呪ったりしてはいけないよ」
カツアゲからの、説教?
狼は呆気にとられています。
ガチャ
その一瞬の間に、おばあさんに腕輪をはめられてしまいました。
「これは?」
「ふふふ…。それは、1日1回以上善行をしないと、所かまわず盆踊りしたくなってしまう腕輪だよ。もちろん、自分で外すことは出来ないし、悪行をしても盆踊りしてしまう腕輪なんだよ」
「そんなっ! 盆踊りなんて、もう時季外れ…いや、たとえ夏だったとしても、1人で踊るには恥ずかしい踊りじゃないか!」
「春夏秋冬、思う存分盆踊りするがいい!」
「えぇ~~っ! ツッパリ系イケメンの俺が年中1人で盆踊りなんて~っ! どんな罰ゲームだよ! あぁ~、なんてめんどくさいおばあさんを食べようとしてしまったんだ! 俺のバカバカ!」
「そんなに嘆くことはない。おまえが本当に善い狼になったら、その腕輪は自然に外れる。更生するんだよ」
「おばあさん…」
狼はおばあさんの慈愛のこもった眼差しに心を打たれ、更生しようと思い始めました。
「おばあさん、俺、この腕輪が外れた頃、また会いに来てもいいか? おばあさんは俺のお袋に似てるんだ。度胸があって、逞しくて…」
狼の瞳も、優しい輝きを放ち始めていました。
「いつでもおいで」
おばあさんがにこっと笑うと、狼は「よし! 腕輪が取れるように、いっぱい良い事をするぞ~!」と、意気揚々と家を出てゆきました。
「素敵!おばあさん!」
「感動しました!」
赤ずきんちゃんとルカとカイルがおばあさんに拍手を贈ると、おばあさんがカイルをじっと見ています。
「あの…何か?」
なにか粗相があっただろうかと心配になるカイル。
「…めっちゃタイプじゃ」
「「「はぁ?」」」
頬を赤らめ恥じらうおばあさんに驚くルカたち。
花、熊、少女、老婆まで、あらゆるジャンルと幅広い年齢層の女性を、今日も虜にしてしまうカイルなのでした。
0
あなたにおすすめの小説
『異世界庭付き一戸建て』を相続した仲良し兄妹は今までの不幸にサヨナラしてスローライフを満喫できる、はず?
釈 余白(しやく)
児童書・童話
毒親の父が不慮の事故で死亡したことで最後の肉親を失い、残された高校生の小村雷人(こむら らいと)と小学生の真琴(まこと)の兄妹が聞かされたのは、父が家を担保に金を借りていたという絶望の事実だった。慣れ親しんだ自宅から早々の退去が必要となった二人は家の中で金目の物を探す。
その結果見つかったのは、僅かな現金に空の預金通帳といくつかの宝飾品、そして家の権利書と見知らぬ文字で書かれた書類くらいだった。謎の書類には祖父のサインが記されていたが内容は読めず、頼みの綱は挟まれていた弁護士の名刺だけだ。
最後の希望とも言える名刺の電話番号へ連絡した二人は、やってきた弁護士から契約書の内容を聞かされ唖然とする。それは祖父が遺産として残した『異世界トラス』にある土地と建物を孫へ渡すというものだった。もちろん現地へ行かなければ遺産は受け取れないが。兄妹には他に頼れるものがなく、思い切って異世界へと赴き新生活をスタートさせるのだった。
連載時、HOT 1位ありがとうございました!
その他、多数投稿しています。
こちらもよろしくお願いします!
https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/398438394
生まれたばかりですが、早速赤ちゃんセラピー?始めます!
mabu
児童書・童話
超ラッキーな環境での転生と思っていたのにママさんの体調が危ないんじゃぁないの?
ママさんが大好きそうなパパさんを闇落ちさせない様に赤ちゃんセラピーで頑張ります。
力を使って魔力を増やして大きくなったらチートになる!
ちょっと赤ちゃん系に挑戦してみたくてチャレンジしてみました。
読みにくいかもしれませんが宜しくお願いします。
誤字や意味がわからない時は皆様の感性で受け捉えてもらえると助かります。
流れでどうなるかは未定なので一応R15にしております。
現在投稿中の作品と共に地道にマイペースで進めていきますので宜しくお願いします🙇
此方でも感想やご指摘等への返答は致しませんので宜しくお願いします。
星降る夜に落ちた子
千東風子
児童書・童話
あたしは、いらなかった?
ねえ、お父さん、お母さん。
ずっと心で泣いている女の子がいました。
名前は世羅。
いつもいつも弟ばかり。
何か買うのも出かけるのも、弟の言うことを聞いて。
ハイキングなんて、来たくなかった!
世羅が怒りながら歩いていると、急に体が浮きました。足を滑らせたのです。その先は、とても急な坂。
世羅は滑るように落ち、気を失いました。
そして、目が覚めたらそこは。
住んでいた所とはまるで違う、見知らぬ世界だったのです。
気が強いけれど寂しがり屋の女の子と、ワケ有りでいつも諦めることに慣れてしまった綺麗な男の子。
二人がお互いの心に寄り添い、成長するお話です。
全年齢ですが、けがをしたり、命を狙われたりする描写と「死」の表現があります。
苦手な方は回れ右をお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
私が子どもの頃から温めてきたお話のひとつで、小説家になろうの冬の童話際2022に参加した作品です。
石河 翠さまが開催されている個人アワード『石河翠プレゼンツ勝手に冬童話大賞2022』で大賞をいただきまして、イラストはその副賞に相内 充希さまよりいただいたファンアートです。ありがとうございます(^-^)!
