カラーメモリー『Re・MAKECOLAR』

たぬきち

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アカリとフシギなタマゴ編

13色 クー空を飛ぶ?(トレーニング編)

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 翌日、放課後校内のグラウンド

「というわけでだ『クーの巣立ち大作戦』を開始しようと思う」

 わたし達は先生にお願いをして、学校内のグラウンドの一部を借りていた。

「グラウンドの一部を借りたはいいけど『他の科』の人達の迷惑にならないかな?」

 クロロンが心配そうにいうと、フラウムはやさしい笑顔を向けて答える。

「何を云っておられますの緑風さんグラウンドは誰でも使っていいものですわ。 もし、「ここは自分達の縄張りだ」という低能な御方がみえればワタクシの《黄瀬流格闘術》でボコボコにして殺りますわ」
「かなり物騒だね……でも、暴力はあまり好きじゃないな」
「確かにそうですわね、でしたら、あまり使いたくありませんが黄瀬財閥の力を使って潰しますわ」
「根本的なことが変わってない気がするけど気のせいかな?」

 フラウムの言葉にクロロンは頬を掻きながら苦笑いをする。

「まあ、そこの暴力令嬢は無視して話を進めるが、今は視ての通り『他の科』も使っているからねあまり邪魔にならない様にしよう」

 あ、そうだ! さっきからいっている『他の科』っていうのはね、この魔導学校にはいくつかの『科』ってのがあって、魔法を使っていろいろなスポーツや球技の勉強や実践をする『スポーツ科』。
 機械をいじったりロボットを造ったりする『発明科』。
 魔法や魔術について深く難しく勉強しているのが『魔導科』。
 それで、わたしたちの通う科は魔導科と違って魔法の基本知識や普通の勉強をする『普通科』なんだ。他にもいろいろな科があるけど大体の人は自分の得意分野にあったところに行くんだ。だから普通科は人数が少なくてわたしを合わせても五人しかいないんだ。

「クーさんを飛ばすにしても、どうやって飛ばしますの? 魔法ですか? ぶん投げるんですの?」
「相変わらず考えが脳筋だね」
「なんですって?」
「ま、まあまあ、でも、「もうそろそろ飛ぶかも」って云ったのはぼくだけどクーくんって本当に鳥さんなのかな?」

 クロロンはすこし心配そうにいう。

「まあ、どっちにしろ試してみる価値はあるさ、それに、《しれん》っていうのがハッキリと分からない以上取り敢えずクーの『成長』って過程を見守るのもいいんじゃないかと思ってさ」
「さすがれいたくん! そこまで考えてたんだね!」
「メガネのメガネが機能してる」
「それはどっちを褒めているんだい?」

 レータはシアンに軽くツッコミながら「例のものはもってきたかい?」と聞く。 そして、シアンは「……ん」と返事をするとカバンから何かを取り出しレータに渡した。

「何それ?」
「これは魔力を使って飛ばせる凧さ」
「タコって赤くてニュルニュル動くアレ?」
「そっちじゃない」
「えっとね、タコっていうのは生き物のタコさんじゃなくて飛ばせるタコさんのことだよ」
「まあ、間違った説明ではないな」

 よくわかってないわたしにクロロンは丁寧に説明してくれる。

「えっと?どういうこと?」
「ピュル?」

 わたしとクーは首を傾げるとフラウムが補足説明をしてくれる。

「ワタクシも知識でしか知りませんが、古くから伝わる祭りや正月の風物詩で飛ばす歴史あるものですわ」
「なんだい? 筋肉貴族令嬢のキミのことだから、筋肉以外の一般知識はないものかと思っていたよ」
「あら? 貴方さえいなければ、ワタクシは学年一位の成績でしてよ? おほほ」
「あぁ、これは失礼した筋肉の量と暴力では僕に勝っても成績では勝てない足蹴り女だったね」
「面白いことをほざきやがるヒョロメガネですわね。 おーほっほっほ!」
「お褒めいただきどうも、ダァーハッハッハ!」

 不気味に笑い合う二人をみて、クロロンは慌てて話を切り替える。

「と、とにかく、最近はあまりみなくなっちゃったけど、ぼくも昔かーさんとオニーと一緒に飛ばしたことがあるよ」
「へーなんだか楽しそうだね」
「うん、でも、ぼくのやったことあるタコは普通のタコだけどこれって魔力を使って飛ばす?ってなにが違うのかな?」

 クロロンが聞くと、レータは睨み合うのをやめて説明に入る。

「ああ、それはこれに魔力を流して飛ばすんだよ」

 レータはタコの持ち手とそれに繋がっている糸を手に取った。

「この持ち手と糸は魔力が流れる仕組みになっていて、これに魔力を通すとそれに繋がっている凧が浮く仕組みになっているんだ。簡単にいうと僕達が魔法で体を浮かしたりホウキに乗って飛ぶのと同じ原理さ」
「へーすごいね」
「そんなのがあったんだね」
「まあ、厳密にはかなりお高いアイテムで金持ちやマニアしか買わないようなものでまず子供達はあまり触れることのない高級品だけどね」
「それをレータが買ったの?」
「まさか、君も知ってる身近な人にお願いして作ってもらったのさ」
「身近な人?」
「直接ではないけど彼女の弟にお願いしてのほうが正しいか」
「あっ!」

 わたしが答えに気づくとクロロンも気付いたという顔をした。

「シーニだね!」
「そう、こういうことはあの人は得意だろ」
「さすがアオイさん」
「始めはそこの財閥お嬢様の力で手に入れてもらおうと思ったけど、借りをつくりたくなくてね」
「別にその程度だったら借りにしないわよ」
「まあ、とりあえず話を戻そうか」

 そういうとレータはタコ本体を手に取り持ち手と糸をシアンに渡した。

「ミズキ、試しに一度飛ばしてみようと思うから魔力を流してくれないか」
「わかった」

 それを受け取ったシアンは魔力を流しはじめた。
 
 すると、持ち手から糸にその先のタコ本体に魔力が届くとタコを持っていたレータの手を離れて宙に浮きはじめた。

「自由に動かすことは出来るかい?」
「……ん……やってみる」

 すると、タコは円を描いたりジグザグと動いたりいろんな動きをはじめた。

「わぁすごい」
「確かにマニアが注目するのもわかるな実に興味深いね」
「みっくん楽しそうだね」
「真顔ですけど」

 わたしたちはそれをみて関心していた。

「なるほど、つまりこの魔力で自由に飛ばせる仕組みを利用してクーさんを飛ばすんですわね」

 だいだい理解したフラウムが話をまとめてくれる。

「そういうこと、普通の凧だと風や天候に左右されるし高く飛ばさないといけないだろ? これなら低い位置に飛ばすことも出来るし、クーからしたら本当に飛んでる感覚を感じさせることが出来るって訳さ」
「なるほど、まずは飛ぶっていう感覚を覚えさせるってことだね」
「さすがレータ頭いいね」

 レータはメガネをクイッと押し上げると「まあね」と得意げな顔をする。

「じゃあ、クーさっそくやってみようか」
「ピュルーン♪」

 シアンがタコを近くに寄せてくれて、その上にクーが飛び乗った。そして、しばらくクーを乗せて動かして特訓をしていた。

「……つかれた」

 ずっとタコに魔力を流していたシアンがいった。

「ミズキの魔力量で約15分ぐらいか」
「みっくんかわるよ」

 レータは時計を確認し、クロロンがシアンとかわった。

「えーすごい本当に自由に動かせるんだね」

 クロロンもシアンみたいにいろいろと動かしている。

「……その代わり結構つかれる」
「クロロンの次わたしがやりたい」
「ピュルーン♪」
「あの……」

 わたしたちが盛り上がっているとフラウムがすこし気まずそうに聞いてきた。

「どうしたの? フラウム」
「ワタクシはどうしたら宜しいでしょうか?」
「?」

 わたしはなんのことかと思ったけどクロロンがすぐにハッという顔をした。

「あ、そうかきのせさんって確か……」

 クロロンの言葉にわたしも気付いた。

「『魔力がない』ワタクシは何を手伝えば宜しいでしょうか?」

 そうフラウムは生まれつき『魔力がない』のだ。

 前にもいったようにこの世界では魔法が使えて『あたりまえ』で魔力量は人それぞれ違って『魔力が少ない』って人は珍しくないんだけど、フラウムは『魔力が一切ない』のだ。 そのせいで昔にお家とかいろんな所で苦労したみたいなんだ……

「あーそのことなら気にしなくてもいいよ」
「?」

 すると、レータがなにも問題ないといった感じで続ける。

「キミにはちゃんと仕事をお願いするつもりさ」
「仕事?」
「補助さ」 
「補助?」
「ああ、今日はその段階までいかないかも知れないけど、クーが慣れてきたら少し高さを上げるから、もし、クーが落ちてしまった時の為の補助さ」

 レータの考えがわかったのか、フラウムは眼を見開く。

「なるほど、もし落ちてしまったら、そこをワタクシが受け止めればいいんですわね」
「そういうこと、それに、何を今更そんなこと気にしているんだい?」

 レータは呆れたというが、そこにクロロンが言葉を続ける。

「さすがれいたくん、それにそこまで考えてあげてるなんてやっぱりれいたくんは優しいね」
「な!? 何を勘違いしてるんだい!? 僕はただ単にこの脳筋お嬢様が使えると思ったからで」
「またまた~」
「ツンデレメガネ」

 クロロンの言葉にレータは否定しているが、わたしもクロロンの云う通りだと思った。

 それを観ていたフラウムは少し嬉しそうにほほ笑むと
「解りましたわ、このワタクシに任せて下さい」と胸を張る。

 そこからは魔力の残っているわたしとレータの順にタコをまわしていった。

「ぜぇ……思っていた以上に疲れるね」

 レータの魔力が無くなったので、今日はここまでにすることにしてみんなでタコを片づける。

「このヒョロメガネいつまで倒れていますの? 踏みますわよ?」
「う……うりゅひゃい……キミには分からないだろうけど魔力を流すのも大変なんだぞ!」
「ワタクシは魔力が無くともそれを補う自慢のスタミナがありましてよ」

 レータの煽りをフラウムはどこ吹く風ぜかわす。

「ふん、例えるなら魔力を流している間はずっとランニングしているような感覚だぞ!」

 レータは息を切らしながら反論する。

「なら貴方10分も走れないんですのね」
「うぐ……」
「れいたくん……これ飲んで休んでていいよ」

 レータを心配したクロロンがレータに水を渡した。
 
「ああ、すまない」
「相変わらず緑風さんは優しいですわね」
 
 クロロンの行動にフラウムは「ふふっ」とやさしく笑う。

「ゼェゼエ……息が……息が……」
「くさいの?」
「キレてるんだよ」

 クロロンの言葉にレータは切れキレのツッコミをする。

「ワタクシなら1時間は余裕で走れてよ?」
「えー! きのせさんすごいね! ぼくは20分ちょっとが限界だったな」
「そういえば、緑風さんは4人の中では一番永く魔力を流していましたわね、大丈夫でしたか?」

 タコを飛ばしている時のことを思い出したのか、フラウムが問いかけるとクロロンは笑顔で返す。

「かなり疲れたけど最近やってることが役にたってよかったよ」
「何か始めたんですの?」
「うん、ぼく、もともと全然体力なかったんだけど最近すこしはしってて体力造りをがんばってるんだ」 

 クロロンの言葉にみんなの顔がすこし曇る。

「お体は大丈夫でして?」
「クウタ、ムリするな」
「右に同意」
「うんうんクロロン気を付けてね」

 わたしたちがこんなに心配するのは理由があるんだ。 

 クロロンは昔カラダが弱くてよく入退院をくり返していたみたいなんだ。 ここ数年は調子がいいみたいなんだけど、いつまた体調を崩してしまうかみんな心配しているんだ。
 特に幼馴染のシアンはなおのこと、いつも無表情だけどクロロンを一番心配している。

「みんな心配しすぎだよ~大丈夫、それにぼくのやっていることなんてきのせさんの努力に比べたら小さいものだよ」
「ピュルーン♪」

 クロロンは手をバタバタとさせて大丈夫だとアピールをする。
 その頭の上でクーもハネをパタパタとさせる。

「すみません、話はズレますが、やはり緑風さんの云う通りクーさんが大きくなっていますわね……」

 ふと、すこし異変に気付いたフラウムがいう。

「緑風さんの顔と同じ大きさになってません?」
「ホントだ!」

 フラウムにいわれ、わたしたちも気付いた。

「何でこんな違いに気付かなかったんだ?」

 レータが驚きを隠せずにいた。

「恐らくですが……可愛らしいお顔が二つもあるので、それに見惚れて気付けなかったんですわ……」
「えぇ!?」

 突然、カワイイといわれたクロロンはすこし恥ずかしそうに驚いた。

「ならしかたない」
「みっくん!?」
「うん、そうだね」
「いろのさんまで!?」

 わたしたちは口久に納得する。

 なぜなら……フラウムのいう通り、クロロンは赤ちゃんみたいな顔をしてカワイイのだ! そして、わたしは知っている……レータとフラウムが教室で居眠りをしているクロロンの寝顔をカメラで撮っていたことを……しかも、あの時はいつも仲の悪い二人が息ピッタリだったことを……
 
「やはり鳥類としての成長とは少し違うみたいだね」
「ちょーるいとしての?」
「確かに大きさもといサイズは成長しているけどクーの姿は成長してないだろ?」
「たしかに!」
「まあ、かといって今の僕達の知識じゃ何も解らないからね、調べてくれてるリュイさんの友人とやらの報告を待つとしようか」
「うん、そうだね」
「しかし、少し時間が経っていますが、どこまで解明出来たのかしら?」
「僕も詳しくは知らないけどわりと順調らしいよ……それに聞きたくてもあの鍵女がいるから会話もろくに出来ないからね」

 レータは一言吐き捨てる。

 えーとね、つまりこの会話をまとめるとね……レータは本当は隣町の学校に通えるんだけど、わたしがこの前あったスミレっていうちょっとコワイおんなのこに会いたくないからわざわざ隣町から通っていてね、クーのことをよく果物のおにいさんのところに報告っていうのかな? えーと、うん、お話にいってくれてるみたいなんだ。

「取り敢えず、今日の所はこれくらいにして僕はリュイさんに報告しに行くよ」
「いつもありがとね、れいたくん」
「僕が好きでやっていることだから別にいいよ」
「では、ワタクシも今日の所は失礼致しますわ」
「じゃあ、また明日ねバイバイ!」

 今日はみんなここでお別れすることになった。
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