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2章 アポカリプスサウンド
48話【Nameless】
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地下2階ボスを倒したことでレベルが上がり、武藤さんの気配察知のレベルを1つ上げられた。
レベルが上がったことで察知範囲が広がり、相手の名前(モンスターの場合はモンスター名)とレベルが見えるようになったという。
「これで、一瞥して相手が覚醒者かどうかがわかるな」
武藤さんが言う。これで警戒もしやすい。僕もほっと息を吐く。
まだこのダンジョン内にいる正体不明の生存者には出会えていない。
生きているとすれば強力なスキルを得た未覚醒者か、覚醒者のどちらか。
死亡しているのであれば、確実ではないけれど、蘇生術によって出口で蘇生が出来るはずだ。
小川さんのレベルも順調に上がっていて、範囲魔法も習得したため、戦闘にも参加して貰っている。覚えても使ったことがなければ、必要な時に咄嗟に使えない事態に陥りかねないからだ。
僕らは地下3階への階段を下り始めた。
「覚醒者が1人いる。レベルが高い。PKあるいはPKKをした可能性がある……名前が見えない」
下り始めてすぐ、武藤さんが囁いた。僕は目線を合わせて頷く。
5人の大学生の護衛に有坂さんと小川さんをつけて、その場に待機させる。覚醒者の対応は僕と武藤さんですることにして階段を下りる。
階下にはパーカーのフードを被った人物が1人佇んでいる。
その人は、女性だった。年齢のわかりにくい顔立ち。僕や有坂さんくらいにも、大人にも見える。
あとわずかで、スキル封印の発動範囲に入る、というところで綺麗な声がした。
「へえ、君の気配遮断、レベル高いね。全然見えないや」
階下にいる女性と目が合う。切りそろえられた前髪が僅かに揺れる。両手をパーカーのポケットに入れて僕らを見上げて、面白いものをみつけたといわんばかりの表情で笑う。
「アンタ、覚醒者だろ。ここで何してる」
武藤さんが僕を庇うように前に立ち、言う。
「私はね、ここで質問をしているんだ」
ころりと笑って、首をかしげる。その仕草は愛らしい。
だけど
背筋が凍る。なにか、なにかよくない者と、出会った。そんな気がして、息を呑んだ。
「君は彼の騎士なのかな?」
女性が微笑む。何か禍々しいものを感じて、僕は武藤さんの背に触れる。
あと一歩踏み込めば、スキル封印が使える。けれど、そこに不吉さを感じる。
「そうだ。まぁ護衛だな。俺たちに敵対する気はないが、アンタは?」
「気配遮断して近づいて来て、敵対する気がないとはね。でも私にスキル使わなくて正解だよ」
涼しげに笑って囁く。その声は美しいのに禍々しく聞こえる。
「別に暗殺が目的じゃねえよ。アンタも夢現ダンジョンをクリアしたなら、モンスターよりスキル持った人間の方が怖いってのはわかるだろ。俺もこいつも殺されかけたんだ、警戒くらいはするだろ」
武藤さんの説明に、「そうね、それは怖いね」と笑いながら彼女は何も怖くなさそうな口ぶりで言う。
「そんなに警戒しなくていいよ? 私はいくつか質問をするだけ。正直に答えてくれれば大丈夫だからさ」
「俺はもう2つ答えた。アンタにも質問をしたい。人をスキルで殺した経験はあるか?」
武藤さんが問うと、彼女は笑う。全てを嘲るような壮絶な笑み。
――深くて暗い、空洞、みたいだ。
「君、私のレベル見えているんだろう? あるよ。あるとも。女と見れば襲い掛かる男もいたしね」
彼女は楽しげに答える。
「ああ、レベルは見えている。だから警戒をしているんだ。2つ目の質問だ、アンタは俺たちを殺す気か?」
会話は成立している。質問をされるならこちらも質問をする形に、武藤さんが誘導をしている。殺しあわずに済むのなら、それが一番いい。対話で解決が出来るのなら。
「それは私の質問の、君たちの答えによるね。これから3つ訊くから答えてね」
くるりとまわって、彼女が一歩、下がる。彼女が僕らを見上げて、1つ目の質問が飛んだ。
「君たちの名前は?」
僕たちは偽りなく答える。偽る必要はない質問だ。
「アンタの名前は?」
武藤さんが訊き返すと、彼女は笑う。
「好きに呼ぶといいよ。私には、名前がなくてね」
その声と表情に背筋が、粟立つ。
それが事実なのかどうなのかはわからない。けれど彼女の笑みの形をした目の奥には、深い絶望のような怒りのような強い感情が渦巻いているように見える。
今まで出会ったことのないタイプの人。ぞわりと怖気が立つ。
ダンジョンでは名前と現実の職業を偽ることは出来ない。それは夢現ダンジョンだけでなく、ゲートダンジョンでも変わらない。
だから、彼女には本当に名前がない。あるいはダンジョンルールにすら干渉出来るスキル能力ということになる。
その可能性のどちらも、僕の背筋を寒くさせる。
「2つ目の質問。君たちのダンジョンで得た、現在の職業は何?」
僕は武藤さんに正直に答えるように耳元で囁いた。
嘘は……彼女に嘘を吐くことが恐ろしい。それは、僕が嘘を吐くことが苦手だからではない。
知られるよりも、嘘を吐くほうが、ずっとよくないことが起きる気がする。
「俺は『剣聖』、こいつは『共有者』だ」
その答えに、彼女は「すごい。初耳の職業だ。レアだね」と言って彼女は楽しそうに口笛を吹く。
「アンタのダンジョンで得た、現在の職業は何だ?」
同じ文言で訊き返す武藤さんの言葉に、彼女は「やるね」と言って微笑み、こう、答えた。
「私の職業は、問う者、『質問者』だよ」
レベルが上がったことで察知範囲が広がり、相手の名前(モンスターの場合はモンスター名)とレベルが見えるようになったという。
「これで、一瞥して相手が覚醒者かどうかがわかるな」
武藤さんが言う。これで警戒もしやすい。僕もほっと息を吐く。
まだこのダンジョン内にいる正体不明の生存者には出会えていない。
生きているとすれば強力なスキルを得た未覚醒者か、覚醒者のどちらか。
死亡しているのであれば、確実ではないけれど、蘇生術によって出口で蘇生が出来るはずだ。
小川さんのレベルも順調に上がっていて、範囲魔法も習得したため、戦闘にも参加して貰っている。覚えても使ったことがなければ、必要な時に咄嗟に使えない事態に陥りかねないからだ。
僕らは地下3階への階段を下り始めた。
「覚醒者が1人いる。レベルが高い。PKあるいはPKKをした可能性がある……名前が見えない」
下り始めてすぐ、武藤さんが囁いた。僕は目線を合わせて頷く。
5人の大学生の護衛に有坂さんと小川さんをつけて、その場に待機させる。覚醒者の対応は僕と武藤さんですることにして階段を下りる。
階下にはパーカーのフードを被った人物が1人佇んでいる。
その人は、女性だった。年齢のわかりにくい顔立ち。僕や有坂さんくらいにも、大人にも見える。
あとわずかで、スキル封印の発動範囲に入る、というところで綺麗な声がした。
「へえ、君の気配遮断、レベル高いね。全然見えないや」
階下にいる女性と目が合う。切りそろえられた前髪が僅かに揺れる。両手をパーカーのポケットに入れて僕らを見上げて、面白いものをみつけたといわんばかりの表情で笑う。
「アンタ、覚醒者だろ。ここで何してる」
武藤さんが僕を庇うように前に立ち、言う。
「私はね、ここで質問をしているんだ」
ころりと笑って、首をかしげる。その仕草は愛らしい。
だけど
背筋が凍る。なにか、なにかよくない者と、出会った。そんな気がして、息を呑んだ。
「君は彼の騎士なのかな?」
女性が微笑む。何か禍々しいものを感じて、僕は武藤さんの背に触れる。
あと一歩踏み込めば、スキル封印が使える。けれど、そこに不吉さを感じる。
「そうだ。まぁ護衛だな。俺たちに敵対する気はないが、アンタは?」
「気配遮断して近づいて来て、敵対する気がないとはね。でも私にスキル使わなくて正解だよ」
涼しげに笑って囁く。その声は美しいのに禍々しく聞こえる。
「別に暗殺が目的じゃねえよ。アンタも夢現ダンジョンをクリアしたなら、モンスターよりスキル持った人間の方が怖いってのはわかるだろ。俺もこいつも殺されかけたんだ、警戒くらいはするだろ」
武藤さんの説明に、「そうね、それは怖いね」と笑いながら彼女は何も怖くなさそうな口ぶりで言う。
「そんなに警戒しなくていいよ? 私はいくつか質問をするだけ。正直に答えてくれれば大丈夫だからさ」
「俺はもう2つ答えた。アンタにも質問をしたい。人をスキルで殺した経験はあるか?」
武藤さんが問うと、彼女は笑う。全てを嘲るような壮絶な笑み。
――深くて暗い、空洞、みたいだ。
「君、私のレベル見えているんだろう? あるよ。あるとも。女と見れば襲い掛かる男もいたしね」
彼女は楽しげに答える。
「ああ、レベルは見えている。だから警戒をしているんだ。2つ目の質問だ、アンタは俺たちを殺す気か?」
会話は成立している。質問をされるならこちらも質問をする形に、武藤さんが誘導をしている。殺しあわずに済むのなら、それが一番いい。対話で解決が出来るのなら。
「それは私の質問の、君たちの答えによるね。これから3つ訊くから答えてね」
くるりとまわって、彼女が一歩、下がる。彼女が僕らを見上げて、1つ目の質問が飛んだ。
「君たちの名前は?」
僕たちは偽りなく答える。偽る必要はない質問だ。
「アンタの名前は?」
武藤さんが訊き返すと、彼女は笑う。
「好きに呼ぶといいよ。私には、名前がなくてね」
その声と表情に背筋が、粟立つ。
それが事実なのかどうなのかはわからない。けれど彼女の笑みの形をした目の奥には、深い絶望のような怒りのような強い感情が渦巻いているように見える。
今まで出会ったことのないタイプの人。ぞわりと怖気が立つ。
ダンジョンでは名前と現実の職業を偽ることは出来ない。それは夢現ダンジョンだけでなく、ゲートダンジョンでも変わらない。
だから、彼女には本当に名前がない。あるいはダンジョンルールにすら干渉出来るスキル能力ということになる。
その可能性のどちらも、僕の背筋を寒くさせる。
「2つ目の質問。君たちのダンジョンで得た、現在の職業は何?」
僕は武藤さんに正直に答えるように耳元で囁いた。
嘘は……彼女に嘘を吐くことが恐ろしい。それは、僕が嘘を吐くことが苦手だからではない。
知られるよりも、嘘を吐くほうが、ずっとよくないことが起きる気がする。
「俺は『剣聖』、こいつは『共有者』だ」
その答えに、彼女は「すごい。初耳の職業だ。レアだね」と言って彼女は楽しそうに口笛を吹く。
「アンタのダンジョンで得た、現在の職業は何だ?」
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