こちらは他サイトにも掲載しています。
独占欲強めの最強な不良さん、溺愛は盲目なほど。
猫菜こん
児童書・童話
小さな頃から、巻き込まれで絡まれ体質の私。
中学生になって、もう巻き込まれないようにひっそり暮らそう!
そう意気込んでいたのに……。
「可愛すぎる。もっと抱きしめさせてくれ。」
私、最強の不良さんに見初められちゃったみたいです。
巻き込まれ体質の不憫な中学生
ふわふわしているけど、しっかりした芯の持ち主
咲城和凜(さきしろかりん)
×
圧倒的な力とセンスを持つ、負け知らずの最強不良
和凜以外に容赦がない
天狼絆那(てんろうきずな)
些細な事だったのに、どうしてか私にくっつくイケメンさん。
彼曰く、私に一目惚れしたらしく……?
「おい、俺の和凜に何しやがる。」
「お前が無事なら、もうそれでいい……っ。」
「この世に存在している言葉だけじゃ表せないくらい、愛している。」
王道で溺愛、甘すぎる恋物語。
最強不良さんの溺愛は、独占的で盲目的。
【もふもふ手芸部】あみぐるみ作ってみる、だけのはずが勇者ってなんなの!?
釈 余白(しやく)
児童書・童話
網浜ナオは勉強もスポーツも中の下で無難にこなす平凡な少年だ。今年はいよいよ最高学年になったのだが過去5年間で100点を取ったことも運動会で1等を取ったこともない。もちろん習字や美術で賞をもらったこともなかった。
しかしそんなナオでも一つだけ特技を持っていた。それは編み物、それもあみぐるみを作らせたらおそらく学校で一番、もちろん家庭科の先生よりもうまく作れることだった。友達がいないわけではないが、人に合わせるのが苦手なナオにとっては一人でできる趣味としてもいい気晴らしになっていた。
そんなナオがあみぐるみのメイキング動画を動画サイトへ投稿したり動画配信を始めたりしているうちに奇妙な場所へ迷い込んだ夢を見る。それは現実とは思えないが夢と言うには不思議な感覚で、沢山のぬいぐるみが暮らす『もふもふの国』という場所だった。
そのもふもふの国で、元同級生の丸川亜矢と出会いもふもふの国が滅亡の危機にあると聞かされる。実はその国の王女だと言う亜美の願いにより、もふもふの国を救うべく、ナオは立ち上がった。
9日間
柏木みのり
児童書・童話
サマーキャンプから友達の健太と一緒に隣の世界に迷い込んだ竜(リョウ)は文武両道の11歳。魔法との出会い。人々との出会い。初めて経験する様々な気持ち。そして究極の選択——夢か友情か。
(also @ なろう)
村から追い出された変わり者の僕は、なぜかみんなの人気者になりました~異種族わちゃわちゃ冒険ものがたり~
楓乃めーぷる
児童書・童話
グラム村で変わり者扱いされていた少年フィロは村長の家で小間使いとして、生まれてから10年間馬小屋で暮らしてきた。フィロには生き物たちの言葉が分かるという不思議な力があった。そのせいで同年代の子どもたちにも仲良くしてもらえず、友達は森で助けた赤い鳥のポイと馬小屋の馬と村で飼われている鶏くらいだ。
いつもと変わらない日々を送っていたフィロだったが、ある日村に黒くて大きなドラゴンがやってくる。ドラゴンは怒り村人たちでは歯が立たない。石を投げつけて何とか追い返そうとするが、必死に何かを訴えている.
気になったフィロが村長に申し出てドラゴンの話を聞くと、ドラゴンの巣を荒らした者が村にいることが分かる。ドラゴンは知らぬふりをする村人たちの態度に怒り、炎を噴いて暴れまわる。フィロの必死の説得に漸く耳を傾けて大人しくなるドラゴンだったが、フィロとドラゴンを見た村人たちは、フィロこそドラゴンを招き入れた張本人であり実は魔物の生まれ変わりだったのだと決めつけてフィロを村を追い出してしまう。
途方に暮れるフィロを見たドラゴンは、フィロに謝ってくるのだがその姿がみるみる美しい黒髪の女性へと変化して……。
「ドラゴンがお姉さんになった?」
「フィロ、これから私と一緒に旅をしよう」
変わり者の少年フィロと異種族の仲間たちが繰り広げる、自分探しと人助けの冒険ものがたり。
・毎日7時投稿予定です。間に合わない場合は別の時間や次の日になる場合もあります。
理想の王妃様
青空一夏
児童書・童話
公爵令嬢イライザはフィリップ第一王子とうまれたときから婚約している。
王子は幼いときから、面倒なことはイザベルにやらせていた。
王になっても、それは変わらず‥‥側妃とわがまま遊び放題!
で、そんな二人がどーなったか?
ざまぁ?ありです。
お気楽にお読みください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる